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地球の中心までトンネルを掘る
地球の中心までトンネルを掘る
ケヴィン・ウィルソン、芹澤恵/東京創元社
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総合評価

6件)
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    タイトルに惹かれて読み始めたんですが、全体的になんだかよく解りませんでした。 ただ、あとがきで津村記久子先生が絶賛しているように、おもしろさはあるんでしょうが・・・。でも、私には分かりませんでした。 読解力がないのか?海外の作品と合わないのか? そんなんかもしれませんね。

    4
    投稿日: 2024.10.15
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    「ちょっとヘンな人たち」って言葉で片づけてほしくないぐらい、魅力的な登場人物たちとストーリー 描かれる若者にどこか自分が重なったりする でもやさしさと諦めと少しの甘酸っぱさと毒、いろんな味がする一冊 どういう経緯でこの本を予約したのか覚えてないけど、図書館で借りたあとに購入した小説はひさしぶり このタイミングで出会えてよかった ゴー・ファイト・ウィン、替え玉が特に好き 翻訳された方の言葉のチョイスも好きやったから、別の作品も読みたい

    0
    投稿日: 2024.08.22
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    SF小説では、火星人が攻めてくるとか、タイムマシンが存在するとか、大きな嘘を1つついてもいいが、その先は、リアルにきっちり書かなくてはいけない。 この本はSFっていうのともちょっと違うけれど、不思議な職業や変わった施設や、特殊な体質の人物が現れる。あり得ないけどありそうな、その設定自体の絶妙なズレ具合感心しつつ読んでいくと、血湧き肉躍る展開や大きな波乱がおきるわけでもないけれど、ユーモラスで少し悲しくもあるデリケートな彼らの日々が示される。オチもなくカタルシスもないけれど、忘れ難い余韻が残る。細部もいちいちよい。 なんとなく居心地の悪い、座りの悪い毎日を生きる私たち、そのものなのだろう。

    0
    投稿日: 2024.05.24
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    11作の短編集。最後の話では、ハゲに悩む若者が主人公だったが、アメリカ人でもハゲに悩むのかと新鮮な驚き。ハゲは世界共通のお悩みか。 チアリーダーに仕方なく入っている少女の話も面白い。全然話した事がない同級生と、あるきっかけで急に距離が縮まる感じ(本命ではない)や、スポーツでの治安の悪さが、読んでいて面白かった。

    9
    投稿日: 2024.03.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんとも奇妙な短編集を味わった! 主人公が「代理祖母」だったり「スクラブルのQのパーツ集め」だったり「おもちゃの音入れ屋」だったり謎で奇妙でファンタジーな職業についていたりするのに、細部がリアルに書かれているので本当にそんな職業ありそうって思ってしまう。 主人公はみんなどこか陰の雰囲気を纏った人々で、言ってしまえば変わり者。でもみんな愛を抱えながら複雑に生きてる人々なので、奇妙なのに温かい。 「今は亡き姉ハンドブック」は淡々と「姉あるある」を単語ごと解説していっているのにえらく切ない。シスコンには全然萌えないけど、なんでだろう、この短編が一番頭から離れない。 走り去っていく姉の背中という存在しない記憶が生まれかけるほどです。

    2
    投稿日: 2023.10.09
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    十一編収録されている短編集。タイトルに惹かれて読んでみたけれど、表題作はもちろん、他の作品もとても魅力的で楽しかった。孤独や不安を抱えてる主人公が多く、他者との違いに悩んでいたりもするのだけれどそれを徐々に認め受け入れていく過程がいい。代理祖父母を派遣する会社で働く女性を描く「替え玉」、クイズ大会のチームメイトでモテない男子二人の魔が差した瞬間からの関係性を描く「モータルコンバット」、転校先の高校でチアリーディングを始めたペニーが12歳の男の子と交流を描く「ゴー・ファイト・ウィン」。この三編がとくに印象的で読み終わった後もたくさんの場面が残り続けている。

    0
    投稿日: 2023.10.09