
総合評価
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powered by ブクログ初読だと思っていたけれど読んだ覚えがあるエピソードがいくつか出てきて、初文庫化されたときに読んだような気がしてきました。でもそれから30年近く経ったこともあり当時よりは母娘両方の気持ちがわかるように思えました。 これが典型的な昭和の母娘の話だとは思わないけれども、自分の妻と妻の母親も似たようなやりとりをたまにしていてやはり時代的なものもあるのかな。 最後のエピソード『番外編・そしてコンサートの夜』は今読んでもすごくいい話で自分が好きな氷室冴子さんがすべてここにつまっています。
7投稿日: 2025.08.22
powered by ブクログ母と娘の関係性って一筋縄ではいかないなと改めて思った。 どんなに許しがたいことがあっても、他人じゃ無いからなかなか無縁にはなれない。 母のアクの強さといじらしさと、冴子さんのいろんな感情や諦めが身につまされた。 空港のトイレとか、自分も似たような状況なのでついのめり込んでしまった。
0投稿日: 2025.04.08
powered by ブクログさすがの巨匠、大変読みやすく状況や心情がとても面白くかかれていました。 私も母ともっと出かけるべきだった
0投稿日: 2025.02.25
powered by ブクログなんて素敵にジャパネスクを、約30年以上前に中学生男子校寮生活の時に読みました。それ以来のたまたま、本屋さんで手にした氷室さんの作品です。軽快に読み進んでしまいましたが、ずっとこのペースで読み続けたい、私にとってはおいしいデザートを一口で食べてしまった、そんな作品です。
2投稿日: 2023.04.25
powered by ブクログ集英社文庫創刊45周年の名作復刊企画。 去年の「いっぱしの女」(ちくま文庫)も話題になったが、母親との関係も含め女の生きづらさのようなことをはやくから文章にしていたのだな、と再発見している。
0投稿日: 2022.06.17
powered by ブクログ爆笑!みたいに読んでる人も多かったけど、私はうんうん頷きながら読んだ。たしかに笑えるところも多いけど、悔しくてたまらない場面でも、(特に感情的でありつつも)父や母の論理を慮って対応しようとする筆者の考え方や態度に見習うところが多かった。
0投稿日: 2022.05.23
