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コスタ・コンコルディア 工作艦明石の孤独・外伝
コスタ・コンコルディア 工作艦明石の孤独・外伝
林譲治/早川書房
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総合評価

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     「工作艦明石の孤独」の外伝。設定された世界が同じなだけで、登場人物は重複していない。  150年前に植民された惑星シドンには、人間のような知的生命ビチマが存在したが、入植者から家畜あるいは奴隷のように扱われていた。そのビチマの正体が、3000年前にワープの事故により遭難した宇宙船コスタ・コンコルディアの乗員の末裔と判明する。  彼らの人権回復が図られる中で、ある遺跡でビチマの惨殺死体が発見される。いつ起こった事件なのかは不明。そんな中、地球圏統合弁務官事務所より調停官のテクン・ウマンが派遣されることになる。    これは、私のお気に入りの眉村卓氏の「司政官シリーズ」を彷彿させる。更に殺人事件の解明というミステリ要素を含む。本伝よりも面白く読めた。そして、最後は驚愕の結末に…  ちなみに「コスタ・コンコルディア」とは、地中海で座礁・転覆し、多数の死傷者をだしたクルーズ客船の名である

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    投稿日: 2023.10.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    途中から面白くなった。 3000年でそんなに退化してしまうものだろうか。 今の進化を考えればあり得るか。

    2
    投稿日: 2023.10.19