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バブルの王様
バブルの王様
森功/小学館
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総合評価

5件)
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    バブル時代の成功者の話。 金に魅了され金によって潰される。自分の身の丈を超えた分の金を稼ぐ理由はどこにあるのだろうか。

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    投稿日: 2025.05.15
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    バブル期にトランプタワーを買い占めた男・森下安道 洋服の販売から成り上がり、街金融アイチ、そしてゴルフ会員権というビジネスモデルをつくり、世界的なオークションの個人筆頭株主になったというバブル紳士。 桁違いの所有資産を持ち、世界にその名をとどろかせた森下安道。バブル期を生き延びたという彼の人生を綴ったノンフィクション。 おもしろかった! こんな勢いのある日本人がいたのか…という驚き!

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    投稿日: 2023.10.22
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    お金はいくらあっても困らないけれども。お金だけがすべてではないよなと改めて考えてしまう。 平成金融史からはじまって、イトマン事件に興味をもち、その関連、周辺図書を読む中でたどり着いた本だった。バブルというものの底知れなさを感じた。

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    投稿日: 2023.05.07
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    バブル期の王様として経済を操った森下安道という男の物語。貪欲すぎる程の拝金主義が紙面をとおしてビシビシと伝わってきた。終戦後の少年時代は極貧生活を強いられたが、丁稚奉公から起業。洋服店を継いだ後、資金繰りの厳しさから業種転換。判断力と修正力、まさに高速PDCAのお手本のような人。 登場人物のみでなく、当時の経済事件-ロッキード、リクルート、イトマン-や山一抗争など時代背景を知るのに参考になった。 当たり前だけど、戦後のカオスから始まり、高度経済成長、バブルといったエネルギッシュな時代といまは全然違う。 現在は不景気&インフレ、、学校で習ったスタグフレーションではないか。 時代の波に流されるのではなく、乗っていけるよう常に楽観、悲観のバランスをとりつつ生きていきたい。 とこの本を読んで感じた次第。

    0
    投稿日: 2023.03.10
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    バブル期に活躍した裏の金融家森下安道の一代記。フリーのノンフィクション作家森功の綿密な取材を元に描かれている。はっきりとはしないが浮かび上がる人物像は資本主義の裏街道を知悉したインテリ金融家を思わせる。

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    投稿日: 2023.02.13