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誰にも愛されなかった醜穢令嬢が幸せになるまで 1 ~嫁ぎ先は暴虐公爵と聞いていたのですが、気がつくと溺愛されていました~
誰にも愛されなかった醜穢令嬢が幸せになるまで 1 ~嫁ぎ先は暴虐公爵と聞いていたのですが、気がつくと溺愛されていました~
青季ふゆ、白谷ゆう/オーバーラップ
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総合評価

3件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この本で特に好きだったのは、 「第六章 メリサとの戦い」のところ。理由は、 ここでメリサ(ハグル家の侍女。アメリアのなかで自分に危害を加えてくる逆らうことの出来ない侍女だった。小さい頃のアメリアを虐げていた。)は、ハグル家当主からの命令で、「ヘルンベルク家にアメリアから支度金を貰ってこい」と言われ、ヘルンベルク家へ行ったメリサがアメリアと会ってしまいメリサが最悪すぎる話。 ヘルンベルク家の門番に足止めを食らっている所へ、タイミングよくアメリアがやって来た。 彼女の姿をしっかりと視界に収めて、メリサは 愕然とした。(本当に、アメリア、、、、?) 目を疑った。、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 彼女の近くまで来て、メリサは気づく。 (なんでコイツがあの宝石を、、、、、、?)アメリアの首にかかるペンダントを見て、メリサは目を剥いだ。先程、王都でごねにごねても手に入らなかった、メリサにとって喉から手が出るほど欲しかった1品。しかもそのペンダントの宝石は、宝石店で見たよりもずっと大きくて美しい輝きを放っていた。ペンダントの宝石が、メリサが欲しがっていたそれよりもずっと格の高い1品である事をメリサが知る由もない。「ところで、それ、私にくれない?」「、、、、、、、、、、や、、、、、、、、です、、、、、、、、」「なんですって?」「いや、、、、、、です!」 「はあああぁぁぁ!?」「アンタ、自分が何を言ったかわかってんの?」「わかってます!このペンダントは、、、、、、絶対に渡しません!」「いいから渡せって言ってんのよ!」「いやっ、、、、、、やめてください!!やめて、、、、、、!!」などの言い争いを続け、、、、、、、、。ついにペンダントの宝石クラウン・ブラッドの一部かほんの少しだけ気づついてしまった。それをメリサは、アメリアがその辺で拾ってきた安物と勘違いしている。そこでアメリアが反抗。そこへローガン様(アメリアの婚約者)が「何をしている!?」と駆け寄ってきて、そこへキャロルという、アメリアと親しみのある女性が来て、真実を暴露。それに怒り狂ったメリサは、キャロルをぶん殴ろうと拳を振り上げるが、、、、、、? というところが、メリサが最悪すぎて、でもアメリアは、昔みたいに言いなりにならなくて自分が 思ったことをちゃんと言えているから。 私がすごいと思ったところ ♥️アメリアの薬のおかげで、ある者は腰を痛めていたが治り、また、ある者も肩を痛めていたがアメリアの薬のおかげで治った。 ローガン様でさえ、アメリアの作った疲労回復 の紅茶で仕事がはかどった。 私がえらいと思ったところ ♥️メリサに昔虐められていたアメリアだけど、最後の方はちゃんと自分の意見を言えていたところ。

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    投稿日: 2025.07.16
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    不義の子として伯爵家に生まれ、幼い頃より家族から虐げられ続けて育ってきたアメリアは、社交界から「醜穢令嬢」と呼ばれていた。17歳のとき、父に売られるように暴虐無慈悲と噂される公爵ローガンに嫁ぐことになった。契約結婚と告げられたにも関わらず、お互いが噂とは違うということを知っていき、関係を築いていく。 自己評価の低さと幸せに対するハードルの低さはあれど、アメリアが純粋に真っ直ぐ育っていることが奇跡すぎる。ローガンもだけど、2人には目一杯幸せになってほしい。

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    投稿日: 2025.03.09
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    家族から長年虐げられていたことで、幸せのハードルが下がりまくっているアメリア。ご飯をちゃんと食べられるとか、ちゃんと着るものを持てるとか、普通のことでものすごく喜ぶのは可愛いけれど、悲しくもなる。ローガンとの結婚で家を出て、噂の信ぴょう性が全くないことが分かってもらえたのは本当によかった。あのままだったら、いつまで生きられたか分からないくらいだったから。ローガンと暮らすようになってから、喜怒哀楽がはっきりしてきたアメリア。自己評価が低すぎるのは気になるけれど、少しずつでも変わっていくといいな。と思った。辛い経験をしてきたのに、周りの人たちのことを第一に考えられる優しい人だから。

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    投稿日: 2023.05.28