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だからダスティンは死んだ
だからダスティンは死んだ
ピーター・スワンソン、務台夏子/東京創元社
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総合評価

50件)
3.9
11
22
10
2
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初はマシューVSヘンの頭脳戦だと勝手に思っていたが(そしてミランダの影響か)、違うところに着地する話だった。 ラストのヘンとダスティンのエピソードはなくてもいい気がする。 ひねりも効いているし、総じておもしろかった。

    0
    投稿日: 2025.12.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    隣人宅に招かれ、そこで2年前の殺人事件の証拠を見つけ隣人を疑うヘンリエッタ。そこから証拠を積み上げて犯人を追い詰めるのかと思いきや、疑われているマシューの視点に話は切り替わり「あいつは俺の犯罪に気付いてしまったな」との展開に。良い意味で色々裏切られる。 ただ中盤過ぎくらいから「二重人格かな?」と分かってきてしまったのがちょっと残念かな。

    0
    投稿日: 2025.11.11
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    隣人の部屋で、ある殺人事件の証拠品を目にした主人公。 隣人を告発したいが、自身も過去に起こした事件や疾患のせいで周囲の理解が得られない。 更なる証拠を掴もうとするが… 犯人との対峙シーンが印象的。

    0
    投稿日: 2025.10.03
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    久々のピーター・スワンソンだったが相変わらず読み応え十分。 なるほど、そういう展開ねと思わせる序盤。 そして、あれ?そうなる?と捻ってくる中盤。 怒涛の畳みかけで圧倒される終盤。 いや、実にお見事な構成であった。 若干、ダレる展開ではあるのだが、 小説ならではの叙述的な記述は引き込まれる。 こういうのを映像化するとどうなるのだろうと興味をそそられる一作。

    0
    投稿日: 2025.07.20
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    なんとなく手に取った本だけど、期待以上に面白かった!なんかNetflixにありそうなドラマみたいだし、クリミナルマインドにも似たような事件があったような気がする。登場人物もそんなに多くないから入り込みやすくてスラスラ読めた。

    0
    投稿日: 2025.07.08
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    2.9 早い段階で結末が読めてしまったし、他のピータースワンソン作品と比べるとかなり評価が普通の印象。 マイラについて、もう少し色々と知りたかったな。

    0
    投稿日: 2025.02.23
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    ボストンの郊外に引っ越してきたばかりの版画家のヘンとその夫のロイド。あるとき、隣に住むマイラとマシュー夫婦の家に招待された。 ヘンはマシューの書斎で、ある高校のフェンシングのトロフィーが飾られているのを見た。そのトロフィーは、2年半前に起きた殺人事件の被害者のもので、現場から犯人が持ち去ったとされていたものによく似ていた。もしそれが本物であるのなら、マシューは間違いなく犯人だ。そう確信したヘンは、マシューの周囲を調べ始める。 複数の人間の視点から語られるこの物語は、同じものを撮影している複数のカメラが次々に切り替わっていくように、ずっと読んでいるとくらくら眩暈を起こしそうになる。 すべてにの登場人物が、過去もしくは現在に何かを抱えて生きているため、どこまで信用していいのか分からない。 人がたくさん死に過ぎる。 マシューのお父さんが酷過ぎる(彼が語ることが真実なら)。 それでも面白かった。 ピーター・スワンソンの作品は、いつも読んだあとに、すっきりしない・・・と思う。それでももっと読みたい。邦題のセンスもいいと思う。 もうクセになっちゃってるのかもしれない。

    1
    投稿日: 2025.02.21
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    不穏な気配を漂わせながら、物語は流れる。 主要人物たちによって物語の視点が変わり、 「読み手は落ち着かない感覚に囚われ」 引っかかりを抱いたまま結末まで導かれる。 最後まで読み終えて、やっと、、、やっと一息つくことが出来た。

    16
    投稿日: 2024.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    統合失調症で精神が不安定ながら誰からも信じられず事件を追い求める主人公。犯人が狂いに狂っていなければ冒頭で殺されていただろう。なんとなく犯人の人格の闇は想像ついていたから意外性はあまりなかった。狂いに狂ってる。

    1
    投稿日: 2024.06.10
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    海外作家さんのサスペンスは ほぼほぼ初読書で、途中で挫折しそうになった(笑)犯人がわかっているのに、きっとこの人 殺されちゃうんだし、みたいに読んで気がついた。そもそも夫婦って 秘密めいたこと持ってる。お互いがお互いを探り合うとか なんとなく目が離せないとか、あるわーという感じ。隣が気になるのも もちろん、ありだ。それが殺人に繋がっちゃうのが サスペンスなんだなぁ〜と思ったところ。登場人物はみんな クセが強すぎ。

    11
    投稿日: 2024.03.20
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    期待しすぎていたのか、、、100ページでリタイアしてしまいました。 さーっと最後まで読んで,大体のあらすじは理解。 よくある感じのオチでした。 今作品は私にはハマりませんでした。

    2
    投稿日: 2024.03.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・あらすじ ボストン郊外に越してきた版画家のヘンとロイドは隣人のマシューとマイラ夫妻の家に招待された。 マシューの書斎に2年半前に起きた殺人事件現場から持ち去られたトロフィーがあるのを発見したヘンはマシューについて調べ始める。 ・感想 マシューが殺人犯と分かっているのに、ヘンの躁鬱、被害妄想により暴行事件を起こしていた過去があるため周囲の人間に信じてもらえない…。 逆にマシューは唯一自分のすべてを曝け出せるヘンと奇妙な関係を築いていく。 2人の奇妙な関係が結構面白かった。 ある視点の人物についてはすぐピンとくるから特に衝撃では無かったけど、でもマシューの悲惨な幼少時を考えると悲しい気持ちになるね・ しかしロイドはなんか良くわからん人物だった。 スワンソン作品も4作読了し、作者の傾向も把握できてるから安定して楽しめて、スワンソンって感じの作品だった。

    0
    投稿日: 2024.02.25
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    ヘンリエッタの精神の具合は、身につまされる。パートナーとの約束を忘れず、彼を置いていかないこと。 パートナーのことを考えすぎ。放っておけば。 かがり火パーティに、え。 犯人と対峙。 どうなるんよ。もお。

    0
    投稿日: 2024.01.27
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    精神疾患のある主人公の言い分を周囲がなかなか信じてくれない、というタイプの話は読んでいてストレスを感じてしまう。登場人物全員に魅力を感じなかった。

    0
    投稿日: 2024.01.07
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    ピータースワンソンさん何冊か読みました! 私の好きなオチに落ちてくれて読み応えありで ハラハラ展開ありで好きな推理小説 視点が変わるので臨場感もあります!

    0
    投稿日: 2024.01.02
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    男あるある女あるあるをものすごい切れ味で切り込んでおいて最後にコテコテのミステリで畳み込んできた 読み終わってから振り返るとちゃんとグッとくる邦題になってる

    0
    投稿日: 2023.12.18
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    久しぶりの海外ミステリー。解説にあったとおり、"上質"のミステリーでした。とにかく登場人物みんなが怪しく、なんだかもやもやしたまま進んで、最後に色々辻褄が合い、なるほど!と唸ってしまいました。

    12
    投稿日: 2023.11.24
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    隣同士の若い夫婦。越してきた夫婦は夕食に招かれ、その書斎でトロフィーを見る。招かれた版画家のヘンはそれはある殺人事件の現場から持ちされれたもので、そこの主人マシューが犯人ではないかと思い始める。 ヘンは逡巡ののち警察に通報するが、過去に躁鬱病をわずらったこともあり、相手にしてもらえない。独自にマシューを尾行すると・・ マシュー、その妻マイラ、ヘン、その夫ロイド、この4人の心の内が描かれる。事件が進むにつれそれぞれ夫、妻に対する感情が変化してゆくのがなんだか悲しい。 最後に2つのへえー。マシューの弟と、ヘンが何故過去の殺人事件を覚えていたのかも明かされる。結果として何とか均衡を保っていたものが壊れる、いやーな結末。 原題:Before She Knew Him 2019発表 2023.1.27初版

    9
    投稿日: 2023.10.14
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    ピーター・スワンソンの小説の構成は登場人物の視点、語り手が交代しながら物語が進行していくところなのか、『ミランダ』からこの辺りは変わらず。 そして、静かだなあ、と思う。常に冷静と静寂な空気感が漂っていて。 その空気感が好きで、たんたんと読み勧めてしまう。 『そしてミランダを殺す』の続編が出る、との噂を耳にして楽しみでならない。

    7
    投稿日: 2023.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ピーター・スワンソンの5番目の邦訳。東京創元推理文庫の3作を読了済み。 隣人マシューの家にディナーに招待された時、ヘンはマシューが数年前のダスティン殺しの犯人であることを確信する。マシューの方も、ヘンに犯人だとバレたと確信する。ただヘンには、過去の事件から警察の信頼を得にくい状態となっており。。。 今作も複数人の視点から物語は進む。いつもの信頼できない語り手、というより信頼されない語り手がどうなるか。そのスリルを味わう小説だと思う。 もちろんいつものスワンソンだなと感じる仕掛けもあり。ただ、そこまで大きな仕掛けではなく、途中で気付く人は気付くと思う。 おーし、騙されないぞ!と読むせいか、いつも星5にならない作家さん。今年は2作も発売されるため、もう一作も楽しみにしたい。

    7
    投稿日: 2023.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2年半前の事件の被害者の持ち物であるトロフィーを、マシュー宅でヘンが発見するところから一連の話は始まる。 優しそうでありながら隣人に秘密を暴露する大胆さもあるマシューだが、まさかの、弟の存在。 最近読んでる本でよくあるネタだが、好きだ。 マシュー側から接近禁止命令まで出してヘンをいかれた女扱いしていた流れから、世間的にはいかれた女だからあいつが何を通報しようが誰も信じまい、ならば今まで秘密にしてきたことを暴露する相手として良いんじゃないか、と、マシューとヘンが秘密を持つ共通の友人という関係になり、バーで会話しているのが奇妙で面白かった。 暴力的な父と、それに従う母という、問題のある両親の元で育ち、マシューも弟も影響を受けた。 結果、弟は特に父の影響を強く受けて暴力的な考えを持ち、マシューくらいしか一定の交流を持たず、仕事も続かないのでマシューが定期的にお金を工面している。 当のマシューは、弟ほどではないが、表向きは良きアメリカ的男性としているものの、人を殺すことで得られる快感を胸に抱いている。(初対面のロイドと食事会をしている最中も、この男を殺せたなら…と妄想するなど。) ヘンは躁鬱病で過去に警察沙汰になっており、マシューのことを通報してもそれ以上、事は進まない。 マシューの妻・マイラは過去に碌でもない男と付き合っていたが、おそらくその頃仲良くしていたマシューが殺したことで自由を得て、マシューと結婚した。 ヘンの夫・ロイドは元カノと1年前から肉体関係を持っていたことがヘンにバレる。(マシューから、あいつは浮気をしているだろう、というアドバイス?をヘンにしたことにより、メールを遡ってみたら痕跡があった。) 弟・リチャードの方がマシューより過激と思いきや、マシューは成長してくると父親より身体が大きくなり、地下室への階段から突き落として殺す。マイラと付き合っていた暴力男を殺す。レイプをしたダスティンを殺す。など、問題のある男をなんだかんだで何人も殺していた。弟は女を犯すことなどを考えているが、殺しに関してはマシューほどじゃない。 【要約】 マシューが暴力的父の影響で殺しに快感を覚えて男を殺し、ヘンは目撃して通報するも過去の警察沙汰のせいで信用されず、逆手を取られてマシューの暴露相手になる。 マイラはマシューが人殺しだろうと疑いつつ、自分はそれで助けてもらった過去もあるため見て見ぬふり。ロイドはヘンが躁鬱病で療養中に介護人になった気分で嫌気が差し浮気。 実は弟・リチャードは赤ん坊の頃に亡くなっており、今存在するリチャードは、マシューの別人格だった。 ーーわたしは実際、幸せな人間よ。昔からずっとそうだった。でもそれは、わたしの性格。この壊れた脳はそれとは無関係に、周期的に、説得力を持って、おまえは生きるに値しないつまらない人間だとわたしに告げるの。p61 「ライ麦畑でつかまえて」13歳のころ、彼を救った本。両親に対し、世界全体に対し、怒りを感じていることを、それでもいいんだ、とようやく思わせてくれた本だ。 「フラニーとズーイ」女の子に対する庇護欲を初めて彼に感じさせたのが、この本なのだ。p313

    3
    投稿日: 2023.08.25
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    原題と邦題の妙 いきなり犯人があかされ、途中イライラしながら読み続けると、最後の最後で題名の謎が解ける。 こんな感じ。7〜8割ほどで筋が読めてしまうから、最後のひねりに期待して読み進めた。でも、最後に待っていたのは、あまりスッキリしないオチに感じた。確かに題名の謎は解けるんだけどね。

    0
    投稿日: 2023.07.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミランダやアリスより好きかも。ミランダはエンタメとしての面白さや話の完成度が高かったが、ダスティンは、ヘンとマシュー、時々マイラやリチャードで、いろんな視点で見られて面白かった。 リチャードの正体は、ミシェルの家に行こうとして行かなかったところで、もしかして実在していない?と思った。マイラは知ってたけど、黙殺してたんだろうな。 ヘンが信頼できない語り手ポジなのが面白い。ロイドよく付き合うな、結婚までするな、と思ったら浮気してた。その点、マシューが紳士的に見えるが、静かに狂ってる感じ。みんなちょっとずつ欠陥があって面白い。程度の差はひどくあるが。 これ映画化するなら、ヘンとリチャードの対決のところはもっとアクションがあっただろうなと思った。あっさりだったが、それで良かった。 そして最後のヘンとダスティンの繋がり。だからヘンは気にしていたのか。 彼女が彼を知る前。だからダスティンは死んだ。 マシューが自分の殺しの正当化は罪と罰の主人公的であるし、父親殺しであり、自分を殺す行為でもあって面白い。 面白かった。

    1
    投稿日: 2023.07.19
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    さすがスワンソン。 期待を裏切らない。 狂気を描かせたら絶品。 狂ってる当人は至って筋が通ってるからタチが悪い。

    3
    投稿日: 2023.06.13
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    邦題:だからダスティンが死んだ 原題:Beofore she Knew Him ピーター・スワンソンは4作目だが、邦題と原題の意味するところを考えながら読むのが楽しい。今回もラストでニヤリとさせられました。ミステリーの根幹部は途中で予想できてしまったし、前作(アリスが語らないことは/All the Beatiful Lies)あたりから少々おどろおどろしさがある点が個人的には趣味ではないのだが、サスペンスとしてのゾクゾク感は増しているし章ごとに認証を変えて語られる双方の心理描写が秀逸なので、次作が出ればきっと読むだろう。

    25
    投稿日: 2023.06.11
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    CL 2023.5.30-2023.6.1 相変わらずの気持ち悪さ。 どの登場人物も何かしら抱えていて信頼できないところがあり、どんどん不穏になっていくのが面白い。

    1
    投稿日: 2023.06.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリかと思って読み始めたらサスペンスだった。 隣人が犯人か…?という話が続くのかと思いきや、犯人はそいつだと早々にわかり、そこからさらにいろんな視点で話が広がっていく。 序盤の緊迫感などは好きだったけど、途中からはちょっとトンデモ感があるかなぁと。 この手の真相はあんまり驚きもないしちょっと古い感じもするし… あとこれは現代の話なんだよね?監視カメラとかないの?いくらなんでも警察が無能すぎる気がする… サクッと読めてアッという気持ちになりたいときにはいいかもしれない。

    1
    投稿日: 2023.05.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ☆4.2 スワンソン大好き!と声高に叫びたくなる一冊。 章ごとに視点となる人物を変えるいつものやり方で、ミステリ好きなら何度か遭遇したであろうトリックを披露してくれます。 今まで邦訳されたスワンソンの小説(ミランダ、アリス、ケイト)の中ではややじれったさを残しましたが、やはり面白かった。 やらかしつつも可哀想なロイドがツボでした。いいヤツではあるんだよね...

    2
    投稿日: 2023.05.07
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    版画家のヘンリエッタが夫のロイドと引っ越した隣りには、同じような子どものいない夫婦が住んでいた。 隣りのマシューとマイラ夫妻の家に招かれたとき、ヘンは、マシューの書斎に並ぶ収集物のなかにあるトロフィーをみて驚く。 それは、二年半前に発生して未解決のままのダスティン・ミラー殺人事件で犯人が持ち去ったとされるものではないかと…。 ゆるゆると進んでいく前半にもそれぞれの夫婦の心理的描写が絶妙である。 もしかして…と思いながらもラストまで確信できない結末に引き込まれてしまった。 心穏やかではいられない異質のサスペンスだった。

    46
    投稿日: 2023.05.02
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    段々色々わかってくうちにひぃぃ〜! ってなる1冊だった…!!! 面白かった!登場人物も多くなくて読みやすい! 海外ミステリーにハマりつつある今日この頃…

    19
    投稿日: 2023.04.19
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    ヘンとロイドの夫妻は、隣人であるマシューとマイラの夫妻に出会う。しかしマシューの書斎でとあるものを見つけたヘンは、彼がダスティン・ミラー殺害犯なのではないかという疑惑を抱いた。一方でヘンの態度に気づいたマシューはまた、自らの犯行を暴かれるかもしれないことを危惧しつつも、ヘンに対して興味を抱いていく。各人の思いが絡み合う、スリリングなサスペンスです。 もちろん、というかなんというか、マシューが殺人犯なのは間違いないのです。しかし彼は見境なく殺すわけではなく、それなりのポリシーを持っていて、自らの犯行を知られたからといってヘンを手にかけようという気はありません。が、マシューの弟であるリチャードがなんともいえず危険な雰囲気を醸し出していて、それにハラハラさせられました。そしてヘンもマシューも精神的に危ういんですよね。お互いに理解し合うようでいて、しかし気を許せるわけではない彼らがどのような選択をするのか、目が離せません。 ちなみに原題は直訳すると「彼女が彼を知る前に」なのですね。それが邦題ではまるっきり違うものになっているのだけれど。最後まで読めばその意味がわかりました。

    2
    投稿日: 2023.04.19
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    ぞわぞわしながら読んだ。邦題より「Before She Knew Him」の原題がしっくり来るし内容そのまんま(苦笑)ハラハラするような男女の心の探り合いも含めてこの作者の作品はハズれない。

    3
    投稿日: 2023.04.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公ヘンのトラウマが最後に分かったけれど、それまでに殺人を防ぐ方法がありそうな気がした。マシューとリチャードの関係性にいつ気付くかがこの作品の鍵。なんとなくわかってしまったのが残念。

    1
    投稿日: 2023.04.10
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    ヘンは隣家マシューの所に行くと殺された青年ダスティンのトロフィーがあった。マシューは殺人犯なのか?ヘンとマシューが交互に描かれる。殺人者と目撃者とその妻、夫を絡める複雑でシンプルな物語 面白かった。登場人物が少ないのに、手に汗握る上質な心理サスペンスだった。いや、サイコサスペンスなのかも。

    3
    投稿日: 2023.04.08
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    展開がなめらかで無駄がなく、緩急のつけかたが抜群に巧いミステリだと思いました。 翻訳ミステリは序盤は地固めというか設定周りを丁寧に張ってから展開させる印象が個人的に多いのですが、この作品は序盤からさくっと意外性ある事実をあっさりと明らかにします。 その事実を前提とした心理戦を、彼ら彼女らの微妙な関係性とともに長く展開し、その緊張感が頂点に達するとともに大技を放ちます。斬新なアイディアとまではいかなくても、その真実を開く手つきの巧さが良い。ある程度の予感を持ちつつも、ここぞというところでバシっと決まった、という爽快感がありました。 そしてさらにカタルシスを残す余韻をもうひとつ残してあり、この邦題と、そして原題とともに深い納得に浸ります。Before She Knew Him。確かに彼女から始まる物語であったのでした。 ミステリの醍醐味に気持ちよく浸かれた作品でした。

    4
    投稿日: 2023.04.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「アリスが語らないことは」が合わなくて、購入を迷ったけど、これは読んでよかった。 マシューとヘンの奇妙な関係が面白く、いつかは破局が来ることは分かっていても、次の展開が楽しみだった。 マシューとリチャードの関係は途中で分かってしまうし、リチャードが動き出してからの展開はまあありがちで無難な結末を迎えた感があるけど、 ヘンの強さが印象的で悪くない終わり方だったと思う。 病歴と過去に起こした事件から証言を信じてもらえない主人公と、その状況を利用して犯罪を告白する犯人という構図はこれからもっと発展させられる可能性を秘めているように感じた。ヘンの続編やスピンオフ的な話をもっと読んでみたい。

    3
    投稿日: 2023.03.29
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    こんなつまらない小説久々に読みました! スワンソンは『そしてミランダを殺す』は面白かったのにその後の作品は…自分にはどうも合わないらしい。編集者と出版社はなぜこれにOKを出したのか疑問に思うレベルでした。 でもとりあえず最後まで読んだので星二つ。時間返して!

    2
    投稿日: 2023.03.19
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    謝りながら読んでしまった。 すみません、すみません・・・・・・ 主人公夫婦の有り様が身につまされてしまって、すみませんとしか言いようがない。 主人公はヘンリエッタ・メイザー、版画家だ。 夫婦二人で越してきた新しい街で、新しい隣人と親しくなる。 だが、ヘンは気づいてしまった。 この隣人の夫のほうは、あの殺人事件の犯人ではないかと。 さあ、想像してほしい。 隣が殺人犯だと言う妻を。 思い込みが激しく、妙に行動力のある妻を。 それに振り回され、しかしその体調を気遣う夫を。 すみませんすみません・・・・・・ 身につまされてしまって、謝りながら、ペコペコ本に頭を下げて読み続けるしかなかった。 半分までは。 話が進むうちに様相が変わって、いつの間にか謝り続ける必要がなくなってきた。 読み終わった時には、さすがスワンソン! と、作者にうなるほかない。 さすが『そしてミランダを殺す』の作者だと。 自分が伴侶を振り回すほうでも、振り回されるほうでも、その他でも、ぜひ!

    1
    投稿日: 2023.03.17
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    無理やりな、感じが否めない部分が、結構あったなぁ! なんか、強引な、設定だし、想像つく犯人だったし! それでも、読者を、引っ張るストーリー展開、翻訳者の力なのか、スワンソンの、力なのか?!スルスル読めました。 そして。最後、エンディングは、上手い!って思いました。

    3
    投稿日: 2023.03.15
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    2023.03.07 文句なしの⭐︎5。 ネタバレになるのでふれられないことが多い。 感じたこと。 原題と邦題の巧みさになるほどと唸る。 人間は見たいモノだけを見る。見たくないモノは見えているにも関わらず見えないふりをして生きていく。そうしないと生きていくことにら耐えられないから、或いは、そうすることで楽に生きられるから。女性の登場人物皆に共通する特徴。 でもそれはふだんの生活ではわたし自身もそうしているなあとしみじみと感じる。 とにかくスワンソンの作品は登場人物がとてもキャラクターが良い。 今作もあっというまに読み進んだ。

    1
    投稿日: 2023.03.07
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    面白く読めた。だけど、ちょっと帯が煽り過ぎなような気がする…。けど読後感は悪くなかっだ。 驚きがある中でもしっかりした背景とエピソードで、それだけじゃない読後感を残してくれるピーター・スワンソン。好き。 ミステリー好き、本好きなのがところどころから伝わってくる。

    1
    投稿日: 2023.03.06
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    序盤から犯人がわかりつつも最後はどこに着地するのかドキドキする1冊。猟奇的な場面の描写に恐怖ながらも読み進めたくなった。その描写に昔読んだ『コインロッカーベイビーズ』を思い出した。

    2
    投稿日: 2023.03.01
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    展開に若干の新しさはあったものの、びっくりするほど普通でした。早々にわかってしまい、私ごときに気づかれていいの?スワンソン!と思っちゃいましたね。次作に期待します。

    0
    投稿日: 2023.02.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あっという間に読み終わった。 叙述トリックがくるかくるかと期待していたが、想像を超えるものではなかった。 二重人格を超えてほしかった。

    0
    投稿日: 2023.02.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    偶然隣り合わせに住んでいる二組の夫婦が知り合った時、過去の殺人事件に思考回路を巡らすひとりの女性。 かつて殺されたのはダスティンという若い男性だった。 そして、視点をそれぞれに人間に移し、弟や、同僚までも巻き込みストーリーは誰も分からない結末へ加速してゆく。 読む人をここまで引きずり込み振り回すことの出来るこのスワンソン、いつもながら驚かされます。 過去のダスティンがその時また登場してきたことにも息を呑んでしまう。 そして まさかの、「彼」の出現により一層、驚愕するばかり。 夫婦の脆さ、人間の浅はかさ、男の思考、女の過去の情け… 一瞬も気の抜けない読書タイムで寝不足気味。

    7
    投稿日: 2023.02.13
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    2023.2.9 全体の90%くらいまではめちゃくちゃ楽しく読めたんだけど、最後の残り10%が「あ、こんな感じで終わるのね…」って感じでちょっと残念だった。 多少物足りなさはあるものの、最初からずっと不穏ですごく好みな作品だった。 お気に入り。

    2
    投稿日: 2023.02.10
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    ヘンとロイドの夫婦とマシューとマイラの夫婦。あることからヘンはマシューが殺人犯ではないかと疑い、次第に確信に変わる。だけどヘンの過去の出来事から警察にも信用してもらえない。そこからどんどん思わぬ方向へ展開されていく。真相が明らかになった時の驚きはもちろんあるけれど、それ以上に中盤あたりの誰が見ているものが本当なのかや、どこへ向かっているのかわからない不穏さに引き込まれていく。夫婦間での信頼と疑念の間で揺れていく様や隣人に向ける目線など細部が面白い。

    2
    投稿日: 2023.02.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    隣に住んでいる人物は殺人者かもしれない。  そこから物語ははじまります。以前、読んだ『アリスが語らなかったことは』より、好きかな。  視点が移り変わり、ふとした瞬間にあることに気が付いてしまったのは少し残念かもしれませんけど。  楽しく読ませていただきました。

    18
    投稿日: 2023.02.04
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    鬼★5 隣人夫婦の家を訪れると過去の事件で犯人が持ち去った置物があり… #だからダスティンは死んだ ■あらすじ 当たらな土地に引っ越してきた若き夫婦である、夫のロイドと妻のヘン。彼らはお隣さん夫婦であるマシューとマイラに自宅に誘われた。 帰り際に妻のヘンは、宅内にあるトロフィーを見つける。恐らくそれは数年前の殺人事件に関与するものと知っていたのだ。果たしてお隣夫婦との関係性はどうなるのか… ■きっと読みたくなるレビュー これまでスワンソンの本シリーズはすべて読んできましたが本作も面白い!★5 お隣さん夫婦とのトラブルや事件の関係性をさぐるといったサスペンスは、正直他の小説や映画でもあったような展開。このままありがちな感じで進むのかしらと思っていたところ、中盤からはさすがスワンソンですよ。 思いもよらなかった展開に、はああぁ? どういう話になるんだこれは… もう読む手が止まらねぇ そして本作は各章ごとに語り手が変わり、心の内面を吐露していくスタイル。そして突如襲ってくる狂った欲望が怖すぎるの。 本作の読みどころは何とっても登場人物の関係性、人間性ですよ。 そして過去の事件から始まり、現在の出来事への対峙によって、彼らの人生が大きく揺さぶられていく。みな一見人柄が良く、優れた能力をもっている若者たちなのに、偏執狂ぶりがハゲしい。 特にお気に入りはやっぱり主人公のヘンですね。抱きしめて癒してあげたい、守ってあげたい!でも、あまり関わりたくないといった人物なんですよね。正直無理。 ミランダもケイトもアリスもまぁ強烈でしたが、ダスティンはさらに度肝を抜かす、そして読者の胸にさしてくる良質サスペンスでしたね。ラストまで楽しませてくれる傑作です。 もしあなたが退屈な休日を過ごしているなら、手に取ってみることをおすすめします。 ■推しポイント 終盤のとある場所で対峙するシーンが素晴らしい。 読んだ人はすぐにわかる、詳しくは書けないので是非読んでください。 ひとこと、鬼カッコいいです。

    75
    投稿日: 2023.02.04
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    購入済み 2023.03.12.読了。 ああ、おもしろかった。ドキドキした。 ピーター・スワンソン恐るべし(^^) この作家はハズレがない。 この作品を読む前に本棚の整理をした。未読購入済みの本をまずは片端から読み始める→ワクワクしない、ドキドキしないなら思い切って処分する。こんなことが何冊も続いて少し罪悪感というかなんか気分がよくなかった。 そしてこの作品を読み始めて、ああ、好きな作品読みたい作品はこんなにいい気分で読み進められるんだ!と改めて感動(笑) つまらない作品を読んでる暇はない! 本棚整理は正解だった! またおもしろい作品に出会いたい! ピーター・スワンソンは今後も楽しみだ!

    1
    投稿日: 2023.02.01