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組織を芯からアジャイルにする
組織を芯からアジャイルにする
市谷聡啓/ビー・エヌ・エヌ
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総合評価

6件)
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    ・アジャイルソフトウェア開発宣言 ・共通の目標 / OKR ・最小限の計画(1-2週間) ・評価する仕組みの組み込み(1-2週間) ・技量・技法が無いと成立しない ・顧客もアジャイルで開発することを理解 ・インセプションデッキ(アジャイルサムライ)  https://relic.co.jp/battery/development/17858 ・タイムボックス ・ふりかえり・むきなおり・タスクボード(TODO/DOING/DONE)  - むきなおり:バックキャスト ・バックログ(可視化・構造化・優先順位付け + 留保) ・スプリント / スプリントレビュー(同期) ・スクラム / デイリースクラム / スクラムマスター ・

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    投稿日: 2025.01.05
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    アジャイルの考え方で組織を動かしていく方法について書かれた本。これまで私が読んできた本は,どちらかというと数人の単一組織でのアジャイルな仕事の仕方について述べられてきたが,本書ではそれに加えて,組織の階層構造を前提にしたアジャイルな組織運営の方法について書かれていて,参考になる。また「そうは言ってもアジャイルに変えていくのは大変だよね」という視点から,どういう作戦でアジャイル化を進めるか? という部分にも気を配って書かれているので,実際にアジャイルを適用する際の進め方の指針となる。でも,まず最初は,できるところから,できる範囲でやってみて,スプリントを回す経験を積むのが大事なのだ。

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    投稿日: 2024.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    組織をアジャイルにするのが目的ではないので、読み飛ばしながら読了。 一部抜粋しながらだが、示唆に富む内容多し。 組織の芯からアジャイルを宿す26の法則より。 26は多いやろう・・・・と思うので、気になる点をピックアップ。 また、アジャイルとか関係なく、重要なポイントだな。 下記の※は独り言。 2つの変革を同時に取り組む  提供価値の変革(CXの向上)と組織内部の変革(EX)に同時に取り組むのがDX  ※個人的にはCXが目的で、EXやDXもどちらも手段 組織は戦略に従い、戦略は意図に従う  組織とは、その存在意義を果たすための「意図」(狙い、目的)があり、意図を果たすために「方針(戦略)」がを立て、その方針に則った「実行」の遂行にあたるための仕組みである。意図→方針→実行。  ※組織のミッションは、と問うより分かりやすい。 始めるよりやめるほうを先立たせる  新しい取り組みを積み上がる前に、「やめることは何か」を考え、仕事の断捨離をする必要あり  ※ついつい忘れてしまうので、仕事を引き受ける前に考えよう(笑) 組織アジャイルで働かせるのは「求心力と遠心力」  確かな回転のためには求心力が必要で、組織内に伝えるためには遠心力が必要  ※中間管理職に求められることで、言い得て妙! 追加で、組織アジャイルの4つの価値観から3つほど。  ・「計画に従うことよりも変化への対応を」とは、「最適化に従うよりも探索と適用を」を価値とする    ※変わることを恐れるな、朝令暮改OK!  ・「固定化した文書よりも利用ができるアウトプットを」価値とする    ※ルールやガイドラインよりも、まずはやってみよう!  ・「プロセスやツールよりも個人と対話を」とは、「プロセス、ツールよりも個人との対話を、そしてそこから生まれる互いの関心を」価値とする    ※コミュニケーションを大切にせよ、ってことだな。

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    投稿日: 2024.02.12
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    やや内容はマニアックで、本当にアジャイルにフォーカスした内容だが、組織に浸透させる段階では再読すると思う。

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    投稿日: 2023.03.29
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    組織論からそれを構成している人たちへとつながっていく4章が自分としては痺れた。 最適化に最適化しすぎた組織を、現場に今いる人が変えていく道筋が見えて希望を持てる内容だった。 DXというワードが流行している現状は、最後の神風としてチャンスをものにできるかの瀬戸際なんだとわかった。

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    投稿日: 2022.07.31
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    私は、本書のメッセージを「組織にアジャイルを導入する」ということではなく「現実と向き合いながら探索し変化していける組織になる」だと受け取った。 ソフトウェアエンジニアリングの文脈は、ここでは希薄だ。しかしソフトウェアエンジニアリングの世界で20年前から脈々と続いてきた変革の中心にアジャイルはあり、その中心にいた筆者が「組織変革」のキーファクターとしてアジャイルを選択した理由は本書から十分に伝わってくる。 そして、コアがアジャイルになってゆくための術を丁寧に綴っている。それはソフトウェアの世界からみると、そこからスタートする必要があるのかと驚嘆するようなものだったりするが、それほどまでに現実に寄り添っている。そう、この本も、それこそ芯にアジャイルが宿っている。

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    投稿日: 2022.07.22