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脳の闇(新潮新書)
脳の闇(新潮新書)
中野信子/新潮社
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総合評価

72件)
3.5
11
19
32
4
1
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    人の脳は考えないようにできている。だから簡単に信用させることもできる。 メタ認知の大切さ 女性、見た目の良さは専門性には有効だが管理職としては不利になる 法華経 化城の例え 方便の使い方 ほとんどの人間は聞きたいことしか聞かない 何を聞きたいと察するか 存在論的な不安は死によって解消される。しかし、生きていることで感じられるちょっとした幸福の連鎖こそが生きる意味かもしれない

    0
    投稿日: 2025.09.29
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    「人はなぜ悪に惹かれるのか」――理屈や論理すらも脳の作用だと喝破する。暴力や差別、依存に傾く心もまた脳内で快と感じる仕組みによるもの。つまり善悪や正義ですら脳が都合よく作り出す“理屈”に過ぎないというのだ。自分は正しい、悪は他人――そう思うとき無意識に快楽を得ている私たちがいる。人間とはかくも不完全で危うい存在だ。その事実に向き合うことが共に生きる知恵の第一歩になる。

    0
    投稿日: 2025.07.21
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    ドン・キホーテ創業者安田さんの「運」を読んでいた中で紹介されていたので読書。 序盤かなり面白く、承認欲求の部分などはかなり勉強になったが後半なぜか自分の承認欲求を出してきて自分語りのような章が続いてしまったところが残念。 前半だけだとかなりお勧めできる。 マズローにもたびたび感嘆してきたが、自分の承認欲求をいかに正しい方向に向け続けるかが大切だなと感じる。生存や安心、所属の欲求というのは人間であればみんな同じような欲求になるが承認欲求からは十人十色になり、間違えた承認を求めるようになると自分の成長を止めてしまうことにつながる。この欲との向き合い方が現代人には求められるのではないかと思う。 「興味深いことに承認への欲求をこれほど強固に持っている生物はほかにはいない。他の生物ならいつもいつも餌を探し求めているか、そうでなければ生殖活動に必死でそのサイクルの連続で一生を終えることになる。だが人は違う。捕食と生殖という課題が解決されてしまうと、かえって満たされない気持ちが強まってしまうことがある。自分はただ生命活動を維持しているだけの存在ではないと確かめたくならないだろうか。自分の存在価値、自分の見たもの感じたものをほかのだれかと一緒に味わいたくはならないだろうか。これらの願いをざっくりと心理学の用語でまとめると【承認欲求】ということになるだろう。」 「その人の【そういうところ】が許容しがたいなら最初からそう言うところのない人を探すべきであってその人を選んで付き合った自分の見込み違いを反省してさっさと損切りするか、または受容するという選択肢しかない。その人を変えるのはその人であって自分ではない。」 「むしろ忘れる能力、論理的に考えないことによる突破力、あえて思考停止するというアプローチのほうが有効なのではないだろうか。自然に忘れるということを人工知能に実装するのは現代の技術ではまだ難しい。人間の脳は機械よりはるかによくできている。必要性の薄い記憶を忘れ、論理的に考えすぎないことによって巧みに生きていける。そう仕組まれているように私には見える。」 「そもそも脳は怠けたがる臓器である。脳は人間が体全体で消費する酸素量のおよそ4分の1をつかてちる。そのため人間の体は本能的に、脳の活動量を抑えて負荷を低くしようとする。ところが【疑う、慣れた考え方を捨てる】といった場面では脳に大きな負荷がかかるのだ。自分で考えず、誰かからの命令にそのまま従おうとするのは脳の本質ともいえる。」 「あれこれ考えたが誰か第三者の承認欲求についてとやかく論評する以前に、まず私の承認欲求について開示するのでなければフェアではないような気がする」 ↑いやいらないな。求めてないしフェアでも何でもない。

    0
    投稿日: 2025.06.30
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    中野先生の本は3~4冊読んだことがあるけども、「脳の闇」は圧倒的切れ味。赤裸々に自分の経験を語り、脳科学の観点で我々を突き放してくれる。この清々しさ、最高の1冊。 <メモ> ・迷わない人は信用できない。 ・人間は「わからない」に耐えるのが苦手。 ・自信のない人は、世間の基準に合わせて自分を変え、その合致するところに称賛を得ようと躍起になる。 ・音楽は副作用のない薬。 ・待つ時間を楽しみに変える。 ・セロトニンの合成力は、女性は男性の3分の2。 ・人間には一貫性は存在しない。

    0
    投稿日: 2025.06.17
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    エッセイ本でありながら,どこか文学的な表現の多い作品だった。とても読みやすかった。他の著者の書籍も読んでみようかなと思う。

    0
    投稿日: 2025.06.05
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    既存の論理基準が変わりつつある遷移期 根本のアーキテクチャ(構造)が違う 何その安寧を物足り無く思い リスク(危険)よりベネフィット(利益)の方が大きく見え 巷間よく言及されている 目に見えない価値を象徴するトークン(代用貨幣)を持つ事が 人間である事を捨ててしまうという陥穽に落ちていく後ろ暗い悦びを 制裁(サンクション)を加えたくなる衝動 恣意性の高い分類に誰も疑義を唱えないのは 重要な祭祀の場ではこれを用い 人類の歴史を繙いていくと 音楽は、副作用のない薬のようなものだ。 この人にとって赤信号で止まるというのは、盲目的にルールを守るという思考停止の所産ではなく、運命を楽しむ為の能動的な選択なのだ。 原因の特定出来ない哀情 その人はこの愁訴が解決される事は無いという事を既に知っていて 女には勝てないと口では言っていても本当に勝てないとなった場合に見せるプリミティブな暴力性や自尊感情の際限無い毀損を抑制するのも難しいだろう 生きるという事は、軋みを慈しみながら日々を過ごしていく事だろうから。 発する言葉の流暢性は失われない 感動や共感や承認という蜜に満たされた快楽の海だ 脊髄反射的な所謂「クソリプ」と呼ばれる応答(この言葉自体も嫌いだが)が目に入るともうそれだけで 一見馬鹿馬鹿しいような、危険な何かへのチャレンジは私達が人間として生きる事の本質に裏打ちされていると言えるだろう。 わかりやすいようになど斟酌する事も無く書いた

    0
    投稿日: 2025.05.18
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    自分の中のもやもやを解消できそうです。何でも過剰は良くないとわかりました。自分で自分をつぶさないようにしようと思いました。

    0
    投稿日: 2025.02.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    筆者曰く、「バカには読めない」らしい。「本書を理解することが困難な人がもしいたとしたら、あなたの知的水準がいまいちなのは私のせいではない」と言い切っている。 はい、わからないところがありました! そういうところは読み飛ばしました! Ω\ζ°)チーン 正直に書いたので、「裸の王様」は免れたと思う。 私が利用している図書館では「医薬」の分類だったけど、エッセイだと思った。でも難解だし、エッセイだとハードルが高くて読者からブーイングがきそうだ。

    0
    投稿日: 2025.02.03
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    この方の本好き。脳がこういう働きをするから人間はこういう行動をするとかわかるの楽しい。 なんとなく知ったからと言って、それをうまく活用することは私には全然できないけどね。

    0
    投稿日: 2024.10.27
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    回りくどい言い方で、結局何が云いたいのやら?衝動買いを後悔しています。大人びた思春期の子供向きの本かな

    0
    投稿日: 2024.10.23
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    苦しい思いをしたり、人を攻撃したり、人間の嫌な部分も生存に必要な機能であると思うと、少し気が楽になる。人に嫌なこと言われたり、落ち込むことがあったときも、客観的に今脳のこの部分が働いているからこんな気持ちになるのかと考えられれば、自分を見失わずに済みそうだ。ただ、気持ちが落ち込んでいるときに冷静にそんなこと考えられるかが問題だけど。

    0
    投稿日: 2024.09.23
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    科学の知見と自身の経験などを踏まえ人間の厄介さをエッセイ風に紹介します。決して分かりやすい記述ではないので、内容の理解には2回以上読む必要がありますね。

    1
    投稿日: 2024.09.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・こう変わってくれたらいいのに、ともしも誰かに対して思ったとしたら、その時点でもうその人のことを強要してはいないのだ。変わったあとのその人はもう、今見ているその人ではない ・内側前頭前皮質では、倫理的に正しい行動を取れば、活性化され、快楽が得られる仕組みになっている。この良心の領域では、自分だけでなく、他人に対する正しさまで求める。正義の鉄槌を寄って集って、奮いたがる。 ・規範意識が高いところほど、いじめが発生しやすい。 ・未来を考える力がある人の方が裕福になる確率が高い。一方で未来のネガティブな予測にも苦痛感じなければならい。苦痛になるくらいなら、と思う人が多いようだ。現に人類のうち、土地を蓄積していない人が大半なのだから

    0
    投稿日: 2024.08.31
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    脳のメカニズムがわかれば、悩みが減る そんなことはなく、メカニズムがわかっていても、心の隙間を突かれる 呪いもうける 脳のメカニズムわかっても、所詮は人間は厄介な脳の闇を抱えている

    6
    投稿日: 2024.08.21
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    進めてもらって読んだ本 赤信号で止まるのは 盲目的にルールを守るという思考停止の所産ではなく、運命を楽しむための能動的な選択 っていう捉え方はよかった。

    0
    投稿日: 2024.08.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Audible聴了。 もう少し科学的な考察かと思ったが、中野先生の単なるエッセイ。これまでの先生の研究に基づいた科学的な脳の話は少しでがっかりだが、様々な分野に対する考察(持論)の量は多い。 ただ読者を「バカ」呼ばわりする不遜さはいかがなものか。

    0
    投稿日: 2024.07.23
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    以下自分用メモ •自分に興味を持ち、自分の言葉を聞いてくれる人に好意を持つので、その性質を使う。あなただけには自分の話を打ち明ける、あなたの話だけは面白く聞ける、秘密を共有できる…あなただけが、優れた才能の持ち主、あなただけがこの世界で正しい、素晴らしい、といった特別性を付与する。または孤独な存在だ、自分だけが孤独を理解できるといったような共感というスキル •こう変わってくれたらいいのに、ともしも誰かに対して思ったとしたら、その時点でもうその人のことを許容していない。一方で多くの人が、誰かも自分が正しいと思っている方向へ、私が導いてやる、という一面を持っていて、快感に思う。男→女:処女信仰、女→男:教育してやろう •自分をコントロールしようという人には必ずしも心のスキマがある。こういう形に自分をデザインしたいという欲求の裏に、自分の理想と自分の本質が乖離していることへの焦りやコンプレックスがある •

    0
    投稿日: 2024.07.04
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    「あとがき」を先に読んだ方が良かったかも 落第横丁は自分が学生時代に少なからずお世話になったが、名前の由来なんぞ知らないで通っていた。もうその頃に映画館は無かったと思うが、自分が卒業した年に生まれた著者さんの方が良くご存知であった。

    2
    投稿日: 2024.07.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「人生の消化試合」「防弾ガラス」等、気になる単語が出てくる。人の気質も生存戦略か。「あいまいさを保持しておく知力」納得。

    0
    投稿日: 2024.06.18
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    脳科学の立場から、常識に切り込んでいく内容 現代社会の病理と私たち人間の脳に備わる深い闇を読み解いていく内容。悩める人に読んでほしい

    1
    投稿日: 2024.06.11
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    これって自分だけ? 人間ってどうしてこうなんだろう? という普段思っている疑問を科学的に論述されるとなんか安心する。

    2
    投稿日: 2024.05.06
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    女性のセロトニンの合成量は男性の2/3 日本人の遺伝子プールでは、セロトニントランスポーターの数が少ないタイプの人が、世界平均と比べて異様に多い。

    0
    投稿日: 2024.05.03
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    "Darkness of the Brain" 結論 ●今生きているだけで勝者 (生きていること、 それこそがチャンスの正体) ●真の恐怖は 【自分をコントロールできない】こと ●正しくホモサピや自分の脳構造を理解し、正しく生きましょう この本は、科学的な方法論を基準に語られた本です。 胸がドキドキした箇所 ・ 通訳の必要性あり ・ 文脈の理解必須 ・科学的事実は変化の可能性あり。 ・不変 誰もが平等にその正当性を確認できる状態を担保していなくてはならないというルールは不変 これが科学の本質 ・人間は、本質的には自由を回避していながら、それでも自由を求め続けるという葛藤状態のまま生きている ・問題は解決できる ・感情は解決できない ・錯覚 自身のない人は、 世間の基準に合わせて自分を変え、 その合致するところに称賛を得ようと 躍起になってしまう。 けれど、 自信に溢れた人はその真逆かもしれない。 自分の業を肯定している。 己の醜さと闇を知って、  それを愛する方法を知っているから、 輝くことができるのではないか。 ・音楽は感情の調整役 ・音楽は必要不可欠ではないだろうか? ・ネアンデルタール人と現生人類の違い ・価値の認識ができるかどうか? ・種の滅亡に大きく関わっているとしたら面白い ・目に見えない価値を象徴するトークン ・権力構造の維持に直接関わってくる ・象徴的価値の運用能力の有無 ・エネルギーになる? ・水嶺となるかならないかの違い? ・解 ・人間がそう行動してしまうのは、  自身のせいではなく  脳のせいであるという事実 ・いまここに、 そういうありようで 存在していることそのものが、 それだけの理由と価値があったとの証左 ・バッシングをうける行動をしてしまう そう行動するだけのメリットが かつてヒトの進化史上あったということ ・対処方法 地味で面倒な努力 ・生物学的な欲求に対しては抑制を掛ける ・社会的には攻撃を受けにくい振る舞いを選択しつづける ・慰め、解、 少なくともこの世界には、変化に適応して姿を変え、生き延びた進化の勝利者だけが、生物として存在している。 いまどんな状態であれ、認められなくても、一つのバリエーションと考える ●個人的感想 変化に抗うもよし、抗わないもよし

    1
    投稿日: 2024.03.18
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    2024.02.18 Audibleにて 中川さんの本にしては珍しく、あまり内容が頭に入ってこない本だった 旦那の話のくだりが、どーも、気にかかったくらい。 それは、「結婚してる側」の意見だと思ってしまったから。いやいや、「結婚しててもしてなくても私変わってないから」って言うのかもしれないけれど、それは、結婚したから変わらなかったかもしれないよね。 変わらなくても認めてくれる旦那が居たから。 ま、それは、私が「結婚してない側」で、ただ、結婚したいと思ってもできない僻みなのかもしれませんが。 ま、それはさておき。 気持ちもそぞろな感じで聴いてたから、頭に入らないのかな、また、改めてどっかで聞こうかなって思ってたけど。。。 あとがき聞かなきゃ良かった 著者に一線を引かれるとはこういうことか。 「バカには理解できない本」と称し、そういうバカとは関わりたくないと。。。 そもそも、著者との「バカ」の定義が違うのかもしれない。多分、著者の言う「バカ」は、気分を害するような行動をして、それを楽しそうに動画アップしたりするような人たちなのかもしれない。 でも、バカはそういう人たちだけに使う言葉ではない。まぁ著者は「バカ」と言われたことがないんだろうな。 私は、「バカ」と言われてきた人間で、それは愛嬌だと思っていたし。ORANGERANGEの歌にも「刺激が欲しけりゃ馬鹿になれ」って歌詞があるように、決して「バカ」が悪い事だとも一概に悪い人だとも思っていない。バカは、使いようだと思っている。 だからか、いきなりガツンと否定された感覚。 勝手に、著者の考えに親近感を覚えてたし、元気が欲しい時に手を伸ばしガチだっただけに、ショックは大きい。 著者のこういう研究結果があるから、こういうことが考えられるよね!面白いよね!ってなんでも面白ーいって受け取ってる印象が好きだったんだけどなー

    2
    投稿日: 2024.02.19
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    自己承認欲求について、著者なりの賛否を書いた本。 著者の経験がバイアスとして多く含まれており、是是非非。 同じ立場の方ならば共感を得られる良い本かと。

    0
    投稿日: 2024.02.17
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    昨今メディアへの出演をよく見かける脳科学者の中野信子さんの連載をまとめた書籍。 とにかく次から次へと脳の作用が明かされる。 研究結果からくるもので「確かに」と思うことが多い。同時にこんなにも多様な考え方があると、もはや自分を信じられなくなり本をぶん投げたくなる(絶対にしないけれど)気持ちにもなる。 言語化できない気持ち、日々起こる出来事をどう捉えるかを考えるうえで、メタ認知がとても大切なのだと学んだ。 悩み足掻くことは生きているということで、安易に解決すればいいわけではない。そして何より多くの人が悩みの重荷と感じているのは「解決できない問題」ではなく「解決できない感情」なのだという指摘は腹落ちした。 生きるのが大変な時代ではあるが、一つの考え方を得ると救われることもある。

    7
    投稿日: 2024.01.23
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    一言で、難しい。脳科学者と言う肩書、視点に思うところが違う。じっくりと何度も何度も読まないと咀嚼できない。とりあえず1階読んだけれど、もう一度読んでみたい。

    0
    投稿日: 2024.01.21
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    私には内容が難しかった.脳の機能については平易な言葉で書かれているが内容が盛りだくさんでそれ以外が話題の切り替わりが早くそこを読み取ることが難しいこと、言葉自体も難しいこともあり何度か読み直してみたが自分なりに噛み砕くことができない. 自分なりに感じたことを書いていこうと思う. 1承認欲求について ひとならば誰にでもある承認欲求.成長すれば感情ともうまく付き合わなければならなくなる.感情をコントロールしようとすれば自分の理想と本質が乖離してしまい焦りやコンプレックスとなる.コントロールしなければ自身の愚かさを感じることがあるが生きやすい.欲求が満たされない時は不安と戦わないという方法がある.人間は誘惑に弱くよく深く愚かで忘れっぽい.そのほうが生き延びる力が高いから.これは解決される性質のものではない.それならばそれを利用したほうがいい.忘れたり勘違いをしたり、幻想を抱くとか.そう行った幸せに生きることなのかもしれない. 読んでいるうちに涙が出てきた.私は先が不安で仕方がない.この不安を解決するにはどうしたら良いのか.自分が悪いのではないか.いつも自分を責めていた.よく深い自分が情けない.そう感じていた.著者のエピーソードにもあった「私が何か気に触ることをしてしまったのだろうか」罪悪感、期待、見放された感じ、承認欲求が満たされる快感.これらは解決されるものではないのだ.それを変えられないものと捉え、忘れたり、今ある幸せを見つけていくことが大事なのかもしれない. 8言語と時間いついて 言語は人のみが持っている.生物学的にも脆弱であったため集団で生活せざるをえなくなりその時に会話が必要だったからだ.ではコミュニケーション能力とはなんだろう.言語の運用能力ではないか.学校では教えてくれるものではなく、これがなければ相手の意図を理解できなかったり、相手を笑わせたり空気を和ませたりできない.言語は時間軸を移動できる.これも会話の中で過去と未来という概念が必要だったからだ.この過去とみらいのことを考えるタイプは生き残りやすいが未来を想像推し精神的負担が大きくなる傾向がある. ひとは新しいものを選好し一定の刺激がなければ健全に生きられないようになっている.奏して生き残った子孫が私たちだ。 読んでいると良いことも悪いことも全て先祖が生き残るために必要だったし、色々あった中を生き延びてきたおかげで私たちがいるのだ.一見無駄なようにみえること必要だっからなのかもしれない.未来を想像し色々と思い悩むこともある.しかし、それは生存する上で必要だったし、これがなくなることはないのだろう.それを踏まえ時には今という時を生きていくことが幸せだったりするのかもしれない. 好きな章だけ読むなど、一章を読むだけでも十分楽しめる一冊.

    3
    投稿日: 2024.01.18
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    まず最新刊へコピペ) 【before】この本を読む前の私は、これらのことを知りませんでした。 【気づき】この本を読んで、これらについて気づきを得ました。 【TODO】今後、これらを実行していこうと思います。

    0
    投稿日: 2024.01.03
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    人が持つ不合理な性質について、糾弾するのは非常に簡単な話である。しかしながら、現代社会にとって不合理であっても、進化の過程で合理的であったから、今尚人に備わっているのだと理解した。この本では承認欲求について手を変え品を変えかかれており、これほど承認欲求についてくどく語る本も珍しい。読み終わったとき、自分の不合理な性格や気質も強ち悪くはないなと良い意味で開き直れた。

    0
    投稿日: 2023.12.31
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    脳についてわかりやすく書いてある。 脳を知りたいと思った時の初期段階の内容。 なので、私は面白く読めた。 中野さんの性格が私にも当てはまる所があり、共感できた!

    20
    投稿日: 2023.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テレビで有名な脳科学者の方のエッセイ。 第6章の「やっかいな私」は、著者自身の過去を告白する内容でとても面白かった。ここに、孤独願望を強化する働きをもつホルモンは、男性ホルモンのテストステロンで、この値が高いと他人から干渉されずに一人で過ごす事を好むようになる、とあり自分に当てはまるようであった。 逆に女性は基本的に寂しく、常に誰かがいる事で安心する傾向がある。安心感をもたらすセロトニンの合成能力は男性の3分の2程度らしい。女性が感じる寂しさの肌感は独特で、理由の分からない漠然とした不安や哀情が浮かび、誰か他にやり取りできる人がいさえすれば、一時的に抑えることができるとある。そこで手近な夫などにぶつけてみても、理解されず相手にされないことが多く、それが主婦の目立った不満として集約されるらしい。勉強になった。 ちなみに男性は、銃を手にするだけで唾液中のテストステロン濃度が100倍にも上昇するらしい。他にも筋トレや闘争状態、不倫などのステディでない相手との性行動、高級スポーツカーに乗る事でも分泌が促される。 男女ともホルモンに振り回されている感があるが、それも進化の過程で身に付けた性質の名残が断片化されたものだとあり、諦めるしかない。

    9
    投稿日: 2023.11.30
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    色々チャプターごとで話題が飛ぶなぁというところと、自身の話も絡めた内容が多いのでエッセイぽかった。 衝撃的な内容があるわけではないけど、ところどころへーって内容はあるので、軽く読むのが調度良い気がしました。 あとがきはニヤリと読んでしまいました。

    4
    投稿日: 2023.11.26
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    私が一方向から物事を見るのに対して、中野さんには360度全方位から物事が見えてしまうのでしょうか。良い悪いではなく、考え方や表現力、分析力の違いが、私の想像を超えていました。中野さんがとても正直に思った事を書いておられ、読んでいて楽しくなる箇所が沢山ありました。文末の本音の一言が最高でした。

    1
    投稿日: 2023.11.25
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    注:ネタバレ設定にしていませんが、内容にかなり触れています 読み始めて、すぐ思ったのは、この人(著者)は何をそんなにイライラしながらこれを書いているんだろうか?という疑問。 「はじめに」にある読者からの“ファンレター”(なの?w)が本当にそういうものがあったのか、それともこの話に必要で適当に作ったものなのかはわからないけど、それらに何で、いちいち、くどくど、イチャモンを書き連ねているんだろう?とw それこそ、この著者が夜、暗い部屋で、怒髪天をつくような形相で、パソコンにブツブツ悪態つきながら、この原稿を書いている様が頭に浮かんでしまったくらいだw ただ、イライラしながら書いていた(か、どうかは定かではないがw)のは本の原稿だ。 本の原稿っていうのは、おそらく普通は一度ざっと書いた後、読み返して推敲すると思うのだ。 読み返せば、自分はなんでこんなにイライラ書いているんだろう?と可笑しくなってくるはずだ。 可笑しくなっちゃえば、「こんな風にイライラしている私って、カッコワルイよね」と原稿を修正して。 その修正した原稿が本(商品)になると思うのだ。 でも、これは、そのイライラ、くどくど、怒髪天を突いた形相(あくまで想像w)でキーボードを叩きまくって書いたとしか思えない文章が本になっている。 ていうかー、本の原稿ということは、出版社の編集の人も読んでいるはずだ。 出版社の編集の人が読んでいるということは、少なくとも編集の人は、これが“消費者がお金を払って買い求める商品(本)になる”と考えたということだ。 ということは、このイライラ、くどくど、怒髪天顔(想像w)の「はじめに」には理由があって。 最後まで読めば、納得のいくオチがある、ということになる。 いやぁー、それは楽しみだぁー!、と。 その後は、イライラ書いていたかと思うと、一転、妙にへりくだった態度の文章になるという、そのめまぐるしさに、いっやー、この本、この後はどんな展開になるんだ?という『脳の闇』とは違う興味で、もー、ニヤニヤ、ニヤニヤ(^^ゞ とはいえだ。 これは、新潮新書だ。 新潮新書には、大概ツマラナイという定説がある(爆) いや。定説といっても、自分がつくった定説なので、他の人は絶対知らない。 というか、あくまで数冊読んでの定説なので、まー、どこまで信じていいのやら、自分ですらわからないが。 とはいうものの、それでも、まー、新潮新書というのは、なぜか、どれも竜頭蛇尾の腰砕けでつまらないw つまりだ。 ブクログの感想に、久しぶりに★1つをつけるのも悪くないんじゃない?、と。 なんだか、著者のイライラがすっかり移っちゃったみたいで、もー、ワクワク(^^)/ そんな新潮新書wの、中野信子の本だが。 著者のことを知ったのは、テレビ番組の「SWITCHインタビュー」だったと思う。 競技飛行って言うの? 何年か前、幕張辺りの海岸でやってたヤツ。 そのパイロットの方と一緒に出たそれを見て、具体的な内容はほとんど憶えていないのだが、それでも興味深く見た記憶はある。 当然、著者にも好感を持った。 それが、ガラッと変わったのは、ある夜、テレビを特に決まった番組を見るでなく、ちょこまかチャンネルを変えて見ていた時(ザッピングってヤツね)、何かのバラエティ番組に著者が出ているのを見た時だ。 なんだ。この人って、バラエティ番組で、視聴者ウケする「答え」を科学的っぽく言う役回りのタレント、言ってみれば、バラエティ番組御用達学者だったんだ、と。 一気に評価が下がった(爆) ただ、その後。 ヤマザキマリとの対談本『パンデミックの文明論』を読んでいたら、また印象が変わった。 あの対談の中で、この人が「こうなんじゃないかなーと思う」みたいに、(知見ではなく)感覚で言う時の話がすごく面白かったのだ。 それこそ、まっとうすぎて面白くも何ともない人wがなんにも考えずに「非科学的!」と切り捨てちゃうような、ちょっとトンデモな話題wに対する見解? 解釈? 想像(の飛躍さ加減)?に、この人ならではのユニークさがあって。 あー、この人って、いわゆるガチガチの学者じゃなくて、常に好奇心にまかせて無意識にいろんなことを見たり感じたりしていることで、特有のひらめきがあったり、すごく勘がよかったりするんだろうなーと感心してしまったのだ。 いや、ま、ついでを言うと、例のステイホームで、真っ昼間のワイドショーとかにも出ているのを見たりもして。 この人、なんでこんな番組に出ているんだろうね?とも思ったんだけどさw ちなみに、この人、ウィキペディアを見ると、「ビッグベン」という、文化人やタレントのテレビ等の出演をマネージメントする会社に所属しているとかで。 つまり、バラエティ番組に出ている著者を見て、「この人って、バラエティ番組御用達学者だったんだ」と思ったのは、当たらずとも言えど遠からずだったらしい。 いや。ウィキペディアで見たかったのはそれではなく。 この人って、いままでどんな本を書いていたんだろう?というのを知りたかったのだ。 でー、それを見ると。 ま、タイトルだけで内容を判断するのもなんだけど、最初は、“世界で通用する人がやっていること”とか、“脳を使いこなすテクニック”、“脳のしつけ方”みたいな、いわゆるライフハック情報に関心がある人向けの本を書いていたようだ。 ただ、途中からその方向が微妙に変わって。 “サイコパス”をはじめに、“いじめ”、“他人を引きずり下ろす快感”、“不倫”、“キレる”、“同調圧力(共著)”、“女らしさ(共著)”等々、人が持つ厄介な面(ま、女らしさは全然やっかいな面ではなく、むしろいいことだと思うだけど。でも、今は集団ヒステリーで、それも“人の持つ厄介な面”にされちゃっている…、のか?w)についての本が多くなっている。 その変化は、著者の意向によるものなのか? それとも、出版社の意向や、読者という消費者のニーズによるものなのかはわからない。 ただ、自分の記憶だと、この人の本が本屋等で目につくようになったのは書く方向が変化して以降の本なので。 売れ行きは、たぶん方向が変わってからの方が好調なんだろう。 (注:ブクログを見ていて気づいたけど、ウィキペディアにある本は全部ではないようだ) そういえば、この本を読んでいても、上記の承認欲求や、身勝手な正義感を言い訳にした(たんなる鬱憤晴らしにすぎない)誹謗中傷のような、人のやっかいな面についての話が繰り返し(くどくど?w)出てくるから。 著者はそれらの、“人が持つ厄介な面”が社会にもたらす害悪に対して危機意識のようなものがあるのだろう。 いや、危機意識というよりも、たんなる学者としての興味なのかもしれないがw ……と、ここまで、さんざん嫌味たらたらで書いてたので(爆) まるで著者のことを茶化しているようだが、決してそんなことはない。 いや、本当に(^^ゞ というのは、自分がこの本を読もうと思ったのは、この本に書かれていることって、たぶん、自分の考え方にかなり近いんだろうなって思ったからだ。 ていうか、それ、実は前に読んだ『パンデミックの文明論』でも感じていた。 そんなこんなで、このグチをくどくど書き連ねたみたいな内容wや、話題がとりとめもなく出てきて、ちょこちょこっと語ってはまた次の話題に進む内容にイライラさせられながら読んでいたのだがw でも、そんな中、「第二章:脳は、自由を奪う」のところ。 P47にある、“人の言葉を聞かず、決断力があり、我が道を行く「迷わない人」がいたら、真っ先に私はその人のことを疑う。(中略)その人が本当に人の言葉を聞かず、合わせることを厭い、迷いも戸惑いも感じない人なのか、それともそう見せかけておくことで大衆の称賛を得ようと媚びているだけの人なのかを探ろうとするだろう”、 なんかはすごく同感だ。 ていうか、“大衆の称賛を得ようとしているだけの人”、だけでも言いたいことは十分伝わるのに、いちいち、“媚びている”を付け加えて。 “大衆の称賛を得ようと媚びているだけの人”とした、そのセンスは大好きだ。 のみならず、その後、“残念ながら、多くの「迷う人」は、「迷わない人」がとても好きだ”と続くところなんかは、もはやエクセレントと言うしかないw わかりやすくて、誰もが飲み込みやすい例で言うと、人気のある政治家だよね。 ま、安倍さんがその「迷わない人」にあてはまるかどうかは何ともだけどw、昔の小泉さんなんかが、まさにその「迷う人」が好きな「迷わない人」だと思う。 (岸田さんの支持率が低迷しているのは、「迷わない人」に見えないからだよね。たぶん) ただ、それは、あくまで誰もが飲み込みやすい例で。 著者がここで言っているのは、たぶん、そういう人たちではないんだろう。 著者がここで言っている「迷わない人」というのは、おそらく、「迷わない人」を装うことで「迷う人」が求めている意見や情報を発信してお金儲けをしている人たち、のことだと思う。 つまり、中島みゆきの「時刻表」の歌詞に出てくる、 “誰が悪いのかを言い当てて、どうすればいいのかを書きたてて、  評論家やカウンセラーは米を買う。  迷える子羊は彼らほど賢い者はいないと思う。  あとをついていけさえいれば、なんとかなると思う。  見えることと出来ることは別物だよと米を買う。” のような連中のことを言っているんだろう。 もっとも、「時刻表」は1980年代初め頃の歌だから、そこに上げられているのは、“評論家やカウンセラー”くらいだけど。 今は、「迷う人」向けの本を書いている人やユーチューバー、有名人、タレント。あるいは、テレビでその手のことを言ってギャラを貰っている専門家や学者等々、雨後の筍のごとくいるw (ていうか、今後はそこに、AIやそのAIを使った会社やサービスも入ってくるのだろう) さらに言えば、「時刻表」の頃は、“誰が悪いのかを言い当てて、どうすればいいのかを書きたてて”だったけど。 今、それらが(自らの金儲けのために)言う/発信するのは、「迷う人であるアナタが共感したり刺さる言葉、あるいは、自分の言いたいことを代弁してくれた気がする言葉、等」だったりする。 (もしくは、毎日○○を食えば痩せる、毎日1分✕✕をすれば長生きできる的なあれw) つまり、迷う人であるアナタが、誰かが言っているそれを聞いて共感したり、刺さったり、あるいは、自分の思いを代弁してくれる言葉や情報というのは、迷う人であるアナタのことを心配したり、思って言っているのではなく。 それを言えば、迷う人であるアナタが共感したり、刺さったり、あるいは、自分の思いを代弁してくれると思う、とわかっているからこそ、それを言うのだ。 つまり、それは、それを言えば、迷う人であるアナタが共感したり、刺さったり、あるいは、自分の思いを代弁してくれていると感じることで、(それを言った人が)お金が儲かったり、名声を得られるから言っているにすぎない、ということだ。 上記は、人ではなく、テレビ番組にしたら多少わかりやすくなるかもしれない。 テレビ番組から発信される、迷う人であるアナタが、誰かが言っているそれを聞いて共感したり、刺さったり、あるいは、自分の思いを代弁してくれる言葉や情報というのは、迷う人であるアナタのことを心配したり、思って番組作りをしているのではなく。 番組でそれを言えば、迷う人であるアナタが共感したり、刺さったり、あるいは、自分の思いを代弁してくれると思う、とわかっているからこそ、そういう台本を作って。タレントや学者にその台本通りのことを言わせる。 つまり、テレビ番組は、番組でそれを言えば、迷う人であるアナタが共感したり、刺さったり、あるいは、自分の思いを代弁してくれていると感じることで、番組の視聴率が上がり、視聴率が上がればCM収入も増えるから、それを言っているにすぎない。 そういうことだろう。 ま、自分はケチなので(爆) 迷う人である自分が、それを聞いて刺さったり、共感したり、自分の思いを代弁してくれたと感じることで、他人が金儲けしているのは無性に腹立たしいわけだ(^^ゞ だから、その手のことを言う輩なんて、「犬も食わん!」と鼻も引っ掛けてやらないw そんなことを書くと、「いや、それ。やっぱり、犬だけに、わん?」なんてツッコんでくれる楽しい人もいるかもしれないがw まー、そういう楽しい人はいないかもしれなけどw、でも、世の中には、オレ/わたしが、それを聞いて刺さったり、共感したり、自分の思いを代弁してくれたと感じることでで、オレ/わたしの気持ちが少しでも楽になるなら、別に他人が金儲けしても全然構わない!という奇特な人wはいるのかもしれない(^^ゞ ていうか、冗談は横において。 インチキ宗教や、口からでまかせユーチューバーにすがりながら、なんとか自分自身を保って暮らしている人だっているのは確かだ(詳しいことは知らないけど、自分の祖母も創価学会にすがりかけた時があったらしい)。 それは、著者も十分わかっているんだろう。 だから、この本ではオブラートに包んで、あえて例をあげないようにしている……、のか?、どうかはわからないが。 (ぶっちゃけ、例をあげるのが面倒くさかっただけじゃねぇーのーって気はするw) ただ。 その手のインチキ宗教や、口からでまかせユーチューバー、あるいは番組の台本通りにしゃべる専門家や学者、タレントの言葉や発信するデタラメが刺さったり、共感したり、自分の思いを代弁してくれたと感じることが出来るなら、他人が金儲けしようと、名声を得ようと、視聴率が上がろうがオレ/わたしには関係ない!と野放しにすることは、回り回って世の中に害悪をもたらすわけだ。 それが一番わかりやすいのは、統一教会だろう。 統一教会(今は、世界ナンチャラ連合?)に、お金を貢いでくれそうな「迷う人」を勧誘するためのユーチューバーがいるのかどうかは知らないが。 90年代に統一教会が大きな問題になった頃にユーチューブがあったら、間違いなくユーチューブで「迷う人」が、刺さったり、共感したり、自分の思いを代弁してくれたと感じる言葉や情報を発信して勧誘していたはずだ。 ついでに言えば、インチキ宗教や口からデタラメユーチューバーではないが、ブッキング・ドット・コムが宿泊施設側に不当な不払いを続けている問題のように、消費者が便利にばかり目を奪われて企業サービスを利用することが、結果的にブラック企業を増長させている実態は上記の状況に近いと言えるだろう。 ていうか。 これもユーチューブではないんだけど、確か、2000年代の初めくらいだったかなぁー。 メルマガ(←死語?)に、名言セラピーって言ったかな? 要は、いろんな人の「名言」を毎日、登録したメールアドレスに送ってくれるメールマガジンがあって。 「セラピー」とあるように、仕事の合間なんかにを読むと、ちょっとホッとさせてくれたり、身近にあったことを考え直せたりするので、重宝して読んでいた記憶があるんだけど。 その「名言セラピー」が、ある時、“トイレ掃除をすると幸運が訪れる”みたいなことを言いだしたのだ。 さらに、“僕も/わたしもトイレ掃除したら、こんな幸運が訪れました”的な、読者の話を紹介するようになった。 それは、さらにエスカレートしていって。 やがて、そのメルマガの内容は、毎日、“素手でトイレ掃除した方が、より大きな幸運が訪れる”とか、“掃除するトイレは公衆トイレの汚ければ汚いほど効果がある”、みたいな話ばかりになっていった。 その新興宗教じみた気持ち悪さに、即座にメルマガを解除した……、 なんてことがあったんだけどー。 そこまで書けば思い出す人もいるかと思うんだけど、そう。例のビッグモーターの(親の威を借る)副社長wが社員に言っていた(と報道された)ことが、まさにその「素手でトイレ掃除」だったわけ。 もちろん、(親の威を借る)副社長wは金持ちの息子だから。 そういうお金持ちの御曹司wが素手でトイレ掃除するわけなくて、たんに、そういうタテマエのキレイゴトを「これを言ってるオレって謙虚でエライよね?」と自らに酔って言うことで、社員をいじめを楽しんでいただけなんだろう。 いや。ビッグモーターの(親の威を借る)ぼんぼん副社長wが言ってたそれの出ドコが、そのメルマガかどうかなんて、もちろんわからない。 そうかもしれないし、そのメルマガをコピペしたネット記事で知ったのかもしれない。 ていうか、たんに、デタラメヤローや、社員いじめをすることが副社長の仕事だと勘違いしている大馬鹿者の考えつくことは、結局一緒ってことなのかもしれない。 でも。仮にその出ドコがそのメルマガの記事なんだとしたら、あの時、それを書いたメルマガの作者と、その記事に共感して素手でトイレ掃除した読者(が本当にいたのかは定かではないがw)の共感という盛り上がりが回り回って、社員に素手でのトイレ掃除を強いるという明らかなパワハラを生じさせた可能性はある。 そのことについて、あのメルマガの作者がどう思っているのかは知らない。 ていうか、あの作者が今どうしているかすら知らない(相変わらず素手でトイレ掃除してたりしてw)。 だって、あんなデタラメヤロー、犬も食わないからだw でも、たぶん、ビッグモーターの(親の威を借る)ぼんぼん副社長wのそのニュースを見たところで、なんとも思わなかっただろう。 だって、メルマガの作者にとっては、自分のメルマガを発信して名声やお金を得ることが何より大事で。 メルマガを読んだ読者が、そこに書かれたことを根拠にパワハラしようと、素手でトイレ掃除した人がO157等有害な細菌をバラまくことになっていようと、あのメルマガの作者にとってはどうでもいいことだからだ。 そのように、「迷わない人」の言っていることに共感したり、刺さったり、あるいは、自分の思いを代弁してくれる感じることは、回り回って社会に害をもたらすことなのだ(^^ゞ でも、「迷う人」が、「迷わない人」が言っているそれを聞いて共感したり、刺さったり、あるいは、自分の思いを代弁してくれる感じることでもしなきゃ、つらい日々をやり過ごすことが出来ないみたいなことは誰にでもあるんだろう。 こんなことを書いている自分も、「素手でトイレ掃除すると幸運が訪れる」みたいなデタラメ記事を読むまでは、あのメルマガを読んで慰められていたことがあるのは確かだ。 とはいえ、そういうデタラメにすがるのを、一刻も早く断ち切らなければならないのも確かだろう。 なぜなら、その手のデタラメは、それを信じたり、すがっている人が多ければ多いほど、そのデタラメに関係ない人もまっとうで正しく感じるようになるからだ。 その一番の例が、オウムとオウムが起こした数々の事件だ。 この本に書いてあることをオウムにあてはめると、オウムの教祖である松本智津夫は「迷わない人」だったから、多くの「迷う人」である信者はその言葉を信じたという図式になる。 でも、その「迷わない人」って、(報道によれば)捜査された時は秘密の小部屋にウ●コまみれで隠れていて、捕まった後は一言もしゃべることが出来なかったというから、実は無茶苦茶ダサくてカッコ悪い人だったわけだ。 また、オウムじゃないけど、あのガーシーとかいう人だって、ドバイにいた頃はいかにも「迷わない人」だったけど。 いざ裁判になったら、途端に被害者に謝罪しちゃったわけだ。 謝罪したってことは、ユーチューブでさんざん誹謗中傷してたことは全部デタラメと本人が認めたということになる。 そのニュースを見た時は、「この人、いくらなんでもダサすぎだろ…」と呆れてしまったんだけど(^^ゞ でも、まー、「迷わない人」の正体なんて、実はどいつもこいつも、そんな程度のチンケな人なのだ。 まっとうに生きてないから、「迷わない」ように見えるだけってことなんだろう。 「迷わない人」といえば、NHKのやたら早口の人が、ミョーに余裕たっぷりに説明する番組の「シティポップ」の回で紹介していた内容って、ほとんどウィキペディアに書いてあることだったしなw 今は、時代が情報至上社会(それを知っている俺/わたしってカッコイイでしょ?w)だから。 あんな風に、余裕ぶっこいて、賢し気にしゃべれば、多くの「迷う人」はそれを無条件に正しい情報だと信じて。 「あの人はなんて頭がいいんだろう?」と、無邪気に喜んでいるってことなんだろう。 いや、何かを信じて無邪気に喜んでいるって意味じゃ、オウムや統一教会、60〜70年代のマルキシズム信奉者、紅茶キノコに、あるある大辞典やためしてガッテン等々、昔もそれは同じだったんだけどね(爆) そんな、この『脳の闇』だが。 「第一章:承認欲求と不安」、「第二章:脳は、自由を奪う」くらいまでは、ツッコミ入れたりしながらも、まー、そこそこ面白く読んだ。 ただ、それ以降は、うーん…(^^ゞ ぶっちゃけ、「第三章:正義中毒」、第四章:健康という病、第五章:ポジティブとネガティブのあいだ、第六章:やっかいな「私」、第七章:女であるということ、は面白くも何ともない(ところどころ面白いことも書いているんだけどね)。 まー、この『脳の闇』を読もうかどうしようか迷っている人で、自分のこれをここまで読んでいる人がいるとは思わないが(爆) この本で、いろいろ考えながら面白く読めるのは、第八章:言語と時間について、くらいで。 あとの第一章〜第七章までは、目次で見出しを見れば十分だと思うw ていうか、第八章も、他の章に比べれば面白いかな?くらいなので。 ぶっちゃけ、著者の言う、“本書を理解することが困難な人がもしいたら、あなたの知的水準がいまいち”云々を聞いて、大ハリキリで自分の知的水準を確かめようと思ったり。 あるいは、“本書は表面だけ読んでもそれなりに読めるように読めるようにはしたつもりだが、本意は声にならない声を聴くことできる人だけが読めるように書いた”を見たり聞いたりして、最近なにかと流行りらしい「意味がわかると◯◯」的な内容を期待して読むとガッカリすると思うw てことで、この本に書いてあるのが何が何やらだった?とここに書いてしまうと、その途端、「アンタは馬鹿認定!」とされてしまうわけで、イマイチだったみたいな感想を書きにくいこの本だが(爆) ただ、まー、自分は馬鹿認定されても、“本意は声にならない声を聴くことができる人”になんか、絶対!なりたくないかなぁーと思ったw だって、面倒くさいんだもん。 自分は、(第五章P141にある)友人や知り合いから相談を受けた時、相談を持ちかけることに羞恥心や苦しかったりして、わざと話をズラしたり小さな嘘を織り交ぜているその相手の気持ちを見抜くことなんか、絶対出来ないだろうし。 ましてや、“その奥にある軋みに触れ、共有して、痛みを癒やすこと”なんか、さらに無理だ。 ていうか、そんなことが出来る人は絶対いない。 いるとしたら、それは間違いなく統一教会やオウムのような新興宗教等の胡散臭い人だ。 相談した人を入信させて全財産を奪うために、“その奥にある軋みに触れ、共有して、痛みを癒やす”ふりして騙しているんだよ。 人は、どんな人でも独善的にしか生きられない。 その人がいい人…、つまり、その人が相手のことを認めることが出来たり、思いやれる気持ちがあって、相手に誠実に向き合える人であればあるほど、独善的に生きることしか出来ないんだよ。 だって、それは善意なんだもん。 その善意というのは、その人の中にある善意でしかないんだから、それとは違う善意で相手とコミュニケーションすることなんて出来るわけないじゃん。 自分の中にある善意で相手とコミュニケーションしないとしたら、それは不誠実なコミュニケーションだ。 だから、自分はこれからも、友人や知り合いから相談を持ちかけられたら、自分の独善で話すはずだ。 当然、そこには、過去の自分の自慢話も入ってるだろう。 もっとも、自慢になるようなこと、ほとんどないけど(爆) 相談したのに、過去の自慢話を聞かされてウンザリしたみたいなことは、自分も経験がある(…のか?w)。 確かに、その時はゲンナリしたんだろう。 でも、そんなこと、とっくに忘れた。 だって、人と人のコミュニケーションって、そういうものだもん(^^)/ ゲンナリしたり、させられたり。一緒に笑って、語って、歌って、踊って、バカやって、たまぁ〜に泣いてみたりもあるのが、「人」とのコミュニケーションだ。 「人」っていうのは、そういうものだ。 聞けばなんでも答えてくれる生成AIでもなければ、至れり尽くせり(を見せかけたw)のITサービスでもない。 その程度のものにすぎない「人」への相談に、“その奥にある軋みに触れ、共有して、痛みを癒やすこと”を求めるのは、100%わがままだ。 相手が常に自分の都合いい対応をしてくれることを期待して、相手を便利使いして。 相手が自分の期待に沿えなかったら、その人は“その奥にある軋みに触れ、共有して、痛みを癒やすこと”が出来ないダメな人と切り捨てる。 そんなわがままな人間に相談を持ちかけられたら、誰だって自分の自慢話でお茶を濁すよ。 ていうか、自分の自慢話をする人の方がよっぽどまともだ(^^ゞ ていうか、自分は、相談してきた相手のそれを解決したり、共感するよりは、何でもいいからそこから気を逸らせてやる、ってことの方が大事なんじゃない?って思うけどな。 それこそ、夕日に向かって走り出す、でもいいんだよ(爆) その人の気持ちから、一瞬でもそれが離れれば、その人は笑うことが出来るはずだ。 笑うことさえ出来れば、どんなに苦しくとも、その人は何とかやっていく方法を自分で見つけられるもんだよ(^^)/ この本で著者が主張している骨子、ていうかー、著者が日頃危惧している、人の心にある過剰な承認欲求、正義を笠に着たたんなる鬱憤晴らし、面倒だから考えないで「迷わない人=(正解)」を崇める傾向、過剰な科学信仰による全てに正解があるという思い込み等々っていうのはわかる。 ていうか、それらはおそらく自分も同じ考えを持っていると思う。 それだけに、著者がここで自らの主張について説明するための様々な牽強付会には、すごくシラケた。 この本の中で、自らの主張の裏付けとして、様々な実験データを紹介しているが、細かいところが曖昧すぎて、自分には誤魔化されているとしか感じられない点が多々あった。 例えば、第三章:正義中毒の中で紹介されていた、ファストフード店(模擬)で、サラダ等健康イメージのある商品のあるメニュー(表)を見たAグループと、それらのないメニュー(表)を見たBグループをくらべたところ、Aグループの方が太りそうなメニューを選ぶ人の方が多かったという実験だが。 その結果から、Aグループが太りそうなメニューを多くオーダーしたのは、サラダ等健康メニューがあることで免罪符的な意識を持ったからだ、と断定するのは間違いだと思う。 大学の調査というのはよく知らないのだが、普通、企業の調査でそういう実験をした場合。 サラダ等が載っているメニュー表の方が、太るメニューを頼む割合が高いという結果が出た場合、サラダ等健康メニューがあることで免罪符的な意識を持ったからだという推測は、もちろんあるだろう。 でも、それ以外に、Aグループは、メニュー表の商品数の多さや、サラダがあることでメニュー表に彩りがある等の理由で気持ちが上がって、太るメニュー(=価格が高い)を奮発した可能性。 逆に、Bグループは、商品数が少ない、メニュー表に彩りがない等の理由でシズル感を得られずに一番安いメニュー(Aグループが選んだ太るメニューよりもカロリーが少ない)を選んだ可能性。 ざっと考えても、そういった様々な推測をするはずだ。 もちろん、それは大学の実験という学術調査だ。 実験は、バイアスがないように公正にやっているはずだし。 その「免罪符的な意識を持った」以外の推測もしているだろう。 でも、ここでは、その実験結果を元に、“「健康」という、「倫理的に正しい」何かを想像すると、それがなぜか免罪符のような効果を発揮して、人間はより「倫理的に正しくない」行動をとってしまいやすくなる”と断定している。 いくらなんでも、それは論理を飛躍させすぎてないかい? もちろん、何かしらの免罪符があることで、“人間はより「倫理的に正しくない」行動をとってしまいやすくなる”という傾向は、おそらく誰でも頷けることだろう。 でも、健康的という免罪符と、倫理的に正しいという免罪符は次元がことなる免罪符だ。 健康的と倫理的という違いをさらっと流して、その実験結果が「正義」「平和」についてもあてはまると展開させるのはいくらなんでも強引すぎる。 だって、健康と正義や平和は違うものだ。 脳科学なんて全然知らないけど、もしかしたら、健康を認識する脳の部分と正義や平和を認識する部分は違うんじゃないの? ていうか。 その後に書かれている、“要するに、正義! 平和! 人道!などと連呼する人ほど、恐ろしいと言える。善意の発露として、残虐な行為を行いかねない。”は本当にその通りと思うだけに、その強引な論理による展開はものすごく残念だ。 それは、著者があげている、不倫を叩く人の言う言葉についても言える。 著者は、その代表として、”家族を裏切るなんて”、”清純派だと思っていたのに”、“子供が可愛そうだ”をあげているが。 ”家族を裏切るなんて”、“子供が可愛そうだ”と書き込んだ人というのは、おそらく、正義を傘にきた鬱憤晴らしだし。 「清純派だと思っていたのに」は、たぶん気持ちを裏切られた不快感だ。 その2つは、それを言う背景が微妙に違う。 (その根本にあるのが、どちらもたんなる鬱憤晴らしである可能性はあるだろうが) そういう微妙に違うことを、著者のような立場の人が「正義中毒」という言葉で一緒くたにしちゃうと、それを受け取ったそれぞれの人の解釈によって、その言葉が示す範囲がどんどん拡大されて。 その結果、特に「正義中毒」でないことでも、世の人の馬鹿の一つ覚えwで「正義中毒」と糾弾されるようなことが起きかねないように思うけどな。 著者が、自らが発信したことに対して、上記のような重箱の隅をつつくような指摘をされることに腹をたてて、この本をこういう形でまとめたその気持ちはわかる。 わかるけど、でも、その「正義中毒」という言葉の説明のように、その言葉の定義を誰にも明解にしないことで誤解を招いている面はあるんじゃない? もっとも、著者の感じている著者への批判っていうのは、そういうことではなく。 たんに、著者が生意気だと難癖をつける、たんなるヒマ人に腹をたてているだけなのかもなーなんて思ったんだけどw でも、まー、それは有名人である以上しょうがない面もあるわけだし。 さらに言えば、自分はこの本を読んでいて、著者は被害(者)意識がやや過剰であるように感じたけどな。 ていうかさ。 この人って、ユーモアがないんだよねw ユーモアがないから、「優秀なヤツなのに、もったいねぇなぁー」的な好意のアドバイスを自分が批判されているように聞いちゃうんだと思う。 この本もその論理で書いているから、だから読んでいてツマラなく感じちゃうんだと思うw いや、ツマラナイと言っても、例の『映画を早送りで見る人たち』の著者のように自説に都合いいようにデータをバイアスかけて見て身勝手な主張をするくせに、データから何も想像出来ない、腹が立ってくるクソつまんなさではなく(爆) すごく面白いことを言っているんだけど、その面白いことの面白さの説明が世間で猫も杓子も言っているツマラナイ論理を根拠に書いているからつまらなくなるんだと思う(←なに言ってだかわかんねーよw) だから、そう! 『パンデミックの文明論』で言っていたような、賢い人がアホバカな事から論理を飛躍させて面白い発想をする、あの感じがこの本にはないんだよ。 もちろん、上記はこの本を読んで感じた、著者のイメージだ。 ただ、著者の思考の特徴として、例えば「正義中毒」という言葉のように、著者がその言葉からあらゆる方向に思考を伸ばして論ずることで、その言葉の定義を妙に曖昧にしてしまう傾向があるように思う。 もちろん、(『パンデミックの文明論』で感じたように)一つのことからあらゆる方向に思考を伸ばしていく著者の思考法(?)は、著者のユニークな良い面だとは思うし。 また、その曖昧さも、著者の持つユニークさだとは思うのだが。 ただ、著者の論考を受け取る側(読者)からしたら、言葉の定義が曖昧であるが故に、(読者は)思ったはずのところにボールが返ってこない的なもどかしさを覚えるんじゃないだろうか? だから、P10にある“僕を罵倒してください”というファンレターの主(本当にそういう人がいたのかは知らないけどw)のように、著者なら罵倒してくれるはずだという変な勘違いが生じた結果、罵倒してくれない著者に反感を抱く…、 という面はあるんじゃない?(^_^;) そんな『脳の闇』。 読者にイライラをぶつけているように感じる文章といい、ちょこっと語って別の話題に進むとりとめもない内容といい(元が雑誌の連載だからしょうがない面はあるのだろうが)、これでは本という「商品」の体裁がとられてなさすぎない?という理由から、読んでいて★は一つにしようかと思っていた。 ただ、「あとがき」にあった、あれ。 “読者の読みたいことを、読者目線で噛み砕いて説いた本が売れるという基本に、出版サイドがようやく回帰の傾向を示し始めた。” それを読んで、「あ、著者が言いたかったことって、もしかしてこれ?」と、思わずクスリとしてしまったのだw そう、そうなんだよね。 ここ数年話題になった本というのは、「迷う人」である読者の“読みたいこと”を、「迷う人」“目線で目線で噛み砕いて説いた本”…、つまり、「迷う人」が共感したり、刺さったり、自分の思いを代弁してくれていると思える言葉や情報が書かれてある本ばかりなんだよ。 それは、そういう本を出せば、多くの「迷う人」がそれを買うことに出版社が気づいたから、出版されたにすぎない。 いや。出版業というのは、元々そういうものなのかもしれない。 だって、出版業の人たちだって、金儲けのためにやっているんだもん。 ただ、もしかしたら、ちょっと前まで出版業、それも覗き見趣味的揚げ足取り的週刊誌等ジャーナリズムに酔っている出版業に携わっている人たちではなく、普通の書籍の出版に携わっている人たちには、自分たちはこの国の知性に携わっているんだという、いい意味での酔い(矜持)があって。 その酔いがあるからこそ、読者が読みたい本(情報)ではなく読者に知ってもらわなきゃならない本(情報)をつくらなきゃならないみたいな、暗黙裡の線引きがあったんじゃないだろうか? でも、今は著者の言うように、“読者の読みたいことを、読者目線で噛み砕いて説いた本が売れるという基本に、出版サイドがようやく回帰の傾向を示し始めた。” それを平たく言えば、(読者が知らなきゃらないことが書かれた本は売れないのだから)読者が読みたいことだけが書かれた本だけつくって、売っていけばいいじゃん。だって、出版業は自分たちの食い扶持を稼ぐためにやってるんだもん、ということだろう。 この著者って。 もしかしたら、すごく誠実な人なのかなぁー。 何度もそこに戻るようだけど、著者はこう書いている。 “人の言葉を聞かず、決断力があり、我が道を行く「迷わない人」がいたら、真っ先に私はその人のことを疑う。(中略)その人が本当に人の言葉を聞かず、合わせることを厭い、迷いも戸惑いも感じない人なのか、それともそう見せかけておくことで大衆の称賛を得ようと媚びているだけの人なのかを探ろうとするだろう” そして、“残念ながら、多くの「迷う人」は、「迷わない人」がとても好きだ”と。 著者がこの本で、“この本はバカにはわからない”的な、読者に対して妙に上から目線で書いたこと。 そして、冒頭にあるこれまでの本の読者からの様々なメッセージにあった、“「僕を見抜いて、その弱点を指摘し、その弱点ごと受け入れて欲しい」という哀願”的な内容。 さらには、第六章:やっかいな「私」のような、自分が過去にいろいろ悩んだり苦しんできたことを吐露している件。 それらを踏まえて考えてみると、著者はこの本で、私を「迷わない人」と誤解しないでほしい。私の本を読んだ読者が私のことを「迷わない人」だと誤解するのは、私が「迷わない人」を装って書いた本による勘違いなんだから……、 と言っているんじゃないだろうか? もちろん、それは自分が感じた著者の“声にならない声”にすぎない。 だから、全然見当違いかもしれない。 でも、P60の“論文というのは批判的に読むもので(中略)それが正しいかどうかを判断するのは自己責任”と、その後、“確かな科学教育を受けていない人々が拡散しているいわゆる「脳科学」は、もはや俗信や迷信に近いもの”なんかを見てもそうなんじゃないのかな? つまり。 “「迷う人」は「迷わない人」が好き”なのだからこそ、「迷わない人」を信じてはダメだよ。 著者がこの本で読者にわかってほしかったのは、実はそれだけ……、 なんじゃないだろうか? …と、自分は思ったけど。 ただ、それは、著者が「あとがき」で書いているように、“ほとんどの人間は聞きたいことしか聞かない”、“その上、自分の話したいことにしか関心を持たない”ということにすぎないのかもしれないw ★の数は、すごーーーく考えた。 それは、とっても頷けることが書いてある反面、この人の頭がよすぎるからなのか、一般庶民からするとちょっと浮世離れしていて、ぶっちゃけヘタな考え休むに似たり的な思考に陥っているっていうかw、今風のエエカッコしぃーの論理に陥っているように感じたからだ(^^ゞ ただ、頷けることは、読んでいてすごく面白いし。 個人的に著者が言いたかったことってこれなのかな?と思ったことなんかは、その裏に込めた意味を考えると、まるっきりジョン・ライドンだ(^^)/ そんな風に、著者がひっくり返すことが出来るセンスを持った人なんだとしたら、テレビなんか出るのはやめた方がいいように思う。 ただ、ジョン・ライドン的にテレビに出ているのだとしたら、それはそれでパンクで面白いのかもしれない。

    6
    投稿日: 2023.11.21
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    子供のころのことが書かれているのが 興味深い。 昔から人と違っていた。 大人が言うことにもハテナだらけだったんだろうなぁ。 はじめに言葉ありきのところに 書いてあった 双子語、個人語というものが気になる。 人と人がコミュニケーションをとり 理解しあうには、言語以外の何か見えないものがある。 言葉をあまり交わさなくてもなぜかわかってしまう、 いくら言葉を連ねてもまったく通じてる感じがしない。 コミュニケーション力って ほんとどうやって測るんだろうなぁ。

    0
    投稿日: 2023.11.19
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    著者の後書きで、「バカには読めない本」とストレートに書かれているのが笑ってしまった。 脳科学者の視点で、現代社会の病理と人間に備わる深い闇について、著者の書きたい事しか書いていないかなり振り切った本。 なかなか個性的な著者で面白いです。

    0
    投稿日: 2023.10.21
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    脳科学分野の観点から様々な社会問題や人の悩みや暮らしに考察を入れてくれる。哲学的な要素も強い。 結構好きなタイプの本でした。

    0
    投稿日: 2023.10.19
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    自身の体験を交えて書かれていることから、エッセイ本のような感がある。なので、読んでいて「勉強している」といった感覚はなく、「読み物として面白い」。 個人的には、読み進めるうち「橘玲の本っぽいな」とも思った。 (電子書籍に収録されているかわからないけど)あとがきまで、ぜひ読んでほしい。いや、むしろあとがきから先に読んだほうがいい。「バカには読めない本」「あなたの知的水準がいまいちなのは私のせいではない」と、はっきり書かれている。著者のスタンスが分かる。 内容とは直接関係ないが、 “~だけれども。”という言い回しが目立った。いたるところに、“~だけれども。”があって、これは何かを意図しているのだろうか?と思ったほど、この表現が多かった。それがクセなのか、わざとなのか、わからないのだけれども。

    12
    投稿日: 2023.10.18
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    2023/09/30 読破 一言:馬鹿には読めない本 要点:自分には難解な表現が多く、文章を理解するのにエネルギーが必要な本でした。ただ、筆者の人間に対する考え方が少し、理解出来ました。 学んだ点 ① 人が抱えている問題は、「解決できない問題」ではなく、「解決できない感情」である。その感情に対して、アドバイスや、自己の過去の経験等で承認欲求を満たすのはナンセンス。 ② 「どうでもいい」という感情を持つこと。 自分自身と他人へ「一貫性」を求めることをやめる事。「一貫性」を期待することをやめることで、攻撃的ではなくなる。 他人への期待に加え、自分の一貫性への期待をやめる事が大切

    1
    投稿日: 2023.09.30
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    今読んでおる。 あとがきから呼んでみたが、なかなかに批判にやられていて大変な様子。メディアに出ておるししかたあるまいよ。ゲトーすぐるみたいな事いってる 内容は著者のよりすぐリセットといったかんじ

    1
    投稿日: 2023.09.25
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    言いたいことを詰め込んでる感。 偏見じゃ?と言いたくなる部分もあるけど、それでいいんだなとも思う。筆者も一人の人間だな、と感じた。

    0
    投稿日: 2023.09.19
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    正義中毒は共感、性別に関する話もタイムプレッシャーもわからないや不安を嫌うことも健康志向も納得。 自分はそうじゃないと思いつつも、たぶん心のどこかで否定したいだけでまた違う偏った見方をしているものもあるだろうな。 もちろん自分自身も含めて、厄介だなぁ。 248冊目読了。

    1
    投稿日: 2023.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんか作者の中野さん、斜に構えた世界の見方してるな〜なんて思ってたら、自分と親がそりがあわなかったことなんかも書いてあったりして。 158ページからの、音楽の持つ脳を発展させる能力についてのところは面白かった! 164ページのまとめに 音楽は副作用のない薬なようなものだ って書いてまとめてあり、そこはよかったです。 あとは178ページに自分の感覚過敏に対する受容の言葉があり、そこはよかった。

    0
    投稿日: 2023.09.16
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    感情が乱れて心がモヤモヤしている時に読みました。感情を整理するために脳の仕組みを知ることはとても有効で助かりました。いろんな感情に苛まれたとしても、人間はそんな風にできているんだと、必要以上に相手や自分を責めずに済んで心が軽くなりました。

    1
    投稿日: 2023.09.03
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    進化の結果としての脳のあり方は合理的でもスマートでもない。他者に認めてもらうことへの欲求。自分で判断し決めることの脳の負荷。合理的判断より非合理な正義・人間性が勝る。人間は、真実ではなく非日常を常に求めている。 賢いAIの時代、それとは異質・異次元な存在としての人間の価値を計る時代になれるでしょうか。

    0
    投稿日: 2023.08.23
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    日々ささいなことに満足して幸せに生きていけることの大切さは、むしろ不快な記憶を忘れ、不安な未来を予測してしまわない鈍さがあってこそ、感じられるものではないだろうか 第三者が勝手に悩みを解決してしまわないほうが良い!悩みを抱え、解きほぐそうと足掻くこと自体が、生きるという状態 誰かにちょっと相談した程度で雲散霧消するような問題なら、自力でも解決できるのでは?そもそも、問題を共感してもらいたいだけで、解決を求めているわけではない!

    0
    投稿日: 2023.08.22
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    納得する部分は多々あり、やはりこの方の本は興味深いと感じた一方で、著者の書きたい事をつらつらと書きそれを読まされているような感覚で、後半は読むのが少し面倒だった。

    2
    投稿日: 2023.08.07
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    脳の機能なんだって分かったから安心した。 "正義中毒" "美しいは正しい" "人間らしい人間はならず者で 人間らしからぬ人間が立派な人間" あとひとつ、 その中に機能外のことのことがあっても 自分の特性だって認められる気持ち。 読んでよかったし、 もっと色々知りたくなった。

    1
    投稿日: 2023.08.05
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    知的エッセイという感じです。 エッセイの醍醐味は他人の思考をのぞいて、ニヤニヤすることだと思っていて、本書もそんな感じで楽しめました。 できるだけまわりくどく、わかりやすいようになどと斟酌することもなく書いた。 とあるように、読みやすい文章ではないけれど、専門的な内容には簡単な説明が添えられているので、辞書片手に、というものではありません。 「個人的にバカは嫌い、赤いのどを見せて、早くエサをよこせとビービー鳴いてせがむだけの、知的に自立もできない人には〜」 といったくだりについては辛辣だなぁと感じました。受動的に知恵をつけようとしている人に対する怠慢への怒りなのか。 「正義のためには人を傷つけても良いと思っている人たち」の表現には目から鱗で、納得できました。 総体的には面白かったけれど、好き、嫌いと二元論で考えてしまうことが精神衛生上良くないと思っているので、嫌いをそこまで誇示しなくてもいいのになぁとは感じました。

    0
    投稿日: 2023.07.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    乳幼児でもあるまいし、自分の取り入れる情報くらい、本来なら自分だけ吟味したいものだ 鬱の人の方が判断力が高い。必ずしもポジティブがいいとも限らないのだ。 科学本というよりはもはやエッセイ。これくらい著者の主観が入っている方が、自分からしたら読みやすかった。脳の不思議さと、女性研究者からみた世界を一緒に見ていくことができた。いい経験になった。

    0
    投稿日: 2023.07.20
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    これ、かなり面白かったです。めったにつけない★5つにするか迷ったぐらいです。 中野信子さんは私とほぼ同世代のとびっきりの才女だと思います。中野さんの著書はけっこう好きで読んだのはたしか、この作品で9冊目になります。そこそこコアな中野ファンと言っても良いでしょうか。 これだけ面白い本なのにこの感想を書いている時点でのこのアプリでの本書の評価が3.17とは意外です。著者がバカには読めない本と過激なこと書いちゃったりしてるので、やっぱり好みの問題もあるんでしょう。 本書はそれまでの中野作品とは少し趣きが異なっており、エッセイ的というか自伝的要素が多分に含まれている新書となっています。オブラートに包まない本音がバンバン書かれているなという印象です。 何なら新書って言うよりハードカバーで出しても良かったんではないかと思いました。 脳科学の視点から中野さん自身や人間の傾向などのようなものを解き明かしています。 誰にでも承認欲求はあり人間ほどこの欲求が強い動物は他にいない。中野さん自身もとある男性とのやり取りでまざまざと自身の承認欲求を思い知らされたことが書かれています。 著者の体験を通して、自身をコントロールしようとしている人には必ず心のスキマ=不安があり、ここを突けば好意を得られるらしいです。 生きていく上で、あいまいにしておくという解決法をもっておくのは極めて重要で、わからなさとの共存も大事だと。脳は複数の考え方をあいまいなまま抱えておくことは心地よくないものだが、分からないを受容することが長期的に見れば自分を守るための有効な手段になりうるとのこと。私のなかに腑に落ちるものがあり、納得感がハンパないです。 正義中毒についても言及されています。 人間は、正義の味方としてルールから逸脱した誰かに制裁を加えることが快楽となる。糾弾は自省よりたやすい。不謹慎を叩く快感。自分とは全く無関係な赤の他人の不倫のバッシングはまさに最たる例ですね。 所詮他人事の「どうでもいい」という絶妙な距離感が大事で「どうでもいい」という感覚は投げやり的に見えるが、他人に一貫性を求めず、社会を健全に保つには良い距離感を示す絶妙な指標かもしれません。 とこんな感じのことが解説されています。 それにしても著者が表面的にも読めるが裏の意味的なものも含んで書いているとありましたので裏の意味が大変気になります。私は著者の言うところのバカなのかよくわかりませんでした。どなたかご教授頂ければ幸いです。

    96
    投稿日: 2023.07.03
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    承認欲求 人間は孤独である 変動間隔スケジュールによる強化(タイミングを不規則にするとより中毒的になる) 自身をコントロールしようとしている人には必ず、心の隙間がある。自分の理想と本質が乖離していることへのコンプレックスがある。ここを捉えることができれば、好意を得ることができるだろう。 知能の高さと社会経済地位の相関。 生物の課題は「生存」と「生殖」だった。 脳が発達していれば「餌と伴侶」を得やすい。 脳はエネルギーや酸素消費が多く、機能を維持するコストがあまりにも高い。 そのため、生存と生殖が終わると脳を自ら食べて消化してしまう生物もいるくらいだ(!) 不安感。充足していることそのものに閉塞感を覚えてしまうのかもしれない。 不安感は生物の生存に必要なアンテナ。将来的に予期されるリスクを回避し、排除するため。 不安感の源泉はTHPといった神経ステロイドなど。 セロトニンはやる気や安心感をもたらす。不足すると不安感を高める。 脳の不安アンテナは、リスクを検出できなければ、感度を上げて本来ならリスクになり得ないことをわざわざ拾うようだ。 人間は「リスクがある」という話を好む。リスクを検出するとかえって満足するように見える。アンテナの役割が一段落するからかもしれない。 人間の脳は自動的に自分の周りにネガティブな状況を構築してしまう性質がある。  孤独 内面の空洞 不足感。生そのものが、緩やかだが完全な自殺のプロセスであるかのように思える。  不安と戦わない。  忘れる能力、論理的に考えないことによる突破力、あえて思考停止するアプローチ。  日々に満足して幸せに生きていけるのは、不快な記憶を忘れ、不安な未来を予測してしまわない鈍さがあってこそ。  自然に忘れることを人工知能に実装するのは、現在難しい。人間の脳はよくできている。  心の空洞は解決される性質のものではない。  生理的に存在する、進化的に意味のある不安で、生物としてなくてはならない空洞と孤独なのだと知っておくこと。

    0
    投稿日: 2023.06.20
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    前頭前野によって客観的に物事を捉えることができる。許容力を持てる。 脳がどのように物事を捉え、我々が悩まされていくのか学術的に勉強できて面白かった。前半が特にそう言った趣で面白く、後半は少し話が脱線していたように思う。

    1
    投稿日: 2023.06.17
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    いつもと違い「やや暗い本音」が散見し本のトーンが異なる 明晰さは随一で実力を遺憾なく発揮している 心よりリスペクト! 1.脳の負荷は巨大→負担軽減のため効率化・怠けたい 重さ   2% ブドウ糖18% 酸素  25% 2.意思決定を他者に委ねたい 自由からの逃走 ファシズムを志向 AI依存へ 大将と参謀の役割分担は? 3.人類の価値=社会性  組織運営 narrative物語の必要性 ホモ・サピエンスvsネアンデルタール人 4.未知への挑戦 好奇心 5.リーダーの必要性

    1
    投稿日: 2023.06.14
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    迷わない人間は信用できない、というところが1番心に残った。 色々と納得させられる事が沢山ある。 脳を少し知る事で自分や周りを俯瞰して見れるようになるため、感情のコントロールがしやすくなった気がする。 少し強い口調で書かれている事が多いが、こういった脳の研究をしている人は逆に人の見たくないような一面まで見えてしまい生きづらいのかな、とも思った。

    2
    投稿日: 2023.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中野先生の本は「分かる人にだけ分かればいい」というスタンスで書かれてるものが多いなとは以前からわかってはいたけれど本書はもう「はじめに」ではっきりとそう書いてある。 あなたの本書への理解力があなたの知性レベルですよと最初から言われてしまっては挑むような気持ちにならざるを得ない。 で、「あとがき」にも同じようなことが書かれている。 わかりやすく書くのが疲れるからそうは書いてない、できるだけ回りくどく読みづらく書き、理解できないのは私のせいではなく読み手の知的水準が低いせいだと念押しする。 私が本書を読み終えて、中野先生が書きたかったこと伝えたかったことをどれほど正確に受け取れたか定かではないけれど、先生がおっしゃるほど読みにくく分かりにくくもなかったように思う。案外わかるように書いてくれたのではないか?と思われるところもあった。 ただ、漏れ出てしまう知性のせいなのか御本人的に斟酌皆無のせいなのかわからないけどものすごく「上から」物を言われてるなと感じる箇所は多々あった。嫌だなと思う前に、それだけ生きにくい人生を過ごしてこられたのだなということはよく伝わったと思う。 第二章の、あいまいさを保持しておく知力という内容に注目した。最近たまに聞く「ネガティブケイパビリティ」というものと同一のことを言ってるのかなと感じた。(違うかもしれないけど。違ってたらそれは私の知性が足りないってことですね?、中野先生)確かにこれからの時代はあいまいさを保持する力自体を認識しておくことは、先生のおっしゃるように自分や自分の大切な人を守ることにおいて一層大事になってくるだろうと気づかされた。そういうことを自覚していることと無意識でいることの差は大きいと思う。これはすごくためになった箇所だった。 第三章「糾弾は自制よりたやすい」の最後に「たとえ多くの人の目には醜悪に見えたとしても、どんなことがあってもしぶとく生き延びる、という価値観がもっと評価されてもいいのではないか」とある。 私はこれを読んで小説「流浪の月」を思い出した。あれは「醜悪に見えた関係性の、外には見えない繋がりの真実」を描いているが、人からどう見られるかよりも自分が生きたいように生きられるのかの方が遥かに大切なのだという当たり前のことを深く思い知らされる。 第五章「ポジティブ思考の暗部」には先生ご自身の自身の辛い経験の一つが書かれている。 この章は読むのが辛かった。でも辛くてもこれは必要な言葉だと感じた。 この章を読むことで救われる人はたくさんいるように思う。 各章に、はっとする文や考えさせられる考え方が明示されとても興味深い一冊だと思う。 多分何度も読み返すことが必要な本でしょう。 けれど、必要な人と必要でない人ははっきり分かれるような一冊です。 私には必要な一冊でした。…しかし私は基本的には一度読んだ本は読み返さないですね。

    12
    投稿日: 2023.06.06
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    感想 司令官のことを何も知らない。全てを意識的に操作していると思い込む。それはとても危険。何が起きているのか。もはやわからない。

    1
    投稿日: 2023.05.31
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    いつも納得の文章。頭が良い人ならではの無駄がないしのめりこめる。今までになく、中野氏の幼少期も回顧するエッセイ的要素が入り込んでいる。自分の恥部?を曝け出す事でフェアでいようとする姿勢に好感がもてる。

    4
    投稿日: 2023.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    親の背中をさした子の話が心に残る。 既婚者としりながらアプローチしてくる男性、ファンレター、、、有名になると大変ですね。カッサンドラのたとえ、面白いですね。 この本で承認欲求のファンレター減ったか知りたい。

    0
    投稿日: 2023.05.07
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    もう少し学術的なことが書いてあるのかと思ったら、中野さんが常々思っていることを書いたエッセイ風の内容で、タイトルから想像していたのと違った。

    1
    投稿日: 2023.04.28
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    とても興味深い内容だった。この類の本を読んでいると、自分ではなく、「あーだからあの人は嫌われるんだ」と身近な人を当てはめてしまう。これも私の脳の闇かも。 随所に知らない単語が出てくるので、ネットで調べる。さすが中野信子だ。難しい(?)単語を取り入れることで、文章の効率化を図っている。ま、それは置いておいて・・・。 一気読みは無理だが、楽しく読めた。 ただ、もう一度読み返した方が身に着くかも知れない。内容を頭のどこかに留めておけば、相手を分析すると言う楽しみが増えるだろう。

    2
    投稿日: 2023.04.24
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    脳科学者の著者が、雑誌に連載した論考をまとめ、脳科学から自身の半生までを綴ったバラエティに富んだ一冊。 いくつか留めておきたい片句が。 第二章『脳は、自由を嫌う』で、脳は自由が嫌いなのだと論じ、政治家などに対し、論理的な根拠もなく、この人に味方したいなどという気持ちを感じたら、「これは脳に仕掛けられた罠かもしれないと、立ち止まるくせをつけて欲しい。その人が正しいわけでもなんでもなく、ただ脳内麻薬を分泌させられているだけなのだから」と、警告する。 おりしも統一地方選挙のただなかであるし、心に留めておきたい文言だろう。 第三章『正義中毒』では、誰しもが陥る正義中毒について論じる。 「ネットなどで第三者がさしたる根拠もなく他人を断罪してしまえるのは、正義の執行自体が快感であることに加え、他人を『あいつはダメだ』と下げることによって、相対的に自分が置かれている階層が高くみえるからである」 著者はこの快感にハマってしまうことを「正義中毒」と読んでいる。 第八章『言語と時間について』では、言語を持っている特殊な生物である我々は、思考の上で時間軸に沿った移動が出来る、と。 未来や過去を思えるゆえ、過去を思い出して現在に役立てたり出来る一方で、未来を悲観して不安に苛まれたりしている。 少子化が未来を悲観してというのが理由なら、世代を超えた緩慢な自殺と言っても言い過ぎではないかもと、まで著者は言っているが。

    9
    投稿日: 2023.04.18
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    脳の仕組みを知って仕事ができるようになる考え方を知ること目的に読みました。そもそも脳は、怠けたがる臓器であり、「疑う」「慣れた考え方を捨てる」といった場面では、脳に大きな負荷がかかることを知りました。また、自分で考えず、誰かからの命令にそのまま従おうとするのは、脳の本質とも言えるとのことです。「弱り目に祟り目」という諺の通り、気弱になっている時の脳は自分自身の計算よりも、他者からの不確かな情報を優先しやすい。つまり、騙されやすい状態にあることに注意が必要です。コミュニケーション力とは、単なる言語の運用能力(+それに付随する振る舞いのテンプレ)のことではないかと著者は言います。それが正しいかどうかは分かりませんが、言語の運用スキルを上げる努力をしたいです。

    0
    投稿日: 2023.04.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あからさまな承認欲求をぶつけられても、それは完全に本人自身の問題であるので、私には一時の満足を与える以外に何もできることがない。一時の満足なぞ与えようものなら、人によっては中毒的にそれを求めるようになり、厄介だ。一人だけを特別扱いすればさらにややこしくなることも明らかであり、申し訳ないが、何も見なかったことにして、沈黙する以上の方法が存在しないのである。 自分自身のことをもっと知りたい、理解したい、受け止めたい、受け止めてほしい……そんな願いに、本人こそが縛られて苦しんでいるのかもしれない。 こちら側の孤独感をわかりやすく明示して言語化した上で、「あなたこそ、僕の孤独を理解できる特別な能力をもった人だ」と礼賛のメッセージを送る。そうして、安っぽい形ではあるけれども相手の承認欲求を満たす。本当に単純な方法だけれども、人間というのは業の深いもので、どんな女にも必ず空洞があるのだ。満たされていないときには、これほどあざとい型通りの言葉であっても、ないよりはましなのだ。これで彼に好意を寄せるようになった人も少なくなかっただろうと思う。 つまり彼は、私の基礎知識を利用して、私の意識の中に、彼のメッセージを植え付けることに成功したわけだ。人間は、誰とも理解し合えない。あなたは、絶対的な孤独の中にいる、というメッセージを。 あなたは、孤独な存在だ、という彼のメッセージには続きがあった。 僕だけは、その孤独を理解できる。 誰とも理解し合えない孤独を、僕は知っている。 これを受け入れることは、承認欲求が満たされる究極の形といってもいいかもしれない。誰からも切り離された状態で、絶望的な孤独を感じているとき、その孤独な存在ごと、孤独なまま共有できるような人が目の前に現れたとしたら。多分、その人の手を振り払うことができる人はいないのではないか。 理性では理解できていても情動の方がついてこないどうしようもなかった 変動間隔スケジュール、実験動物 僕だけはその孤独を理解できる、だれとも理解しあえない孤独を僕は知っている わたしがなにかきにさわることをしてしまったのだろうかという根拠が曖昧な罪悪感 愛される憎めないキャラクターとして受け入れられる確率が高くなる 自身をコントロールしようとしている人たちには必ず、心のスキマがある。こういう形に自分をデザインしたい、という欲求の裏に、自分の理想と、自分の本質とが乖離していることへの焦りやコンプレックスがある。ここを捉えることができれば、この人たちからはやすやすと好意を得ることができるだろう。私のことをわかってくれるのはこの人だけだ、と信頼され、秘密を打ち明けられ、必要とされるだろう。存在ごと、寄りかかられてしまうこともあるかもしれない。 どんな世界のどんな人であっても、人間は自分に興味を持ち、自分の言葉を聞いてくれる人に好意を持つものだ。要するに、この性質を使えばよい、ということになる。 相手から、適度な好意だけを得られるのなら、それはバランスがとれているといえる。けれども、本気にさせてしまったときには厄介だ。相手が本気になってしまったときに、それをうまくあしらうことをしないと、面倒なことになりかねない。 うっすらとした好意から、肉体関係まではゆるさないけれども「あわよくば感」は保持したままのぎりぎりぎりぎりの恋情までを、とりあえず相手から引き出しておいて、自分は特に何も与えないのである 多くの人から行為をもらっている状態、そのものがインセンティブ 思いが深ければ深いほど相手を許せない それどころか気が済むまで攻撃してしまう 論理的に考えすぎないこと似よって巧みに生きていける。そう仕組まれているように私には思える。日徐つ些細なことに満足して生きていけることの大切さはむしろ不快な記憶を忘れ不安な未来を予測してしまわない鈍さがあってこそ感じられるものではないか しととなりあわせでいきるあいさんといることでいまこのしゅんかんをいきているのは当たり前ではないと気づいた。 生きているうちに本当にやりたいことをやらないと。 クスッと笑えば気持ちが切り替わった どうしたら人に笑ってもらえるかが悩みなんてこんな幸せなことはない 美味しいものを食べて別々の味をきっと感じているのに違いないけれど、おいしいねといいあえること。 いきていることで感じられるちょっとした説なの幸福の連鎖を味わい続けることがもしかしたらいきるということの意味なのかもしれない 人間は迷い戸惑い人の言葉をきかなければ選択も決断もできない、そういう生き物だ。 本当は迷うことの方がずっと高度で美しい昨日なのに 選択するということはせんたくしたいがいのせんたくしをすべてすてさる 選択肢が多ければ多いほど公開も大きくなる 自分を客観視して人間とはそもそも騙されやすい生き物だということを理解する能力 弱ってるときに騙されやすい 高学歴の人、キャリアのはでな人は騙しやすい こちらがその気になりさえすれば極めて操作しやすい高学歴 人間は書くも騙されやすい存在 被害にあった人の幸福度は高い、騙す側も俺は彼らを騙したんじゃない、夢や幸福を売ってるんだ あいまいにしておくという解決法をもっておくのは極めて重要なこと。和からなさとの共存といえばいいだろうか 困難な道であってもわからないを受容することが長期的に見れば自分と自分の大切な人を守るための有効な手段足りうるということは知っておいて欲しい 確信という安易な快楽に覚えれて愛が毒に変わってしまう前にわからないをか変えておく能力を多くの人がもちえる世の中 些細なことから自分で責任を負うべき重大なもんだいまで人は自らきめることにしんどさと面倒臭さを感じていてだれかにきめてもらったほうがらくだと本心では思っている。 占い師や宗教家に類する人はの鵜ノ子の性質を利用している だれもが本心ではだれかに意志決定を委ねたいと思っている。欲しいのは自由でなくて自分できめているという実感だけだそしてできれば責任を負いたくない この人を応援したい、理由なく味方したい、このひとについていきたい 大衆が心地よく感じる人は大衆の思考を止めてしまう 善意の発露として残虐な好意を行いかねない きめごとのおおい夫婦ほど離婚しやすい 正義中毒を乗り越えるカギは目谷んちである。 自分自身を客観的に見てその行動や思考をあらためて問い直すこと。 内的に設定されている倫理基準と外的な情報としてえられる倫理基準とに自分の行動と思考を照らし合わせ、私はいまこういう状態だが本当にこれでいいのか?と問い直す 他人に一貫性をも止めるのをやめること 自分が気になったとしてもそれは所詮他人の行動である。よ蘇さまの人生似合えて踏み込むメリットはどこにもないのではないか。自分に直接的な被害が及ばない限り、例え何をしようとも他人が指図したり凶弾したりできるような権利は本来はだれにもないはず およそどうでもいいことでしかないと合理的に割りきることも重要だろう このどうでも言いという感覚はなげやりなようにみえるかもしれない。 けれどたにんにいっかんせいをもとめず社会を健全に保つためにはいい距離感を示唆する絶妙な指標となるのでらやいか やまいはめしのたねと思えるくらいの人のほうが意志としての適正があるといっていいのかもしれない 病を味わう 第三者が勝手に悩みを解決してしまわない方がいいと基本的に考えている。悩みを抱えているということ、そしてその悩みを解きほぐそうとあがくことじたいがせいという状態であり、その状態を存続刺せていくためのエネルギーげんになっているとおもうから 要するに多くの人は問題解決をもとめているわけではない その気配の裏側にあるものは自分の抱えている感情の軋みを一緒に支えて欲しいという寂しさ 多くの人が抱えている悩みとして重荷に感じているのは解決できない問題でなく、解決できない感情だということ 一人では解決できない感情にたいして安易にアドバイスを与えるという好意がどれ程その人をがっかりさせ時には起こらせかなしませてしまうことか 解決されない感情の軋みを抱えているとき人はその苦しみについて明確に言語かすることができてあない 心の軋みはくみとってほしいけれどその確信を説明することができない 他社の存在を必要とすることなく事故を肯定的に認めることができる 自分のもっているものを最大限にいかすことをしっているかお、その術を知っている人が輝いて見えるのだろう 自分の業を肯定している。己のみにくさと闇を知ってそれを愛する方法をしっているから輝くことができるのではないか あなたをそのままの姿で敬愛しているものはたくさんいますよと説得しどうかいきていても、えないでしょうかと懇願 苦しいときに前向きになれることのほうがむしろおかしい、苦しいときには苦しくて当たり前 本当におぼれてるひとはおぼれているようにはみえない。おぼれる人は静かに沈んでいく。 反芻する習慣のある人ほど落ち込みやすくストレスに弱いという 自らの過ちからまなぶことは過去の経験をいかして今後よりよいいきかたをしていくための重要な材料となる 打つなどの気分障害は人生における諸問題を効果的に分析し対処可能にするという目的のためにうまれた脳に備え付けられた仕組みのひとつなのかもしれない いかにちの繋がりがあったとしても、いかに折り合いの悪い人とはきょりをとり自分の領域を尊重してくれる人とすごすことがどれ程大事か なんでも好きなものをたのんででいいよ、と言われたときに何を選ぶかでその子がどういう扱いを受けてきたかわかるよねと友人がいった 自分の意志よりもみんなの意志を優先することを評価される場所にいてその居心地が悪くないと感じている人物なら少し強めに押せばその人肺のままになるかもしれないな 私は待つ時間を楽しみに変えたいタイプ 自分外れを楽しむためにわざわばあかしんごうにしたがってみる。自分が赤信号によってとまっているしんごうがあおになるまでの数十秒のあいだ、そのわずかなじかんのずれによって起きるかもしれない運命のいたずらをたのしんでいるんだ この運命のずれのお陰で素敵な友人に出会うことができるかもしれない この人にとって赤信号で止まることは運命を楽しむための能動的な選択なのだ 一人でいることは最高のリラクゼ~志代であり極上の孤独は蜜の味がする 一人でいることの楽しみ!孤独の美しさを再発見するライフスタイルをたびたびみなおす 自分がその人を愛することができるかどうかより親が喜びそうな相手を探してしまう まずは形からでも自分を大事に扱う練習をすること わたしにあえてうれしいでしょう?と自信をもって言える人はかわいい 少なくとも会いに来てくれてありがとうくらいの自己肯定感 女は基本的には寂しいのだ 理由のよくわからない漠然とした不安、原因の特定できないあいじよう ずっと一緒にいるのならその人の唯一無二にみりょくをかんじるからいるというのがやはり自然ではないだろうか 互いの嫌なところ弱いところそれぞれの困った事情を双方が引き受けられるだけの余裕と実力がなくてはたち行かない。余裕と実力というのは心理的余裕であったりけいざいてきな実力であったりする 経済合理性では説明のつかない人間的な余裕問い打てんでは圧倒的だ 言ったことが本当になる世界、言葉というものの存在とそのちからに私たちはもう少しじかくてきであっていいのかもしれない 人は日常から抜け出すためになにか非日常の出来事があって欲しいと常に思っている 自分の前に強力か防弾ガラスがある 話が通じることがわかるととても満たされた気分になりもっとその人についてしりたいことがあったり私にとってみちなことをおしえてくれるというとくもたくさんあったりして話をしてもらうだけでも心が踊る。 コミュニケーション能力などとたいそうなことをいってみてもこれは単なる言語の運用能力のことではないか 人の自殺の動機は悲観的な未来の予測から来るものがほとんどだ 不安要素をより制度高く検出しその対策をとることができる人が富を蓄積できる確率が高いというのはもっともなことで 未来をより深刻にとらえるからこそ勤勉になり必死で工夫もし結果を出すことが可能とも言える 素晴らしい人間とは人間らしくない人間なのであり人間らしい人間とはダメ人間のことなのだ ひとつの物語が終われば新しいなにかが始まるという考え方のほうがより自然に感じられる 人間は新しいものをせんこうしハイリスクハイリターンの勝負に心踊らせどんなに堅実な人物であってもたいくつなじかんがながくつづけばこころをむしばまれ一定の刺激がなければ健全にいきられないように仕組まれている ブレイクするとはばかにみつかること ばかはとりあえずほめころしておけば遠ざけることもできる ほとんどの人間はききたいことしかきかない、そのうえ自分の話したいことにしか関心をもたない

    0
    投稿日: 2023.04.03
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    脳の仕組みなどについて記載があると思ったのですが、読んでみたらあまりそういうものではなかったのが残念でした。自分がバカなせいかもしれませんが、、、

    1
    投稿日: 2023.03.17
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     わたしにとっては、第一章だけでもう十分すぎるくらい買う価値があったと思った。中野さんはテレビでときどき見るくらいでもちろん一回も会ったことないし著書も初めて読んだけれど、第一章をとにかく何回も読んで、一つ一つの文章を噛み締めて、その結果フルマラソンを15回並走してもらったくらいの心理的距離感と一方的信頼感を寄せるに至った。久しぶりにマーカーで線を引きながら本を読んだ。読み終わったあとに売る可能性が少しでもあったら書き込めないけれど、これは売る可能性なし。  ところどころ驚くほどの辛口が飛び出す。「この本はバカにはわからない」「私はバカが嫌いです」などバサバサ斬りまくっていて、(自分がバカ側かどうかはさておいて)読んでいて痛快だった。中野さんが自分自身の脆さと対峙した体験、対象のない不安を抱えながら生き続ける辛さとその対処方法。脳科学の専門家だから、高学歴だから、と偉そうに上から訥々と語るだけではなくそういった実体験も真摯に明かしていて、すさまじい知識と文才の奥にある繊細な人間味のようなものが垣間見えた。頭の良さがちょっとあまりにすごすぎて「親近感を持った」とはとてもじゃないが言えないけれど、あぁ、同じ人間なんだなぁと当たり前のことをしみじみと思った。他の本も読んでみたい。  あと、帯の写真、目の笑ってなさが異次元。モナリザかな?

    5
    投稿日: 2023.02.28
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    個性の強い女性が、自分のことを紹介している本です。日常生活にはあまり役立たないと思います。 印象に残ったのは、日本は孤独を悪にしすぎること。アドバイスを与えるということは、どれほど人をガッカリさせるかということ。正義中毒症状に陥らないよう気をつけること…ぐらいでした。

    0
    投稿日: 2023.02.26
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    8章で構成されており、それぞれテーマが違うので気になる章から読むといいと思う。 個人的には言語と時間についての章が興味深かった。

    2
    投稿日: 2023.02.25
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    面白かった。普段モヤモヤと感じている自分の理性と感情のギャップの差など深淵にまで掘り下げている。人から浴びせられる批判は、防弾ガラスが自分を守ってくれるイメージを思い描く訓練をして、受け入れる必要がない。動揺してアウトプットの質が落ちるくらいならいくら筋が通っていても受け入れる必要はない。本当にそう思う。筋が通っていなければ元々気にならないけど、筋が通っている批判も、こちらの精神に悪影響を及ぼすものであればなんの生産性もない。 世界に広く生存し繁殖に成功しているナマコと人間の生存戦略の違いについての考察も面白い。キャリア構築のプレッシャーや子育てとの両立、教育資金と老後資金に悩む毎日よりナマコのように生きても生存できるのであればそのほうが幸せなのでは。

    2
    投稿日: 2023.02.21
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    あとがきに、次のように書かれている。 ほとんどの本には、著者の書きたいことしか書かれていない。 不思議だ。 なぜそれで、その本を買ってもらえると、この著者は思ったのだろう? 著者の意図はおよそ次のとおり。 ネットが当たり前になった現代では、誰もが自分の意見を発信でき、受け手は無料でそれを読むことができる。 ネットで発信されるのは、書き手が書きたかったことである。 それらと競合し、手に取って読んでもらえる本とは、著者の書きたかったことが書かれた本ではなく、読者が読みたかったことが書かれている本である。 著者は本書がどちらの本なのかについてはっきりと言及していないが、バカには読めない本であると(挑発的に)述べていることから、おそらくは書きたいことを書いた本であるだろう。

    5
    投稿日: 2023.02.11
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    . #脳の闇 #中野信子 23/2/1出版 目次には、承認欲求、正義中毒、健康という病、ポジティブとネガティブなど、気になるワードが 脳科学者が「闇」とつけた本書で、それらに対しなにを語っているのかに興味がわく #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい本 https://amzn.to/3kZ4Fpd

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    投稿日: 2023.02.03