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愛蔵版 絵のない絵本
愛蔵版 絵のない絵本
ハンス・クリスチャン・アンデルセン、大畑末吉、松村真依子/岩波書店
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総合評価

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    15,16夜を読み終わって呆然としている…私はこの話を知らんまま30数年生きてきていたのか?! たった数ページの童話なのに鈍器で頭殴られたような衝撃。これが読書の威力ですか…!! 初めて作品が世に出たのはアンデルセンが34歳の時とのこと。アンデルセン。。本当に人間なの?なんか人間が到底辿りつかない、神様に近い領域にいる何者かが書いたような、美しい童話だった。 まあよくよく考えれば人魚姫もわりかし衝撃的な悲劇だものね… 他のアンデルセンの作品も読んでみたくなった。 訳者あとがきの大畑末吉の、「一つ一つの物語は真珠のように完全で、全体は万華鏡のように多彩で美しい」という言葉が印象的だった。

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    投稿日: 2025.03.29
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    アンデルセンはどうしてこんなに子どもの気持ちが、分かるのでしょう。 特に第二十二夜の話が好きです。 私が悪いのかなあって感じる心は優しさ、寛容さ、純粋さなんだと思います。 大人になると出来事が複雑になり、罪を感じる気持ちがどこからくるのか見えなくなりますが、それってもしかしたら遠い遠い子供の頃の自分の声かもしれません。 リストラ、失恋、死別など世の中には自分の力ではどうにもならない事故みたいな出来事があります。ああすればよかた、こうすればって後悔することも。 でも、これって私のせいじゃないかもって肩の荷物を下ろすきっかけになりそうなお話です

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    投稿日: 2024.09.20
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    大好きな本です。ずっと岩波文庫の大畑訳に親しんできましたので、特装版嬉しいです。挿絵がガラリと変わっていますが。。 月の光が 愛すべく人たちにやさしくキスするところが好きです。 なつかしい月は 詩人のさみしい部屋のおくまでやさしい光をさしこんで ほんの短い時間 月が見てきたことを話してくれる。 「わたしの話すことを絵におかきなさい。 そうしたら、とてもきれいな絵本ができあがりますよ」 大好きなのは第三十三夜 最後のお話し, ねむる前に主の祈りをとなえる小さい女の子。 おかあさんがお祈りの途中でさえぎりました。 「おまえは、今日もわれらに日々のパンをあたえたまえ、といってから、まだなにか言ったことね…それはなんなの?おかあさんに言ってちょうだい。」 「おかあさん、おこらないでね! あたしね、こうお祈りしたのよ。 『そして、パンの上にたくさんバタをつけてくださいまし』って!」 きゅゅゅゆん!

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    投稿日: 2023.08.10
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    月が語るものがたりではあるのだけれど、まるで詩を読んでいるかのような印象。 絵もすてきだし、箱入り、装丁もすてき。

    1
    投稿日: 2023.02.14
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    愛蔵版! 絵がいっぱい。 月が語る物語が、真珠のようで素敵。 漢字には「かな」がふってあり小学生でも読みやすいと思う。 もちろん中学生でも、読みやすい。 章のラストに補足もありわかりやすい。 万華鏡のでように多彩で美しい。 アンデルセンの想像の世界が凝縮されていて、独特の抒情詩的な詩美がただよっている。 朝の読書に最適。

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    投稿日: 2022.05.05