
総合評価
(7件)| 1 | ||
| 1 | ||
| 4 | ||
| 1 | ||
| 0 |
powered by ブクログ映画のノベライズ。まさに"ノベライズ"という感じでした、映画は見てないのですが忠実なのだろうなとなんとなく思いました。いろんなことが次々起きて短い時間のなかで大変な思いをしてるな…どうしてこんなことに…という感じでした。映像で見たら派手なんだろうなというシーンがたくさんあり見てみたくなる。
1投稿日: 2024.09.14
powered by ブクログ確かにとんでもないスピード感に翻弄されるがままの読書でしたね。 はっきり言ってツッコミどころは山ほどあるし心情描写はほぼ皆無で‘起こったことをありのまま話すぜ’という荒々しい読み口なんだけど、確かに『最後まで行く』までページを捲る手を止められなかった。 つい人に話したくなる感じ。たぶん時間が経っても内容だけは忘れないであろうノンストップ・クライム・エンタメ小説。 いい加減なんだけど嫌いにはなれない、むしろ好もしい程よい‘いい加減’度合い。セクシーさやキザっぽさを取っ払った初期の『007』みたい。 まずは主人公である〈工藤祐司〉を筆頭とする、事件を追う警察諸君のいい加減さ。ガチの警察小説のような緊迫や凄味は薄く、あっと驚くような捜査展開やスリルがあるでもなく、ヒリヒリするような熱血や高潮があるでもなく、とりあえず次から次へと迂闊に展開が過ぎ去ってゆく。本当に皆さん迂闊。 もう一人の主役〈矢崎〉も本当にくそ哀れなエリート風拳闘士。上辺の知的なスタイルが破れるまでがあっという間。痴的な人。 あとの人物には感情移入しようもないんだけど、やっぱり〈久我山〉サンの顛末には胸が痛む。 繰り返しますが本作はツッコミどころがいくらでもあるし、本作よりも警察内部の切迫だったり犯人捜査にかける妄執だったり、心を揺り動かす人間ドラマなんかを描いた作品はいくらでもあると思いますが、ここまで迂闊に愉しめるエンターテインメントはなかなかないんじゃないかと感じました。 小難しいことは考えず、ぜひどうぞ。 1刷 2024.5.24
11投稿日: 2024.05.24
powered by ブクログ映画を観たかったのですが(韓国映画のリメイクですよね?)、時間が作れず、先にノベライズを読むことにしました。疾走感があってあっという間に読み終えました。読んでいて面白かったです。映画観たいな〜。
2投稿日: 2023.11.24
powered by ブクログ冒頭から眩暈がしそうなくらいの強烈なシーン。 恐怖と焦りと不安と不快と変な興奮を味わいつつ。 これ、結末はどこ行くんだ??と思いながら、タイトル通り最後まで行った。 むしろそれでよかったのかもしれない。若干の爽快感。 198冊目読了。
4投稿日: 2023.07.20
powered by ブクログ映画化されているので、面白いのかなと思って読んでみた。 母親が危篤で飲酒運転で病院に向かう途中の刑事が、人をはねて死なせてしまって、その事故を隠蔽するために遺体を何とかしようとして、そこからいろいろなことに巻き込まれていくという内容。 主人公も、その敵対するエリート警察官もクズすぎて、そして人が簡単に死ぬし、暴力はひどいし、内容には無理があり過ぎて、イマイチだった。車が池に落ちたところで終わればまだよかった。その後の話は要らなかったと思う。 すごく薄くてすぐ読めたのでまだよかった。厚い本だったら時間を無駄にした気分になっていた。
0投稿日: 2023.06.28
powered by ブクログ話としてはなかなか面白いけど、登場人物の大半がクズで可哀想な目に遭うのであまり感情移入しすぎない方がいい。 感情移入しすぎなければ、スピード感があって楽しく読める。
0投稿日: 2023.06.09
powered by ブクログひずき優『小説 最後まで行く』集英社文庫。 岡田准一主演の同名映画のノベライズ。 刑事の工藤祐司がひたすら堕ちていくというという既視感のあるストーリー。一生懸命、映画の筋を辿っているだけで、小説としての面白さは余り無い。 雨の中、危篤状態の母が入院する病院に向かうために、刑事の工藤祐司が酒気帯びで車を飛ばしていると、別居中の妻から早く来いと携帯電話に催促が入る。さらには工藤が反社会的勢力から裏金を貰っていたことがマスコミにリークされ、警察の上司からも監察が入るから直ぐに署に来るよう催促の電話が入る。 極度の精神状態の中、工藤は道路に飛び出してきた男をはねてしまい、轢き逃げの罪を負うことになる。男の死体をトランクに隠し、さらには裏金問題を揉み消そうとする工藤を追うエリート監察官の矢崎。 本体価格570円 ★★★
35投稿日: 2023.05.03
