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ミセス・ハリス、モスクワへ行く
ミセス・ハリス、モスクワへ行く
ポール・ギャリコ、遠藤みえ子、亀山龍樹/KADOKAWA
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総合評価

5件)
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    ハリスさん、いつも前向きだし、いつだって周りの人のことを考えている。 そして、今回はさすがに難しそう?と思っているであろう読者を裏切る、叶わないことなんてない!と思っているポジティブな思考と、並々ならぬ運の良さを引き寄せる力! バターフィルドさんとの友情も、いつも素敵だなって思う。 シリーズはこれで終わりだけど、これからも素敵な人生を送っていくだろうし、私もハリスさんみたいなおばさんになりたい。

    6
    投稿日: 2025.06.04
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    ついにモスクワ行きまで読めることになって本当に喜ばしい。映画化ってすごいな。 それにしても、ソ連のことをここまで貶すとは、時代を感じます。

    0
    投稿日: 2025.04.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ最終巻 いままでとはすこし違って、ハリスおばさんの堂に入った振る舞いになんだか安定感があるドタバタ加減 痛烈批判的ソ連描写は時代背景がよくわかるし、おかしみのさじ加減はさすがのギャリコ 新しいテレビでバイオレットとお茶しながらくつろぐ時間を思い浮かべて、うれしい気持ちになる

    3
    投稿日: 2025.03.18
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    ミセス・ハリス シリーズ全4巻 初めて読むのに最後の4巻を読みました。 シリーズの最初の本ミセス・ハリス、パリへ行く は品切れだったし、帯にどの巻からでも読めると書いてあったのでなんとなくモスクワへ行くを選びました。 富くじを当ててモスクワへ親友のバターフィルドと旅行へ行きます。 ひょんなことからスパイ容疑をかけられてしまいます。 時代はまだソ連の時代ユーモラスに描かれていますが部屋には盗聴器が仕掛けられていたり、いつも監視されていたりけっこう怖いです。 トイレにトイレットペーパーがなかったりするのも時代を感じました。 話はテンポ良く進み読みやすかったです。 こちらの原作は1974年。 1作目 パリへ行くは1958年 そんな古い時代のパリも気になるのでいつかこちらも読みたいです。

    26
    投稿日: 2025.01.25
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    シリーズ最終作。 ハリスおばさんとバターフィールドおばさんがモスクワへ旅行するが、旅先でのある使命感に燃えていた。 いざモスクワに着いてみると当時のソ連情勢もありスパイ容疑にかけられて尾行されたりハラハラ。 庶民的なハリスおばさんはいつもの皮肉も言いつつも、情に厚く人柄の良さで今回も大活躍する姿に惹きつけられ楽しかった。

    1
    投稿日: 2024.12.30