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淀川八景
淀川八景
藤野恵美/文藝春秋
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総合評価

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    河川敷が出てくるという共通点で、こんなにバラエティー豊かなお話。みんなどれも違ったタイプの人が出てきて、それぞれの人生をみな生きている。作家さんってすごいなあって思う。それぞれにみな、生きていく上での小さな困難を抱えていて、誰かの助けを必要としていて、その願いがかなったりかなわなかったり。共通点はみな短編らしい話の切り取り方があって、その未来を想像させる余韻のある終わりをしていること。多様な話で、直接・間接的にも互いのつながりはまるでないのだけれど、こうやって話が集められた時、同じ空気感があって、するすると読めた。そういうところもなんだか不思議。

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    投稿日: 2023.09.26
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    大阪、淀川を舞台にした短編8作品。関西、大阪にゆかりのある人には、その風景や人々の感覚に馴染みがあり、身近に感じるだろう。中でも大阪の人と大阪を出て、今は違う場所で生活する人、という物語や、逆に大阪にやってきた人と大阪人との交流という対比がある物語が面白かった。

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    投稿日: 2023.02.10
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    私も住まいも淀川河川敷が目の前なので 親しみながら読ませて頂きました! 色んな人生ドラマがあるんだなぁ♬

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    投稿日: 2023.01.31
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    淀川を共通の背景として心にわだかまりを抱えた人たちの心象風景を描いていく短編8作。 それぞれの人がちょっとした出来事で得た気づきに深い真実が見え隠れしている。どれも短いから多くを描き込んではいないけど、安易な感動に終わらせないところが深い余韻を残している。 この作品の前に読んだ別の作家の深みのないちょっといい話を連打したような短編よりはずっといい。 好きなのは「ザリガニ釣りの少年」。 「こいつの大事なものは、俺とは全然ちゃうところにある」 いじめは終わらないだろうけど、救いがあるな。

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    投稿日: 2023.01.18
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    【傷ついても、すぐに癒えなくても、共に生きる】陰惨な家庭をサバイブした姉妹、妻から逃れるように淀川縁を歩く夫、気儘に暮らす個人投資家――大阪で今まさに息づく、八つの物語。

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    投稿日: 2022.11.17