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万事快調〈オール・グリーンズ〉
万事快調〈オール・グリーンズ〉
波木銅/文藝春秋
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総合評価

65件)
3.5
7
24
22
4
3
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    このレビューはネタバレを含みます。

    淡々と起伏がないまま物語が進み、「ここで終わり?」と思うような最後であった。 家庭がうまく行っておらず、学校でも居場所のなかった朴が、ラップを通じて仲間ができる。しかし、憧れていた存在から酷い目にあい、転んでもただでは起きない精神で大麻の種を入手して販売する。そこには、新たな人生を手に入れたいと願う高校生の仲間が加わる。 最初的には、大麻の入手元の男と乱闘になり、学校中に大麻が蔓延し、乱闘シーンに仲間たちが駆けつけて物語が終わる。 この物語のメッセージは、人間誰もが、自分を救ってくれる存在があり、例えばラップや映画、漫画など。それらをうまく人生に取り込めたら良いが、一歩間違えると闇に染まる事にもなる。そんなふうにラストの解説には書かれていた。 なんだか深い作品にも思えなくは無いが、物語が淡々と進むため、イマイチ感情移入ができず、登場人物にもあまり魅力を感じられなかった。視点がコロコロ変わるため、前半の方は読んでいて話がよく分からなくなるシーンもあった。

    0
    投稿日: 2026.02.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    朴が美流紅とひょんなきっかけから つるむようになるシーン そして、もともとお互い仲が良いとは思っていないが、カーストが低い同士で絡んでいた岩隈と朴 関係性の移り変わりにリアリティを感じた。 また、ルサンチマン、クリシェ、ディストピアなど 現代文の授業を思い出した。

    0
    投稿日: 2026.02.01
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    個人的には、中盤までなかなか思うように読み進められずスローペース作品だったけど、終盤にかけて逆にどう進んでどんな結末になるか気になる作品だった。 とにかくぶっ飛びすぎてる作品! 自分とは違う世界線のお話で、小説だからこそ楽しめる感じだった。 普段読む作品とは違う感じだったけど、ハマる人にはハマる作品なのかなと!

    0
    投稿日: 2026.02.01
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    話題になっていた本。気になったので読んでみた。 田舎の底辺高校に通う主人公が友人たちと大麻を育て売り捌き、お金を稼ごうとするお話。 主人公が高校生ということもあり青春を感じる箇所もあり懐かしかった。田舎だとお金を稼ぐ手段が限られるからすごい所に目を付けたなと驚いたしビジネスとして確立させていく所も興味深かった。オールグリーンズのメンバーには幸せになってほしい。

    0
    投稿日: 2026.01.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画が凄くよかったので買って読んだ。 映画の原作となると、大体同じようなストーリーになるのかなと思ってたけど、このシーン映画で観た!という場面はところどころにあっても観てないシーンの方が割合多かったように感じた。 同じ作品を違った角度で2回楽しめて幸せ。 小説版は秀美の家族の描かれ方がちょっと違くて、お父さんがどうしようもない暴力男ってよりは話せば分かる昭和の乱暴親父という感じだった。 そして弟が父親にやられっぱなしの弱気な人ではなかったことが驚き。 いじめられっ子でも、砂糖を家で匿ったりいじめっ子にやり返したりする行動が出来るのは度胸があるんじゃないかな。 そこがとても面白かった。 映画と違うところを挙げるとキリがないけど、この小説をああいう形で映像にしたんだと、どちらの作品も見たからこそ出来る楽しみがあって感心しながら読めた。 映画よりだいぶ過激で面白かった。 どちらも見ることをお勧めしたい。

    0
    投稿日: 2026.01.29
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    ドス黒い爽やか青春物語。 好みは分かれそうだけど個人的には刺さった。 様々な映画や音楽、小説に触れながら進むアングラ学園ストーリーは非常に興味深く楽しむことができた。 ラストを踏まえ、彼女たちがどのような人生を今後歩んでいくのか続きが気になった。

    0
    投稿日: 2026.01.20
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    ラブ上等さながらのヤンキー文化と思春期サブカルこじらせがないまぜになってキマるとんでもない作品だった。 サイケで悪趣味な卒業式、キングスマン2の終わりみたい。

    0
    投稿日: 2026.01.18
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    無意識に青春といったらキラキラしてて〜って想像するけどけ、そうじゃないよね、こういう悪い?青春もあるよねって気付かされた本だった。 内容が内容だから万人には進められないけど、面白かった。一風違った刺激的な青春を味わいたい人にはぜひ(笑)

    0
    投稿日: 2026.01.18
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    気になってた作品。上映開始直前に読了。 なにも期待できない、将来性を感じない田舎とおさらばするため麻薬を栽培して売りさばく。あらすじは最高すぎる。 結構どす黒い話かと思ったけど活劇的な流れで進んでいき後半は疾走感溢れる感じで好き。 文章は癖があるなと感じる部分が多かったけどわくわくする展開も多く楽しめた。 最後はこう終わるのか!って感じでだったけどこれはこれで物語をの終わりを見せられたのかも。

    8
    投稿日: 2026.01.15
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    面白かった〜。疾走感と爽快感で読み終えた後は気持ち良い。作中にヒップホップ音楽や小説、映画、漫画などあらゆる作品が出てくるので著者の守備範囲が広くてすごいなぁ。茨城の田舎の村で、それぞれに鬱屈としたものを抱えて村を出ていきたいと考えている女子高生3人が、ひょんなことからチームとなって大麻栽培・販売を始めるのだけど、その過程でいろんな人との出会いや交流があって、ほんの少しずつだけど彼女たちにとっても良い記憶として残るであろう瞬間が生まれていて良かった。女子高生たちの会話にクスッと笑えるところもあったり、面白い文体だと思った。他の作品も読んでみたい。

    4
    投稿日: 2026.01.15
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    啓光図書室の貸出状況が確認できます 図書館OPACへ⇒https://opac.lib.setsunan.ac.jp/iwjs0021op2/BB50326865 他校地の本の取り寄せも可能です

    0
    投稿日: 2026.01.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    定員割れしてるのに文化レベルがやけに高い学校 映画、音楽、文学とどの分野の話をしても誰かが拾ってくれるの異常過ぎ もっとアイドルとかの話とかしろ 陸部の先輩もかなり映画詳しいやろ ラスト最高 主人公が破滅エンドしかないとは思ってたけど、気持ちよく壊れたので清々しい どう考えても園芸同好会は逃げられないと思うけど頑張ってくれ 伏線っぽい話は結構あったが全然絡んで来ないんかい

    1
    投稿日: 2026.01.09
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    サブカル満載だが、それほど重要なわけでもなく、爽快な伏線でもなく、登場した本や楽曲に触れてみたいと思えなかった。 内容もこの後の方が気になる。

    0
    投稿日: 2026.01.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『万事快調』は、物語の奇抜さ以上に、閉塞した地方・底辺高校の空気感をここまで生々しく、しかも誇張せずに描き切った点が強く心に残る作品だと感じました。 地方にある進学校でも名門でもない高校。そこには将来への展望が最初から用意されていない空気が漂い、努力や希望という言葉さえどこか空虚に響いてしまう現実がある。生徒たちは夢を語らないのではなく、語る前に諦めることを覚えてしまっている。その感覚が、主人公たちの言葉遣いや行動、学校という閉じた空間の描写から、じわじわと伝わってくる。 特筆すべきは、この閉塞感が単なる「不幸」や「被害者意識」として描かれていない点。何も起こらない日常、報われない努力、どうにもならない環境──そうした現実の中で、それでも何かを掴もうとする衝動や、くだらないことに全力を注いでしまう若さが、強いリアリティをもって描かれている。その姿は滑稽でありながら、同時に切実で、読む側の胸を静かに締めつける。 閉塞した場所にいるからこそ生まれる歪んだエネルギーや、逃げ場のなさが生む極端な選択。その一つひとつが、作り物ではなく「実際にそこにいる人間の感情」として立ち上がってくるのが、本作の凄み。地方や学校という枠組みを超えて、息苦しさの中で青春を過ごしたすべての人に通じる感触が、確かにここにはある。 『万事快調』は、明るく救いのある物語ではない。しかし、閉塞した現実を真正面から見据え、その中で生きる若者たちの熱と衝動を描き切った点で、非常に誠実で重厚な青春小説だと言える。読後には、あの息苦しい空気ごと、忘れがたい余韻が残る。 第28回松本清張賞

    2
    投稿日: 2026.01.07
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    最近注目している出口夏希が帯になっていたので手に取ってみた。 テンポがすごくいい。話がダレることなく、どんどん先が読みたくなる。 朴、岩隈、矢口のそれぞれが停滞感というか悲壮感のある生活を送っているが、著者のユーモアのおかげでそこまで暗くならず、読んでてニヤリとさせられる。それぞれが音楽、映画、漫画のサブカル趣味を持っているのもキャラが立っていて面白い。 内容的には部活や友情といったいわゆる高校生の青春物語と呼ばれるものではないが、鬱屈した高校生がそこから打破しようとする様は読んでいて爽快であり青春感があった。

    1
    投稿日: 2025.12.29
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    おもしろかったです。 めちゃ読みやすかったです。 いろんな本や映画や漫画が引用されていたので見たくなりました。 野暮かもしれませんが、ちょっと御都合主義的なものを感じました。でも話の展開が面白く楽しく読めました。 ラストが良かったです。

    13
    投稿日: 2025.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人間は、育った環境によって成る。成ったその姿が醜いなら、育った環境ごとぶっ壊せばいいだけだ。 それぞれが生きづらさを抱えている田舎の底辺工業高校の女子3人が、この世界から抜け出すために、高校の屋上で大麻栽培を始める。そこにあるものはとてつもなく濁った青春だ。 音楽、映画、漫画などのカルチャーにどっぷりと浸かった本作は、まるで往年のカルト的人気を博す映画の如く、読者の脳天をガッシリ掴んで離してはくれない。 ラストシーンは衝撃もので、「旅立ちの日に」が流れるなか、学校の屋上で燃え盛る大麻と、それをバックにマチェーテを持った主人公の朴と、鉄パイプを持った因縁の男、佐藤が血まみれで対峙するシーンはその光景があまりにも、あまりにも鮮明に浮かんできて、来年やる映画を必ず見ようと心に決めさせるには十分すぎた。

    1
    投稿日: 2025.11.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こういう終わり方かー 何か偶然が起きて丸く収まるのかと思って読んでいた。「マトモなところには辿り着けない。それでも、まぁ、いいか」で終わるんだ。それが印象的。 話の舞台が家の近くだし、映画や本の引用がたくさん出てきて、その都度調べた。そこで時間使ってしまった。

    1
    投稿日: 2025.11.15
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     すごくよかった。ポップな作品で読みやすかった。サブカルチャーを知っているからこそ楽しめた部分も大いにあると思った。彼らに会って話したら、一笑に付されそうなくらいの知識しか持ち合わせていないのだけど。  やっていること、彼らの若さ故の思考回路、複雑な家庭環境や学校生活への諦念。書こうと思えばいくらでもグロくなりそうなのに終始ポップなのは書き手の上手さが際立つなぁと感心さえした。  色んな人間の思惑や思考が絡み合うけど、それが心地良い。とても良い群青小説に出会ったなぁと。    映画化するそうだけど、小奇麗な女優さん達がどこまでぶっ飛んだ演技するのかを今から楽しみに待っていたい。

    9
    投稿日: 2025.11.08
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    ラップや漫画、映画から大量に引用されており、サブカル好きにはハマりそう。「大麻を作り、それを売り捌く高校生たち」と内容は滅茶苦茶なのだが、他作とは一線を画す尖り方が最高にヒップホップだった。

    0
    投稿日: 2025.10.24
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    終始ドラッグで見た夢みたいな話だった 現実にはやばいことばかり起きてるのに、やばそうに書いてないのが不気味。でもなぜかポップな雰囲気。それが一層怖い

    0
    投稿日: 2025.10.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    捻くれている自分には朴秀美、岩隈真子らの思考や発言には共感を覚えた。彼女らの冗談や脳を少ししか使っていないであろうクソみたいな会話も声を出して笑えたほど。加えて映画好きの自分にとっては矢口美流紅の感性や例えがどハマり。読み進めるのがとても楽しく、寝不足を我慢して読了。 姉と弟の関係性にも一つの兄弟愛のあり方を見せられ少しホッコリとした。性格の変わった弟、彼によって変わった暴力的な父親。高校生の娘にお金の束を差し出されたことで急に正気に戻った母親。朴秀美、矢口美流紅、岩隈真子とその家族に焦点を当てた物語も深掘りして知りたくなる作品。おもしろかった。

    0
    投稿日: 2025.10.08
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    店頭で目について 舞城王太郎や金城一紀を初めて読んだ時を思い出した ポップ(?)な文体と破天荒な日常がマッチして楽しい ストーリーや展開に注文をつけるのも違う気がする どこまで原作に沿った映画になるんだろうか。。。

    1
    投稿日: 2025.09.30
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    内容が怖くて飛ばしながら読んだ。 青春というにはな内容だけど自分がそうならないと思えるのは環境のせいなんやろな

    0
    投稿日: 2025.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    選択肢が出るとパラレルワールドのことを考えてしまう。突き詰めると国語の文章問題テストの4択問題は嫌い。作者の気持ちが分からないのに回答1つで最悪合否が決まる時がある。その正解がないバージョンで普段でも至る所に選択肢が出てくる。点滅してる横断歩道を渡るか否か。渡った選択肢を選んだ自分は今幸せですか? 犯罪を除いて選択肢の結果に正解はないと思う。ただ選択肢の数は環境によって違う。多くの選択肢を持てる人もいれば少ない人もいる。ただその中から1つ選ばないといけないことは共通してる。その結果で大きく人生が変わることもあるけど、不正解では決してない。ただ、正解にしていくしかない。何しても、どうやっても。自分で決めたルートだから。

    0
    投稿日: 2025.08.30
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    面白くないとは言えないけれど、読む人を選ぶ作品。 前半でサブカルについて軽く触れられるシーンがあるのだけれど、 『時計じかけのオレンジ』 『現金に体を張れ』 『アンチクライスト』 『隣の家の少女』 『ブルーベルベット』等々‥ このラインナップに嫌悪感を抱いた人は引き返した方が良いかもしれない。ここで明らかに篩にかけてきているなと感じた。 倫理観の欠けた登場人物たちの暴力、性加害、未成年飲酒や喫煙、大麻売買と犯罪のオンパレード。片田舎に押し込められた若者達の鬱屈が暴走しまくっている。 疾走感がある。やられる人間も所詮悪人なので、爽快感もある。 だけど暫くはこの手の小説は遠慮したいと思えるぐらい、良くも悪くも心乱れた作品だった。

    3
    投稿日: 2025.08.07
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     なんというか倫理観とか正しさとかそういうものが全然なくて、欲と本能に忠実な人間の世界だなと思った。  野生動物の生き様を見ているような気分だった。自分の住む世界とは次元が違いすぎて圧倒されるあの感覚に近い。

    2
    投稿日: 2025.07.08
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    作者も含め、みんなぶっ飛んでて爽快☆ 女子高生が学校の屋上で大麻を育てる話!! に至るまでも面白い!! 言葉のチョイスが抜群でノリがドストライク! 頭の中でスムーズに映像化されるのが快感だった。 (※7/30追記:2026年に映画化決定☆) おばあちゃんの下り面白かったなぁ〜笑 人生で味わうことのない世界を垣間見れる1冊。 20歳の大学生に一気読みでしたッ!と オススメされた松本清張賞受賞作。 アラフォーでも楽しめたので とりあえず読んでみて♬

    21
    投稿日: 2025.07.07
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    工業高校に通う女子高生がひょんなことから大麻を育てる物語 恋愛なし青春ものは面白いとされている(私見)思ったよりエンタメに振り切ってたし、渋すぎる音楽や映画が多く出てきてなんとなくしか分かんなかった 行いを経て見つめ直すや悔いを改めるような話でもなく、特にオチもなければ物語は突然終わりを迎える…そんな感じ ちょっと引いてしまう要素もあったけどエンタメの面では笑えるところもあったし、台詞の勢いもあって読みやすかった 特に村上春樹が登場してきたところは笑ったし、次いでエモいかもしれないとなってるシーンでは全然エモないやろとツッコミたくなたw 好きなフレーズ引用 漂白された青春のステレオタイプだから 全部嘘っぱちだよ 私たちの人生ってそんなブックオフで百円で買えるような物語じゃないから

    18
    投稿日: 2025.04.09
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    「私たちの人生ってそんな、ブックオフで百円で買えるような物語じゃないから」 茨城の底辺工業高校に通う女子高生の朴、矢口、岩隈。彼女たちは、今の生活に不満を抱えながらそれぞれ過ごしていた。 ある日朴が大麻の種を手に入れたことにより、3人で学校の屋上で大麻を育てることになりーー SNSの紹介を見て気になり、図書館で借りた本。 普段読まないタイプの内容と文体で、最初はスローペースでしたが、1/3を読み終えたくらいで面白くなってきます! 登場人物がなかなかにぶっとんでいて痛快! サブカル系の話が出てきたので、その辺に詳しい人だったらより楽しめると思います。 3人とも、何か変わるきっかけを探していたんだろうな。自分とは無縁の世界だけど、青春って感じ。

    12
    投稿日: 2025.03.27
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    最近若者の物語をよく読んでいるな。別に意識しているわけでないが、何かで取り上げられていたのを思い出し、手に取ってみた。 タバコ、酒何でもありの底辺高校を舞台にした、破滅的な展開。若者言葉も多数飛び交うがそれは置いといても面白い。 何となく伊坂幸太郎さんの作品に近しいようにも感じるが、もっと身近な犯罪臭。 自分らの頃に比べて目立つ悪さはないけど質が深い悪さを感じた。 無理やりな所もある気はしたが、やはり明るい未来はないな。まとめ方も破茶滅茶だったが後味は悪くない。何故か爽やか。 特に残るものも感じなかったが、スラスラ読めて楽しめた。 裸の男子学生を運ぶシーンは爆笑。

    16
    投稿日: 2025.03.25
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    いやぁ〜、面白かった!ほぼ一気読みです。 工業高校に通う3人の女子。朴、岩隈、矢口が主人公であり、彼女らはそれぞれ音楽、文学、映画のそれぞれの分野でのサブカル女子なのである。この時点でワクワク確定!現役大学生のデビュー作ということで今後の作品も楽しみ。悪意に満ちた世界で、若者の鬱屈した感情が爆発。気づけば事態は取り返しのつかない状況へ。新時代の傑作青春小説。

    16
    投稿日: 2025.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    青春に内包された狂気を味わえる作品だった。 それぞれが持つ目標に向かって突き進む、狂気的なまでの推進力が見ていて清々しかった。 前半部分で、田舎で過ごす女子高生の閉鎖的な日々を見せられていたため、大麻を手にれてからの行動ひとつひとつが開放感に溢れていて気持ちよかった。最後はその開放感のまま、ビニールハウスの爆発と、大麻でブリった人達が大騒ぎするという、スーパーカオスな感じで終わったのも良かった。読後感が映画の「ジョーカー」を見終わった時に少し似ていると思った。というか朴秀美の弟は、家族がいるという点で孤独では無いが、ほぼジョーカーだと思った。ジョーカーの続編のように、オールグリーンズのメンバーや弟が罪を償わされる未来が待っているのかなと思うと少し悲しくなった。 作中ずっと出てくる、映画や本などのカルチャーに関してはほぼ分からないものばかりだったので、これらの知識があればもっと楽しめるのだろうなと思った。

    2
    投稿日: 2025.01.12
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    へー面白い。ファスト風土とサブカル女子高生とマリファナ栽培ってめっちゃ情報量多くて無駄にも思える設定が細かくてでもなんかリアル。バカ高校の女子たちにしては色々サブカルへの造詣が深すぎるなと思うし、自己分析が的確すぎて老成しすぎだろと思うけど、なんとも憎めない登場人物たちが魅力的だった。台詞回しもめちゃくちゃ上手くてギリギリコミカルですごく良かった。なんか色々破滅的なんだけど、まあ万事快調でいいかって思えるようなあっけらかんとした前向きさが好印象の青春小説だった。でもラストめちゃくちゃにカオスでこの後どーなるんだよw

    1
    投稿日: 2025.01.09
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    24/12/29 この口調の女子ダメなんだよな、を乗り越えて読めるだけの面白さはあるけど、やっぱ、主人公陣が無理!

    1
    投稿日: 2024.12.29
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    麻薬栽培に手を染め始める女子高生たちを描いた青春クライムノベル。青さと爆発力を兼ね備えたなんとも愉快痛快な物語だった。 主人公の女子高生・朴秀美の日常は、万事快調(オールグリーンズ)というタイトルとは似ても似つかない黄色信号だ。 男女比9:1の底辺高校の工業科に在籍し、クラスのカーストは中の下。弟はいじめられ不登校になり、両親は食卓においてマナーがとても悪い。唯一祖母とは打ち解けてはいるものの、言わずもがな家族との関係は良好とはいえない。 朴と行動を共にするようになる同クラスの女子・岩隈真子と矢口美流紅も、それぞれがコンプレックスや異常な家庭環境を抱えている。 女子高生たちの等身大な悩みに、読者はきっとどこら辺が万事快調なんだよ…と苦笑いを溢してしまうことだろう。 吐き気を催すような悪役こそ登場すれど、この物語には活躍目覚ましいヒーローは存在しない。だが、恐れを知らない女子高生たちの破天荒な行動によって、本作は壮大なまでに「ぶっ飛んだ」展開を見せていき、読者をこれでもかと爽快な気持ちにさせてくれる。 随所で発生する事件も、一般的な小説であればそれひとつで物語の核を作れるようなものばかり。しかし、朴らの常識に囚われないイカれっぷりにかかれば、自身が受けた性暴力や身内の死だろうが躍進の起爆剤になってしまうのだ。 そして物語のラストは、B級映画も真っ青のぶっ飛び具合。なんなんだこれは…私は何を見せられているんだ…? ラリっちまったのは読者だったのか…? また、本作では田舎に住む女子高生たちが麻薬栽培という非日常に飛び込んでいくまでの様子を丁寧に描写しているのだが、それぞれの視点が切り替わる瞬間が妙にシームレスな部分に驚いた。 この鮮やかな語り手間のスイッチングはクセの強い登場人物たちへの感情移入を上手く誘導させており、ストレスなく読み進められる大きなポイントだと考える。 惜しいなと思ったのは文芸や少女漫画、特に映画の引用が多かったこと。これは作品の問題というよりは私の知識不足が起因しているのだが、使われる元ネタを知っていれば、作品をより楽しめたと思う。

    43
    投稿日: 2024.12.23
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    茨城の田舎の底辺女子高校生3人が学校の屋上で大麻を育てる話 設定的にありえないけどそこがおもしろかった 著者が1999年生まれで自分と同い年だったのがびっくりした 結構人の行動を本とか映画のワンシーンで例えてることが多くて、そういう方面で博識な人なんだろうな〜 分かる人には分かるんだろうけどそういうのに疎いから分かったらもっと楽しいんだろうな あと結構茨城の閉塞感みたいな感じで書いてるけど書いてる張本人が茨城出身だった 地元好きじゃないのかな? 結構エグいかんじの描写とかもあってもし映画化されたとしても絶対見れんなあと思ったけどキャスト誰にするんだろな、そこは気になる 2023.01.21

    2
    投稿日: 2024.12.16
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    DOPEな青春!矢口の振り切ったキャラクターいいな 序盤はゆったりしていたけど、次第にヒートアップ まさかのオチで最後まで楽しく一気に読めた! 著者は絶対にやったことがあると思うんだ()

    1
    投稿日: 2024.12.01
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    すごい。なんだこれ。気がついたら読み終わってた。文章がかっこいいな。3人の性格とかが読んでくうちに見えてきて、気づいたらこの話の中に引きずり込まれてく感じ。映画とか小説とか、曲のタイトルがいっぱい出てきて、知らないものがほとんどだったけど、そういうのいいなって思う。ラストまでずっとドキドキしながら本を読んでいた。

    2
    投稿日: 2024.11.19
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    ど田舎の底辺高校に通う女子高生3人が学校の屋上で大麻を栽培し売り捌くことで金儲けを画策する。 主人公の朴をはじめとする登場人物のキャラが立っていて、彼らのの小気味好いやりとりが楽しい。 話も非常にテンポよく進み、なんだか不思議なエネルギーがあって一気読み。確かに荒唐無稽といえば荒唐無稽で現実味が薄いところもあるけれど、この作品の雰囲気に呑まれて全然気にならなかった。 学生たちの怖いもの知らずで突き進んでいくようなところがなんとも痛快で、いいぞもっとやれと読んでいるこちらまでテンションが上がってくる。本当にハイな気分になれた。 自分も学校のベランダでトマトでも育ててみようかな…。

    7
    投稿日: 2024.11.17
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    ほんタメの紹介で読んだ。 思春期特有の自分達だけ世界や、怖いもの知らずなところがとても眩しかった。 この「万事快調」精神を少し分けてもらいたくなると同時にパワーを貰えた。

    2
    投稿日: 2024.10.17
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    言葉には出さない、妄想や周囲への愚痴みたいな部分が妙に細かくてリアルで、ねちっこくて面白い。 基本的にひねくれ者の集まりで、卑屈で屁理屈。ただ、高校生なんて皆そんなもんだったよね。 日常会話で出てくる大喜利のセンスが絶妙。 初恋の相手を聞かれ、ヒトカゲ。 部活の教師に、お前はドライアイスの様な存在だ。 時に冷たく、時に熱く、周りを腐らせない。 褒めてる様でドライアイス例えは大分ヤバいが、 けむたくて、毒性があって、処分に困るということね。という潔い理解にワロタw

    2
    投稿日: 2024.09.16
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    YouTube「ほんタメ」で紹介されていた一冊。 書店で見つけて手に取りました。 茨城のクソ田舎の底辺高校に通う朴。 彼女がある出来事から大麻の種を手に入れて栽培し販売する…高校生の危うさと思い切りの良さで、最後まで読まされました。 登場する友人も知人も巻き込み巻き込まれて、 最後はもうとんでもない世界観というかスケールでした、私の中では。 親にも期待できないし、閉塞感のある環境のなか、 朴が暴れまわる姿に清々しさを感じてしまう。 テーマからどうしたって結末はそう良いものではないことや、都合よくいかないことはわかっているんだけど、読まずにはいられず。 私も「オールグリーンズ!万事快調!」と一緒に叫びたくなる一冊でした。

    14
    投稿日: 2024.08.16
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    ラスト数ページの疾走感が心地よかった。 軽いノリで大麻栽培始めちゃうのにヒップホップを感じる。 半分以降から面白くなる。

    3
    投稿日: 2024.08.13
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    書店のポップと帯に惹かれて買ってみたが、思ったよりちゃんとした青春小説だった。 ただ、結末はとんでもない。

    2
    投稿日: 2024.08.01
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    とにかく何もかも狂った物語 自分が生きてきた世界とはあまりにも違うから、どれだけ現実の文化が混ぜ込まれていても、どれだけ高校生の会話がそれっぽくても現実のものとは思えない。 それでも実際にこれに近い形で生きてる人たちは存在するんだなと思うと、まだまだ自分は知らないことがいっぱいだし、それを知れる読書体験はすごい。 たくさんの映画、音楽、文学、漫画をなぞってるみたいだから、詳しかったらもっと楽しめたかもしれない。 いつも読まないジャンルの本として面白かった。

    2
    投稿日: 2024.07.06
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    パワフルな疾走感のある青春クライムノベル。サブカルからメインカルチャーまでてんこ盛りなので知ってたら楽しいし、こんな時期あったなって恥ずかしさもあったりしてしっかりむず痒くなりながら楽しめた。現実最悪全部ぶち壊してぇ!みたいな気分の時に読みたくなる爽快感。

    2
    投稿日: 2024.07.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ※結構辛口です これはどんな人をターゲットにした本なのか…と読み終わってすぐに思いました。 物語で起こる出来事は未熟な高校生達の非行であり得ないような日常。次から次へと例えとして出される本、映画、音楽の知識達。例えとして出されていた物達のジャンルに疎い私は、あまりその描写に馴染めないままラストまで読んでいました。この知識を持ち合わせた方は、このストーリーで満足するのかな…とシンプルに疑問に思いました。 個人的にはすっごくハラハラすることもなく、爽快感を覚えることもなく、書店のポップに書かれていた日常にうんざりしているあなた!みたい人にはさらにモヤモヤさせるのでは?と思うほどでした。 この本の面白さはちょっと私には分からず、残念です。

    1
    投稿日: 2024.07.01
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    非現実的なフィクション、エンタメとして楽しめたら良かったんだけど、どうにも……… どんなことが起きても"まあなんとかなるっしょ"というスタンスでいられる女子高生達がかっこよくもあるんだけど、 よく言われている爽快感みたいなものまでは感じられなかった。 シニカルな雰囲気や、カルチャーへの造詣みたいな所はオシャレでよかったです。 ただ、どんな事情があったとしても、動物が可哀想な目に逢うものがどうしても苦手。 どんな些細な描写だったとしても。 いちいち事前に調べて読まないから仕方ないんだけど、どうしても頭にその部分が残って剥がれなくてキツい。 こうなると楽しかったという感想が出てこなくなってしまう。 本質的な作品の評価には関係のないところかもしれないけど、正直な気持ちを残しておきます。

    1
    投稿日: 2024.06.28
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    高校生がマリファナを栽培する物語ってだけでぶっ飛んだ設定ですね〜! ただ内容自体はぶっ飛びきれておらず、もっと振り切って描いて欲しかった・・・。 マリファナ要素を少し取り入れた青春小説になってしまってた。

    5
    投稿日: 2024.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    終わりかたが好き コメディなのだろうか 3人が共通して腐った境遇や地方から抜け出そうとしてる、その部分だけは救いようもないなくリアルで良かった

    2
    投稿日: 2024.06.11
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    クソ田舎のサブカル好きスクールカースト下めの女子高生だった身に、共感性羞恥がすごい。 そうはならんやろというストーリーだけど、クライムノベルなのにアオハルしてて、時々声出して笑ってしまった。 登場人物たちには、現状打破したいんやったら、もうちょい勉強しようぜといいたいが、言えるほど立派な大人にもなれなかったなぁ。

    2
    投稿日: 2024.06.08
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    東海村、主役はラッパーを目指す女子高生とその仲間たち。くだらない生活から脱するため大麻の栽培と販売を始める。 大麻の栽培とそれをめぐるトラブルの物語かと思うと、高校生たちの青春脱出劇。映画をオマージュしたバンカラさが面白い。

    1
    投稿日: 2024.05.21
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    細かいツッコミを入れながら読むと、途中からもうどうにでもなれ!と色んなことがどうでもよくなります(笑) キャラの立った登場人物たちが物語で絡みながら、ハチャメチャ計画を企てていく愉快さ。これは伏線かな?と思っていたものが、別に回収もされず終わったのがちょっと気になる。でも終始ほかの小説にはない尖り方をしているのが良かった。ラップは文章で読んでも結構楽しい!

    9
    投稿日: 2024.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まだ?まだ大麻出てこないの? 大麻いつ育てるん?? と思ってたら後半出てきてそれ以降ずっとちょっと詳細なあらすじって感じで、最後燃えて終わった

    3
    投稿日: 2024.05.15
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    ハチャメチャな小説だった。 まず高校生が学校の屋上で大麻を育てるという設定はどこから飛んでくるんだろう。普通の人からは出てこない発想だと思う。(いい意味で) 前半は登場人物の背景を語る描写が多くて、中盤から育て始めた。それで後半からどんどん畳み掛けてくる感じだった。前半まではどこで大麻が登場するんだ?という感じで前半は面白いという感じではなかった。中盤からどんどん面白くなっていく感じ。 面白いけど、設定が犯罪絡みだから人にはおすすめ出来ないな。

    1
    投稿日: 2024.03.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    くそ田舎で育ったティーンエイジャーは、ヤンキーになるか映画を見たり本を読みまくるしかない。物語全体のテンションが高めで、小走り、全力疾走、小走り、全力疾走を繰り返してるみたいに息付く暇もない。 映画の引用がすっごい多くて嬉しい!楽しい!大好き! 朴と矢口が先に意気投合してから、口調がめちゃくちゃ暴力的になるのがツボにハマった。 こういうキャラクターが出てくる物語を読みたかったんです。 こんなやり取りを待ってました。まさかやってくれる人がいるとは!それだけで最高!! クリント・イーストウッドの映画みたいにくそボケ殺すを言い合いながら金を稼いでいく。 ラストの青春小説真っ只中な感じの先に破滅が待ってるんだろうけど、何故かさわやかに感じる(笑) めっちゃ面白かった〜‪( ;ᯅ; )‬!

    6
    投稿日: 2024.01.02
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    これは良い。これは大好きだ。通り過ぎて忘れてしまう刹那の大切な感情の機微さえ全部爆発させちゃう、ミニシアター系感!わたしはまだ自意識過剰な女子高生に感情移入するんだなと思い知った、大切な一冊になりました。

    3
    投稿日: 2023.10.29
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    著者のすきな音楽や映画などがふんだんに出てくる作品。 田舎の底辺工業高校に通う女子高生が園芸部と称して学校の屋上で大麻を育て金儲けよしようとする。 映画化してほしいと思った。お金があれば・・と思う高校生の若い感じ満載で面白く読めた。少し読みずらさはあったが、ハラハラするところもあり、最後にシーンは映像で浮かんできて、先は読めた感じだったが爽やかな終わりになっていた。

    8
    投稿日: 2023.10.05
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    面白い!文章は荒削りで、たびたび誰の視点なのか混同するところもあるけれど、つかえるような読みにくさはない。 文体はコミカルでエンタメより。 主人公の女子高生たちが、それぞれ漫画(昭和)映画(マイナーホラー系)小説(海外SF)好きで作中にはタイトルがバンバン出てくるので、わかる人にはより笑える物語。 なぜ、田舎の底辺高校にクズが集まるのか。なぜ、田舎の底辺高校の大人はクズなのか。もう少し社会の構図的な部分の描写もあるとよりリアルさが増したかもしれない。 私のド地元の話で、モデルになっている高校は現在廃校になっているけれど、地元では有名なクソ底辺工業高校。 大人たちは、とにかく犯罪を犯さず卒業だけしてくれればいいというスタンス。 卒業後の就職受け入れ先も、なかば地元貢献のボランティア意識が強く「こんなクズでも受け皿が必要だから雇ってあげる」精神強め。 現在では、高校無償化制度があるので、貧困層でも子供を進学させることができる。けれど、ある程度の収入と一般的な社会通念を持ち合わせた親は、こんな底辺高校に通わせるのなら私立の高校か通信制に通わせることを選ぶので、自然と底辺高校には、そこから漏れたクズばかりが集まることになる。 この予備知識があると、この物語はよりリアルに読むことができる。

    3
    投稿日: 2023.09.16
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    学校で友達と大麻を育てて売り捌いて田舎から脱出しようとする青春(?)モノ。テンポが良く読みやすいし、出てくる単語がいちいち刺さる。 言う通り、こいつらでバンドでも始めていればもっと違う青春だっただろうに・・・笑

    2
    投稿日: 2023.08.23
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    軽いノリの文体でとても読みやすかった。とにかくリズム感がありクスッと笑えるシーンもかなりあった。そもそも大麻を育てる青春小説という時点で設定が面白すぎる。万事快調をオールグリーンズと読ませて表紙はグリーン。インパクトも十分だった。

    1
    投稿日: 2023.08.01
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    クソ田舎の底辺高校に通う女子高生たちが人生を変えるべく生きようとする物語と言うと主人公にバカにされそうだ。 面白かったが、最近読んだ幾つかでセックスや暴力の描写が多く、女性の肉体的な非力さを感じることがあったので少し気が滅入った。

    0
    投稿日: 2023.08.01
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    最後まで、この本のリズムに乗れなかった。 青春と言うには、先が見えず、刹那的で、現実を懸命に生きるだけ。「万事快調」と口に出すことで、気持ちを奮い立たせている。

    0
    投稿日: 2023.07.09
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    【新時代の才能が炸裂! 松本清張賞受賞作 】“クソ田舎”からおさらばするため、3人の女子高生は学校の屋上で大麻の栽培を始める――。選考委員満場一致、規格外のデビュー作。

    0
    投稿日: 2023.05.12