クラスで次々と発生する怪奇現象を解決に導いた末に亡くなった澄御架。彼女の相棒であった社は、新たな怪奇現象に巻き込まれ、問題に立ち向かう。 異能力系のローファンタジー作品。まさに表紙のような、綺麗さと切なさが折り重なった作品でした。 一番良かったのはやっぱり、終盤の澄御架にまつわる物語の展開。特に、最後の決着が非常に綺麗に余韻を残してくれるのが良かったですね。タイトルもいい感じ。 しかし、なんで九十九里は最初のカラーページに載ってないんだ?