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村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)
村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)
村上春樹、安西水丸/新潮社
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総合評価

64件)
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    このごろは旅のエッセイや海外に住んでた時の話を読むことが多かったけど、日本にいる時の話が多くてより身近に感じた 安西水丸さんの書く村上春樹の絵がやっぱり好きです 巻末に付いていた苦情の手紙、前略から村上春樹な文章でつい笑ってしまった

    0
    投稿日: 2025.01.03
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     村上朝日堂シリーズ。今回も著者が体験したこと、思ったことを書き連ねる。新聞の勧誘をされた際、直接いらないとは言えないから、漢字があまり読めないという嘘で、勧誘を断ることができた。ただし、日本共産党発刊の「赤旗」は例外であった。赤旗の場合、漢字があまり読めない人を考慮しているのか、漫画の欄も掲載されている。その為これまでの嘘が通用しなかったという。それ以降、読めないフリはやめた。  著者村上春樹は昔から本名で執筆活動をしているが、デビューした当時は、村上龍と角川春樹由来のペンネームだと勘違いされ、また銀行や病院へ行った際、本名が原因で面倒なことに巻き込まれるなど、ペンネームを使わなかったことに後悔しているようである。  ほかにも、長年飼っていたシャム猫の話が繰り返し言及される。通常の猫がしなさそうな行動をとり、またその猫の寝言が人間の言葉を発したのではなどと、本1冊分にできるほどのネタがあるようだ。  翻訳のやり方についても語っている。原文を忠実に訳すために、一語一語丁寧に訳しているのだという。変に凝った訳し方をしてしまうと、かえって原文の魅力を損なってしまうので、なるべく自身の表現は表に出さない。ちなみに翻訳はあくまで趣味だと言っている。

    0
    投稿日: 2024.08.14
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    中盤がよかった。 - 一日ですっかり変わってしまうもの - 果たされなかったもの - 全国のラブホテルの名前選手権 苦情の手紙を出すことの難しさもわかった。一流作家でも。一般人の私などは出さないほうが懸命だ。だけど、モヤモヤした気持ちを手紙に書いて投函しないというのはいいアイディアだと思った。

    2
    投稿日: 2024.07.04
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    昔読んでいた村上春樹を数十年ぶりに読んでみた。かなり古いが、現代に通じるところもある。ものすごく面白い訳でもないが、なるほどと納得する場面も多い。

    0
    投稿日: 2024.04.25
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    村上春樹のエッセイは本当に読みやすい。肌に合う。スイスイとあっという間に読み終えてしまった。内容は20年前の古いものなので、いささか全時代的なテーマが多いから、最近村上が書いたエッセイがあれば読んでみたい。

    0
    投稿日: 2024.01.28
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    村上春樹と安西水丸のゆるい(基本的には)エッセイ連載をまとめたもの。 ゆるいのだけど時々ハッとするような一文に出会えてとても好きです。長寿猫さんのエピソードが神秘的で好みでした。

    1
    投稿日: 2022.10.21
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    相変わらずのエッセイのおもしろさ。 村上春樹苦手〜って人多いけど、エッセイはまじでしょーもなくて最高だから(褒めてます)、1回読んでみてーーー。 けど、個人的にはこの本じゃなくてもいい!なぜならこの本はちょっと小言みたいなのが多いから、村上春樹のエッセイ初心者が読むと、またよくない印象を植え付けてしまう気がするので。 内容に関して、間違った日本語への不信感、めっちゃ同意!

    1
    投稿日: 2022.06.21
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    この人の文章は、理由はわからんけど、中毒になってしまって、他の人の作品がしばらく読めなくなってしまった。

    1
    投稿日: 2022.04.11
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    私が生まれる前に書かれたとは思えないほど、ここには私の知る春樹さんがいて、目で文字を追っていると、春樹さんの健康的で落ち着いた声がまるで聞こえてくる。 句読点のタイミングが、春樹さんの喋り方そのままなんだもの。執筆での表現力だけでなく、自分の喋り方もこんなに忠実に表現するなんて。 今日の村上radioで小川哲さんが「村上さんは句読点の使い方が日本一上手い作家だ」と仰ってて、私が前述したそれが持論じゃないと確かめられて顔がほころんだな。 春樹さんの本を読んでいると、企業勤めを辞めたくなる笑 村上さんの社会とはなるべく距離を置いて過ごす生活スタイルが、潔いしかっこいい。ガッツリ会社員として働いて生きていることが恥ずかしくなって結構本気で仕事辞めたくなる。笑 まあ、庶民である限り、大人しく企業勤めするしかないのが現実です。 だからせめて春樹さんの言う会社の意見ではなく自分の個人的な意見を持つことは大事にしたい。 それで結果を出して会社の人たちをギャフンと言われたいもんだな。 私の中では現代のどんな娯楽よりも村上春樹さんの作品を読んでいる時間が幸せだし、まあこんなゆとり世代の私でも辛いと感じることもあるけれど、そんな時は遊びや買い物や睡眠やお酒よりも村上作品に触れることが一番効果的な心の浄化方法なんです。 ーと、一個撤回で、睡眠はそれといい勝負でした。 これからもお世話になります。

    4
    投稿日: 2021.08.23
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    気軽に読める。考えることもある。くだらないこともある。 なんといっても「ネコまぐれ」について知ることができます。 ฅ(´ω` ฅ)ニャー

    1
    投稿日: 2021.07.27
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    理由の分からないストレスを感じ 気分転換に手に取った村上春樹さんのエッセイ本 内容は知識になるものでも 教養になるものでもないのかもしれないけど なぜだか心が満足感で満たされる。 はたしてなにが私の中に満たされたのかなあ。

    1
    投稿日: 2021.03.18
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    おめでとうございます✨今年の初読了です! 年末年始のテレビ番組見ながら、懐かしく読み返しました。そういうのにピッタリなんです。爆笑している傍で、大学生の娘が韓流アイドルのYouTubeだかなんだかを見て爆笑してるんですが、形は違えどそういう、心的バランスを保たせてもらえる存在があるって素敵なことです。 でも、その爆笑の合間に、日本の大人への批判的なことがサラッと書かれ考えさせられます。新聞休刊日についてなんか唸りましたね。たしかに休刊日がなけりゃ仕事を休ませてもらえないような日本の社会っておかしいじゃないですか。 映画のラストのクレジット問題も、たしかにつまんなかった映画なのにサッサと席を立つのはマナー違反みたいに言われるのはどうかと思いますよね。 春樹さんが学生時代に傷つけてしまった女の子のことも胸にきゅっと迫りました。。 とまあ、昔から春樹さんは、親切で世界平和的な愛をコツコツと私たちに向けで どうでしょう?と書いてきてくださってるんですね。なんでノーベル文学賞もらえないの?不思議で仕方ない。 それはともかく、 私の周りの村上主義者はみな、この村上朝日堂的春樹さんの声なる文体に影響受けてるなぁと、春樹さんのエッセイの楽しさ、読みやすさに感激しています。 これ読んで、中央公論社のチェーホフ全集と、春樹さんが訳されたレイモンド・カーヴァー全集がほしくなりましたね。残りの人生でコツコツと、人生の伴侶として読みたいです。はい。

    2
    投稿日: 2021.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん、いいですね。凄く良いです。村上さんの、エッセイと小説での振れ幅の大きさが、凄く好きですねえ。 小説は、こう、ガンガンに身につまされる感じが、します。 エッセイは、こう、お気楽極楽ノホホン、って感じが、します。 あんなでえれえ小説を書く御仁が、お気楽極楽ノホホンなだけの人生を送っている筈がない、とは思うのですが、村上さんのエッセイのこのユルさは、凄いなあ。エッセイが、こんだけユルいからこそ、あんなに引き締まった小説を書くことができるのかな?とも、思う次第ですね。 でも、このエッセイも、凄くこう、ノホホン路線なんですけども、きっちりとドギツイ事も書いていたり、すげえ真っ当な「怒り」みたいなもんも書いている。でも口調はあくまでもノホホン。その感じが、とても好きですね。村上さんの、世の中の捉え方が、好きなんだろうなあ。自分には、とてもシックリとくるんだろうなあ。 なんだか凄いな、って思うのは、村上さんが、あとがきで書かれているのですが、このエッセイの連載を続けながら、その間に、あの、すげえシビアなノンフィクション「アンダーグラウンド」を書き上げるためのインタビューを、同時進行で続けていたのですね、当時。 こんなに(いい意味で)チャランポランなエッセイをガンガンに書きつつ、あの超どヘヴィーな「アンダーグラウンド」を作品として発表するための準備を、着々と進めていた。その、村上春樹の、二面性よ。素晴らしい。素晴らしいなあ、って思うんですよね。 この人の発する言葉は、どうしても、自分の心を打つのです。そんな事を感じられる作家に出会うことのできる喜びってのは、全くもって素敵なことですよね。 ちなみに、自分は、タモリさんの事は全く知らないですし、テレビをほとんど見ないので、タモリさんの出ている番組もほとんどちゃんと見た記憶はないのですが、村上春樹のエッセイは、タモリにとっての「タモリ倶楽部」みたいなものか?とか思う次第です。 とてつもなくくだらない事を、ちゃんと追求して、面白さが一番の根本にありつつ、他の誰かの気持ちをホワッと幸せにして、本人もとにかく楽しんでいる。そんな夢のような素敵な相乗効果。そんな村上さんとタモさんの共通点みたいなものを、なんだか、フワッと感じるのですよね。 「タモリ倶楽部」を、ちゃんと見たことが全くないので、あくまでもイメージだけでの話なのですが。いやしかし、「空耳アワー」は、間違いなくウルトラ好きです。

    1
    投稿日: 2020.10.19
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    最初の版は読んだことがあったんだけど、文庫には「苦情の手紙」がついていた。これ読みたかったのよね。それにしても先生は文章うまい。

    0
    投稿日: 2020.03.07
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    1999年文庫化。 たぶんこれも、文庫化してすぐ買ったっぽいけど、1999年て仕事してた頃だからきっと、上っ面だけ一回読んだだけだったんだろう………(ダンボールから発掘) ぜんっぜん「面白!」って思った記憶ないし まぁそりゃ20年も経てば、読んで響く部分も変わってきますよね。ていうかほんとに何を読んでいたんだろう。20年前。 全体的に軽めで馬鹿馬鹿しい(褒)んだけど、時々めっちゃ重いテーマをさらっと書いてて、そういうところも凄くよかった。割合的に。"本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ"ってコレよ。 言葉遣いが好きだーー本当。アンチ・クライマックスなのにカッコつけてなくてすっと気恥ずかしくなく読める。 小説の中でもいろんな描写が笑える・ジワジワくるーってこと今までたくさんあった。(ナンバーワンは1Q84の牛河さんのネクタイの描写。) だけど物語の中に見るのとは違って、まぁもともとこういう人だったんだなきっと。作品のイメージしか持ってなかったけどそこに村上さん個人を透かして見るようになった。 ◇傷つかなくなることについて "ある日を境に「歳をとった人間が若者と同じように精神的に傷ついたりするのは、あまり見栄えのいいものではない」と認識するようになって、…" "精神的に傷つきやすいのは、若い人々によく見られるひとつの傾向であるだけではなくて、それは彼らに与えられたひとつの固有の権利でもあるのだと。" 胸に刻む。 ◇文学全集って何なんだろう 1973年のピンボールえお文学全集に入れたいという電話を受けて諸々のエピソード。めちゃめちゃ重い。ぐわーーーーと叫んでつい旦那に話して聞かせてしまった。(最近こういうことよくある) ◇ウォークマンを悪く言うわけじゃないですが… カタルーニャ国際賞を取った時の2011年のスピーチと、ほぼ同じことを、この中で書いていた。 日本が世界の中でどういう役割を担うべきか?いやそんなかたっ苦しい言い方じゃないんだけど、ずっと日本から距離を置きがちだったのにもうずーっと前からこういうことを感じていたんだなぁってわかって…いや本当すごいなと思った(語彙力)。 ----- 翻訳についてのエピソードの中で書いてたコレ "自分の味つけをなるべく表に出さないように、ぎりぎりのところまで地道に無色にテキストに身を寄せて…" 村上さん翻訳の本はまだ読んだことがないので、昨日さっそく、心臓を貫かれてをネットでポチりました。

    2
    投稿日: 2019.10.02
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    スラスラ読めて楽しい。でも昔の同シリーズにくらべて(村上春樹も年をとったのか)ちょっと小言っぽいところが多いのがまた笑える。「夢のサーフシティ」もはやく読まなきゃ。

    0
    投稿日: 2018.10.15
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    何度でも書くけど、本当に春樹のエッセイは面白い。何がと言われるとくだらなすぎて面白い。 なんだかとても失礼な事を書いているけど、このくだらなさ具合が絶妙すぎてたまらない。 きっとくだらなさが振り幅を超えてしまうとつまらなすぎて読めないだろうし…その加減がとにかく絶妙。 ビール片手に何気なく手にとってサラリと読めるとこがとにかく最高である。

    1
    投稿日: 2018.08.30
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    あとがきにあるが、このエッセイは、筆者にとって「精神バランスを維持するための息抜き」とあるように読者にとっても息抜きとなり、精神衛生に寄与している気がする。何かを求めて読むのではなく、自分の肩の荷を下ろすために読むような。そんな幸せの再確認かもしれない。

    1
    投稿日: 2018.04.28
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    2017年34冊目。 小難しい本が続くと、ふと村上春樹さんの文章に触れたくなることが多い。 小説もいいけど、体力的にズシンと来るので、これくらいのエッセイを寝る前にくすくす笑いながら読むのが心地いい。 村上春樹さんのユーモアと脱力感と、安西水丸さん絵のタッチは本当によく合うと思う。 100kmマラソンについてと空中浮遊の夢については、ぜひ語り合ってみたいなと思った。

    1
    投稿日: 2017.07.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    長旅には村上さんのエッセイを一つ持っていきたい、ということでアイルランド出張に持参した本。 期待に十分以上に応えていただいた。たぶん折に触れて読み返す。

    0
    投稿日: 2017.06.12
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    2017.01 本棚整理のため9年ぶり再読。 1995年頃の週刊朝日連載のエッセイ集。通勤時や乗り換えの多い移動時にちょうどいい。

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    投稿日: 2017.01.26
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    良質なブログを読んでいるという感じだった。よくこんなにネタがあるものかと感心しましたが、後書きを読むとご本人も苦労してためておられるですね。とても文章が分かりやすいから面白いのかな?笑えるようなところも度々あって面白かったです。

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    投稿日: 2016.06.25
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    春樹さんのエッセイ、読めば読むほどに春樹さんが好きになる。 何回読んでいるかわからないくらいなんども読んでいる本。 落ち込んでいるときに読むと自分のペースでいけばいいんだ、ってそっと背中を押してくれるような…たぶん春樹さんはそんなつもりで書いてないんだろうけど。好きだなあ。 追記 最後に掲載されている春樹さんのレストランへの手紙は、何かと役立つ。

    0
    投稿日: 2015.11.20
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    世の中には結構失礼な奴はいるもんだなぁと思わせる内容がちらほら。と言いつつ実は自分自身も多少なりとも無礼千万・無知な言動を取っているのかも知れず。まさに「他人のふり見て我がふり直せ」です、はい。 やっぱり作者自身が年を取ったせいだろう、最初の朝日堂よりもその内容に味わい深さがあると思うんですけれどどうでしょう?気のせいですかね?

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    投稿日: 2015.09.15
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    裸で家事をする主婦は正しいのか? 野球チームのヤクルトの話や、体罰の話、さらにはラブホテルの名前の話まで多種多様な話が楽しめる。 中でも私が一番気に入ったのが『苦情の手紙の書き方』で、巻末にはなんと実際の文章まで収録されている。 村上春樹氏にかかれば、苦情の手紙さえ読み物になるのだと感心した。

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    投稿日: 2015.06.23
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    村上さん、大学では映画演劇学科だったらしい。 走るだけではなくて、仕事面でも、物事があまりにも順調に進んでいると、どういうわけか気持ちが落ち着かなくなる。 ものを書く、ゼロから何かを生み出すというのはしょせんは切った張ったの世界である。心ならずも血が流れることもある。

    0
    投稿日: 2015.01.14
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    村上春樹さんの小説は好きだが、村上春樹さん自体がより好きだ。生き方とか考え方、過ごし方、謙虚さなど。 だから村上春樹さんのエッセイ集が好きなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2014.11.21
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    普段本を読むのが遅くて、読み終わるまでに何日かかかることが多いが、すらすらと読めて一日で読み終わった。村上さんの作品は小説しか読んでいなかったので、くだらなくて思わずふっと笑ってしまうようなことが多いこの本を読んで、さらに彼の他の作品に興味がわいた。

    0
    投稿日: 2014.08.20
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    日常の観察、世間に惑わされないこと、人生を楽しむこと、猫が飼いたい。前作、前々作よりはタッチに軽やかさがなく、10年経過したキャリアのせいなのか何なのか。まあ、でもやっぱりおもろい。

    0
    投稿日: 2014.07.24
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    村上春樹は小説も好きだけど、エッセイも好き。春樹氏の日常が垣間見える感じが好き。水丸さんの絵は相変わらず癒される。2011/049

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    投稿日: 2013.09.13
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    読んでいてとても面白いエッセイでした。今まで読んだエッセイの中でも最も面白かった部類に入るかもしれない。出過ぎず、引っ込み過ぎず、本当に文章のうまい人だなあと思う。

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    投稿日: 2013.08.19
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    どんなくだらないテーマであろうとも、作者の目を通して物事を見るのは新鮮で心愉しい体験だと思いました。

    0
    投稿日: 2013.04.26
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    面白おかしい話の中にも、時折彼の小説の萌芽となったと思われるようなエピソードもあり、ものすごくよかった。

    0
    投稿日: 2013.03.26
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    「フェア」かどうか、が村上春樹の行動規範のようである。本エッセイになかに何度もそのキーワードがでてくる。基本的には肩肘はらないゆるいエッセイだけど、村上春樹の主張は伝わってくる。通勤電車での読書にうってつけ。

    0
    投稿日: 2013.02.21
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    大好物の村上春樹さんのエッセー。 物書きだったらこういう発言は控えたりするんだろうなぁ、ということもサラッとコミカルに表現するところはさすが・・。 村上さんに「この本が・・」と紹介されると、私の読みたいリストもどんどん増える(≧_≦)! それにしても、全裸で家事をしている人のお話は・・・(^^;)。ビックリでしたw。

    2
    投稿日: 2012.12.02
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    村上さんのエッセイは、頭を使わずにチマチマ読むのが好きです。 また村上朝日堂、復活して欲しいなぁ・・・。 12.11.04

    0
    投稿日: 2012.11.14
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    読むと、すごくほっとする。思わずにやりとしたり、そうそう、本当にそうなんだよと頷いたりできて、癒される。ところどころに出てくる表現にはっとして、さすがだなぁと思う。水丸さんの絵がまたたまらないです。お気に入りの話は、猫のミューズ関係と、ホテルやマンションの名前についての話。村上さんの、○○的なんちゃらという表現がすごく好きです。

    1
    投稿日: 2012.10.07
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    何年かに一度本棚から引っ張り出してくる一冊。水丸さんとの楽しいお話や不思議猫ミューズの話がすき。 でもこの度読んで一番印象的だったのは「ウォークマンを悪くいうわけじゃないですが」の項。エネルギー問題に触れている。このエッセイが発表されたのは1996年。原発事故が起こるまで、この問題に触れることはタブーだったはず。でもこの人はきちんと自分の考えを活字にして世に出してる。新聞の問題、教育、差別問題しかり。 作家にとって筆は剣だ。 誤れば自分の命をも落としかねない。覚悟を持って剣を持つこの姿勢に私は出会った時から惚れ続けている。

    1
    投稿日: 2012.07.24
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    村上氏の小説はあまり得意ではなかったけどこれは楽しめた!やはり着眼点が常人と違うどころか三次元的だわ。良い人、でないところも共感してしまう。

    0
    投稿日: 2012.03.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    夢中になって読んでしまいました。 自分が中学生の頃の話なのでその頃を 思い浮かべながら。 「ラブホテルに名前をつけるのは名前の目的性 必然性、蓋然性が希薄だから難しい」などといった 村上春樹的な視点での論理の展開が面白いですね。 村上春樹という人の文章は勿論好きなのですが 人間的にもとても好感の持てる人だと思いました。

    0
    投稿日: 2012.03.05
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    村上さんのエッセイは、ほのぼのしていて芯があるので、 内容が古くなっても興味深く読むことができるし、楽しめる。 猫の話題は、読んでいて毎回にこにこしてしまう。

    0
    投稿日: 2012.02.20
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    (ちなみにこのパソコン(PB2400/ATOK12)の「むらかみあさひどう」の第一変換は「村上朝非道」になる(笑)。おかしいので紹介。)   「週刊朝日」で再連載されたエッセイをまとめた一冊。 ワタシの方で、村上のこの手のエッセイに慣れてきたせいか、「はいほー!」の時のような不快感はほとんどなかった。 「裸で家事をする主婦がどれだけいるのか(全裸家事主婦クラブ通信)」とか「ラブホテルのおもしろ名称」とか「飛ぶ夢どんな感じで見ますか?(空中浮遊クラブ通信)」とか読者の意見が反映され、続報があったものも、そういう読者参加という展開も面白く、もちろん内容もおかしくて、いやー。楽しかったです。 そういえば、当然この本は村上春樹自身の考えとか傾向とかが表記されているわけだけど、もちろんそれに対して読み手である自分は、村上のそれと違っていて当然なのだよなぁと改めて考えたりもした。 例えば、ワタシは映画館で映画を観た時は、エンドマークまで座って観て会場が明るくなってから帰るのが好きだし(結構口外してるので知ってる知り合いも多いが、つくづくワタシは「映画館」という場所が好きみたいなんです。広くて暗くてほどよいクッションの座席(おそまつな所もあるけど)で「映画を観る」だけの、あの空間が。なので映画の内容とは関係なく、ぎりぎりまでその場を味わっていたいと思うからなんだろうなぁ〜と自己分析。ビデオで映画観るのってあんまり好きじゃないんです‥。レンタルは期限付きなのでなおイヤ(笑))、でも総入れ替え制の最近の劇場はガッテム!だし(笑)。 最近単館ばっかりでこれまた楽しくないし(笑)。 結構二本立てって、見ようと思った映画より同時上映の方が面白かったりするんだよねぇ。 「バックトゥザフューチャー2」と「トレマーズ」とかね(笑)。 横道に思い切りずれちゃったけど(苦笑)、そういう風に自分を省みて自分の考えとか傾向について考えてみる時の対抗する存在として、こういうエッセイを読んでみるというのもいいかもしれないよなぁと思いました。 ‥逆に「同一化」してしまう人もいるかもしれないけどね(苦笑)。 今はもう閉鎖されちゃったけど、村上朝日堂HPではこういう内容がやりとりされていたんだろうね。 当時はこれらの本を読んでいなかったので、HPへ行ってみてもいまいち楽しさが判らなくてあまり行ってなかったのですが。 今になってみると、あのHPに行って楽しみたいなと思う次第。 もう遅いけどね(苦笑)。

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    投稿日: 2011.09.26
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    2011.07.29 開始 2011.08.11 読了 初読。 村上春樹のエッセイの中では一番良かった。

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    投稿日: 2011.07.30
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    「ありゃりゃ」 はじめはくだらなさ過ぎて投げ出そうともしたが、途中からおもしろくなってゆく。もちろん「ありゃりゃ」 もあったが。 深いね、この人。

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    投稿日: 2011.07.20
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    文の密度やリズムを活かしてうまく抜いていて、そこに水丸さんの画もめっちゃ変なものをもってきたりと、コメディタッチでおもしろい。

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    投稿日: 2011.03.13
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    エッセイと小説のギャップが新鮮だったよ。しかしやはり独特の空気はそのまま。 ありとあらゆる話題があり、そのなかでも差別用語の話がとても印象的だった。

    0
    投稿日: 2011.03.09
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    面白かった…… 村上春樹は、もともとコミカルなセンスを持っているけれども、小説のなかでは、あえてそれを前面に出さないように抑えていると思う。 もちろん、どの作品にもところどころ笑ってしまう箇所があるのだけれど。 「海辺のカフカ」のホシノちゃんや、「ノルウェイの森」の緑のブラジャーのくだりなど。 エッセイでは、村上氏のユーモア、コミカルなところで満ちていて、ほんとうに面白い。 これを読んで、私も「翻訳が趣味」になってみたくて、アマゾンで邦訳の出ていないミステリーを買ってしまった。

    0
    投稿日: 2011.02.14
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    村上春樹×マラソンという事で。以降は本からの引用です//探検する英和辞典。人生というのは予期せぬ罠に満ちた装置である・・・そしてそれが基本的にめざしているのは、相対的なバランスであるように、僕には思える。結果としてのかたちはもちろんとても大事なものだけれど、我々が生きていく事をほんとうに助けてくれるのは、何かもっとべつのものだ。そう思う。だって永遠に勝ち続けることのできる人間なんて、この世界に一人もいないのだから。

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    投稿日: 2010.12.25
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    村上さんの小説とエッセイのこのギャップ好きです。 小説読んだ後に、これ読むとしゅるしゅる空気が抜けます。

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    投稿日: 2010.11.30
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    村上春樹氏のエッセイで一番好きです 最近はまじめなものが多いですがこのころはそこまで有名でなくて国内向けのものだったので自由にいろんなことが書いてあります、雑誌連載だし。まだちょっとひねくれたところがあるのもかわいい 水丸さんの挿絵は言わずもがなですが朝日堂シリーズでもこれはとりわけクオリティが高いような気がするんですよねなぜか。水丸さんの絵よく見るともちょっとずつ変わってきているのがおもしろいです

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    投稿日: 2010.10.19
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     あいもかわらず村上春樹氏のものはまじめに読んでいない。このエッセイ集は「アンダーグラウンド」と同じころ書かれたようで、その「アンダーグラウンド」も未読である。村上春樹氏の、一見穏やかに見えるが実はめちゃくちゃ心が強くて、感性に支えられたある種の正義感は、とっても共感するし「よくぞ!」って思うことが多いんだけど、そういう感性の人が真剣に書いた「地下鉄サリン事件」って、ちょっと怖い。読みたいし読むべきだと思うんだけど、手が出ない。  と、全然違う本の話をしている。実はこのエッセイ集は、「枕本」のひとつである。枕元に置いておく本は、だいたい1週間サイクルくらいで変わっていくけど、これは「枕本」になる確率が高い。前述したような作者の感性が、実に心地よいのもあるのだけど、本当に枕元に於いて心地よいのは、「全裸主婦」や「ネーミング」などを語るときの、全身が踊り出すような独特の文体のためなのかもしれない。本当は、両者の共有みたいなところがかっこいいのだと思う。いいなあ。

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    投稿日: 2010.08.17
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    読んだ。 読んだ後、特に感動するわけでもなく、何かが残るわけでもないのだけれど、 おもしろかったなあと素直に思えた。 特に、 村上春樹も学校が嫌いだったのね、 学校に通う事で学校に自分が合っていないって 分かるだけでもいいのかもしれないね、 なんて一人でぷつぷつと思った。

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    投稿日: 2009.05.05
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    ふふふ。 これも面白かった。 村上春樹はなんていうか、ビビリじゃないからどれを読んでも面白い。

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    投稿日: 2009.04.12
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    エッセイ。ちょっとこのへんから村上さん耄碌しだしたかと…おっと失礼 まぁとにかく、キレがなくなってきた。

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    投稿日: 2008.07.18
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    内容(「BOOK」データベースより) 裸で家事をする主婦は正しいのか?あなたの空中浮遊の夢はどのタイプ?読者から多数の反響を呼んだ「通信」シリーズを筆頭に、「真昼の回転鮨にしかけられた恐怖の落とし穴」「宇宙人には知られたくない言葉」から、苦情の手紙の書き方、学校の体罰の問題まで、世紀末の日本を綴ったエッセイを水丸画伯のイラストがサポートする、名コンビ「村上朝日堂」シリーズ最新作。

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    投稿日: 2008.05.23
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    春樹さんはやはりおもしろい!!! ほほぉ。とかなるほど!!と感心したり、くすと笑ってしまうものまでいろんなエッセイが楽しめました。 おもしろかったなぁ。

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    投稿日: 2008.03.01
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    “自動車とビールと銃は誰がなんと言おうと、アメリカの大多数の男たちにとって譲ることのできない最後のピケットラインなのである。(p・55)” “ダイナ・ワシントンがその昔「たった一日がなんと大きな変化をもたらすか(What a Difference a Day Makes)」という歌を歌っていたが…(P・215)”

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    投稿日: 2007.04.27
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    電車の中で読んでて噴き出してしまって不審な目で見られた記憶があります。軽妙でユーモア溢れる文章。小説だけじゃなくエッセイもとっても面白いのが村上春樹のすごいところだと思います。

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    投稿日: 2007.02.12
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    小説の村上春樹は難解なイメージもあるけど、エッセイの春樹さんはすごくいい人だしかわいい〜。団塊の世代なのに、このユーモアのセンスは素敵。

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    投稿日: 2006.12.05
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    村上春樹氏が以前、朝日新聞に掲載されたエッセイ。 長編小説は難しいという方も、読みやすいと思います。 ネタや視点がユニーク。 文体が独特。(これにはまる人も多いのです。) 合間に出てくる奥様の春樹氏への一言とかもいい。フフ。 安西水丸氏のイラストが、 力の抜けた(しかし時には真剣な)エッセイにぴったり。 一編が短いので電車でも読みやすいです。

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    投稿日: 2006.03.27
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    『何かに対するネガティブな方向の啓蒙は、場合によってはいろんな物事を、ときとして自分自身をも、取り返しがつかないくらい損なってしまうということだ。 そこには、より大きく温かいポジティブな「代償」のようなものが用意されていなくてはならないはずだ。〜中略〜それよりはむしろ「これはいいですよ、これは面白いですよ」と言って、それを同じように良いと思い、面白いと喜んでくれる人をたとえ少しでもいいからみつけたいと思っている。経験的に深くそう思う。』

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    投稿日: 2006.02.07
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    わたしは春樹さんの小説もエッセイもどっちも変えられないほど好き。本を読んであははと笑うのなんてあんまりないよね。 でもこれ前に読んだことあったかも。わたしの記憶力どうにかしておくれ。

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    投稿日: 2005.12.02
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    週間朝日に掲載された村上さんのエッセイ。前回の掲載から、実に十年以上もブランクがあったということだ。二十一年も生きた長寿猫ミューズの話や、部落差別の話など、私はこの本がこれまでの村上朝日堂シリーズの中で最も衝撃的な内容を含んでいると思う。巻末の「苦情の手紙」の文章のすばらしさには、とにかくうなってしまった

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    投稿日: 2005.09.26
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    安西さんのせいで村上の印象がなんとなくあの絵のようになってしまって、、あんなにかわいくないじゃんか!

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    投稿日: 2005.08.06