
江戸の好奇心 花ひらく「科学」
池内了/集英社
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総合評価
(3件)3.5
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
江戸時代の「役に立つより大好き」に振り切ったアマチュアたちの科学を紹介(もちろん有名人も)。和算・博物誌・園芸・育種・技術という章立てになっている。第1章の和算を読むだけでも、江戸の人の興味関心の深さ・師弟関係やネットワークの濃さが伝わる。実績を上げる≒後世に名を残す名を残す残さないといった価値観も現代的なのだな~と思わされる。興味(数寄)にはただ没頭すればよいのだ。
1投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ江戸の科学 個人の趣味、調べて楽しむ 好奇心で動いていた当時の人を思うと、「楽しそうでいいな」(皮肉ではない)と思った。 自然で遊ぶのは楽しい。
0投稿日: 2024.06.26
powered by ブクログ小学歴史漫画の江戸時代の絵に振り袖のお嬢さん、丁稚坊や、職人さん、武士や町人がみんな算盤を持って和算の問題を解いている姿がありました。 ヨーロッパの数学は、一部の階級の男子がするものでした。 日本では江戸時代和算好きな農民は昼間働いて夜ワイワイ集まって問題を解いて、解けたら神社に算額を掲げてと。 江戸時代の人々は、なんて自由で好奇心にあふれていたんだろう! と感激しました。 小学生にこの素晴らしさが伝わると良いなあ~。 と思っていました。 すると、江戸の「科学」の本書が。 そこは池内了氏の真面目おかしいクスクスしながらへぇーと感心してと。 忘れては読み返しを繰り返して 楽しみたい本です。
2投稿日: 2023.11.12
