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アクティング・クラス
アクティング・クラス
ニック・ドルナソ、藤井光/早川書房
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総合評価

4件)
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    大学生時代に演劇をやっていたので 「演技をしたいと思う者は普通じゃない」というのがすごくわかる。わりと変な人間がやることだとわかっている。 人生うまくいかないときに自分じゃない何かになりたいと思うのだろう。 この作品で出てくる人物たちも一癖も二癖もある人間で、アクティングクラスにのめり込んでいく。 現実との境界線も曖昧になっていく。 少し人物の描き分けが日本と違うのでわかりにくかった……そのうちキャラクターがわかってくるけれど、難しかったように思う。 それにしても……演劇をやっていたからわかる。こんなに一般人が急にエチュード(即興劇)をやって上手くいくわけがない……みんなプロの俳優さんですか??ってくらいすぐに演技できててすごすぎる。そんな邪念ばかり浮かぶ(笑)

    5
    投稿日: 2024.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    演技教室に通ううち、役の設定が現実を侵食してぐらぐらになっていく登場人物たちの物語を読み進めて追っているうちにこちら側が変なところに連れて行かれる感覚に陥る。怖くてイヤーな気分になるのに面白くて最高なマンガだった。

    1
    投稿日: 2023.03.13
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    なんか最初わたしはとりあえず登場人物を見分けるのも難しくてw どういうことだろ、、?と思いつつも、気になって読み進める手が止まらず、最終的に、、「え、、?こわい!」ってなって、ぞわぞわっとしました。 現実と演技の狭間がわからなくなっていく登場人物たち。私自身も、背景が演技していた場所から、実際の演じている世界の場所に変化していくから、混乱しつつも引き込まれて。すごく不思議な世界でした。

    0
    投稿日: 2023.03.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    真面目に怖すぎた。 現実と非現実の境って曖昧な作品って世の中にはたくさんあるけど、これは意図的に作為的に作られた場所にぐわっと連れていかれる。 怖くて読めないエペペみたい。 これは読んでしまったけど、それは漫画だったからだと思う。 どこに連れていかれるか分からへんなんて読んでても怖い。 しかもみんな、他の人になりきったりしてそれが普通になってて気味悪すぎた。 ロージーはどこへ行くのかも、最後めちゃめちゃ気になりました。 誰のことも本当かわからない訳じゃないですか。 おかしくなっても、当然すぎて寒気します。 異界みたいですよ、これ。 ヤバい。 ヤバいの読んでしまいました!!

    0
    投稿日: 2023.02.21