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虹の涯
虹の涯
戸田義長/東京創元社
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    安政江戸地震で家屋の下敷きになり死んだとされる藤田東湖。「天地揺らぐ」。 天狗党西上中、各藩との戦いの後、瀕死の重傷者の腹を切り裂く〈化人〉。「幾山河」。 「蔵の中」「分かれ道」。 小四郎と穂継のコンビが良いけど、天狗党の末路は分かっているので辛い。

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    投稿日: 2025.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    舞台は幕末の水戸藩。まさかの天狗党、藤田小四郎が主人公の連作短編ミステリ作品集。マニアックやなぁ。 絶望的な行軍の中で、次々と隊士が殺されていく。犯人の目的は何なのか?Whyダニットが重要になってくるタイプのミステリ作品かな。 ヤマフーの『魔群の通過』や、吉村昭の『天狗争乱』が好きな方なら楽しめるかと思います。 幕末の水戸藩は攘夷運動の先駆けとなって、脱藩した藩士が井伊大老を暗殺したり、大きな存在感を持っていたのですが、その後、守旧派と改革派(天狗党)の内乱状態に陥り、有能な人材がことごとく死んでしまったという凄惨な歴史を持ちます。 優秀な人材が殺され過ぎて、明治政府の高官には水戸藩の者は一人も入らなかったのだとか。

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    投稿日: 2023.04.27
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    初めの三編は謎解きのようで、まだ読めた。最後の長編は、歴史小説(+謎解き)という感じ。 筆者のくせなのかもしれないが、「たまさか」と言う言葉が頻出して、妙に目障り。 また、「天地揺らぐ」の消防の記述も、作品世界に入り込みたいのに、「現在と異なり~」と言われると急に現実に引き戻され、興醒めであった。

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    投稿日: 2023.03.23
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    4篇のミステリー。最初の3篇は歴史的背景を絡めながらの謎解きミステリー的で、小四郎のキャラも頭脳明晰ながら恋愛には鈍感で実直な感じが好ましい。しかし、最後の話は、事件が起こる中、日本のために国のために志を持って戦う若者達が悲しい。小四郎様の解決ぶり、続きも読んでみたかったな。

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    投稿日: 2023.03.15
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    推理時代小説の短編3つと中編1つ。 幕末の水戸藩に焦点を当てた物語。特に、天狗党が京都を目指して行軍する話は初めて聞きました。 前半の短編3つはミステリーに重きがあって、最後の中編は歴史小説に重きがありました。 この頃の人達は、皆、『虹の涯』を夢見て命をかけてたんですね

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    投稿日: 2023.01.28