
総合評価
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powered by ブクログコロナの影響を受け、収入が減ってしまったミチルは家賃の安い家に移ることに。そこは40歳以上独身女性限定のシェアハウス。 孤独死はしたくないとか、自立しつつも誰か寄り添い暮らす、とかで実際需要ある気がするが、世の中色々な人もいるからなぁ。
0投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログ時々現れる黒い影が気になった… 主人公以外も見てるんだよね。先の見えない不安とか、この後訪れる不幸みたいなものの暗示かな。 キャラがたっていて面白かったけど、主人公がなんか好きになれない。ぶっきらぼうな感じが最後まで苦手だった。ストーリーや設定は好きだし、ドラマ化したら絶対見るやつ。
0投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログ「40歳以上独身女性限定のシェアハウス」 コロナ禍、一人暮らしの40歳を迎えたミチルは「アネモネ」という飲食店でアルバイトしている。 コロナの影響で収入も減っていき、生きていけないと思い、【若葉荘】に住むことになる。 シェアハウスでの暮らしは適度な距離感があって心地良い。 【若葉荘】での出会いと別れ。 40代からの心身の揺らぎや孤独、将来への不安を抱える女性たちの姿。 「おばさん」と認めてしまうと、できないことが急激に増えていく気がする。トキ子さん、真弓さん、美佐子さんも自分のことを「おばさん」といって甘えたりしないし若者ぶって無理することもない… そのミチルの気持ちが凄く共感できる。 私も歳の流れにゆったり乗っていきたい。 心はいつでも若々しくいたい。 いつかみんなが通る年齢でもある。 良い歳の重ね方をしたい。 ひとり、ふたり、若葉荘から居なくなり そしてまた、新たな住人がやってくる。 リアルな現状と心情を描いた物語だが 文体が柔らかくとても穏やかに読めた。
6投稿日: 2025.10.01
powered by ブクログ会話が面白くて、その点は読んでいてとっても楽しかったんです。 人と人との繋がりや繋がり方も暖かくてほんわりしました。 が、全体的にずうっと重苦しくて、私にはちょっと辛かったです。 四十歳以上の独身女性は楽しく生きられないんだろうか・・・という不安と悲しみ。 現実問題としてそのリアルさは理解出来るんですけど、心がついて行けないと言うか何て言うか。 勿論、希望を持って未来を明るく出来るかどうかは自分次第だとは分かっているんですけどね。 分かってはいるんですけど。 会話の面白さが無かったら、辛くて最後まで読めなかったかもしれません。 私は読み終わってちょっとへこみました。
1投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ40歳以上、女性限定のシェアハウスでの暮らしを丁寧なタッチで気持ち良く読み進める事ができました これが40歳以上男性限定のシェアハウスならどんなストーリーとなるのかなと勝手に思をはせてしまい苦笑い
7投稿日: 2025.09.06
powered by ブクログ今から数年前、コロナ全盛期だったころの話。飲食店でアルバイトをしている主人公は、経済的に余裕が無くなってきたという理由で、女性限定のシェアハウスに移り住むことになる。そこに住む個性的な人々との関わり合いの中で、主人公の気持ちも少しずつ変化していくといった内容です。 読んで率直に感じたことは、コロナ全盛期は大変だったなということです。正しいかどうか分からない情報に惑わされて、心身ともに意味もなく疲れていたと思います。自粛ムードもすごく、コロナを出した店がすごく叩かれていたことも思い出します。 世の中が不透明で、先がどうなるか分からないというのは、コロナが流行る前も後も同じことではありますが、よりそれを感じさせる出来事であったというのは間違いありません。しかし、先がどうなるか分からないからこそ、自分のやりたいことをやることであったり、他の物事に振り回されない「信頼できる自分」を持つことが重要なんだと思います。
7投稿日: 2025.08.27
powered by ブクログ初読み作家の畑野智美さん✨ 主人公は40歳未婚で、飲食店でアルバイトをしているミチル。 コロナ禍をきっかけに生活や将来への不安を感じて、 女性専用のシェアハウス「若葉荘」に住むことに。 そんな中考え方が変化していく。 これからの暮らしにおいて、 シェアハウスも1つの選択肢として良いのかなと思った。 自分の40代はどうなるのかなと思いながら、読んだお話でした
0投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログ主人公がシェアハウスをする中で考え方や生き方に変化が出ていてよかった。 コロナ禍の生活もリアルに描かれていた
0投稿日: 2025.07.23
powered by ブクログ現代の女性たち誰しもが一度は脳裏を過ぎったことがある将来への不安が物語を通して描かれていて、ドラマを見ているようだった。(ドラマ化してほしい)
0投稿日: 2025.06.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お互いに配慮しつつも共同生活で交流がある。今の私にはいいなと感じた。もちろん一人暮らしには一人暮らしの良さがあるけど、ふっと寂しさを感じる時もある。だから、家族ではないけど家族のように少しお互いを気にかけつつ個を大切に一緒に暮らせたら、日常の癒しになる時もあるんじゃないかと。まぁ、現実世界においては多々トラブルもあると思うけど。こんな所があれば、一度住んでみたいと思った。
0投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログコロナの頃の話だが良い本だとは思う。雰囲気があって、穏やかに話が展開しながら、時々おやっと思う問題提起もあって。だけどいろいろと面倒くさい。あの頃、暑いときのマスクはうっとうしかったものの、余計な負担を見直すきっかけになって良いこともたくさんあった。義理や付き合いや混雑等がなくなり、気持ちの面では私はすっきりと暮らせていた。病気は嫌だし困っていた人がたくさんいたことは理解するが、嫌なしがらみや意味不明の重圧が戻ってきた今の生活より良かったと思っている。
6投稿日: 2025.06.13
powered by ブクログ全体として穏やかな作品でありながら、女性の貧困、感染症による飲食店の困窮など、私たちが抱えてきた問題が赤裸々に描かれている一冊だ。主人公のミチルさんは40代・アルバイト・独身・子なしと人によっては哀れむような境遇かもしれないが、けっして人生に対して真摯じゃなかったわけじゃない。むしろ荒れ狂う世の中を頑張って生き延びてきた人物だ。そんな彼女が若葉荘と出会って、より積極的に人生を変えていこうと踏み出すその変化がステキだなと思う。私も人生を諦めたくない、そう思わせてくれる一冊だった。
0投稿日: 2025.05.22
powered by ブクログ現実で貧困なのは自己責任とか努力が足りないからとかいう意見もあるかもしれないけど、他の理由もいろいろあるんだよなと読んでて改めて思った。そもそも努力しない人なんていないだろうしその時の限界というものもあるし…なんてことを考えた。主人公にはそのあたりの記述は特になかったけど、誰でもそうなんじゃないかと。 全体を通して箇条書きみたいな味気ない文体、会話文も素っ気なく冷たい印象だったんだけど演出なのだろうか。
0投稿日: 2025.05.18
