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我は景祐―幕末仙台流星伝―(新潮文庫)
我は景祐―幕末仙台流星伝―(新潮文庫)
熊谷達也/新潮社
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総合評価

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    時代の激流に呑み込まれた仙台藩。一体誰のための何のための戊辰戦争だったのか。戦争に大義なんて所詮無いけれどもここまで無念としか言いようのない争いはないのではなかろうか。というか、争いというよりも掠奪に近い薩長。この日本が壊れ始めたのは確実にここからだ、と断言できるような気がした。 輪王寺宮をここでまた見られて良かった。このお方がいたにも関わらず、錦の御旗に背いているだなんてちゃんちゃらおかしいお話しであることは火を見るよりも明らかであるが、そこがまともに受け止められなかったのが幕末。もっとこの歴史が世の人に伝わればと思う。 みんな結局、私欲を求める人間、道徳のない人間が、歴史の中では甘い蜜を吸っているんだと改めて思わされた。私の第二の故郷仙台。もう少し早くこの本を読んでいればと少し後悔。

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    投稿日: 2025.07.19
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    私は新撰組が好きで維新志士が大嫌いです。 新撰組◎ 薩摩△ 長州× 勝海舟×× 一橋慶喜× 西郷隆盛△ 松平容保○ 坂本龍馬×× 桂小五郎× 高杉晋作× 榎本武揚△ 吉田松陰×× 軍事クーデターにより政権を転覆させた薩摩と長州の武力は、江戸城無血開城という肩透かしを受けて、行き場を失った凶刃の矛先が北に向けられる事となる!!! 会津と仙台を中心とした奥羽列藩同盟の発足から戊辰戦争へと物語は進んでいくが、今まで全く注目されなかった実在の人物(Wikipediaを書くなら今のうちです!)若生文十郎を主人公として歴史の流れと官吏の葛藤が描かれる!!! 宮城県が舞台になっているので、宮城県人は読んだ方が良いです!知ってる地名が出るとワクワクします!!! 星は地元なので一個プラスにしておきました!

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    投稿日: 2023.06.11