一面的ではない中国の姿、30年近く日本に住んでいる台湾人からの聞き書きなど、隣人として暮らす人たちを介することで、見落としがちなアジアの姿をみることができる。幅広い年齢の書き手がそれぞれ経験し、論考するアジア。中華圏に興味があるので今号の内容には満足。これからは韓国や東南アジアの記事もあるのだろう。「文芸誌」なので詩や小説もあるのがよい。