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FIND 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花
FIND 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花
内藤了/KADOKAWA
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総合評価

41件)
3.8
9
15
12
2
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わったあと、グミが食べたくなります。久しぶりに食べました。 色々あった女警察官が特殊な事例を扱うところに派遣されたところから始まる物語。 基地がキャンピングカーだから小回りがすごい早い。なんかあったらすぐ現地調査している。あとキャンプご飯が美味しそうで美味しそうで。 外で食べるインスタント麺の美味しさは異常。 雰囲気はほのかにホラーとミステリーが混じった感じ。他の作品にはない独特の雰囲気。文章も読みやすいので面白いです。 個人的にシリーズ追います。

    0
    投稿日: 2025.10.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    民族学的ホラー、ホラーだけどホラー要素は少なめというか無い。主人公が、難ありというか癖強だけどどんどん引き込まれてしまった。 てか、普通に民族学的な話とか森の話が好きなだけかもしれん。 未解決事件コールドケースになりそうな事件を解決する話、とてもいいです。 スッキリはっきり解決するわけじゃないけど、そのままのがいいと思う事件などもあるよね。 新しい上司も、癖強だけ頼りになる 面白い作品でした。

    0
    投稿日: 2025.10.01
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    連載中の漫画が面白いので、原作を読んでみることに。 民俗学的ホラー。子供の神隠しが頻発する村に、キャンパーとして潜入調査する警察官の話。 もっと怖い結末になるかと思っていたら優しい結末。面白かった。

    0
    投稿日: 2025.07.12
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    面白かったけれど。 この仕事って、NPOやボランティアならありでも税金を使っての警察の仕事としては…? 行方不明児が出てきても所轄と共有しない それでは警察の仕事にならないような。何年か山で過ごして、それから大人になって戻っても(モデルの人のケースとか)義務教育も微妙なのに就職できるのであろうか? ちょっと現実離れしていて、モヤモヤ感が残る。 主人公の夫、嫌い。

    0
    投稿日: 2025.06.30
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    ホラーのカテゴリですが、本作はホラー色は控えめに感じました。 様々な描写がいとも簡単に脳内に浮かび上がる感じは流石の一言。気がついたら読み終えていました。次回作が気になります。

    0
    投稿日: 2025.05.04
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    軽く読むにはピッタリですが、すぐに忘れそうな内容の話だなぁと感じました。内藤了の作品に出てくるの女性はいつも同じに感じます。向こう見ずで強気、跳ねっ返りで読んでいてあまり共感できません。特にこの作品の清花は男に負けない私!感が強くて空回りしていく様に読んでいてくどさを感じました。 あらすじ 自分が罪を認めさせようと挑発して証言を引き出した被疑者が自殺した。逮捕前だったので大問題となりその責任を清花は取ることになる。一方で、キャリアのためにおろそかにした家庭も冷え切っており、夫からは離婚届を突きつけられる。そんな中飛ばされたのはコールドケースを調べ直すという部署で、神隠しが起きるというキャンプ場を調べることになるが…。 猟奇犯罪の方はまだ殺害手段が残虐で興味がありましたが、こちらは誰か亡くなることもなく穏やかに捜査が終わります。グロさもないので読みやすいかと思います。

    1
    投稿日: 2025.04.15
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    こういう展開の刑事物、アリですね。 事件解決だけが解決じゃない、それでもちゃんと?スッキリできる終わり方 バリキャリ刑事が仕事の仕方も生き方も変える、でも根っこの信念は変わらない、のがあるから芯があって良いです 村の風習、祭りとか互助制とか、立場によって陰陽のそれぞれの面があるけど、人を縛るものでもあるしそこでなら生きて行ける人を助けるものにもなるのだね 2024.10.1 155

    3
    投稿日: 2024.10.01
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    本屋さんでこの本を見つけた時に学生時代この作者の藤堂比奈子シリーズにどハマりして読み漁ったのを思い出した。  警察庁特捜地域潜入班に異動した木下清花は直情型で悪は必ず裁くべきという想いが強すぎて家庭や以前いた捜査一課でも上手くいかず、空回りしていたがこの地域捜査班に配属されてから少しずつ清花の中で頑なになってた想いや考えがほんの少しだけ柔らかになっていくのがよかったなーと思った。   神隠しと児童虐待がキーワードになるお話でさはに潜入先が栃木の村落ということでこの村にはいったい何があるんだとワクワクしながら読み進めていけた。 特に清花の配属された先にいた土井さんのとぼけているようで温かい包容力のあるキャラクター性がとてもよかった。しかも土井さんの入れるコーヒーの描写はとても美味しそう。 シリーズもの1作ということで次の話も気になるし、またこの潜入班のみんなを見ていたくなる作品でした。

    23
    投稿日: 2024.09.12
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    シリーズもの。 また新たな楽しみができて嬉しいです。 世の中は、白黒つけたがる傾向がありますが、今回のような神隠しがあってもいいんじゃないかなと思いました。ただそれが正しくて幸せなのかどうかは分かりませんが、一時の救いだとしてもそれはそれでいいのではないかと感じます。

    11
    投稿日: 2024.08.16
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    2024/6/25 読了 好きなタイプの作家に出会えたかも!一気読み 帰りに続編買えば良かったー!!

    0
    投稿日: 2024.06.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    事件解決が目的ではない。 その土地ならではの伝承は興味深い。 本当の怪異じゃなくて守る為に作られた怪異。 それを否定せず寄り添うように潜入していく。 新設部署だから手探りなところもあるんだろうけど良い班ですね。 清香さんが母親としてもどうなっていくのか楽しみ。

    0
    投稿日: 2024.06.16
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    警察小説というより主人公「鳴瀬清花」の人としての成長+お仕事小説という感じでした。本当に特殊な潜入班だからこそシリーズの導入部分として一冊丸々使ったのかなとも思いました。第二弾からはもう少し事件中心になるのかな? これから先も楽しみなシリーズです。

    2
    投稿日: 2024.04.30
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    内藤さんの本にしては、描写がおとなしめでしたが、人間の本質的なところは、変わらずで、大好きです 他のシリーズより、星少なめですが、このシリーズも、続けて読みたいです

    1
    投稿日: 2023.10.23
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    新シリーズ。楽しみにしていて読み始めたけど、人の話を全く聞かず、自分の意見を押し付けてる清花のキャラがちょっと駄目かも、しんどいな、、、と思いながら読む。読んでるうちにちょっとずつ肩のちからが抜けて、人とコミュニケーションがとれるようになってきて、、、今から面白くなっていくかな。

    2
    投稿日: 2023.09.16
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    被疑者を勾留中に自死させたことで県警捜査一課を追われ、家庭にも居場所を失った刑事・木下清花。 異動先の「警察庁特捜地域潜入班」は、組織のはみ出し者が集められた新設部署だった。 最初に捜査対象となったのは栃木の村落で発生した「児童連続神隠し事件」。 その地では古くから、子供をさらう「ヤマヒト様」伝承が存在しており……。 清花たちは事件の真相を追い、村落への潜入捜査を開始する!

    0
    投稿日: 2023.08.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新シリーズ。前シリーズに封入されてた冒頭部分で、ちょっと今回の刑事さんは苦手かも…と思ってしまいましたが杞憂でした。鳴瀬清花さんも素敵です。 最初こそツンケンしてましたが、潜入班に所属してからは険も取れてきて良かったです。お疲れだったのかな。 犯人を検挙して事件を解決する訳でなく、事件性がありそうなものを解決していく。 「刑事は事件が起こらないと動けない」というジレンマを払拭していくシリーズのようなので続きも楽しみです。 潜入といっても地域に溶け込むという感じなのも楽しそう……仕事なので気は抜けないけれども。警察だってバレてたし。

    2
    投稿日: 2023.08.20
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    #読書 #読了 #内藤了 『FIND 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』 おいで・・こっち・・こっちだよ 神奈川県警捜査一課の清花は、拘留中の被疑者を自死させてしまう。 また、プライベートでは夫から離婚を切り出されていた。 行き場を失った清花に、「警察庁特捜地域潜入班」へ移動の辞令が下った。

    0
    投稿日: 2023.07.23
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    シリーズ第1弾。 警察庁特捜部署のお話。 山で神隠しと言われる子供の失踪事件の真相を追うお話。 序盤の始まり方から途中の展開、ラストまで楽しめました。 表立っては助けられない案件はどうするべきか。 悲しい事件がなくなるように裏方でどうにかしていこう。 今後のシリーズが楽しみなそんな一冊。

    1
    投稿日: 2023.07.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    捜査一課で活躍していた刑事木下清花、妻と子供をDVしていた犯人を取り調べした後自殺した為。 左遷された。そこが特捜地域潜入班。そこでは未解決になりかけている事件を調べる。今回は子供が神隠しにあうという村に潜入。昔神隠しにあったのが清花が取り調べをし自殺した夫のDV被害者の妻であった。その村ではDVなど家庭環境が悪い家族の為に子供を神隠しと称して洞窟の穴の向こうである家族が子供達を世話していた。 それを村ぐるみで匿っていたので誰も真相に気づかなかった。 この村では秋に祭りを行いそのタイミングで村の村長らしき人物の判断で子供を返す。 子供が帰ってきてもそれを刑事として報告することもない、そもそも事件でもない。 今回の刑事達は今を見ているのではなく未来に何を遺すかを考え事件を解決していく。 普通の刑事物と違う話の展開で面白かったです

    50
    投稿日: 2023.06.07
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    警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花シリーズ、1作目。 新シリーズ!比奈子と恵平のシリーズを読了してからこちらにやってきました。 うう、、、、最初はちょっと我慢だったかな。清花のキャラが前の二人と正反対で、痛々しすぎる。苦行に近いものを感じつつ、だけど、前のシリーズは両方とも見事な成長物語になってたから、今回もきっとハズれることはないはずと信じて読み進めた。 果たしてその祈りが通じたのか、清花が件の特捜地域潜入班に異動になってからはスイスイ面白く読めた。元々優秀な刑事さんなだけに、この班で人間性とともに磨かれたら良い捜査員になれそう。土井さんはじめ、他のメンバーも良き良き。 このシリーズの事件テーマは民俗学的ミステリなのかな。地域潜入だからそうなのか。で、今回は神隠し。正直この手のミステリの結末はどこかで読んだ、見たことあるような気がしたし、現実的に可能かどうかもちょっと疑問。とは言え、田舎の民俗的風習とかむしろ好物なテーマなので今後の展開が楽しみ。

    2
    投稿日: 2023.05.29
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    すごく面白かった!新ヒロインの清花にも好感がもてた。潜入捜査で事件を解決、その事件もヤマヒト様伝承と掛け合わさって、怪異なのか現実なのかドキドキしながら一気に読めた。 ⁡⁡⁡

    6
    投稿日: 2023.05.20
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    いやーよかった! 言うほど、清花が傲慢だったり鼻持ちならないやつでもなかったし読みやすかった! 事件も村の伝承とうまく絡ませており、個人的にはとてもよく次作も楽しみ!

    10
    投稿日: 2023.05.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全てを失った女性刑事が奮闘する新シリーズ第1弾! 被疑者を勾留中に自死させたことで県警捜査一課を追われ、家庭にも居場所を失った刑事・木下清花。 異動先の「警察庁特捜地域潜入班」は、組織のはみ出し者が集められた新設部署だった。 最初に捜査対象となったのは栃木の村落で発生した「児童連続神隠し事件」。 その地では古くから、子供をさらう「ヤマヒト様」伝承が存在しており……。 清花たちは事件の真相を追い、村落への潜入捜査を開始する! 結論としては、神隠しの正体は伝承をもとに作られたシェルター施設のような物。公にできない事で守れるものがあるということ。次回の展開が、伝承と捜査によって守ることを主題にしているのであればどのようになるかが楽しみ。

    4
    投稿日: 2023.05.12
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    久々の警察小説… 冒頭から取り調べ中の被疑者が留置場で自殺し、県警捜査一課を追われる刑事・木下清花。 家庭でも育児を義母に任せっきりで夫から離婚を言い渡される。 どこにも居場所がない清花に上官の勧めで移動した先は「警察庁特捜地域潜入班」だった。 はみ出し者で構成されているこの班は、エリートだったが妻を病気で亡くした土井に三度の飯より祭り好きな丸山勇とモニター越しの調査員・万羽福子だ。 最初からキャンピングカーで栃木の山奥に入り、村民たちと充分に仲良くなってから「児童連続神隠し事件」を追う潜入捜査である。 飄々とした雰囲気で村に溶け込み、真相を掴んでいく土井たちに清花も自然と溶け込んでいくのがすごい。 村独特の伝承になんとなく誤魔化されてしまいそうな結末だったが、第1弾スタートといった感じでこれからの期待は高まる。

    39
    投稿日: 2023.05.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2023/4/28 新シリーズ。おもしろい。 ガチガチに気を張り詰めすぎて失敗した女性刑事が主人公。 そんな簡単に力を抜くことができるわけもなくもどかしいけど、彼女の変化と成長を楽しめる。 別シリーズの春菜系だね。 春菜も上昇志向が強くて人にも自分にも厳しい取っつきにくい子だったけど、最終的には大変な好感に変わったし、お手並み拝見。 事件を未然に防ぐはいいとして、事件だったっぽいものを事件化させないのは塩梅間違うと神の采配のようで鼻につくのでここもお手並み拝見だね。 心配してないけど。 新シリーズ楽しみです。

    2
    投稿日: 2023.05.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    被疑者を勾留中に自死させたことで県警捜査一課を追われ、家庭にも居場所を失った刑事・木下清花。 異動先の「警察庁特捜地域潜入班」は、組織のはみ出し者が集められた新設部署だった。 最初に捜査対象となったのは栃木の村落で発生した「児童連続神隠し事件」。 その地では古くから、子供をさらう「ヤマヒト様」伝承が存在しており……。 清花たちは事件の真相を追い、村落への潜入捜査を開始する! 新ヒロインの警察小説、第1弾。 こういう部署があっても良いかも。 能力を隠した上司や同僚が良い味出しているが、清花は女性だから頑張らねば・・・と頑張りすぎ! と思うのは、自分が男性社会で打ちのめされて諦めちゃったおばちゃんだからか?

    5
    投稿日: 2023.05.02
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    全てを失った女性刑事が奮闘する新シリーズ第1弾。 「東京駅おもてうら交番 堀北恵平」のあとがきで 各地へ飛んで幅広い事件を解決する人の話を書くと 紹介されていた新シリーズ第1弾。 NEWヒロインは、木下清花。 県警捜査一課の刑事で、班長で、家庭もあり子供もいる。 しかし、色々と頑張り過ぎた結果、居場所を失った。 堀北恵平とのギャップがあり過ぎて戸惑いましたけど、 新設された組織は今までと捜査方法が違う上に、 問題のある人達の寄せ集めで、その隠された個々の 「素」が見えた時は、ちょっと感動。 おかげで、シリーズへの楽しみが出来ました。

    2
    投稿日: 2023.04.16
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    内藤さん新シリーズ。 今回は民俗ミステリーのような児童虐待、ネグレクトと現在の闇をかけたホラー仕立て。 恐怖感はないので読みやすい。

    4
    投稿日: 2023.04.02
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    2023 2/20 読了 神隠しに焦点をあてたミステリィ小説。 よろず建物因縁帖シリーズやフロイトシリーズが大好きだったので、内藤了先生の小説は読むようにしてるのですが、やっぱりこの2つのシリーズには今回のシリーズも惹かれないかな? 主人公は夫との関係に悩む女性警察官なのですが、 その関係もどっちもどっちなのかな?少しイラッとするのは旦那の方にですが。。。 よろず建物因縁帖シリーズ、また書いて欲しいです。。。

    3
    投稿日: 2023.02.20
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    新シリーズです。 死体とか、殺人がないのが新鮮(笑)。行方不明事件の真相が徐々に分かってくるけれど、どうにも現実的でない気がしてしまい、すっきり感はなかったです。事件を未然に防ぐと言いつつ、虐待を防ぐ方じゃなかったので。 不幸のまま終わらなかったのはよかったですが、人間関係だから、こんなにも上手くいかないよなーと、穿った見方で見てしまいました。最後の最後まで、問題発生で何かしら、不幸なる結末を想像していた自分がいます。 それにしても、最近のミステリーは児童虐待の話が多いのか。目につくだけなのか。

    3
    投稿日: 2023.02.11
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    大好きな内藤了さんの新シリーズ♪ 良き。うん、良き。 こういう小説が書ける内藤さんって、根が良い人なんだろうなぁ…。

    2
    投稿日: 2023.01.28
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    内藤了さんの新シリーズ第1弾。 「児童連続神隠し事件」その地では古くから子供をさらう「ヤマヒト様」伝承が存在しており… 真相が知りたくて、読む手が止まりませんでした。

    23
    投稿日: 2023.01.11
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    ホラーでなく、今のところ敵は猟奇的殺人鬼でもないらしい 田舎の因習みたいなのはとても好きですよ 従来どおり同僚・上司のキャラ設定も面白い 今後どうなっていきますかね

    3
    投稿日: 2023.01.07
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    新シリーズ! 今度の主人公は、女性ではあるが、第一線で活躍してるバリバリの人。 刑事で、殺人事件とかを解決する部署で、班長とかやってたら、仕事面は、充実するかもしれんけど、プライベートないから、家庭はね… 更に、失敗して、仕事も左遷… スタートから、ツラい展開。そこから、新部署へ。 事件が発生してから、止める!ではなく、未然に防ぐって部署。 過去の未解決事件からなんやけど、充分過ぎる程、発生し過ぎてる気はするな… 何十年前から、何度も神隠し… その神隠しの場所へ潜入〜! これ、神隠しの真相分かったからって、神隠しを起こした根本原因は防げるの? 確かに真相は、悲しいし、それ自体は、フォローしたらええけど、やっぱり、それをせざる得ん状況は、未然に防げん気がするんやけど… 今回は、血ドバドバはナシ!(^◇^;) 今後、どうしていくのか、しばし注目〜

    39
    投稿日: 2022.12.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    えーっ、いきなり主人公の姓が違うやん。と思ったら、最初から旧姓に戻した設定になっているのですね。 関心の薄い未解決事件を捜査する部署に左遷された清花。この手の内藤さんシリーズの中では異色の自信溢れるママさん刑事は、比奈子や恵平より可愛げがなさそうで、好きになれるかどうか心配でしたが、最終盤の「独りで闘わせたことが悔しいんだと思う」と言葉にグッと来て、これからがうんと楽しみになりました。 さーちゃんと呼ぶってマジかと思われた班長も、なるほどこの仕事ならその呼び名が正解。今度は七味じゃなくてグミ携帯。良いチーム。 この直前に読んだのが清水朔の『薬喰』、その前が『東京駅おもてうら交番』の最終巻だったから、オチが「ターンボックス」みたいな話だったらどうしようと思っていました(笑)。心配無用でよかった。

    1
    投稿日: 2022.12.22
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    どうも読書傾向が偏っているのか、また児童虐待に端を発した事件…正直、食傷気味だ。 いや、自分の読書嗜好にでは無く、子供をすげなく 扱う親や大人たちに。 そして後をたたない実際の虐待死にだ。 ぶっちゃけ、 この主人公にしても社会正義の為か知らんが、物語冒頭から明らかに『仕事>育児』の構図が顕著で好きになれない。 で、 旦那の方も、どんだけ我慢したか知れないが、 それでも母を慕う幼な子から母親を奪って然るべき程の『限界』を早々に迎えていて、ナイーブなのねーって感じ。 まぁ、ひでー話。 (親になっても)自分がいちばん大切な人たち。 だったら、子供をもうけるべきじゃなかったな。 前シリーズのヒナちゃんは早々に離職してるし…。 家族を持ち親となったなら、その核にあるのは未来を担う子供であるべきだと思っている。 愛玩物が欲しいだけならペットでも飼ってたら (袋のマコトに怒られそうだが(笑))と思う。 で、 今作はそんな虐げられた子供達の駆け込み寺的な お里の話。 ただ、前述の通り、主人公の『我』がどうにも鼻について今作では最後まで好きになれなかった。 が、 作中、霞を食べている様なつかみどころの無い上司だけが魅力的に描いてあって、彼との関わりで 主人公がどう変わってゆくのかが、唯一興味をそそられた点。 好きな作家さんなので、もう一作このシリーズ読んでみようかと思う。 最後にもうひと脱線。 今日のニュースで中学生に中指立てられた先生が そいつの胸ぐら掴んだ…暴力だ、と騒ぎになっていた。 その番組では、その教師を乳幼児を逆さ吊りにした保育士達と同じ文脈で扱っていたが、 そりゃ違うだろうよ。 むしろ、教師側の虐待と取られる事への逡巡を逆手に取って挑発行為をするような小賢しい輩こそ責められるべきであり、躾の対象と見做されるべきであって、そこを何の検証も無く一連の幼児虐待と同じベクトルで報道する(それは報道ですか?)メディアって馬鹿なの? それとも視聴者を馬鹿にしてるの?と思った。 よく子供の目線で、と言われているが、 成長を促すならば、子供より少しだけ高い目線で 語り、導くのが躾や指導だと私は考える。 虐待はまごうかたなきクソだ。 許し難い。 しかし、虐待と躾を精査する事もせず煩雑に混同して公共の電波に乗せる奴等も控えめに言って… まぁクソだな。 了。

    1
    投稿日: 2022.12.21
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    藤堂比奈子シリーズ、堀北恵平シリーズとは異なり、このシリーズの主人公鳴瀬清花は、物語開始時点で既婚者で子どもがいる。彼女は早く出世しており有能な人物だが、仕事と家庭で上手くいっていないところが等身大のキャラクターで共感することができる。 今までのシリーズでは真相解明が最優先されていたけど、このシリーズでは「困っている人を助ける」「たくさん助けて、悲しい人がいなくなる」ことが最優先されそうだ。 清花は自分を見つめ直し、幸せになることはできるのだろうか。冒頭のルービンシュタインの言葉が示唆を与えてくれそうな気がする。 「幸せは、条件を付けないときにしか感じられないものだ」

    0
    投稿日: 2022.12.11
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    今までのシリーズとは一線を引く感じかな?殺人現場の生臭い感じがないストーリー展開でした。 新たな操作方法としてもイイかもしれないですね。 家庭内のゴタゴタが我が家のようでした(私は家を出ましたが)。 でもこれからの展開、どのようになるのかな?この舞台を中心に展開していくのかな?それとも東京を中心に展開するのか。 楽しみです。

    0
    投稿日: 2022.12.05
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    内藤了さんの新シリーズ。 キャンプ場で行方不明になった子供たちはどこへ消えたのか、神隠しの謎を探る特捜地域潜入官たち。 土井さんのキャラクター好き。そして周りのメンバーもクセがありつつも一体となってて良い。 清花は最初の刑事のインパクト強すぎで、今までの内藤さん作品の女子(比奈子ちゃん、ケッペーちゃん)のタイプと違ってたから、当初このシリーズ好きになれるか心配だったけど、読んでいくうちに性格も考え方も柔らかくなってきたから、きっと好きになれそう。 ちなみに清花の旦那の勉はどうしても好きになれない(爆)「母親」というものを押し付けてすぎでは?と読んでて勝手に苛立ってました笑。確かに清花も家庭を顧みなかった部分はあるかもしれないけど、同じ職場な分、清花の仕事の大変さは分かってるはずだし、父親が「母親」的なものを担当してもいいと思うのだけど…。

    2
    投稿日: 2022.11.29
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    内藤了『FIND 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』角川ホラー文庫。 完結編となった『LAST 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』と同時刊行の新シリーズ。 左遷された女性刑事が警察庁に新設たばかりの特捜地域潜入班に配属され、そこで活躍していくという物語。 可もなく不可もなく、怪異もホラーの要素も余り無ければ、驚きも無い、平坦なストーリーの警察小説。 県警捜査一課の班長を務めていた31歳の木下清花は被疑者を勾留中に自死させたことで県警捜査一課を追われ、警察庁特捜地域潜入班に配属される。さらに、それまで家庭を顧みなかった清花は夫にも三下り半を突き付けられ、離婚の危機を迎える。 清花は新たな部署で変わり者の土井と共に栃木の村落で発生した『児童連続神隠し事件』を捜査する。キャンプ客に扮して村落に潜入捜査を行ううちに事件の真相が見えて来る。 事件が解決し、離婚に同意した清花は木下という姓を捨てて、鳴瀬に変わる。 本体価格720円 ★★★

    7
    投稿日: 2022.11.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

     終わるものもあれば、始まるものもあるということで、新シリーズです。  女性でありながら警部補で捜査一課で班長の清花は、厳しい取り調べの果てに被疑者を自死させてしまい、左遷。  そのうえ、家族関係もうまくいかず夫から離婚届を渡されてしまう。  そして、新たにやり直すために行くことになったのは事件を解決することではなく、事件を起こさないようにするために新しく設立された部署だったのです。  ある意味、スプラッタがなくてよかった! 『おもてうら交番』はそこそこあったので、辛い時が……。  女性が、特に公務員の世界で出世をしていこうとすると、彼女のようになってしまうのも仕方ないのかなぁとも思ったりもして。    それだけね、日本が遅れていることの証明でもあるわけなんですけどね。  頑張りを認めてもらえないのか辛いですよね。気持ちも荒みますよ。  それが、新しい部署で段々と変化していくことが素敵でした。  楽しみなシリーズになりそうです♪

    22
    投稿日: 2022.11.23