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影踏亭の怪談
影踏亭の怪談
大島清昭/東京創元社
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総合評価

41件)
3.8
4
25
8
3
0
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    ★3.5くらい(回想) 正直あんまり覚えてないけど思ったより面白かったし不気味で怖かった(気がする)

    1
    投稿日: 2025.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怪談に加えて論理の積み重ねが心地よい読後。影踏亭の怪談 横溝正史のような舞台設定ながら、取材記事を交互に構成して物語の重層化を図っている。解決したようなしていないようなもどかしい読後感。結局こうべの言い伝えはなんだったのか。朧トンネルの怪異やドロドロ坂のようなどこにでもあるような話(田舎でもあった)、最後の伏線回収に若干の謎を残すあたり、読み応えありました。現実と原稿が交互に綾をなし、それがさらに恐怖と衝撃をもたらしている。

    2
    投稿日: 2025.10.05
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    久しぶりにホラーを堪能しました。近年稀に見る面白さに、私は本書を誰かに紹介したくてうずうずしています。怪談話には、不可解で、奇妙な出来事がつきもので、日常的にはあり得ない珍事が起こったりするものです。本書は、それが幽霊や祟りの仕業で片付けるのではなく、謎解きをしているところが多いのです。おそらく、著者の心中には、結局いろんな悪さするのは生きている人間であり、悪霊とか祟りはそれぞれの土地の歴史伝承である、というものがあるのではないかなぁ。でも、怪談なので、不可解な出来事も残され、恐怖を掻き立ててくれます。 著者の他の作品も読みたくなりました。

    0
    投稿日: 2025.09.02
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    ホラー苦手族なんだけども、ほんタメでたくみさんが紹介していたので、ミステリ要素に期待して読破。 読みやすくてホラー描写もキツすぎず、面白かった…! 最後はこわくて涙目になったけど笑

    0
    投稿日: 2025.08.12
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    実録系怪談作家の主人公が遭遇する、怪奇と事件の短編集。 この本は、理性では「たいしたことない」と思いつつ、 本能では「結構良かったじゃん」と、とても奇妙な感想を自分は持っている。 各お話は、ホラーとミステリが水と油みたいに噛み合ってない。 それはそれ、これはこれ。みたいな感じ。 さらにトリック自体も小粒な上に、ホワイダニットがわからないので フーダニットもわからない……みたいなのが多い。 そして最終話のトリックが、理屈はわかるが納得はしにくいという内容。 例えば「2階に居た犯人が、1km先の2階に移動できたのは竹馬を使ったからです。 この男は竹馬の世界チャンピオンなので」って解説されたら 「お……おう」ってなるでしょ? これに近い感じ。 そう、全体的にイマイチなのだ。 身も蓋もないけど、そうなのだ。 ただ、そのイマイチな短編が連作となり、 最後にちょっとだけ噛み合って、一本の長編みたいな顔をする。 その噛み合い方に割と好感を持ってしまって、 平均よりは面白いな……みたいな感想を持ってしまっているわけ。 要所要所を見るとうーん?って所が一杯あるにも関わらず、 読み終わってみると悪い印象がそれほどないし、なんなら好感も持てる。 という自分でも不思議な本でした。 オススメはしても良いかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.08.08
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    読み始めはあれ?と思い、読み進むうちにこれどうなの?ホラーなの?ミステリーなの?と感じ、ラスト思い切り怖がらせてもらいました

    0
    投稿日: 2025.08.06
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    いきなりの猛暑がやってきたので怪談を読みたくなり手をだす。 「影踏亭の怪談」「朧トンネルの怪談」「ドロドロ坂の怪談」「冷凍メロンの怪談」が収録されてます。 怪談でもあり本格ミステリー!! 怖いままでは終わらなく最後はスッキリと解決……そして…最後にまたゾクゾク。 2作目も楽しめそう。 ぜひ〜

    16
    投稿日: 2025.07.01
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    怪談作家呻木叫子さんが出会った怪事件、関係者視点と原稿視点とで真相に迫っていく、というお話(?)。 ホラー&ミステリーで次第に真相へ近づき、しかし説明できない不可思議も残るといったお話が4つ。最後にはあっと驚く怖い結末でございましたなぁ。 最初の事件があまりに衝撃的で、とんでもないことなのに何故かそうでもなさそうなあっさり感が気になってしまいましたかなぁ。 最後はすべてつなげてくるかぁ、そうなってしまったかぁ、流石だなぁ、となりました。 #お前誰だよ

    1
    投稿日: 2025.05.06
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    このホラーとミステリがいい感じに融合しているの好き。 そして短編集ながら、最後に今までの話との関連性見えてくるのもいいな。 弟くん…まさかの出番1作だけとは…

    4
    投稿日: 2025.04.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホラー小説かと思ってたら、ミステリー要素もガッツリ入っていて面白かった。怪異は起こるのだけど、人を殺めるのは人。怪談作家の主人公、「呻木叫子」(もちろんペンネーム。本名は梅木杏子)が、怪異と人の謎を解き明かしていく。 短編が少しずつ繋がっていて、積み残された謎の真相が後の話でわかったりする。上手い。 びっくりしたのは、最初に語り手として登場した杏子の弟が、1話目で殺されてしまったこと。杏子が追っていた事件の真相に肉薄した為、口を塞がれたのだ。そしてもっとびっくりしたのは、杏子が弟の死にさほどダメージを受けていない事。普通なら、自分のせいで、と自己嫌悪に陥いるところだ。怪異や犯罪に対する洞察力はすごいのに、この人はちょっと何か、欠けている部分があるように思える‥。 3話目の「ドロドロ坂の怪談」は、子どもが犠牲になり読んでいて辛かった。なんとなく、杏子が無事に見つけてくれると思っていたので。この話では、控えめながら杏子の悲しみが伝わってきて、なんだかホッとしてしまった。 最終話「冷凍メロンの怪談」、ふざけたタイトルとは裏腹に、かなりコワイ。最後の場面で杏子が大変なことになってるけど‥2作目もあるそうなので、無事なんでしょう。早く続きを読まねば!

    7
    投稿日: 2025.03.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全部で4編から構成される本だが、新しい編になるタイミングで毎回読みたい気持ちがなくなってしまい、結局最後の方は流し読みになってしまった。 自分には短編集はあまり向いてないなと思った。

    1
    投稿日: 2025.02.16
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    めっちゃちゃんと本格ミステリーで、めっちゃちゃんと怪談でした。モキュメンタリ―に近い感じなのかな?表題作がデビュー作だそうで、それに連なる作品がちょっとずつ手を変え品を変え続く。こういうのにありがちな特化したキャラもいなくて正統派。たぶん主人公が一番やばい人なんだろうなぁ…

    0
    投稿日: 2025.02.13
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    怪異は実在している。怪異現象もたくさん起こる。しかし殺人事件は人によるもの。 怪異とミステリーが混在している世界観が面白く、そして恐ろしい。話自体は割と淡々と進んでいくのに、思わず声が漏れるほど怖かった。ホラー好きにもミステリー好きにもお勧め。

    0
    投稿日: 2024.11.24
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    怪談作家・呻木叫子の活躍を描く連作短編集。 表題作は叫子が自宅で瞼を髪の毛で閉じ合わされて昏睡状態で発見された事件を彼女の弟が調べてゆくという話だが、意外なオチに驚いた。どの作品も派手な怖さはなく、事件のほとんどに人為的な解決が提示されつつもじんわりとホラー要素があるという構成で面白かった。続編もあるようなので読んでみたい。

    1
    投稿日: 2024.10.30
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    怪談×ミステリーがパラで進む。4章の短編で構成されていて、最後の章での回収はお見事。活字で表現されて自分の想像力と相まった時に、こんなに怖いのかと驚いた。殊更に、最後の1ページビクッとした。

    31
    投稿日: 2024.10.20
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    ホラーが苦手な人でもミステリー要素があるため読みやすい作品。 最後の冷凍メロンの怪談はタイトルで拍子抜けしたけど、割りと最後までしっかり楽しめました。

    1
    投稿日: 2024.10.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    実録系のホラー作家がフィールドワークの最中に、その曰くのある怪談を下敷きにしたような事件があってその裏に・・・みたいな。 その事件そのものはコテコテの密室殺人だったりでミステリ好きとしてはほっこり。そしてどの事件も肝心の部分ははっきりせずに怪異の存在をほのめかして・・・というよくあるつくりと思ったら連作短編で最終話でああああああああああああ というそういう。 なかなかに面白かったです。主人公である呻木叫子がなんとも不気味に感じました。一話で弟亡くなっても全然心動かされることもなく。終始、人となりがよくわからなくて・・・密室殺人の謎解きとかは短編だけにさらっと軽めですねえ。

    1
    投稿日: 2024.10.18
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    YouTube【ほんタメ】で紹介されていた作品。怖いもの見たさで読みましたが、単純に怖いだけでなく、ミステリー要素もある作品で、ついつい読んでしまいました。ただ怖い作品ではあるので、読む人を選ぶ作品かなと思います

    1
    投稿日: 2024.10.09
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    2024-10-05 1作目だけ読んだらやはり気になるもので、つい。 期待通り、連作を通じての仕掛けがあって良き。その大仕掛けがやっぱり怖い。 手触り的には雨穴作に近いけれど、ミステリの部分はこちらの方が骨太。 惜しむらくは2作目のみ大仕掛けとの絡みが薄いことかな

    1
    投稿日: 2024.10.05
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    【日本映画navi 114号】巻末特集は正門良規さん。『グランメゾン・パリ』での撮影秘話などたっぷりと伺いました。現場リポートと共にお楽しみください。葉巻、けん銃、トランプ、スキットル、ネクタイを緩めて……とスーツの映画をイメージしたグラビアはアダルトかっこいい正門さん満載!明日発売!

    0
    投稿日: 2024.09.30
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    久しぶりにかなり良い本に出会った。 ホラーというか怪異や超常現象と本格ミステリーの融合。融合?ではなく、怪談作家の呻木のルポ形式な語りと事件が同時並行的に行ったり来たりして大変良い作品。4篇の短編集になってるが、4作目の後半で…いやぁすごいね。

    4
    投稿日: 2024.09.29
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    感想 グロテスクでシュールな恐怖。だけれど確かにミステリーの風味。怨念を抱くのは死んだ人間も生きた人間も同じ。どう実現するか。それが違い。

    1
    投稿日: 2024.09.24
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    ルポタージュ形式で綴られる実話怪談風ミステリ。 特に『影踏邸の怪談』から『朧トンネルの怪談』へ繋がる展開で衝撃を受けた。こうきたか! そして「最強の幽霊屋敷」同様、最後の最後まで油断できない。 このラスト、好みです!! あれ?この文章、矛盾してない?と思わせる矛盾した手法(らしい)でいっそう気味の悪さを増幅させる。 おもしろかったです。

    15
    投稿日: 2024.09.16
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    ホラー(非現実的)とミステリー(現実的)のどちらも両立させながらちゃんと融合できててとても良かった。

    1
    投稿日: 2024.09.03
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    4.2点 こっわ!おもろ! ミステリーとホラー(怪談系)が絶妙な塩梅でミックスされており、ミステリーファンもホラーファンも、どっちも満足させてくれる最&高!な作品でした! ラストの衝撃と鳥肌をみんなにも感じて欲しい!

    3
    投稿日: 2024.08.16
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    怪談作家・呻木叫子。民俗学の知見を生かし、ルポ形式の実話怪談を著している。叫子や叫子の周りの家族・友人たちが見舞われたのは、密室に関連した怪談だった。 連作短編集。 表題作「影踏亭の怪談」 叫子が自宅で拘束されて、瞼が髪で縫い付けられているところを弟が発見する。ラストが驚きだった。いつの間にそんなことに…。 「朧トンネルの怪談」 入り口付近を撮影していた…ということにはこんな抜け道があるんだな。 いくら好きな人のためとはいえ、そこまで出来るのか。 「ドロドロ坂の怪談」 色々な怪異が混じった怪談という感じがした。お化け?幽霊?は、誰を探しているのだろう。 「冷凍メロンの怪談」 叫子がまた事件に。今度は、冷凍メロンが頭を直撃して昏倒。大変。 冷凍メロン事件の端緒ともなる事件も見えてくる。 叫子が昏倒した事件自体の真相はあっさりしたものだったが、他の事件の関連が不気味。ラストも怖い。

    5
    投稿日: 2024.08.09
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    主人公のルポと取材時の状況などを交互に読んでいくような作品。 ホラー(怪談)とミステリーを掛け合わせた短編集。 ホラー(怪談)としてゾクゾクするような作品でありながら、ミステリーとしての側面も持ち合わせていて面白い作品。 最後の終わり方もまたこの作品のホラー(怪談)とミステリーの部分を表しているのではないかと感じた。

    1
    投稿日: 2024.08.07
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    ミステリとホラーの融合の塩梅がよい。またあることは解決するが多くのことは「怪異なので理解できません」とあっさり手放されるのが実話怪談を読んでるなぁという気分にさせて実話怪談好きにもおもしろく読めた。ただ時々、同シーン内で視点主が一部分だけ変わる、という視点の混同が見られたので少し気持ちが途切れるところがある。

    1
    投稿日: 2024.07.20
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    ホラーとミステリが融合した傑作短編集。「ホラー」パートの奇妙な現象は心をざわつかせ、「ミステリ」の解決編パートは「ホラー」パートの怪奇な現象の謎が氷解するカタルシスが得られる。特に標題作『影踏亭の怪談』と最終話『冷凍メロンの怪談』はラストの衝撃が大きかった。ミステリ・ホラーファン必読の一冊。

    10
    投稿日: 2024.06.08
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    実話怪談作家「呻木叫子」のルポルタージュを織り交ぜた4篇の短編集 最後まで読むと「なるほどね~」となるけど「で?」ともなる 怪談とミステリーの融合っぽいけど融合しきれてないところもあって惜しい! 終わり方は好み

    1
    投稿日: 2024.04.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怪談とミステリのマリアージュ! この手のミステリにおける”怪談”の取り扱いは大体「幽霊の正体見たり枯れ尾花」となることが多いが、この作品はきちんと怪談とミステリが同居している。 怪談もミステリも大好きなのでこれは1粒で2度おいしい。 オムニバス短編かと思いきや、最終的につながって大きなミステリもある点も素晴らしい。 Audibleで聞いたのがまたぞっとできてよかった。 呻木叫子、シリーズ化してほしかったなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

    2
    投稿日: 2024.02.15
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    妙にリアルでとても実話怪談らしく、錯覚してしまう。じわじわくる怖さがなんとも不気味な描写。トリックを解き明かす「呻木叫子」素晴らしい洞察力。最後終わり方が衝撃的だった·····。

    21
    投稿日: 2024.01.20
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    僕の姉は怪談作家だ。「呻木叫子」という筆名で、民俗学の知見を活かしたルポ形式の作品を発表している。 ある日、その姉が自宅で異様な姿で昏睡しているのを発見した僕は、彼女が霊現象を取材していた旅館<K亭>との関連を疑い調査に赴くが……。 第十七回ミステリーズ!新人賞受賞作収録のホラー×ミステリ連作短編集です。 登場人物の1人から見た事件部分と、怪談作家の呻木叫子が書いたルポの原稿の2面から1つの話が読める形式になっていて、それぞれ少しだけ違う視界がリアリティがあって面白い。 ただ単にホラー、ミステリというのではなく、事件の謎解き部分はしっかりとあったうえで怪異としての恐怖も残すバランスが良い感じ。 ラストのページはぞわっとしました。 作者さんご本人も研究者として妖怪や幽霊に関する研究を行っているそうで、自身の幽霊論に関する著作を、作中でこういった論文が存在して~と登場人物に説明させているのも遊び心があって良かったです。 その本も読んでみたいな。

    25
    投稿日: 2024.01.07
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    実話怪談作家、呻木叫子のルポルタージュ形式の作品を軸にしたホラーミステリー短編集。 宿泊者が不気味な体験をする旅館、首のない女の幽霊が出るというトンネル、泥に塗れたお化けが上り下りする坂道、不可解な状況の事件について他人に話すと次は自分が犠牲者になるという都市伝説。 ホラーだと思って読み始めたら、きちんと論理的に解決するミステリーだった。ただ、どの事件もホラー部分によって引き起こされた感もあって完全に事件の全容を証明しきれない薄寒さが残るのがいい。 最終話、ほんのり不気味さを残しながらも人為的な事件の真相はきっちり解決させたあとの最後のページが怖すぎ…好き…

    1
    投稿日: 2023.12.14
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    怖い話が読みたくなって(わたしは時々そういう衝動に駆られるのだが)手に取った一冊。 怪談ルポライターの呻木叫子が、自宅で意識不明の状態で発見された。 姉と連絡が取れないことを不審に思い、一人暮らしの姉を訪ねた弟が見つけたのだ。 そのときの彼女の様子というのが、想像すると本当に恐ろしくて、よくその後普通に生活できるなと思うくらい異様だったから、初っ端から怖くなってしまった。 殺人事件が起こる4つの話はすべて、小説の部分と呻木叫子が執筆した記事の2部構成だ。小説の部分では実名で語られる登場人物が、記事の中ではイニシャルになっているので、そこの部分が多少読みづらく感じたが、リアル感が増すし、こういうのってなかなか珍しいんじゃないかと思う。 この本は単なるホラーじゃない。 ミステリーの要素が多分に含まれる。 そこが、いい意味で裏切られた!とニヤリとするか、なんか謎解きがややこしくて読みづらいなあと思うか、評価の分かれるところかもしれない。 わたしは後者のほう。 最後の終わり方は視覚的にもドキッとしたけど、でも実はなんとなくそんな予感もあったんだ。

    4
    投稿日: 2023.11.17
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    最初はホラーストーリーかと思っていましたが、ホラー的なオカルトとミステリーを融合させた形でした。怪談を書くために、過去に取材したルポと自ら体験している現在の様子を交互に展開して、謎の真相に迫るという4つの連続短編集の構成です。どの作品も怪談もそれなりに楽しめ、きっちりとミステリーとして解決できていたため、バランス良く感じ、面白かったです。

    1
    投稿日: 2023.10.09
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    伏線というのか、「おぉ」と思いながら読んでしまった作品。 姉は最初の方で亡くなり、最後に弟が……となった時には、本に登場する訳でもない親御さんか不憫になってしまった。

    1
    投稿日: 2023.08.14
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    ホラーはあまり読まないのだけど、ミステリ色が強いので楽しめた。 ホラー的な事件が発生するのだけど、実は人が行った事件と言うお話。 最後に探偵役の作家が微妙な事になったので、続編はいかに?

    2
    投稿日: 2023.08.11
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    夏は怪談!ミステリとして謎解き要素がしっかりあるのはもちろん、怪談として謎は謎のままでしっかり残してある。いい作家さんと巡り会えたなぁ。

    5
    投稿日: 2023.08.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大島清昭のデビュー作を含む連作短編集。 ジャンルはホラーミステリか。怪談とミステリの融合。三津田信三の刀城シリーズをオカルト強めにした雰囲気。 怪談もしっかり怖く、大味ながらもミステリもしっかりしており、思わぬ面白さだった。最後のアレはかなりの方がヒヤリとしたのでは。ミステリはうまく密室事件だけに統一させたのがグッド。また連作としての繋がりの意外性も良かった。 結構好みの作家さんになりそう。 シリーズ2作目(今作で匂わされていた過去編?)の文庫化も待ち遠しい。 不満があるとしたら、表紙はハードカバーの感じが好きだったなぁ。。。

    6
    投稿日: 2023.07.23
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    ホラールポルタージュの作家である呻木叫子を主人公とした連作短編集。じわじわ来る本物感のあるホラーと密室ミステリーが融合したホラーミステリーで、とても面白かったです。事件の原因をオカルトに求めず、きちんとロジックとして解いてるところが好感が持てます。そういったすっきりと解決する部分と、オカルティックで解決が語られないモヤっとした部分とが、とても気持ちのいいところで融合しています。これは稀有な作品です。

    16
    投稿日: 2023.06.22