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おせん 和な女 (二) 【電子限定おまけ付き】
おせん 和な女 (二) 【電子限定おまけ付き】
きくち正太/幻冬舎コミックス
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総合評価

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     第2巻になると物語は穏やかになる。茅葺き屋根の家は、先日福島県の大内宿を見てきたので、日本の建築物の歴史的な凄さを感じた。この物語の茅葺の古民家は、気仙沼大工の流れをくむ、せがい造りの入母屋。自在鉤は、恵比寿鉤。材は一本もののケヤキ。一級品と言われるもの。  そこでおせんは、サクラマス、そして三陸産、南部鼻曲がり鮭の新巻き鮭を料理に出す。 ふーむ。新巻き鮭は、子供の時に出会ったことがあったが、しょっぱいだけだった。食べ方を知らなかったのだね。荒巻と大根の潮仕立て汁。美味しそうだ。それにしても、アルミの弁当箱に、サケかぁ。中学の時は、弁当だったので、サケ弁当が多かったなぁ。日の丸弁当もあったけど。やたら、懐かしい。今どき、こんな展開は、不思議なほど時代がずれているので、新鮮だ。食は、過去からやってくる。久しぶりに、焼き鮭を食べたくなった。  食を通じて、理解しあうっていいことだ。記憶、そして、美味しい、何よりも健康のために。  新井コージくんの古巣、グリルドタマキのシェフとそのスタッフが、おせんの料理を食べにくる。 いんげんとゆばのごまあえ、ソラマメの塩茹で、生ワサビと土佐醤油のじゅんさい。そして、鰹節のけづり方。薄く、長く、細くが鉄則とは。子供の頃によく鰹節を削づったのを思い出した。刃をおじいちゃんに研いでもらった。自分の中にある記憶が、蘇る不思議な作品だ。新井コージ君も少し成長したかな。気取らず、その素材に真っ直ぐに向き合う。日本の食は素材をどこまで活かすか。展開はおもしろい。古民家居酒屋と名乗っているのがいい。

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    投稿日: 2024.06.25
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    昔の「おせん」と比べると、ちょっと説明過多な感じがしないでもない。 ただ、問題は「おせんさんは、なぜ一升庵からこの小料理屋?に来たのか」「すももとおせんの関係は?」が気になりすぎて、料理の話がなかなか脳に入ってこないこと。 最初は「同姓同名の多元宇宙おせん?」とも思ったけど、ゲストキャラがことごとく旧作おせんの関係者ばかりなのでそういうわけでも無さそうだし。うーむ。 まあそれはそれとして、今でも「ドカベンに鮭」ってのは本当に旨いし大好き。悔しいことに、皮はなかなかぱりぱりにして食べる機会ないけども...

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    投稿日: 2023.09.10