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年寄りは本気だ―はみ出し日本論―(新潮選書)
年寄りは本気だ―はみ出し日本論―(新潮選書)
養老孟司、池田清彦/新潮社
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総合評価

10件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私は何でこの本を読もうと思ったのか?本屋で見たのかな。バカの壁でおなじみの養老先生とホンマでっかTVでおなじみの池田先生の対談の本。難しい話もあったけど、面白かった。不思議。なるほどなーと思いつつ読む。確かに私は何にも考えてないよなーと思う。日本人らしく空気に流されている。

    0
    投稿日: 2024.04.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    年寄りは本気だ はみ出し日本論 養老孟司・池田清彦 ∞----------------------∞ 好きな御二方の共著はやっぱり面白くてためになる! 「僕たちはもう死ぬからいいけど(笑)」とか言いながらも、今後どうすべきか、どんな未来がやってくるかを多く語らっておられます。 どの言葉をどちらが語ってるか分からなくなるくらい、2人の意見がよく似てて、私自身は違う考えなところはもちろんあるけど、歳をとるとこういう考え方になるって言うこともあるんだろうなとも思ったりしながら読みました。 座右の銘「人生は短い、働いている暇はない」これいいですね。 枠からはみ出るっていうのも結構面白くていい人生だと思う。 2023/10/22 読了(図書館)

    1
    投稿日: 2023.10.22
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    養老孟司氏と池田清彦氏の対談。何度も対談されている仲のようでテンポがいい。どんなテーマにも芯を感じる。 お二人とも昆虫採集がお好きなようで、ところどころ脱線気味なのがおもしろい。

    0
    投稿日: 2023.08.07
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    色んな話題に話が飛ぶように見えて、どの難しい話題でも一つ一つの言葉にしっかりした芯があるなぁと感じました。今までに培ってきた知識や経験、色々な人との付き合いがこのお二人を作り上げてこられたのだと。 どんな難しい話題にもお互いについていけなくなることは全く無く、スゴい!のひと言でした。 お二人の読書にも驚かされました。 この本で感じたことは、 ①自分を中心にした一方だけの意見ではいけないということ。 ②日本人は同調しやすい国民性があるので流されてしまわないように。(鵜呑みにしない) ③多方向からの見方、聞く力を育てて、自分の軸を育てていくこと。(そして物事に柔軟に) ということです。

    1
    投稿日: 2023.07.23
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    戦中産まれの二人ゆえ、戦後日本の変革を語る場面も多いけど、現在と未来に対する議論も興味深い。 子ども達の未来が明るければ良いけど。

    0
    投稿日: 2023.06.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

     コロナ(疫病、生物兵器?)とウクライナ戦争に共通するものは日常性の破壊。老齢になると最も根源的なのは日常性。環境問題とは日常性の維持問題。環境問題は議論するだけの問題から、日常性の問題になった。養老孟司・池田清彦対談集「年寄りは本気だ」、2022.7発行。エネルギー問題は水力も風力もバイオマスも太陽の活動に依存。食料も光合成で太陽に依存。地球の一次生産には限界がある。人間はそれを野生動物とシェアして生きていかなければならない。持続可能な一案は、日本の里山。電力より薪割り、そして、自給自足。

    1
    投稿日: 2023.04.04
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    むちゃくちゃ頭が良くて、むちゃくちゃおもろいお二人の対談。 付いていけない話題もかなりあったけれど、ぐいぐい読み進めさせられる。 子供(未成年)の自殺について語られたくだりは胸が張り裂ける思い。承認欲求を満たしてあげること。私は子供の「見て!見て!」にいつも応えてあげられるかな…反省。 「愚かな人には、ただ頭を下げよ」 「どん底まで落ちたら、掘れ」 「人生は短い、働いている暇はない」

    1
    投稿日: 2023.02.26
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    碩学の大巨匠のお二人が あっちやこっちへと 放談しながら きちんと 的を得たところに 着地するのは 流石です 最後の方で 養老さんが ー若い時は「自分が」というものが大きかった。でも、  年を取ってくると、だんだん「自分」が小さくなって、相対的に「周り」が大きくなってくる。 それにこたえて、 池田さんが ー「世のため、人のため」にならない年寄りが多いけどな。年を取っても、いつまでも自分、じぶんというやつが。 と返しておられる部分がありますが いゃあ ほんとに おしゃる通り と 思うことが多いので… いやはや かなり 爽快な読後感であります

    2
    投稿日: 2022.10.04
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    すごく頭の良い2人が色々な分野の話をしているので、内容をよくよく考えて理解しながら読んでいたら長くかかってしまいました。養老先生も池田先生もとても面白い考え方をするんだなぁ…と思いました。かなり様々なことに参考になる本でした。

    10
    投稿日: 2022.09.20
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    帰省先でだいたい1日で読みきってしまった。まあこの2人の話はいつもおもしろい。いろいろ読んだり、いろんな人の話を聞くからだろうが、生物のことは専門だから良いとしても、よくもまあこれだけ環境のことから経済や政治のことまでいろんな話題が出てくるものだ。とりあえずの結論は、環境問題は誰かが儲かるようになっているということ。これは変わりなしだな。落合陽一のことなんかも、否定的にいう人もいるけど、養老先生が認めているから、まあ僕も受け入れている。岸由二さんの本なんかも、養老先生が言うから読んだようなもんだし。まあとにかく、多くの書物の中からどういうものを読んで、誰の考えに耳を傾けるかは、限りある時間の中なので、よく考えないといけない。そういう意味で、まだしばらくは、僕は養老先生についていく。なまでもお会いして、サインももらったことだし。エネルギー問題については、やはり小型の水力発電あたりがいいのだろうか。いずれにせよ、経済のことも含めて小さな自治体の単位でいろいろ動く方が良さそうだなあ。あと、池田先生の意見は、まあ過激でおもしろいけれど、ちょっと眉に唾つけながら聞いておくぐらいがちょうどいいのかな。

    1
    投稿日: 2022.08.12