
スケートラットに喝采を
樹島千草/集英社
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総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ストリートカルチャーを題材にした小説をずっと読みたかった。 ◎スケボーとグラフィティを一緒に描いたのはとても良かったと思う。物語に奥深さが出るし、ボードにとってグラフィティが重要だという感覚もよくわかった。 ◎「できない時期を楽しめ」というセリフ、大会を前にした高揚感は、(スケボーではないけど)ストリートスポーツをしてきた自分には本当に共感できるものだった。 △全体的に説明過多なのが読んでいてしんどかった。もちろん多くの読者はスケボーに対して無知だろうから仕方ないけれど…たくさんのカタカナを追うのが大変。挿絵でボードの構造やトリックを解説してくれたらもうちょっとすんなり読めたかも? △登場人物像もなかなか頭に入らなかった。各人物の物語上での役割は理解できても、その人柄や背景があまり伝わってこなくて親近感がもてなかった。例えばなんで奏羽は引っ越してきたんだっけ? とかいうことが色々気になってしまった。 △全体的に予定調和でトントン拍子のストーリーという印象。
1投稿日: 2022.05.29
