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不便ですてきな江戸の町 (1)
不便ですてきな江戸の町 (1)
はしもとみつお、永井義男/リイド社
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    主人公、島辺の叔母宅のトイレが小地震のタイミングで江戸時代の祠に繋がった。 歴史学者の会沢を巻き込み、入念に準備を整え、江戸時代に旅立つ。 歴史学者は蘭学医、主人公はその弟子と言う設定を装う。 割と医者としての振る舞いに粗相はなく、武家の知り合いもできる。 最初は旅籠に逗留し、長屋に腰を落ち着ける。 長屋住まいも良好。 もうちょっと棒手振りとのやり取りがあっても良かったかも。 主人公は柔道で鍛えてただけあってそこそこ荒事に強いが、流石に刃物出されたり囲まれたりすると逃げるか助けが必要。 江戸時代は性病だらけゆえに致すならコンドーム必須と出されるが、相手の女性は見たこともない珍妙な袋を逸物に被せて致そうとするとどう反応するのだろう。 現代から持ち込んだ薬と簡単な知識で蘭方医を装っているが、薬が切れたら取りに戻るのか、本草学の知識でもあるのか。

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    投稿日: 2023.08.07