
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シンプルに性格の悪い姉の話だった。普通の女子高生の頭の中っていう感じのライトな文章の中に定期的に出てくる「殺す」のワードでこれからどうなるんだろうってワクワクするけど、結局何も起きなくてちょっと残念。ミステリーではなかったね。正しい終わり方だなと思う。
0投稿日: 2025.07.19
powered by ブクログ悪い姉ってタイトルのまんま、悪い姉だった。家族全体で見ると、姉をコントロールできない母も罪な人になってしまうのも切ないし、、、。 はじめは主人公の繰り返す「殺さなければ」という思いにあなたも大概だわと思っていましたけど。そこに罪悪感を感じなくなるまでの過程は辛かった。 ヨシ君との甘やかな時間は読んでて楽しかったけど冷めてからの時間も楽しい。ヨシクンとのあれこれは感情表現の、コミカルかつ冷静さが際立ったように感じました。 これは姉妹間の話だけど、学校のいじめを、執拗に受けている人も、こんな感じなのだろうかと思いました。 最後はスカッと。しかし、姉の進路を思うとあんな性根の腐った人間に司法の世界に携わって欲しくないよなあと心の底から思いました。
7投稿日: 2025.07.07
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姉を殺したいという女子高生のお話。同じ学年に通う美人の姉のわがままがひどくて、的な流れなのだが、全体的にグズグズした内省的なお話。結局お姉ちゃんのことが好きというお話かなと思い、ラストそれっぽい展開にもなるもよくわからんかたちで終了。
0投稿日: 2025.04.26
powered by ブクログ『この筆者は妹の奴隷根性をよく理解してるなー、お姉さんがいるんじゃない?』が1番の感想。 私にも3歳離れた出来が良くておっかない姉がいる。 おっかないといっても彼女は割と内弁慶で友人関係で何度も親に心配をかけさせていたし、出来が良いと言っても「うちの一族の割には」というレベルだという事を知ってから恐怖が薄れたのを覚えている。 現在は姉も大分穏やかになり、程よい距離で仲良くしているが、『子供の頃の仕打ちを忘れてないからな』という気持ちが未だに私の心にずっとある。 凛のような生まれつきの性悪はどうしようもない。 作中のような第三者の薄っぺらいアドバイスになってしまうが『親とも絶縁する覚悟で家を出ろ』としか言えない。「私の中で、大好きなお母さんが無能なお母さんに変わっていくのが悲しい。」という表現がとても共感できるしとても好き。 ヨシ君は…カエル化現象ってこういう事なのかな。 麻友の切り替えの早さに笑ってしまった。 筆者は女の誰に呟くでもない心の中の本音を書くのが本当に上手いと思う。 ラストはどうだろう。 今後も姉が生きている限り就職や結婚とか台無しにされたりするんじゃないかとモヤモヤした。
1投稿日: 2024.02.12
powered by ブクログ兄弟、姉妹、家族の呪縛って大変だなあと再認識。 あとがきのように、姉が骨の髄まで悪かったからこそ、妹は前に進めたと思う。 ヤングケアラーやきょうだい児(病や障害を持つ子の兄弟)にも通づる部分があるのかもしれないと思った。
1投稿日: 2024.01.24
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文体は好きだし、ストーリーもとても好みなのだが、終わり方に納得がいかない。 期待を裏切るとはよく言うものだが、私の場合は悪い意味で裏切られてしまった。 心情描写としてはよいものがあったけれど、私としては拍子抜けだ。
1投稿日: 2023.09.11
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読みやすかった。 悪い姉は、ちゃんと悪い奴だった。 麻友ちゃんは、途中で姉と向き合おうとした。 大好きだと気付いてから、ちゃんと思いを伝えてた。ケーキ屋さんから病院、そして帰るまでのシーンは切なくなった。 麻友ちゃんには、悪い姉から解放されて、幸せな人生を送ってほしい。 渡辺優さんの作品を読むのは、今回が初めてだった。他の作品も読みたくなった。
2投稿日: 2023.09.03
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タイトル通り悪い姉だった。 平気で人を傷つけるし、陥れる。 喜びを感じている姉。 ヨシくんや他の子に話すけれど、解決することはない。ヨシくんの正しすぎる正しさ(後に彼の家庭環境も少し出てくるが)が、麻友の恋愛感情も、家族のことを話すこともやめる、冷めてしまう。 姉だけが悪いわけでもないということ。 従っていれば、姉を喜ばすことができる、不機嫌にならないという理由から一緒に楽しんでしまった、逃げてしまった…大事な親友を傷つけてしまった過去もある。 夢の中で、姉をどんなふうに殺そうか体験する。 バレないように、どんな方法がいいか。 友達の相談には、「家族と距離をとればいいじゃないか」と言える。自分の言葉が白々しく聞こえる。 自分は姉を殺したいばかりなのに。 友達から聞いた【起こってしまった殺人の半分以上が家族間】と言うことに、別にものすごく珍しいことじゃなかったんだ、自分はずっと、許されない考えを抱いていた、その思いに傷ついたり、苦しんだりしたのに、葛藤は、わりとどこにでも転がっているものだと知る。 姉との直接対決。 麻友の姉への思い。 姉は変わらない。 最後まで悪い姉だった。 言葉が響かない、届かない。 麻友は、姉に愛情があった。 終わりをむかえる。 最後まで悪い姉だったから、麻友は、救われたとも思う。少しでも優しい姉が出てきていたら、逃げられなかったと思うから。 麻友目線の小説。 姉・凛目線も読んでみたい。
1投稿日: 2023.04.19
powered by ブクログ私も姉だ。 単純な理由で購入。 妹は、もういないけど。 私的な事で、精神的に凹んでたし、 心が落ち着くかなぁと期待してみた。 う〜ん、いまいち。 それに、嫌な姉を殺したいと言いつつ、 いつまで経っても殺さない。 そして最後のページ。 あれ?もう終わり? 殺して欲しかったな。 ‘23.01.14読了
0投稿日: 2023.01.14
powered by ブクログいつ姉を殺すんだろうとドキドキしながら読む。 悪い姉なので好きな人ができると無理やり取られるんじゃないだろうか、仲のいい友達を傷つけるんじゃないだろうかと、やきもきしていた。 それにしても、この姉の性格は悪い。出来ることならかかわり合いたくないと思いながら読んだ
64投稿日: 2022.09.23
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一見重たそうな雰囲気なのに、そんなこともなくさくさく読める。 悪い姉のせいで今までたくさんの辛い目にあってきた妹の主人公。年子のせいで学年も一緒、学校も一緒。ただ想像していたより今はそこまで姉に干渉されてる感じはしなかった。もっと友だちになった子を奪うとか好きな子を奪うとかそういう系かと思っていたから、そこまで重くなくて良かったのかも。 (もちろん悪い姉なので中学のときにしっかり親友を最悪な形で奪ってるけど) もちろんずっと姉のことを殺したいことが書かれているけど、その合間に彼女はちゃんと女子高生をしていた。好きな子が出来て、その好きな子と少し話せただけでも嬉しかったり、球技大会で同じ実行委員になったり。そういうところは普通の女子高生だし心の声も可愛かったし面白かった。 まあ結局は醒める一言で好きな感情もさーっと醒めるけど。でもそこもずるずるしてなくてよかったな。 最終的には姉を殺すことは姉が好きだから離れられないから殺したいっていうことだった。 こんな姉だからこそ喜んでもらえたら嬉しいと思ってしまうし、彼女の魅力も認めてる。家族だからってことも彼女を縛ってる感じも強かったかな。でもそれを諦めると決めて離れることを決めた時、家族じゃなくなってもいいんだと思えた時、今まで感じていたことも無くなって自由になれたってことかな。
3投稿日: 2022.09.04
powered by ブクログ私自身、ここ数年家族関係に悩むことが多かった。自分とは考えが合わず揉めてしまった時には、周りから「家族なんだから大切にしないと」というように、家族はこの上なく素晴らしいものであるかのように言われてきた。しかし、この作品に出会って、少し肩の荷が降りた気がする。私は家族のことが本当に大好きでありたい。だから自分の中での家族の理想像を、勝手に現実に重ねて落胆してしまっていたのだと思う。でも、時には協力し、時には距離を取るという家族の形も許されるし、むしろそれが当たり前のような気がした。
2投稿日: 2022.08.25
