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シチリアの奇跡―マフィアからエシカルへ―(新潮新書)
シチリアの奇跡―マフィアからエシカルへ―(新潮新書)
島村菜津/新潮社
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総合評価

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    サブタイトルが「マフィアからエシカルへ」、帯には本当のSDGsは、命がけ。 この”エシカル”、”SDGsの取り組み”について関心があったのだが、これらのことには殆ど触れられておらず、マフィアの歴史、そして、著者が現地で会った関係者とのインタビュー、調査報告になっている。 自分としては期待を裏切られた感あり。

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    投稿日: 2024.09.29
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    だいぶブクログの更新をさぼってしまった。 本書はシチリアの市民がいかにマフィアと闘い、“ゴッドファーザー”のイメージから脱出して新たなオーガニックの先進地とならんとしているかを綿密な取材に基づいて書かれた本。 20年も昔、シチリアに旅行したとき泊まったパレルモのB&Bの若いご主人・ジョルジオ(仮名)が「マフィアにばれるとみかじめ料を取られるから宿の場所は教えられない。空港近くの某所で待っているから来て」と言われ、レンタカーでジョルジオの車の後を必死に着いていったことを思いだした。B&Bはもちろん何の看板も出ておらず、案内されないとわからない。ジョルジオにはパレルモの穴場スポットツアーなどにも連れて行ってもらった。 マフィアなんて映画の世界だけの話ではなかったということを実感したエピソード。あのマッシモ劇場前の広場での新年カウントダウンイヴェントは忘れられない思い出。

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    投稿日: 2023.07.08
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    シチリア、イタリア愛に溢れる一冊。 著者の情熱を感じる前半のマフィアの歴史。 重たく暗い史実に苦しくなった。だからこそ輝く数々の反マフィアへの取り組み。常識と諦めたくなる霧のように、社会を覆うマフィアの支配。 人間らしい暮らしを問い続け屈することなく、闘い続けることこそが人間らしく輝かしいことをシチリアの歴史は教えてくれているよう。 始まっている新時代への指針の一つ。

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    投稿日: 2023.07.03