
ステークホルダー資本主義 世界経済フォーラムが説く、80億人の希望の未来
クラウス・シュワブ、ピーター・バナム、藤田正美、チャールズ清水、安納令奈/日経ナショナル ジオグラフィック
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総合評価
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powered by ブクログクイックにステークホルダー資本主義についての筆者の主張を確認するなら、第8章(242頁)から読むのが有益。
0投稿日: 2023.03.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本の前半は、ステークホルダー資本主義が求められる背景についての説明となっており、GDPという指標の欠陥/人類が及ぼす環境負荷/グローバル化に伴う富の偏在などが説明されているものの、やや総花的で、どこかで聞いたことのある話が多かった。 後半のステークホルダー資本主義の解説では、世界経済フォーラム発案の「ステークホルダー資本主義メトリックス」やニュージーランドのGDPに依らない政策決定などが紹介されているものの、やや表面的で踏み込んだ説明がなかったのが残念だった。 ステークホルダー資本主義ではどのように社会が変わるのか、もっと具体的に知りたかったが、サステナビリティの観点で企業が評価されるという今の大きな潮流の先に、ステークホルダー資本主義があるというだけなのかもしれない。
0投稿日: 2022.08.28
