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バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)
バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)
橘玲/新潮社
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総合評価

220件)
3.7
33
88
74
7
2
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    タブーをタブー視せずに語ってくる点、信用して読めました。 学者も企業も世の中の綺麗な部分しか表現しないから、 生々しい現実が存在しないかのように生きてる人も多いです。 意外とバカが多い、という最初の方のパートが直感とは真逆で一番びっくりしたところで、 そういう人が多くても回る仕組みが必要なのと、 自分もバカの一員である可能性を常に忘れない事が必要ですねー。

    0
    投稿日: 2025.12.22
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    小説しか普段読まないですが、この手の本も読んでみたくなり、手に取りました。 人間を生き物として冷静に捉えて考えると言う視点を持つのにこの本はいいと思います。 遺伝や、本能などロジカルに感情の原因を理由づけしていくので、読んでて腑に落ちたり、奇妙ですが安心する自分もいました。 やっぱ人間ってそんなもんだよね!みたいな感覚で。 子供の時に読むと変な影響を受けそうなので、色々な人と出会って、色々な経験をした大人になってから読むのがいいのかなと思います。 この本の全てが正しいかはわかりませんが、自分を省みるきっかけにはいい本だと思います。 自分が感情に押し流されそうな時、この本を思い出します。

    0
    投稿日: 2025.12.15
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    本屋でよく目にしていた本ですが、煽り感の強いタイトルが苦手でなかなか手に取れませんでしたが、特にバカと書かれていることが悲しくなるというかなんというか。人を見下すような内容なのでは…と思いましたが,違いましたね。 時々、主観的かな?ということも書かれてはいますが、男と女の違いは生物学的に証明されているわけだから、それによって価値観も全く違ってくるというような内容にはとても納得できました。その他にも「偏見」について、偏見をもつなと教育されるよりも、無意識であるほうが偏見は少ないのかもしれないということ。それから、記憶は流動的で、完全に完璧にインプットされているわけではないこと。 など、興味深いことがたくさん書かれていました。 呼んでいる間は驚きがいっぱいで刺激的でしたが、こういった本は私はどうしてもすぐに忘れてしまうので、また日を改めて読みたいです。

    2
    投稿日: 2025.11.17
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    すごく面白い内容でした。 一般ではあまり見聞きできないような実験的な事実が色々と書いてあり、何だか人間って愚かだなとかおかしいなとか考えながら読めました。 内容は行動心理関係が多く、もう忘れてしまっていることもあるので何度も読み返したいなと思います。

    0
    投稿日: 2025.11.12
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    タイトルが過激で気になり読みました。 内容は、きれいごと社会の残酷な現実が書かれています。 三人集まれば文殊の知恵という諺があるが、これには、新たな知恵が出てくるのためには条件があることなど今までに知らなかったことを科学的環境をつけて説明されていて、非常に納得させられることばかりでした。

    14
    投稿日: 2025.11.10
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    言ってはいけないことだらけの本。 みんながうっすら感じてるけど、言葉にしちゃいかんだろ、ってことをあえて言語化していく、そんな本。 また、この本ではあらゆる苦しみの根源がリベラルであると論じている。 筆者曰くリベラルとは、「この世に生を受けた以上、自分の人生は自分で決めたい」「自分らしく生きたい」という価値観のこと。 これの“おかげで”人生が豊かになったという捉え方をする人が多いと思うが、筆者はこれの“せいで”生きづらさが出てきたという。 (こちらの詳細は改めて記載予定) ▼言ってはいけないことの一例 -- 「女は男より数学が苦手だ」というのは典型的なステレオタイプで、ずっと批判されてきた。だがその一方で、「生まれたばかりの赤ちゃんでも、男の子はモノに、女の子はヒトに興味を示す」とか、「男の言語能力は左脳に偏り、右脳を論理・数学的な処理に使っているが、女は左脳だけでなく右脳も使って言語処理をしている(したがって女の方が言語能力が高い)」などの生物学的な説明がなされている。 --

    0
    投稿日: 2025.11.05
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    バカの問題は、自分がバカであることに気づいていないことだ。 ほとんどの人がほとんどの分野において「たいていの人よりは上である。すなわち平均より自分は上だと思っている」 たいていのことは人よりうまくできるというアンケートに、とてもそう思うと答え続けてきた自分も危ないなと思った。 様々な研究を根拠に自説を述べている。 集団に対してえこひいきしてしまう習性を利用するために、何が何でも身内側になったほうがいいということが分かった。 壁シリーズとか似たようなことを多く読んできたため、特に新しい発見はなかったように思える。

    0
    投稿日: 2025.11.03
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    『バカはバカであることに気づけない』 自分の常識だけでなく、自分の経験からなる記憶にまで疑いを向けなければいけない。脳はそのくらい適当らしい。 だけれどその欠陥を認識しているのとしていないとでは天地の差だろう。自分の意見ではなく時に真逆の他人の意見にも耳を傾けることが出来るようになればまずバカであることに気づくための1歩かもしれない。 他にも本書では差別はなぜ生まれるのかについて生物学的に説明される。だからしょうがないとはならないがこの世界の地獄について整理されたひとつの補助線を引くことが出来る。 この世界に事実はなく、解釈があるだけだと誰かが言っていたが物の見方のレパートリーを増やしたいと思う人にはおすすめの著書です。

    5
    投稿日: 2025.10.29
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    作者の頭の中では繋がっているのだろうけど、いろんな情報をポイントでまとめられていて、ぶつぶつと書かれている感じで、読んだあと、あまり残らなかった。 紹介されているそれぞれを深めて読んでいったら知識にもなると思うので、入り口としてこの本を参考にできたらいいなと思った

    1
    投稿日: 2025.10.27
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    橘玲さんの著書は、色々な知識や観点から構成されていて。これは、この題材とどう関わりがあるのか?と考えさせられて読んでいる感じ。面白い情報や知見と出会うことが出来るが、このバカと無知とどう繋がるのかな?と思いながら読むので、あんまり入ってこない。多分、嫌必ず私がバカなのだろう。でも人間の本性について勉強になったのでそれなりの評価をさせてください。

    1
    投稿日: 2025.10.25
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    シロクマ効果など勉強になった。自身がまずは何らかのバイアスがかかっていることを認識してニュースなどに触れる必要ごあると感じた

    0
    投稿日: 2025.10.11
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    "バカは原理的に自分がバカだと知ることはできない。私も。あなたも。" さまざまな科学的知見から、目を背けたくなるような社会の現実をあらわにしてくれます。社会のあり方を考えさせられる1冊です。

    3
    投稿日: 2025.10.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ”正義は娯楽” 社会的な動物であるヒトは、集団からの逸脱行為を常に監視し、ルールを破ったものには正義の名のもとに寄ってたかって叩きのめす。これが炎上だろう。同時にそれはマウンティングでもある。 ”バカと無知” 認知バイアスもあって、自分がバカであることに気づかない。賢い者がバカの過大評価に引きずられてしまう。そうなると、三人寄れば文殊の知恵なんて、ありえない。となると民主制もうまく機能しない方向にいきそう。それにしても、こんなにバカを連発されると、かえってすがすがしいな。 ”やっかいな自尊心” そもそも自尊心の定義が難しい。それでもちょっとした言葉でも自尊心を傷つけられてしまって関係を崩してしまう恐れがある。それが苦境にある人へのサポートの難しさの一つ。 男女差は生物学的にはどうしようもなく存在するのだから、社会文化的な無理やりの平等よりも、違いを認めつつ、不満を取り除けるようになるといいのに。 ”差別と偏見の迷宮” 共感によって公正さを無視し、道徳に反する判断をするようになってしまう。共感を強調しすぎるとかえって世界を分断してしまう恐れがある。 とまあいろいろみてきたのだけれど、認知バイアスのオンパレード。

    10
    投稿日: 2025.10.10
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    自分馬鹿だったなと思うこと数多。 中高生のネット中毒だった時にこの本読みたかった。ましてや?自分は発信もせずただ見てるだけ。 限られた人生の時間の使い方を考えます。 またしばらく経った頃に読みたい。

    1
    投稿日: 2025.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    無知とバカについて丁寧に表現(仕分け?)されており、私には想像でき過ぎて分かりやすかった。 知らないことを知らない。 ホントにこれは罪だと思う。 バカな人ほど思い込みや自己愛が強すぎて、本の中に出てくるような人には成りたくはない。 でも、少しだけ優秀な方に自分を置くとか。 思い当たる節があって、たぶん無知かバカのどちらかには片足突っ込んでるかも知れない。

    1
    投稿日: 2025.09.23
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    人間のカスなところの仕組みを解説してる一冊 切る時は結構バッサリいくのでおもろかった ダニングクルーガー効果改めて最悪過ぎる それに付随して選挙の話が出たがそこも最悪だった クッソ優秀な王による君主制が魅力的に映ってしまう

    0
    投稿日: 2025.09.17
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    思想が強かったです笑 所々共感できる部分もあったので最後まで読み切ることができました。橘玲さんの作品は結構同じ内容について述べていることが多いですね。社会に不満系の本を読む時にはこんな意見もあるよな〜と流せるような寛大な心を持つことが重要ですね。

    0
    投稿日: 2025.08.26
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    なんかあったのかな、、と思わされるほど辛辣でストレートな言い方。性質への理解はできたが、バカ、という表現以外で表せたらいいなあ。認知の欠如、とか、バイヤスがかかってる、とか、硬直マインドセット、とか。。 ———————————————— 人間がなぜ愚かな行動をとってしまうのかを、進化心理学や脳科学の視点から解き明かす本。 * 「バカ」と「無知」の違い: * 無知: 単に知識がないこと。学べば解消できる。 * バカ: 自分がバカであることに気づいていないこと。客観的な事実を提示されても、それを正しく理解できないため、自分の評価を修正することができない。 * ダニング=クルーガー効果: 能力の低い人ほど、自分の能力を過大評価する傾向がある。逆に、能力の高い人ほど、他者の能力を過大評価する傾向がある。このため、多くの人は自分を「人並み以上」だと思い込んでしまう。 * 人間の脳の基本的な仕様: * 人間は集団で生きる社会的な生き物であり、共同体から排除されることを恐れる。 * 自分より優れた人を見ると「損失」を感じ、劣った人を見ると「報酬」を感じるようにできている。 * 被害を極端に過大評価し、加害を極端に過小評価する。これが人間関係や国家間の対立の原因となる。 * 民主主義の悲劇: 民主主義では、バカな人も賢い人も同じ一票を持つ。そのため、バカが多数を占める社会では、合理的ではない判断が下される可能性がある。 * 「バカと無知」の壁に気づくことの重要性: 私たち誰もが「バカと無知」な側面を持っていることを自覚し、自分の言動に注意を払うことで、より生きやすい社会になるのではないか 「人間はなぜこんなにも愚かなのか」という問いに対し、脳の働きや進化の歴史を根拠に答えを提示し、読者に自分自身の「バカと無知」に気づくきっかけを与える一冊。

    2
    投稿日: 2025.08.09
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    職場や学校で「??」と思う人はいませんか? そして何より自分自身が間違っている様な気になりませんか?自分自身の心の中で思っている声が出せなくなっている昨今、ハラスメントやらで言えない事も増えてますよね。そんなモヤモヤをデータと検証結果を踏まえて説明してくれるので読んでいてモヤモヤの正体が解けてくる作品でした。

    0
    投稿日: 2025.08.04
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    こういう本を読むときこそ「批判的に、考えて」読みたいと思う。色眼鏡で見ているものは改善し、果たしてそれだけだろうかと、更に考えてみる。鵜呑みにする人も橘さんはバカだと言いたいのだと思うので、人間って本来そういうものだと、そう簡単には変わるものではないと受け止めてそこから考え始めていこうと思った

    15
    投稿日: 2025.08.02
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    新書が出ると即読書。 データを駆使し、知られていない不都合な真実が提示されてます。 ほんと、人間とは?考えさせられます。 特に ・道徳の「貯金」ができると差別的になる。 がお気に入りです。

    1
    投稿日: 2025.07.30
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    言ってはいけないことばかり書いてあった。笑 差別の考え方、ダニングクルーガー効果、自尊心の高い低い(高いのに低いフリ、低いのに高いフリ)、恋愛の仕組み、キャンセルカルチャー、投票率について。面白かった。つまりバカが最強かもしれない。

    1
    投稿日: 2025.07.09
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    バカは自分のことをバカだと気付かない。自分より優れたものは損失、劣ったものは報酬。マウンティングしてくる理由。自尊心の仕組み。トラウマ、PTSDについて。差別。これらの人間の行動を様々な論文や研究を紹介して、論理的に説明した本。

    1
    投稿日: 2025.07.07
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    前書きからもう面白い。ピックアップされている心理学実験なども興味を惹かれるものばかりだし、それに対する著書の考察も面白い。読んだら売ろうと、本棚整理のために読み始めたのだが、どっこい。本棚にまた戻そうと思う。たぶんこの本はまた読む気がする。

    0
    投稿日: 2025.07.05
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    世に存在している無知な人たちの特徴を心理学の知見を中心に解説していく書籍。全体的に色々な場面で聞いたことがあるようが多く、比較的なじみ深い一方で用語解説に近い部分もあり、退屈だった部分はしばしばあった。 最後の付論で語られている、トラウマなどにおける、いわゆる「虚偽記憶」の下りは特に面白かった。

    0
    投稿日: 2025.05.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・集団生活をしてきた人類は、秩序の維持のため抜け駆けとフリーライダーに対処しなければいけなかった。正義を快楽とし、脳は上方比較(マウント乱発でさへること)を損失、下方比較(マウントすること)を報酬の感じるようにすることでこれに対処した。上位のものを引き摺り下ろすキャンセルカルチャーは気持ちがいい行為となる。 ・能力があるものは自分を過小評価し、ないものは過大評価するという研究結果をダニングクルーガー効果という。共同体で除け者や叩かられないために平均に近づけようとする性質があるのかも。 ・知っていることを知っている、知らないことを知っている(宇宙がなぜあるのか、パソコンがどうやって動いているのか)、知らないことを知らない、知っていることを知らない(暗黙知とか直感、メッシがなぜ自分がサッカーが上手いのか論理的に説明できない) ・三人寄れば文殊の知恵は、知能が同レベルの話し合いでないと功を成さない。高低差があると平均効果ぎあり集合知にならない。高レベルを集めて実践しているのがシリコンバレーのIT企業。知能プラス多様性があると創発がうまれる。 ・人間は徹底的に社会的な生き物なので、自尊心へのダメージは暴力と同じくらい避ける。だからマウントをするし、自己を過大評価して守ろうとする。話し合いではメンバーの自尊心を脅かすことをすると、なりふりかまわなくなるため決定の質が下がる。また、一見自信たっぷりでも内心不安な人がいるとマウント乱発でこれも質が下がる。これは避けるにはワンマン意思決定しかない。 ・SNSで誰でも議論できるようになった今、バカに引きずられる平均効果が拡大している。 ・人が性善説的な思考なのは脳のエネルギー節約の問題。デフォルトで信じるというようにプログラムすることで過剰な思考を避けている。 ・人の脳は自尊心への攻撃を徹底的に避けようとする。また、攻撃を受けた時はflight,fight,freezeの3Fの対応をする。学校のいじめは逃走も闘争もできないからフリーズする。逃げ場のない空間に監禁するという進化の歴史にない文化が原因でもある。 ・かつては年長者は年下に、教師は生徒に優越的に振る舞うような身分差の文化があった。この文化においては偉そうにされても叱られても下はそういうもんだと自尊心は傷つけられなかった。しかしリベラル化しみんなが対等になったいまは叱ることが攻撃になる。 ・選挙について、ほとんどの有権者は政治的無知な状態で投票している。有権者の投票行動に対する真のコストは候補者の情報入手、検討、選択である。一票の価値がほぼゼロなのにそこまでコストをかけない。すなわち合理的無知を選択している。投票率が減るほどそういう投票者は減るため民主的な決定に近づくといえる。とはいえ、残る有権者は左右に偏った人が多いのでイコールよりよい政治になるかは怪しい。 ・優生学が1.0とすると、遺伝子スクリーニングや編集などのテクノロジーは優生学2.0、親が子供のために自由意思で使用するもの。そのまえにADHD治療薬の中枢神経刺激薬が脳のエンハンスメントに使われる時代がきそう ・人が自分より得するくらいなら代償を払ってでもそれを防いで相対的に自分が得する方を選ぶ。集団内での地位競争の結果得た性質と考えられる。たとえば相手が金貨を11、自分が10持っていて、自分が9、相手が11失う選択があると、代償が大きいが地位が逆転するため選びうる。つまり絶対的損得より相対的損得を人は重要視する。 ・教育において、自尊心は報酬。結果がよくなきのにほめまくってもそれは報酬を先に受け取ることになるから逆効果。結果➡️誉める➡️自尊心のプロセスが必要。自尊心が高いと失敗しても粘り強く続けることができる。 ・ピグマリオン効果=教師が生徒の能力に強い期待をもつと、実際に生徒の能力が向上する現象。薬の治験の試薬かプラセボかのテストも同じ。この効果は結局成績が悪いのは教師のせいだとなるため封印に近い状態にある。 ・トロッコ問題にオランダの心理学者ド・トルーが、5人の代わりに犠牲になる1人の作業員にオランダ人、アラブ人、ドイツ人の名前をつけた。被験者のオランダ人は作業員を救うのに名前での差はほとんどなかった。そこで、愛と絆のホルモンであるオキシトシンを被験者に分者した。結果はオランダ名を救おうとする割合がすごく高くなった。結果としては、オキシトシンで愛と絆を高めると、内集団贔屓を強め利他主義にする効果がある。愛と絆は排他的になる。

    1
    投稿日: 2025.05.08
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    バカは自分を過大評価して、それなりに優秀な人は自分を過小評価する。そりゃ世の中足の引っ張り合いで、チグハグな世界になるわな。一番タチが悪いのはバカは自分がバカだと自覚できないこと。この時点でもはやこの世は詰んでいるのでは?

    1
    投稿日: 2025.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    姉から借りて。 週刊新潮の連載、人間、この不都合な生きもの、の加筆修正されたまとめ本。 前著の言ってはいけないが面白かったからかなり期待していたけど、コラム的な立ち位置だからか、一つ一つが短く、その分だいぶ過激になっている。内容は正義は娯楽、劣ったものは損失、バカについて、自尊心、マウンティングについて、差別や偏見について、最後に記憶とトラウマなどのPTSDについて。 週刊新潮らしく?SNSのくだらない陰謀論、最近話題のくだらない差別についてへのあたりが強くて面白い。 人間という存在は、1人では生きていけないから協働しないといけないが、使い捨てられる存在に止まれば生存競争には生き残れない。うまくバランスを取らないといけない。この話について、足を引っ張るだの、と読者の目につきそうな過激なワードを散りばめまくってるので、だいぶ偏ってるように見える。 でも正直、そりゃ生き残るにはそりゃそうだ、と同意するところも多い。 差別について、差別を意識すると深層に差別が植え付けられる話、 最終章の記憶は偽物であるにあるセラピストが催眠療法で存在しない記憶を掘り起こして訴訟沙汰になった時期があった話は新鮮だった。 なぜアメリカだけが繰り返し妄想にとりつかれるかについて、有力な説明として、アメリカは妄想的な人間が集まってつくった国だから、と言ってしまうところには笑ってしまった。

    2
    投稿日: 2025.04.28
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    細かいトピックが数多く挙げられ羅列された書籍。橘玲のこの類の書籍は比較的似たようなトピックを扱うので、目から鱗のような発見はなかった。ただ、自尊心の話は腹落ちした。日本人の優秀層でよくある「腰が低いようにみせて、内心では相手を見下している」が心理学的に説明されているのは面白い。

    1
    投稿日: 2025.03.30
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    『ストーリーが世界を滅ぼす』と関連づけていた人がいたので読んでみたが、まあ新書って感じだなという内容。再現性の危機に瀕した心理学の内容を使い続け、生存者バイアスを植え付けてくる。物語の立ち位置については、本書よりも『ストーリーが世界を滅ぼす』の方が直接的で、論理がしっかりと立っている印象。本書はどちらかというと心理学を中心とした新書という感じ。

    0
    投稿日: 2025.03.22
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    新書ってあまり読んだ経験なく、ところどころ自分には落ちなかったが、想像以上に面白かった。 倫理的推理能力では、下位4分の1の学生は自分を過大評価、上位4分の1は過小評価しているらしいが、私は自分でダメダメ人間だと思っているので、もしかしたら自分って能力か高いかも?って思ってしまった(笑) そのうえ、能力の低い人は自分が能力が低いことを正しく認知できてないらしい。これはホントにクセが悪い。 また、社会を動かしているのが高学歴のエリートばかりで、日本の人口の6分の1にあたる偏差値40以下の人たちは様々な公的機関での手続きさえ自力でできない。 それに、どれだけ投票率があがっても政治的無知な人が多ければ、それは本当の民主主義じゃない。選挙で正しい選択をするのが難しい合理的無知がほとんど。 それを防ぐためには一人ひとりの自尊心を高めるに自信を持って生きていくとこも大切だなと思った。 あ〜でも、難しい。

    10
    投稿日: 2025.03.16
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    人間の思考の習性を、この世にはびこる綺麗事を"正しく"解釈するのに応用して説明されている本。私がバカ側なので読んでると気分が悪くなりますが(故に星2)、内容自体は知らないよりマシだと思います。

    2
    投稿日: 2025.02.25
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     私たちは自分の知識を過信しがちだ。だが本当に理解していることはどれほどあるのか。橘玲は『ばかと無知』で人は知らないことにすら気づかない「無知の壁」があると指摘する。  学び続けなければその壁に閉じ込められたままだ。知識を得るほど「自分はまだ知らない」と気づく。この逆説が成長の鍵となる。    無知を認めることは恥ではなく知への第一歩だ。自身の「無知の壁」を越えるため今日も新たな学びを重ねたい。

    0
    投稿日: 2025.02.04
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    バカは自分がバカとわかっていない、という記述はなるほど!と思った。改めて言語化するとそうだよなと思わせられることが多かったが、他はタイトルはセンセーショナルな割に、だから何?と思うことが多く、あまりこころに残らなかった。

    0
    投稿日: 2025.01.27
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    また買ってしまった。 既出の書籍と言っていることは一緒なのに、なぜか買ってしまう。 それだけ、人間というものが、変わりにくく、同じ言説を何度も求めてしまうということなのだろう。

    0
    投稿日: 2025.01.21
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    社会性の生き物であることを念頭におきながらいきていくほうがよいなと思います。 正論に対する貯金を行っている自分を認識できたことが一番の収穫だと思いますね。正論のあとの不愉快wwな発言、思わずでてしまいますね。

    0
    投稿日: 2025.01.19
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    現代社会にとって正義が最大の娯楽 人間万事塞翁が馬でいると幸福度が上がる バカの問題は、自分がバカであることに気づいていないことだ。そして認知能力の低い者が自分を過大評価する一方、認知能力の高い者が一貫して自分を過小評価する(ダニング・クルーガー効果) 平均効果はなかなか恐ろしい 自尊心が高くてもなにもかもうまくいくわけではなく、教育や子育てで自尊心を高めようとすると、かえってヒドいことになる ボランティアという善意の名を借りて無力な人間をサポートする側に回ることは、自尊心の低いひとにとって、それを引き上げるもっとも簡便な方法 IAT(潜在連合テスト) インターネットで日本語でも受けられる ここからわかるのは人は誰しもステレオタイプ(偏見)を持っている 他者の信頼を裏切り、権威に服従して自分の利益を最大化するように、人間は進化してきたのでは 道徳の貯金ができると差別的になる トラウマ体験をしやすいパーソナリティは、性格分析のビッグファイブでいう「外向性」と「神経症傾向」 近年の脳科学のもっとも大きな発見のひとつは、脳には記憶が「保存」されていないこと 記憶はある種の「流れ」であり、思い出すたびに書き換えられている

    0
    投稿日: 2025.01.04
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    上方比較……損失 下方比較……報酬 キャンセルカルチャー……地位の高い者を貶める 「相補的認知」p31 二項対立関係にある、一方とその一方において、自身が所属する方の良いところだけ取り出し、もう一方の悪いところを持ち出すことで埋め合わせる認知。 公正世界理論 認知的不協和

    0
    投稿日: 2024.12.17
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    橘玲さんの書きっぷりは本当に面白い 馬鹿に引きずられる効果というのが本当であるならば、ある意味馬鹿は無敵だと思った。 自分がやりたいことを突き進んでやれるし、過大評価してしまうため自信に満ち溢れている。 そんな人もいるから、世の中って成り立っているのではないかと感じてしまった

    0
    投稿日: 2024.12.09
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    言ってはいけない きれいごと 人間の本性 知れば知るほど、世の中の見え方が変わる 自分はバカだと自覚すること

    8
    投稿日: 2024.12.08
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    最近の世の中の正義中毒への指針? 愛を深めれば深めるほど攻撃は激しいものになる。 まずはこのことを自覚し、自分の言動を改めることから始めよう。 記憶は事実ではないことを自覚しよう。 あなたの思い込みは何処から?それが刷り込まれたものでないと言えないからこそ、考えてほしい。

    0
    投稿日: 2024.12.02
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    初橘玲 面白かった。 以前から読んでみたいと思っていた論客、橘玲 本書は社会という集合体の中で一人のヒトという個人が、 どのようにな振舞いをみせ、どのように考えたり感じたりする傾向があるのかを、 行動経済学、進化心理学、行動遺伝学などの様々なエビデンスを基に解説している。 すごい。 ただし「傾向」は語られていても、「対策」は語られていないのは残念。 個人的に読んでいて面白いなと思ったのは、組織論と似たような話が多いと感じたところ。 組織の中で部分最適(個人=リベラル)を優先すると、全体最適(社会=ソーシャリズム)で不具合を起こす。 全体最適を優先すると部分最適が蔑ろにされるといった感じ。 当然、そのバランスをとるためにはどうするか?と言った難問には、ケースバイケースなので答えが出ない。(両方大切なので) やはり同じ人間なのでそのあたりの葛藤は、どこも一緒なんだなと感じてしまう。 近年、社会主義やネオリベラリズムが注目されるようになってきたが、 現在の行き過ぎた資本主義といった背景などがひょっとしたらあるのかもしれない。

    11
    投稿日: 2024.11.13
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    『利己的な遺伝子』をベースに多くの研究結果を肉付けし、現代社会における生きづらさを読み解いている一冊。PARTⅡ「バカと無知」は特に興味深かった。 頭のいい人が自分の実力をより正確に見積もることができ、バカであるほどそうでないのであれば、重要になってくるのは如何にして自分のバカ度合い、無知度合を認識するかだと思う。 自分が知らないことほど、自分の実力を過大に見積もる。しかし人が精通している物事(ジャンル)は様々だから、仮に自分がある物事については全体から見て偏差値70の位置にいたとしても、別の物事については偏差値30の位置にいる、ということがあり得る。 例えば私の場合はIT、魔術文化、料理、音楽、地理、歴史、宗教といったジャンルについては割合詳しいが、一方で芸能、美容、スポーツ、ゲーム、アニメ、ギャンブルといったジャンルは全く分からない。 また仕事で関わってきたITインフラでもLinuxサーバや仮想基盤については詳しい一方で、ネットワーク設計やクラウド設計についてはまだ全然詳しくない。 総合的な自分のバカ度合いを測るのは難しそうだ。IQだけでは一部の能力しか測れないし、同じくセンター試験(全国共通一次試験)だって受験する科目が人によって異なる。大人になったらそもそも受けない。 そういうわけで自分のバカ度合いを認知するには、任意の特定の物事に範囲を狭める必要があるが、この特定の物事の範囲で、自分のバカ度合いを可能な限り正確に測るにはどうしたらよいのだろう。 特定の任意の物事、範囲における自分のバカ度合いを認識するには問いに対する回答というフィードバックが必要で、その壁打ちにAIが利用できるかもしれない。ゲームのスコアのランキングのように順位が出されれば定量的にバカ度合いを測れるかもしれないが、プライバシーであったり精神的健全性であったり、ハードルは高い。 正確なデータをもとに測れない以上、大まかな捉え方で考えを進めることにならざるを得ないだろう。 そしてそれは他者を推しはかったり議論の礎とするには軟弱で、謙虚に生きるための心構え程度にしかならなそうである。

    2
    投稿日: 2024.10.10
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    週刊誌の連載の書籍化。橘玲も流石にネタが尽きてきたのか別の著作で読んだかなと思うネタが多かった。研究者層が厚くなって似た論文が増えているのかもしれないが。 世の中なんでこうなっちゃってるんだろう、と思うことの殆どは、進化論で説明できてしまう、というのが、このシリーズの共通原理だ。 生き残りやすいプログラムが生き残る、という自然の掟の前には、綺麗事や理想論は色を失う。 ひととはそういうものだ、という現実をわかったひとが政治家や役人になって制度設計をすると世の中いくらかマシになるだろうと思う。

    23
    投稿日: 2024.10.05
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    遺伝からくる性差に関する点が研究結果をエビデンスが書かれていて面白い。多様性で集団を強化すると言った一般論も一人のバカがいると効果がないといった話は納得。

    2
    投稿日: 2024.09.22
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    https://www.youtube.com/watch?v=8Fsck8xgLeQ 岡田斗司夫

    0
    投稿日: 2024.09.17
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    自分自身は、ごくごく普通の人間だと思っているが、人の評価は様々だ。 たまに、何が「正常」で何が「異常」であるかをフト思うときがある。 まえがきがあり、 PART1 正義は最大の娯楽である PART2 バカと無知 PART3 やっかいな自尊心 PART4 「差別と偏見」の迷宮 PART5 すべての記憶は「偽物」である あとがき 人間社会で生じている様々な精神現象について、所謂、昔から言われてきた説 で、一応納得してしまっている。 今回、橘さんが提示した説は、基本的に、旧石器時代、150人くらいでの生活単位だったころの、人間の行動方式が人間の脳にプログラム化されていて、現代起きている行動様式を説明するとき、妥当するということでした。 また、様々なケースの紹介があったが、主に米国の大学での実験方式が示されていた。 所謂、民主主義国家においては、公に出来ない方式もあり、橘氏は、面白おかしくそれぞれのケースの最後にひょいと書いていました(笑)。 ステレオタイプの常識を信じてしまっている方には一読の価値がある本だと思います(笑)。

    3
    投稿日: 2024.09.09
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    進化心理学をはじめとしたさまざまな研究結果を引用しつつ、人間の本性について語る。連載をまとめたものらしい。著者の他の本も読みなれているのであればそこまで目新しいものはないかもしれない。 前提に立つのは人間が淘汰される過程で設計されてきたこと。なので150人ほどの共同体での自分のポジションが重要な意味を持つ。いじめられると脳はこのままでは死ぬとパニックになって鬱や自殺を誘発する。目立ちすぎると反感を買う、目立たないと性愛のパートナーを獲得できないというトレードオフがあるため、自分の噂を気にしつつ他人の噂を流すようになった。優れた他者は損失で劣った他者は報酬と感じるようになった。 バカは自分がバカであることに気づかないというダニングクルーガー効果。生存には自分に能力がないことを知られるのは致命的であるため、能力を過大評価するようになった。能力の高い者は共同体でしっぺ返しを食わないよう相手も同等と想定する、しかし能力の低い者はその事実が知られないように過大評価するので集団で思考するとバカに引きずられて決定が劣化する。先進国の成人の約半分は簡単な文章が読めない。子どもは弱いがゆえに力に敏感で、絶対的な得失よりも相対的な得失で選好する。自尊心を高めるために死に物狂いの努力をしていて、マウンティングを受けると自尊心が傷つく。 差別は無意識に誰もが持っていて、IATでは黒人も黒人を危険と結び付けたりする傾向があるのは、実際に例えばヨハネスブルクでは白人がいるエリアは安全で黒人ばかりのエリアは危険という体験的知識があるから。大規模な匿名社会を作るという点で人間と社会性昆虫は似ているが、内集団と外集団を見分けるしるしとして偏見がある。オキシトシンは内集団との絆を強めるが外集団への攻撃性を高める。 すべての記憶は流動的なもので、偽の記憶からPTSDが生まれることもある。

    1
    投稿日: 2024.09.04
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    20240831 もう少し短絡的な論述かと想像して読んだり。科学的根拠や、実験結果による評価に終始一貫していて驚いた。 あとがきに書かれている事が全ての本質。

    0
    投稿日: 2024.08.31
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    バカは自分がバカであることを認識しておらず自分を過大評価する。賢い人とバカがグループを作ると、賢い人はバカに忖度して集団はバカになる。バカを幼児期以後に教育しても教育効果は小さくバカなまま。 なんともガッカリだが納得感のある内容。 橘さんは、日々なんとなく感じられることを言語化して整理するのが本当にお上手だ。

    7
    投稿日: 2024.08.28
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    「こちらを立てればあちらが立たない」事をトレードオフという 世界中に「勧善懲悪」の物語が氾濫している 脳は上方比較を損失、下方比較を報酬と捉えるから、高い地位にある者を「キャンセル」し、引きづり下ろす事には大きな快感がある。 燎原の火のように広がる この惨憺たる結果にも関わらず 教育によってこの状況を改善しようと膨大な論文を渉猟し アルツハイマー病は脳の神経細胞が壊死する疾患で 集団内の序列の変動は死活問題なので、人の脳は、下方比較(マウントする事)を報酬、上方比較カ(マウントされる事)を損失と感じるように進化した。相手にマウントすると「自己肯定感」が高まって良い気分になり、逆にマウントされると、脳内に大音量で警報が鳴り響く。 序列が曖昧な時は、どんな機会も逃さずにマウントするのが進化の最適解なのだ(学校や会社でしばしば体験するのではないだろうか)。 近年の脳科学の最も大きな発見ね一つは、脳には記憶が「保存」されていない事だ。脳はビデオカメラのように、起きた事を正確に記録し、いつでも再生出来るようにしている訳では無い。脳にハードディスクが埋め込まれているのでは無く、何らかの刺激を受けた時、その都度記憶が新たに想起され、再構築される。記憶はある種の「流れ」であり、思い出す度に書き換えられているのだ。 生存の為には他者と協働しなければならないが、生殖の為には他者を押し除けなければならない。これが、数十万年前から人類が直面してきた究極の矛盾(トレードオフ)だ。

    1
    投稿日: 2024.08.26
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    進化論をベースにしているので、わかりやすかった。 人間は徹底的に社会的な動物 本書で何度も強調している。 人は1人では生きていけない。 コミュニティからの排除は死を意味した。 生存のためには他者との関係性が大事。噂話に敏感になる。 脳にとって劣った者は報酬、優れた者は損失 だから有名人の炎上は絶えない。 絶対的な損得より、相対的な損得が重要になる。 外集団を排除することで、限りある資源を内集団で協力して確保してきた。 内部の温かさやぬくもりは、他のコミュニティを排除することで生まれる。 知らないことを知らないという呪い 部下は上司の仕事を低く評価する。 とりあえず信用するのは、その方が脳にとって効率が良いから。 偏見や差別が生まれるのも、脳がそのようにプログラムされているから。 複雑なものはカテゴリー分けしないと脳は処理できない。 自分と同じしるしを持つ社会の構成員は味方、他は敵とみなす。 そうやって生存競争に勝ってきた者たちの子孫が我々。 記憶は特定の刺激によって脳の中で再構成される。 正確に記録されるものではない。だから簡単に書き換えられてしまうことがある。 生存と生殖はトレードオフ 生きるためには仲間と協力しなければならない。 だが、性愛を勝ち取るためには他者を押しのけなければならない。 徒党を組んで敵に対抗しつつ、表向きは仲間と協力する振りをし、裏では陥れる。そうやって複雑な人間関係になっていった。 人間は幸せになるために進化していない 人間って合理的じゃないし、理性ではわかってても行動に移せないことも多い。 その「なぜ?」が進化論や人類学から見えてきた。

    2
    投稿日: 2024.08.14
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    狩猟生活をした時の頭の構造は近年で急激に進化した環境についていけていないという理論は読んだことがあるが、この本でもそのことについて言及されていた。身の危険を察知したらすぐに闘争モードにら入らないと生存できなかったため、現在でも自分が(危ない)とら思うことに過剰に反応してしまう。また、他人の転落は快楽(そうすることで自分は生き延びれる)なので、タレントなどの、悪事にはこぞって叩きに行くのも理にかなっているというか、そういう背景があるらしい。

    0
    投稿日: 2024.08.12
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    多々興味深い内容の含まれた本著だが、民主主義の構造的欠陥を示唆する以下の内容は面白かった ダニングとクルーガーの実験 テストのスコア下位1/4の方は自身のスコアを470%過大評価 上位1/4の方は自身のスコアを過小評価 結果として両者の自己評価は同じくらいの得点になる… 皆んなで話し合うとより良い選択ができるか、という別の実験がある 結果はNO 話し合うと間違いが増える これは上記実験と関連 自己評価でバカはバカと思わず平均以上と認知しており、利口な方は自分の考えることくらい他の人も当然考えていると認知する お互いが同等くらいと思って話し合いをすると、利口な方がバカの考えてに何か論拠があると思い譲歩してバカに引っ張られる 結果話し合うと間違いが増える

    0
    投稿日: 2024.08.10
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    バカは群れから追い出されないように自分を大きく見せる。これは原始的な本能。 逆に優秀な人は自分を小さく見せる。優秀な人は目立ちすぎると叩かれる。能ある鷹は爪を隠す。 自分の知らないことを知っている。そしてそれに向けた努力や対策ができる。

    14
    投稿日: 2024.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    バカはそもも自分がバカであることに気づいていないからそれを問題とは思わない。偏見をするなは偏見を助長する。 本質の理解が必要であることを改めて知らされる。また、事例が秀逸。一定の時間が経つと忘れがちなものばかり。だから手元に置いて置きたくなる。 個人的には現場や本番で痛い目をみる。その中で思い知るのか良いだろう。実戦で訳に立たねば知識は意味をなさない。 そこまで深読みしている人はどれほどいるのか。疑問である。

    0
    投稿日: 2024.07.27
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    バカな人の致命的問題、それはそもそも自分がバカである自覚を持っていない。解決策を練ることすらできないと、周りに人からしたらどうしようもなく哀れに映るかもですが、個人的にそこまで無知であるなら誰よりも幸せなんじゃないかと、思ってしまいました。しかし自分のバカさを理解してしまったのなら、改善策を考え突き進むしかないなと思いました。

    0
    投稿日: 2024.07.19
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    バカの問題は、自分をバカと気づいていないことだ。と序盤の勢いは面白く、日々の職場の状況と照らし合わせながら面白く読めました。ただ、序盤の勢いが良すぎたせいか後半は少し勢いが落ちたかなとも感じました。 とはいえ、日々の職場と照らし合わせると色々と納得させられたのは非常に面白かったです。特に人材育成に関わる人には読んで欲しい。会社で各部門が集まって議論すると進行役や報告書の作成役を行う部門がだいたい決まってしまい結論もどこかレベルの低い内容になってしまうことがバカバカしく思えていたのですが、なぜそうなるのかが理解出来ました。

    0
    投稿日: 2024.07.07
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    人間は自分のことを理解していると思いながら ステレオタイプの言説に惑わされている 世の中・人間 そんなに簡単に分析できない 少し眉唾の内容もあるが、それを含めて批判的・論理的に読むべき内容であった

    0
    投稿日: 2024.06.17
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    人間の社会的動物としての特性で、こんなことなんでやねんという事象がかなり説明できるという話。そのうえで何ができるのか。

    0
    投稿日: 2024.06.08
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    橘玲ファンなので、最新刊を見かけ購入。本書は"意識高い系"の水ダウです。「正義は最大の娯楽である」説はなるほど

    0
    投稿日: 2024.06.08
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    脳には記憶か保存されず、思い出すたびに書き換えられるということに驚いた 脳の設計を理解しすること、無知を自覚すること、自らの言動に注意を払うことで、謙虚でありたいと思う

    0
    投稿日: 2024.06.03
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     「言ってはいけない」シリーズ第3弾。前作より興味深かった。手に取られやすくしようとインパクト強めのタイトルにされたのだろうが、類似タイトルの他の本より充実した内容と感じる。陰謀論者について「いったん『世界はこうあるべきだ』という強い信念をもつと、それに合わせて現実が歪曲していく」と書かれており、丁度陰謀論の本を読んだばかりだったので思わずクスリ。他にもトラウマとPTSDの関係や道徳貯金、偏見を持つなという教育が偏見を強めるなど、面白い話題が満載。子孫を残すため遺伝子にプログラムされていると思えば、何でも「じゃあ仕方ないか」と思える。

    2
    投稿日: 2024.06.01
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    理論や通説を分かりやすく説明する文章力が凄い、と橘玲氏を再評価する。脳には感度の高い火災報知器が備えつけられている、そしてそれが鳴り響くという説明に唸る。その文章力を駆使しながら、バカと無知を切り捨てるような辛口な、そして誰しも口に出さない真実めいた話を言ってしまうのも魅力だ。脳にとって劣った者は報酬で、優れた者は損失である、と。賢い者がバカに引きずられる平均効果、平均への回帰とか。 他人の悲劇は蜜の味、できないヤツを見ると気持ちが落ち着く、という人類のダークサイド。これは、自らの防衛本能からくるもので、他人が犠牲になれば、それだけ自分が助かる可能性が高くなるからだろうが、それを口に出すと、戦略が露骨で嫌悪感を持たれるから言わない。更に、他人を罰するような正義の履行は快楽だ。 マイノリティの高い階層、マジョリティの低い階層が自尊心に過敏。黒人や女性が顕著。社会における意識高い系女性の攻撃力は、マイノリティゆえ。社会構造に問題あり。 ただ、脳科学的な話とか、行動経済学的な本を読む人には目新しい内容はなく、後半はその分野においても橘玲自身においても、ネタの使い回し感が目立ち失速。初見なら、凄い面白いのだろうなと、今更ながら本は読みまくるほど、新鮮味がなくなるという弊害を知る。

    59
    投稿日: 2024.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    高みの見物で「こんな人いる~!」と笑って読めるものではなく、むしろ自分は能力が低い人間の特徴(マウントを取りたがる、自己評価が高いなど)が多く当てはまり凹んだ。ただこれが自分の生存戦略。認知して最期まで進むしかない。興味深かったのは「道徳の「貯金」ができると差別的になる」。この世に聖人君子は存在しないのだからもう少し寛容になろう。人間は集団の中でうまくやりつつ、仲間を出し抜き子孫を残さねばならない生き物。誰もが矛盾を抱えた存在だと知れて良かった。読む前より少しだけ優しくなれそう。

    1
    投稿日: 2024.05.10
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    自尊心の話はタメになりましたが、全体的には難しかった。私もバカと無知のサイドですね。もう少し橘玲氏の著書の読んでみます

    7
    投稿日: 2024.04.22
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    2021.8-2022.6週刊新潮連載。ヒトは徹底的に社会化された動物なので共同体から離れて一人では生きていけない。共同体同志は抗争が基本。仲間のために犠牲になったり誇りをかけて戦う向社会性が進化。パートナーを得て子孫を残すためには他者と競争、裏で陥れて自分のステイタスを上げる。自尊心を上げるためなら死に物狂いになる。 どう進化してきたかを考えれば、今世の中で起きていることがうまく説明できる。なるほどです。でも、解決にはならない。確かに、そうですね。

    1
    投稿日: 2024.04.20
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    前半のバカについての話は面白かった。自分自身も含めてバカはバカと気付けないので、どうすればよいのだろうか。 後半は人間の生物としての行動学のような内容で、少し飽きてしまった。 人間は矛盾した生き物ということだけは一貫している。

    0
    投稿日: 2024.04.14
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    バカの問題は自分がバカであると気づいていない事。 対応策として自分の能力を過信しているバカと議論しない事。 バカと議論すると平均効果でバカに引きずられてしまう。 議論は賢い人だけで行うのが良い ・自尊心が高いと幸福になるのではなく、幸福だから自尊心が高い ・人間は他者の信頼を裏切ってでも、権威に服従して自分の利益を最大化する。それほど権威の力は強い。 ・シロクマの事を5分間考えるなと言われると、シロクマの事が気になってしょうがない。「皮肉なリバウンド効果」 人間は、やるな、と言われたことはやりたくなってしまう。

    0
    投稿日: 2024.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    選挙投票は、投票者数が増えれば増えるほど、非合理的な結果になる。なぜなら、政治に関して、無知な人が増えるから。なので、投票率は低い方がいいなど、テレビや書籍などのメディアでは言いにくいことをズバズバ書いている書籍。

    1
    投稿日: 2024.03.10
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    一般に考えられている常識とは異なる人間の本性について膨大な論文や研究結果を引用しながら紹介している本書。 自分にもそんな遺伝子のプログラムが埋めこまれていることを知ることで、SNSの投稿を見かけたときなどふした時に冷静に判断できる一助になると感じた

    1
    投稿日: 2024.03.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    良書。 ユニークな視点。 選挙率は低いほうが良い。頭の悪い人たちが投票する率が減るから。 自尊心が高ければ幸せなのではなく、幸せだから自尊心が高い。自尊心の定義が難しいとも言えるが。

    0
    投稿日: 2024.03.02
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    「は〜なるほど〜」となる 時間が経ってからまた読み返してみたいと思える 現代社会がかかえる矛盾の理由が分かったような気がしてくるがその矛盾が解決することは難しそう だって人間はそんなすぐに対応できない でもこの本を読むことで少し冷静に見つめることができるようになる  自分がバカに入ってるならどうしようもない バカだから気づけないし 自分の能力は平均より上だと思ってしまう 自分は大丈夫なのかな?自尊心を保つために大丈夫と思うんだろう  とにかく人間は小さな社会でうまく生きていくことに特化して進化してきた 陰謀論にハマること 成功者の転落話が娯楽になること 公正公平であることを求めるが相手だけが得するくらいなら全員何も得ない方がマシ 芸能人や成功者は家庭崩壊していて不幸、田舎の清貧暮らしは素晴らしい、と思いたい  自分で決めたい自分らしく行きたいというリベラルな考え方は、他者もそうであるから差別は許されない そういった人に男女の生物学的な差 人種の差を科学的に示すことは許されない 差別主義者と認定されてしまう 記憶はすぐ改竄される 自分で認識することはできない 過去のトラウマが現在の精神的不調の原因なのか 現在の精神的な不調が過去のトラウマをつくりだしたのか 記憶だけを元にした証言に頼る危険性 

    40
    投稿日: 2024.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    声を出して笑ってしまった。 そんなふうに捉える事もできるんだな〜。 「バカはバカであると認知できない」「バカに引っ張られる」「愚か者の納税」 リベラルな時代で生きてきたからか、あの人はそういうもの、って考えがわたしは強かった。なんであの人はそんなんなるんやろう、家庭環境や過去に起因するんやろうと思っていた。 この本を読んで新たに気づいたのが、遺伝的に「もともとそういう脳のしくみ」である可能性が高いからそうなりやすいということ。あぁ、苦手なあいつも自分も人類の祖先と同じ脳なんだなぁと思ったら温かい気持ちになった。 以上、自分をバカだと思ったことのないわたしの感想。

    3
    投稿日: 2024.02.05
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    SNSが発達した今、あらゆる場所で二極化や論争が起こる。 この根本的なメカニズムと事例について学べたことで、俯瞰してみることができます。

    26
    投稿日: 2024.01.17
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    共同体の中で陰謀を仕掛け仕掛けられ生きてきた人間だから、世の中に陰謀論が溢れるのはまぁ自然なこと。 それに自尊心を守るためならなんでもする人間は、「こちらが善」「あちらが悪」と二元論で悪側を攻撃するもの...まともな人はそんな環境には近づかないから、結局そんな本能で生きるバカが残る。なるほど最近のXを見るとその通りすぎます。 元旦の地震が起きてから、Xのアルゴリズムかもしれないけど陰謀論が本当に多く感じます。マッチングアプリで会った人も反ワクで陰謀論者のインフルエンサーに傾倒していました。本能で生きてるからしゃぁないか。と相手を認めつつ速やかに距離を置くとともに、「いくら陰謀論唱えてもいいけど、現場で頑張ってるひとの足引っ張んなよ」と思います。

    3
    投稿日: 2024.01.10
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    ・バカが足を引っ張る的な、なかなかあけっぴろげにできない現象について、人類の特性にそって描かれてる ・マウンティングは自尊心を回復させるためとか ・陰謀論をなぜ信じる人がいるのかとか ・人間はとても社会的な生き物でクロマニョン人のときからの生存戦略で自尊心や他者からの優越性を維持するようにする特性がある。このことが現代社会で起きている事象(人と人の間のこと)の理解に役立つ

    2
    投稿日: 2023.12.30
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    言ってはいけない、と重なる部分もチラホラ。 バカと無知、というタイトルと内容がマッチしているのかは微妙。

    0
    投稿日: 2023.12.21
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    傲慢な人だな。 看護、介護が、汚れ仕事ね。 自分が一番ステレオタイプのど真ん中を突っ走っている。 偏屈で、男尊女卑、人を見下し、不用意に無神経な言葉が点在していて、どうかと思う。

    1
    投稿日: 2023.12.11
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    47「バカの問題は、自分がバカであることに気づいていないことだ」 ってこれ言っちゃったら終わり笑 会社の仕事出来ない同僚、KYだし日本語通じないし、ホント周りはほとほと困っている…が、上司に訴えても何もしてくれん泣

    0
    投稿日: 2023.12.02
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    バカ「認知能力の低い人」は自分がバカであると理解できない。なぜならそれを理解する能力がないから。それにも関わらずバカは自分の能力に自信を持っていて自分は平均以上だと思い込んでいる。そんなバカにとって不都合な事実を教えてくれるのがこの本です。 情報コース1年

    0
    投稿日: 2023.12.01
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    正義のウラに潜む快感、善意の名を借りた他人へのマウンティング、差別、偏見、記憶……人間というのは、ものすごくやっかいな存在だ。しかし、希望がないわけではない。一人でも多くの人が人間の本性、すなわち自分の内なる「バカと無知」に気づき、多少なりとも言動に注意を払うようになれば、もう少し生きやすい世の中になるはずだ。科学的知見から、「きれいごと社会」の残酷すぎる真実を解き明かす

    0
    投稿日: 2023.11.14
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    人間、この不都合な生きもの https://www.shinchosha.co.jp/book/610968/

    0
    投稿日: 2023.11.12
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    人の本能と言うか、脳って面白いですね。 自分のことをバカで無知だと思ってたけど、無知については大体の人もそんなものなのかなって思いました。 人って、社会ってこう言うもの。と知っておくと苦痛が減ると思うので、再読してキーワードを頭に入れておこうと思いました。

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    投稿日: 2023.11.12
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    かなり刺激的な内容で、きれいごとや、そうあれかしと誰しもが思っている事を、どんどん粉砕していく本です。人を見下すことで報酬系脳内物質が出るのは、人間の仕組みと言われると本当に身もふたもないですね。

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    投稿日: 2023.11.08
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    本当にこれが進化なのかと考えさせられ、 人とは色々な困難を抱えた生き物なのだなあと思ってしまいます。

    0
    投稿日: 2023.11.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ■ 正義は最大の娯楽 利己的な遺伝子 集団からの排除は死 深刻なトレードオフ ① 目立つと追放 ② 目立たないと子孫を残せない 抜け駆けとフリーライダー ルール違反者を罰する時に報酬系が活性化 自分より優れたものは損失。劣ったものは報酬 上位を引き摺り下ろすと快感 下位にマウントすると快感 犠牲者避難 万事塞翁が馬 ギスギスした世の中に煩わされず、他者に不道徳のレッテルを貼って安易に批判せず、イナやことがあっても「そのうちいいこともあるさ」と楽観的に考える。→幸福度はずいぶん高くなるらしい。 キャンセルカルチャー ■ バカと無知 バカは自分がバカであるとこに気づかない。あなたも私も。 バカは自己を過大評価する ダニング クルーガー効果 バカが加わると三人集まれば文殊の知恵ではなくなる。バカに引きずられ間違えた選択をする。平均効果。バカに引きづられる効果。 自尊心メーター。脳は自尊心が下がることを殴られたり蹴られたりするのと同じように感じる。 一部のメンバーの自尊心を脅かすと話し合いの質は決定的に下がる。 民主的な決定は難しい。 ■ やっかいな自尊心 面と向かって罵倒されるのは、殴られるのと同じに感じる。脳は。進化の過程で。 サルトル「地獄とは、他人だ」。 子供にとって重要なのは絶対的(経済合理性)な損得ではなく、相対的な損得(進化的合理性) 褒めて伸ばそうとすると落第する。 ピグマリオン効果 ■ 差別と偏見の迷宮 差別や偏見の議論がややこしいのは「差別主義者」がどこにもいないこと。 IAT 潜在連合テスト https://implicit.harvard.edu/implicit/japan/ カテゴリー化。性別、年齢。あと人種ではなく社会。俺たち(内集団)or奴ら(外集団) ベンツに乗ると一時停止しなくなる。 アイヒマン実験。権威への服従は人の普遍的な傾向。人間の本性。 道徳の貯金。ブノワ モニンの実験。 シロクマの実験 共同体のあたたかさは排除から生まれる 愛と絆のホルモン オキシトシンは内集団びいきの郷党的な利他主義者にする効果がある。内集団に愛情が高まる分、外集団とはかえって敵対する。 ■ 全ての記憶は偽物 脳には記憶が保存されていない。その都度記憶が新たに想起され再構成される。

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    投稿日: 2023.11.03
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    バカと無知、自尊心、差別と偏見、ビミョウなテーマに切り込んでいておもしろかった。 人間の本性=バカと無知の壁を意識し、生きやすい社会になるよう、自らの言動に注意を払おうっと。

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    投稿日: 2023.10.28
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    『最近も読書してますか?先日橘玲の本「バカと無知」(社長のおすすめ本、私も橘玲の本は何冊か読んでいて勉強になると思っている著名人の一人だったので)を読みました。 メディアではジェンダー、人種差別の問題などが取り沙汰されています。本書ではそもそもの遺伝子・脳の作りの違いがあり、いくつかの科学実証の結果もあるのに、それを考慮に入れずに正しい事だけ言ってもなかなかうまく行きづらいという内容で、興味深く読みました。ジャニーズ問題等、最近は発信する側の姿勢も問題視される中、色々な角度の知識を持って発信することの重要性を再認識しました。弟君は読んだことありましたか?興味あれば次回にでも持っていきます。』 と12才年下の弟にお勧めしてみた。最初は読みにくかったが、後半はこういう事を知っていると客観的に物事を見れるようになれるなと思い、面白く読めた。読書後誰かに紹介したくなる内容。 ■学 ADHD治療薬 リンタン  知的能力が要求される職場でも中枢神経刺激薬の使用が広がっている ピグマリオン効果、子供の成績が悪いのは、遺伝子のせいでも、子育てが間違っているわけでもなく、教師の期待が低いからだ(小低学年には有効) 妻の浮気は妻の外向性が高いと多く、夫の浮気は妻の神経症傾向が高いときに多い 一般的に男は保守的、女はリベラルとされている 偏見を持つなという教育が偏見を生む

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    投稿日: 2023.10.13
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    心理学的実験の成果を紹介するという形式の同著者の新書も、数冊読むと新鮮さに欠けるのは致し方ないか。 いくらかは他でもあまり見たことのない洞察もあるが。

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    投稿日: 2023.10.08
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    人の脳は複雑な作りだと改めて感じるまでもなく、自分の周りにも(自分から見て)不思議な人や集団は多い。恐らくは向こうも自分(私)のことを理解できない変わった奴だと認識しているかもしれない。周囲の人間と上手に人間関係を気付きながら平和で安定した生活を誰もが求めている。何も四六時中啀み合ってイライラしながら寿命と神経をすり減らす生活など求めていない。 本書はその様な人間の本来持っている考え方の中から、あまり人に見せたくない、若しくは自分はそうじゃないと否定したくなる様な人間の本性について遠慮なく語っていく。人の不幸は蜜の味というが、生物的な競争本能(自分の子孫を残していく)からすれば他人と比較されて、他人が優れていれば不幸に感じたり、逆に他人が自分より劣るならマウントをとりに行こうとする。人に近いチンパンジーやボノボとやってることは一緒である。 特に不幸に感じるのは、いかに優秀な人間(ここではIQの高い人間)であっても、知能の劣る人間と一緒にされたなら本来の優秀さを発揮できないという事だ。アメリカの最先端企業や利益上位にいる様な企業では一部の高IQ人材だけで会社の方向性や施策を決めてしまう。場合によってはイーロン・マスクの様な独裁者の方が、仮に1人が優秀であるなら、よほど儲かる可能性が高い。バカに引き摺られる様な無駄がないためだ。日本の職場の会議を見ていれば如実に感じることはある。どうでもよい意見に引き摺られて会議が長引いたり、主旨や目的に沿わない意味のわからない(時間稼ぎが必要なせめぎ合いならまだしも)質問で時間を割いたりと、無駄だらけになっている。これは屡々大半の人が感じる事だろう。本書に従うなら優秀な少人数で知的レベル同一の集団が一番効率よく、例え道徳観のない奴だと否定されても、社会で勝ち抜くには優秀人材だけの集団が強いのは当たり前だ。 本書は何となく心の中で思っていたが、口には出してこなかった様な考え方がズバズバとでてくる。人種差別にいじめ、異常犯罪や不幸で避けられない冤罪など、結局は人間の本能的なものや、生存競争で必要な能力が発揮されて招く不幸は無くならないといった結論に至ってしまう。 それが筆者の得意な世界観ではあるが、相変わらず人としてこれで良いのかという感情を抑えながら、読み進めるスリルから逃れられない怖いもの知らずな人にはもってこいの本だと感じる。

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    投稿日: 2023.10.05
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    人類の生存戦略に則った進化の結果としての我々人間の考え方、記憶の仕方、本性のなんとやっかいな事か。 様々な研究者によって実に様々な調査研究がなされて来ている事を再認識したが、その結果がまた「言ってはいけない 残酷すぎる現実」にも書かれていた様な、まさにそれを言っちゃぁお終いよ、的な結果だったりする。 記憶は思い出す度に塗り替えられる(被害者の証言も意図せぬ内に事実と異なる場合がある)事とか、人類は集団でないと生き残れない為に社会的生物に進化、結果内集団と外集団が生まれ、外に支配されない為に内の結束強める必要があって内に優しく外には敵対的にならざるをえない、って事は、地球侵略する宇宙人の様な人類共通の敵でも現れない限り人類が一つにはならない、つまり国家間の争いは無くならないのでは?なんて事から、暗澹たる気持ちになる。

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    投稿日: 2023.09.21
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    偏見を持つなという教育が偏見を強める。 思考抑制のリバウンド効果。 教えるのをやめた方がいいのか、そんなことはないが、必然的に差別や偏見を過剰に意識させる効果をともなう、、、 人間の本性、本能。

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    投稿日: 2023.09.18
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    ☆2.6くらい! 24時間テレビやダイバーシティとか言ってる人達、イクメンとか賞作る奴、女性活躍中を利点としてドヤる企業 こういうヤツらほど、差別偏見振りかざしてて偽善者ぶってて気色悪いって思ってたから、この本の紹介文みて読まないと、と思ってた。 主張は痛快だから雰囲気は好き。でもサラッと聞き流すくらいがちょうどいいかなーって感じがした。 実験や実際の出来事を根拠にしてるから、ただの痛い発言ではなさそう。 1章、キャンセルカルチャー(過去の過ち引っ張り出して今の成果をなしにすること)、4章差別と偏見、トラウマとPTSDのやっかいな関係は興味深かった 各章短いはずやのに、読みにくい(私の脳内レベルが低いからかもしれん)

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    投稿日: 2023.09.03
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    連載だったからか、毎度尻切れトンボ感があって、その話もう少し詳しく聞かせて〜!と言いたくなるような終わり方。切り口は良い。

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    投稿日: 2023.09.02
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     いつも聞いているpodcastの番組で橘玲さんが講師として出演したとき紹介していた著作ですが、その内容が面白そうだったので読んでみたものです。  タイトルは「バカと無知」というかなり乱暴でなもので、読む前は(勝手に)昨今のSNS上の「炎上問題」や「フェイクニュース」といった問題を扱っているのではと思っていたのですが、それは見当外れでした。「差別」「偏見」といった人間の感覚や行動を、脳科学や心理学的視座から橘さん流に解説した小文集です。 橘さんの主張がストレートに表明されていて、思い切りの良さを感じますね。

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    投稿日: 2023.08.27
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    結論に用いられているfactは事実なんだろうが、そこに至るまでの根拠が単純化されすぎてて本当にそうか?と思うことが多かった 人の行動は進化生物学的なことだけで説明できるわけじゃないだろう 「言ってはいけない」を読んだ3年前、面白いと思ったが、少しは成長したのかな

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    投稿日: 2023.08.20
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    導入がおもろすぎる。ジョーカーと自分を重ね合わせる狂気。比喩として最高峰。ジョーカーを再度見返したが、まさにこの本と合致する。抑圧された世界で、狂っているのは僕か世界か。 ダニングクルーガー効果。バカはバカだとわからない。 投票率が低ければ低いほどいいという側面があるという事実。ここだけ切り抜くと衝撃だが、人間の認知の力を考えれば納得できる。コストと価値の問題だ。みんなが自分事として調べ、投票するに越したことはないのは当たり前た。 貯金箱に綺麗事を入れると、悪事を働くなど、一見するとおかしくみえる事も事実としてあり得るという話が面白い。

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    投稿日: 2023.08.18
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    リベラルな主張の綺麗ごとが通用しない人間の不都合な面を、進化心理学などをベースに解説したトピック集です。 論理的で情緒が薄い文章で、まるで洋書を翻訳したような文だな、と感じてしまいました。でも、人間の脳や社会の難しさを淡々と述べているようで、じっくり読んでいけば、読者がそこから教訓を得て、どうすれば良いかを考えるきっかけになるような内容だと気づきます。考えてもらうために、わざとクールな文にしてるのかとも思えました。 特に簡単な解決策のない難しい問題だな、と思ってすこし暗い気分になったのは、まず自尊心の話です。他人の不幸は蜜の味、が遺伝子に組み込まれているとしたら厄介です。もう一つは共同体の排外主義です。共感力も手放しでは肯定できません。 そうした問題に、著者は明確な解決策の案を提示してくれませんが、安易にこうすれば良い、としないところが逆に信頼できます。 一つ注意したいのは、本書で紹介されている心理学の実験結果を全て鵜呑みにするのは危険だということです。そのうち反論が出てくるかも、くらいの気持ちで読んだ方が良いかもしれません。

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    投稿日: 2023.08.15
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    人間は、パンツをはいたサルであることがよくわかる本です。 サルから人間になるために努力しなければと感じました。

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    投稿日: 2023.08.11