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僕の女を探しているんだ
僕の女を探しているんだ
井上荒野/新潮社
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総合評価

25件)
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    表紙やタイトルから受ける印象よりずっと優しい小説だった。連作短編の中で1番好きなのは「今まで聞いたことがないピアノの音、あるいは羊」かな。どうやら「愛の不時着」のオマージュらしい。めちゃ素敵だったリさんのことかな?

    0
    投稿日: 2025.05.06
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    韓国ドラマ「愛の不時着」の主人公リ・ジョンヒョクシがあのままの格好良さで、様々な問題を抱えた現代の日本人の近くに現れ、問題解決を助けてくれる。 各短編ごとに異なるドラマの名シーンが再現され、それに関連するようなストーリーの内容になっている。 よくこんな設定を思いついたな、と思わせてくれる内容だった。 面白かった。

    0
    投稿日: 2025.04.28
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    リさんって何者。自分の望みを写す幻みたいなもの? 彼によっていい方向に転がり出しているから、救われるか。

    0
    投稿日: 2025.04.18
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    少女漫画的な短編集 白く美しいファンタジーだと思った。 あり得ないほどの謎のイケメンが現れてその状況を少し楽にしてくれる。 解決しているのは結局本人なのだけどこうして欲しいと思うことをしてくれる青年。 青年はどこからきてどこに行くのか全く分からない。 時代も場所も超えて旅しているのだろう。ひとりの女性を探して。 本当に少女漫画から抜け出してきたのかもしれない。 過去に主人公たちが読んだ漫画にいたのかもしれない。 ふんわり現れてふんわりいなくなる。それが何とも良い。

    1
    投稿日: 2025.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    不安から素直になれなかった時に良い方向に導いてくれたり、自尊心が低い人にこれではいけないって思わせてくれる。 不思議な人で、最後まで結局誰なのか分からなかったけど、こんな人がいてくれたらいいなと思った。

    1
    投稿日: 2025.01.31
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    最初の話の登場人物の年齢設定がまず違和感。 中高生の初恋ならわかるけれども。 短編とあって2話目で脱落。

    0
    投稿日: 2024.11.14
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    井上さんには珍しい?ファンタジーのような。 「愛ってなんなのかな」 「自分の幸せ以上に相手の幸せを願うことかな」 うん、「愛」の答えの一つだ!

    0
    投稿日: 2024.10.25
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    韓国ドラマの愛の不時着のオマージュ。 人生に悩む人々にふいに姿をあらわして幸福をもたらせてくれる男性の存在。 これが世にいう白い井上荒野さんかあ。 元ネタは見ていないんだけど、全然大丈夫。 どちらも好き。

    0
    投稿日: 2024.01.01
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    帯の俵万智の煽り文が秀逸。まさにその通り。あのイケメンが日本に現れたら、と妄想しながら書くのは、作者にとって相当気持ちよかっただろう。しかし、それも作者の力量があってのことだよな、と納得させられる仕上がりです。なお、帯裏には「ハマった人も観ていない人も胸躍る」とあるが、そんな訳はない。この本をちゃんと楽しむにはは、リ・ジョンヒョクにハマっていることが前提です。

    0
    投稿日: 2023.09.24
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    愛って何なのかな? 自分の幸せ以上に相手の幸せを願うことかなー。 老若男女、様々な傷や悩みを持つ人の前にふらっと現れる、黒いコートの謎のイケメン。 韓国ドラマ「愛の不時着」にどハマりした作者が、強いオマージュを込めて描いた9つのストーリー♪♪ ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 何年か前に見て私もハマった「愛の不時着」♪ もっとドラマの世界そのまんまのオマージュ作品なのかと思ってたけど、そういう感じとは違ったので、ドラマを知ってても知らなくても十分楽しめるんじゃないかと思う。 黒いコートを着た背の高い謎の男"リ・ジョンヒョク"。 ドラマでは人気俳優ヒョンビンが演じた主人公だけど、その彼が大切な人を探してる最中に出会った9人の人達との話、という言ってみれば外伝の様な構成。 ドラマでのちょっとしたエピソードだったり、アイテムだったりが散りばめられていたみたいだけど、なんせ見たの何年も前だし、アロマキャンドルとボンネットくらいしか気づけなかった〜笑 それでも全然問題なし笑 どこからともなく現れて、いつの間にかいなくなってるリ・ジョンヒョク。 どこか不思議なストーリーだったけど、思わず泣いてしまう様な話もあったり、どれも心があたたかくなる様な話でとても良かった。 1番最初の話とテントの話が特に好きでした✩︎⡱ また「愛の不時着」見たくなっちゃったけど、すでにNetflix解約してもうた〜〜(TT)

    18
    投稿日: 2023.08.23
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    こういう形で”リ・ジョンヒョク”に会えるとは。 黒いタートルのセーターと黒いスラックス。 身体能力抜群で長身できれいな整った顔立ち。 運命の人(女)を探しに来たのに困っている人がいると助けずにはいられない。 あー、また観たくなったよ。 この9編を読んで再会した気分です。

    0
    投稿日: 2023.06.12
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    最近、短編になっていて各家庭、カップルの元に生活する話を読む。犬、鳥、そして今回は若い男性。大切な女性を探しながらそこで出逢った人の人生を幸せにする話。今の時代ではなく話の断片から過去から来ているような素振りで、しかも出逢った人の生い立ちを知っているみたいで自然と助けて、そして痕跡を残さず去っていく。 そこで出逢った人は自分で決定したと思うのだろうけど、本当は寄り添ってくれていた。 スピリチュアルに近いかも。自分だけでは行動するはずもない出来事なのに行動していたらみんなが振り返るような端正なりーさんが寄り添って後押し、助けてくれていたと思うと人生楽しくなるかも知れない。 想像力膨らまして私の側にリーさんが応援して助けてくれる。必要な事をアドバイスしてくれると思って苦難もリーさんに委ねてみよう。 3冊同じような感じの本を読んだからこんな風に考えるようになれたと思うと本を選ばず読む事も無駄ではない、読んで意味を感じる大切さを知る。

    0
    投稿日: 2023.04.23
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    目次の章ごとのタイトルが秀逸でした。短編作品になっておりましたが共通して登場する謎の男性。この男性が最後までミステリアスでした。個々の主人公達のそれぞれの心の中に存在している実態のない何かなんだろなぁ、と。

    0
    投稿日: 2023.04.19
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    「愛の不時着」のオマージュ…読み終わってから知ったけど そもそも 観てないし 内容も全然知らない。 イケメンで優しい リさん。一体何者?実在してる? 「愛の不時着」を観てれば わかるのかな。 いつもの荒野さんより ちょっと優しい感じのお話が多くて わりと好きでした

    2
    投稿日: 2023.04.14
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    実に謎めいた男、リ・ジョンヒョク。黒尽の衣装を纏い、颯爽と現れては難題を解決し煙の如く消える。見返りを求めず信じること、愛することを9つの場面で彼に教えられた。彼のピアノを聴きたい。

    0
    投稿日: 2023.04.14
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     どの、短編も、すぐに、物語に入り、心を揺さぶれはじめる。  愛とは、自分の幸せ以上に相手の幸せを願うこと。  胸を押さえ、愛はここにいる。ちゃんと世話をしなくちゃだめだ。

    0
    投稿日: 2023.04.13
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    9篇の短篇で構成された妄想系ファンタジック連作短篇集。 どの作品にも長身で超絶イケメンの同じ韓国系男性が登場する。何やら裏がありそうで検索してみると、「『愛の不時着』にはまった荒野さん」という記事を発見。ははあ、そういうことですか。人の推しにケチをつける気はないし、元ネタがわからなくても本書は独立した作品として楽しめるので問題ない。 荒野さんの過去作を続けざまに読んでちょっともたれていたので、本作は軽めでよかった。

    0
    投稿日: 2023.04.06
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    顔も性格もかっこいい男、リ・ジョンヒョクが元気の無い人たちの前に現れ、気づいたときには去っている。 「僕の女を探している」というやや粗野な言葉遣いにも関わらず、好ましく思えてくる。 思わずリさんの画像を検索してしまった程に。 彼が女性に会えるかということより、彼の存在そのものが神がかっていて気になる。 そっと寄り添ってくれ、時には力強く激励してくれる彼は一体、何者だったのだろう。 荒野さんの小説で初めて、女性に優しい…いや、全ての人に優しい男性を見た気がする。 でもやっぱり冷たい男性が出てくる話が好きでしょうが無い。

    1
    投稿日: 2023.03.27
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    著者の井上さんがドラマ『愛の不時着』へのオマージュとして書かれた作品。ドラマは観てないし、あらすじや登場人物の顔すらわからないけれど、それでもとても楽しめた。というか素晴らしい。20ページほどの短編が9編収録されていて、そこで起こる日常と夢のような狭間の出来事。迷い悩んでいたことが、黒いコートを着た誰もが見惚れる男性との出会いで変化が起こる。その変化する瞬間がとても鮮やかで読後も残り続ける。

    0
    投稿日: 2023.03.23
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    誰もがうっとりする韓流イケメンが、老若男女のココロのスキマをお埋めします。女性受け全振りみたいなストーリーだなぁと思っていたら韓流ドラマ『愛の不時着』のオマージュ作品だそう。その事も知らずドラマも未視聴なので特に先入観なく読んだ。出会いはあっとよろめいた時に「大丈夫?」と優しく抱きとめてくれるスタイル抜群長身イケメン。というベタな展開だったが、皆彼のおかげで人生を好転させていく前向きな短編集だった。結局、彼、リー君はエンジェルかフェアリーか?何ともファンタジックな雰囲気だったが全体的な印象は薄味。

    0
    投稿日: 2023.03.23
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    「今まで聞いたことがないピアノの音、あるいは羊」 「亡き人が注文したテント」 「静かな、もの悲しい、美しい曲」 「ポメラニアン探し」 「大人へのボート、あるいはお城」 「真木とマキ、あるいはきっと辿り着ける場所」 「偽物の暖炉の本物の炎」 「塔、あるいはあたらしい筋肉」 「今まで着たことがないコート、あるいは羊」 『愛の不時着』へのオマージュを込めた9話収録の短編集。 黒いコートに身を包んだ高身長の美しい男。 彼の名はリージョンヒョク。 「僕の女」を探しながら、出逢う人達を虜にしていく。 ふうわりとした読み心地のラブファンタジー。

    0
    投稿日: 2023.03.19
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    今までの著者作品でいちばん好きかも。 リーさんをめぐる連作?短編集。 ”大ヒットドラマ「愛の不時着」に心奪われた著者による熱いオマージュの込められた・・・” なるほど~、読んだ後で知ったけど。って、愛の不時着観てないけど、なんとなくわかる(笑) とにかくピュアな彼の行動にキュンとくる。 なかなかこんな男はいないけどね。

    6
    投稿日: 2023.03.10
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    連作短編集。あらすじとか何も知らずにただ単に読んだ感想として、フランス語訳の小説みたい〜だったんですが、愛の不時着のオマージュなんですね。わたしそれ観てないので何が何だかさっぱりです。リ・ジョンヒョクって何だよ、って思ってたほどだし…愛の不時着を観てる人のほうが楽しめそう。

    2
    投稿日: 2023.03.08
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    ドロドロした話なのかと思いきや、悩みや怒りや悲しみを抱えている人たちが、リジョンソクという人に出会って救われていく話だった。 読みおわったあと清々しい気持ちになった

    0
    投稿日: 2023.03.07
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    愛の不時着を観ているか否かでこの本を楽しめるかどうかが大きく変わってくると思うし、わたしは観ていないどころかあらすじをうっっっすら知っている程度なので、リーさんのことをずっと、この人は一体何なんだ...って気持ちで読んでた 愛の不時着観てみようかな

    0
    投稿日: 2023.02.28