
総合評価
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powered by ブクログ第一次世界大戦末期のルーマニアの戦記物だと思ったらミステリーだった。 登場人物の一人が別のシリーズの主人公だと読み終わったあとに知り、またやってしまったと思いつつ面白かったから良しとしよう。 単発で読んでも充分楽しめる内容だけどシリーズを読んでいればもっと楽しめたかも。 舞台は第一次世界大戦末期のルーマニア、 「やんごとなき一族」の古い屋敷で妹エマのために主人公リサは看護師として働くことになり次々と奇怪な事件に巻き込まれていく… ミステリーはあまり読み慣れていないのでトリックの善し悪しはあまり良く分からないけど、次々に起こる奇怪な事件や謎が気になりぐんぐん引き込まれ夢中で読んでしまいました。 事件や謎以外にも「やんごとなき一族」ならではの古い血のしがらみやルーマニアの伝承を絡ませながら物語が展開していくのもミステリアスな雰囲気が味わえておもしろかった。 タイトルの『すべてはエマのために』とあるが 結局は各々が大切な人を思っての行動と結果で 『すべては大切な人のために』という印象を受けた。 その背景には少なからず戦争の不条理さがあり、戦争によって人生も心も狂わされてしまったのだなと。 表紙の絵も寒寒しく怪しげで物語にピッタリ! ラストは悲しい結末に終わらず良かった。 「愛と献身のミステリー」面白かったのでシズカシリーズ読んでみようかな!
41投稿日: 2025.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第一次大戦末期のルーマニアのやんごとなき血筋の一族が住むお屋敷で起こるミステリー。タイトルにあるエマが主人公ではなく、姉のリサが主人公で進んでいく。使用人探偵シズカシリーズのシズカも出てきて、スピンオフ作品だったのかな?
0投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログこんな綺麗な題名と表紙と帯、買わざるを得ない。ポアロシリーズの映画を観ている時の気分に似てた。ただの雰囲気小説か呪系に逃げるかと思っていたため(ごめんなさい)、オチが思っていたよりしっかり作られていて驚いた。"愛と献身のミステリー"、素敵です。
0投稿日: 2024.11.16
powered by ブクログまさかのツユリシズカシリーズ。このシリーズ好きだわ。歴史的背景を絡めたミステリーが読みたい人におすすめのシリーズ。 第一次世界大戦〜終了時、ルーマニア・ブダペスト 戦時中のルーマニアを取り巻く情勢は厳しいものだった。その戦時下、姉妹は1人の兵隊に出会う。 物悲しさが漂うこの本。戦火の下、生きるに必死だった時代を思うと、戦乱の中この様な事があってもおかしくない様に思ってしまうのは想像しすぎだろうか?全てはエマ(大切な人や家族)のためにー。
3投稿日: 2024.08.15
powered by ブクログ「あなた 人を好きになったことがある?」 「……いいえ」 「だったら、理解できない」 戦争とは何か 人を殺すことと救うことは 両立するのだろうか カバーに書かれた言葉 【全ては彼女のために】 これが全ての答えなのだろう
4投稿日: 2024.08.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
表紙の雰囲気に惹かれて。 過去作を読まずに本作に手を出したせいでシズカさんがどんなキャラなのか全然把握しきれなかったし他の人達の人物像もふわっとした感じだったからあんまり感情移入することなく淡々と読み進めてしまったけどまぁ面白かった。 個人的には「すべてはネネのために」の方がタイトルしっくりくるかな?という印象を受けた。 でも視点を変えればネネのためだったりロイーダ家のためだったりエマのためだったり…各々が守りたいもののために行動した結果なんだなぁと… 最期ハッピーエンドで良かった。 過去作のシズカシリーズも読んでみたいな^^
0投稿日: 2024.06.06
powered by ブクログ舞台は戦時中のルーマニア そこにリサとエマという姉妹がおり、リサは看護師としてロイーダ家に雇われる事になる リサの他にシズカという医師も専属としてロイーダ家に雇われたとのこと 2人はロイーダ家に向かうが、そこでは奇妙な事件が待ち受ける 医師や看護師が不要な健康体の当主 リサと瓜二つの顔をもつ少女 奇妙な仮面をつけた死体 そして何か秘密をもつであろうロイーダ家の人達 使用人探偵シリーズの外伝的なものかな? 久しぶりにシズカに会えて嬉しかった 今回もシズカの推理っぷりはテンポ良くあっという間に読み終えた 戦争や歴史ある家ならではの苦悩や葛藤があるんだろう 戦争はありとあらゆるものを奪っていく それこそ人権すらも… 戦争なんてしなければいいのに
0投稿日: 2024.02.26
powered by ブクログ舞台は、第一次世界大戦後のルーマニア。 戦争中の歴史やルーマニアに詳しい人には、納得できる部分があるのかな? 私はあまりルーマニアという国について詳しくはなかったので、「へぇ こんな感じの国なんだ」と思いながら読みました。 舞台が戦後ということもあって、少し重い話のようにも感じる人もいると思いますが、戦争をドンっと強調するように持ってきては無かったので比較的読みやすかったです。 今回の話には、シズカさんが登場しますが、あれが本名なんですかね。意外な役割で出てきたので面白かったです。
0投稿日: 2023.10.30
powered by ブクログこれまで目にしたことがない異国の風景が目に浮かぶようで、それだけでも読んで良かったと思いました。表紙につられて買いましたが、読んだ後は一層、表紙が気に入りました。読み始める前はファンタジー物かなと勝手に思ってましたが、読み応えのあるミステリーで面白かったです。
13投稿日: 2023.10.04
powered by ブクログ死んでいく男たちは。 生きて帰ってくることはできない場所へ、家族を送り出すなんて周囲から何を言われようが絶対に嫌だろう。 亡くなったことに対して一人以外冷静でいられたのは、全ての真実を知っていたからだったのだろうな。
1投稿日: 2023.08.31
powered by ブクログ仮面をつけたまま殺されていく男たちと、その謎を解こうとする女たちのお話。最後の謎解き部分はちょっと消化不良かも…。
2投稿日: 2023.08.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本屋さんの新刊コーナーで表紙に惹かれ、即購入しました。こういう中世やそれより少しあとのヨーロッパ風のデザインやお話が結構好きで思わず... 序盤は、「この本、本当にミステリー?」という感じだったのですが、中盤から怒涛の展開でページをめくる手が止まらず、イッキ読みしました。 タイトルからなんだか湊かなえさんの『Nのために』に似てるのかな?と勝手に思っていたのですが、展開も少しではありますが、似たところがあるように私は感じました。 「すべてはロイーダ家のために」「すべては家族のために」「すべてはネネのために」、そして「すべてはエマのために」 みんながみんなそれぞれの大切なもののために動いた結果であり、事件の真相を聞いて尚、誰のことも責める気持ちにはなれませんでした。 「とても人間的な愛と献身_戦争で人を殺さないために、人を殺した」(本文より) この本では、ミステリーと同時進行で、戦争の悲惨さなども書かれており、そのシーンたちも心に響きました。
7投稿日: 2023.07.16
powered by ブクログ巻末の惹句では少し分かりづらいが、王道のお館もの。一家の男たちが次々と何故か仮面を付けて殺されていく。謎自体は魅力的なのだが、解決の方は少し無理があるか。目的に対して手段があまりにも極端すぎるような。月原氏の愛読者には嬉しいサプライズ付き。
1投稿日: 2023.07.13
powered by ブクログ文庫の新刊コーナーで見つけて、タイトルに惹かれた、の一点張りで購入しました。 タイトルにある、エマ(妹)とリサ(姉)のふたりの視点から物語がはじまり、途中でもうひとりネネという人物の視点でも語られるようになります。 ほとんどはリサとネネの視点(8:2でほぼリサ)で話が進み、「…え?エマは???」となりますが(笑)、最後まで読むと府に落ちます
0投稿日: 2023.07.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回はしずかさんの出番がないかと思ったら、医師で登場ですかい! 場所はルーマニア。妹のエマのためにある一族の当初の看護師となったリサ。 そこで当主が亡くなったことから連続殺人が起り……。 今回も面白かったです。しかし、しずかさんは何者なのだろうか?
17投稿日: 2023.07.03
