新キャラとして絵に描いたようなトラブルメーカー登場。キャラクターやストーリーが面白いのも然ることながら、政治や国の体系から超常世界まで事細かに設計されている独自の作品世界にとにかく圧倒される。さらにこの巻は冒頭と引きがリンクしており、単行本という単なる製本上の都合という物語と無関係な単位で切り取った時ですら、あまりにも美しい構築美が仕掛けられている。 個人的に「このマンガがほんまにすごい!」