とある理由でとある屋敷(給料以外は微妙な職場)で家政婦をしていた主人公ルシルは、屋敷の夫人から「泥棒猫」とビンタと共に無実の罪(なんなら雇用主のとんでも解釈のせいで)解雇を言い渡される。 汽車を最果てまで乗り、日を跨いで着いたのは地味ながら不思議な魅力のある街。 家政婦の仕事を探していたルシルはそこで魔法使いである「先生」に雇われる事になった。 余計なことを徹底的に嫌う先生と、余計なことをしないルシルの、おだやかで不思議な再就職ファンタジーです！ 兎に角情景が頭に浮かぶ様な読み易く分かり易い美しい文章の作品です。 数々の出来事を経てゆっくりゆっくり丁寧に距離が近づいていく様は中々に素敵です！ 因みに此方小説1巻分で漫画4…5巻分ほどあります！漫画の方もすごく素敵なので、良ければご一緒にどうぞ。原作小説そのままです！

図書館貸出読了。 タイトルに引かれて早速読んでみた！ 家政婦の仕事に誇りを持っているルシルと長寿の魔法使いフィリス。フィリスの感情が乏しい為、視線や行動で察するルシルがすごいなぁと思っていた。 元雇用主のストーカー行為と迷惑か若者魔法使いがルシルを猫にしたり、大変な出来事があった。 フィリスは言葉が少ないが、優しい人だなぁと思った。 マカロンさん、頼もしい存在です！キュンとした！ 世界樹が実際にあったら行きたいなぁ 最後にようやく結ばれた！ 寿命の事もあるから、その後の展開が気になる！ 早く続きを読もう！

コミカライズから読んで原作も気になって読みました。 原作も雰囲気がとても良く、最高でした！ 先生の言動にルシルと一緒にキュンキュンしちゃいます。主人公とその周りにいる人皆いい人で、その関わりにも胸がほっこりします。 個人的には元同僚の執事のその後が気になります…笑

めちゃくちゃ好みのお話でした。 文章もきれいで、すき。 内容もすばらしい…。なんども心臓がぎゅーってなって噛み締めて読んでました。 わたしは、残されるほうが、先生のほうがやはりつらいのではないかと思った。けどルシルちゃんならどうにかしてくれそうなきがする。なんででしょう。 魔法使いとただの人間っていう、テーマって奥深いというか、なんというか。 2巻も買ってあるので早く読まねば。

たまらなく好みなお話だった。 途中何度ぐううっと歯軋りしたことか。 いやもう、たまらん、好き（語彙力） 最初は珍獣を手懐けるかのようにフィリスとの距離を探っていたルシルだったのに、途中で恋心を自覚してからがもう。 余計なことを嫌うフィリスの想いを尊重しつつも、家政婦としての自分と恋心を持て余す自分との間で葛藤することに。 先生、迂闊にかっこいいし、迂闊に可愛いから。 イケオジなんだよ……ちゃんとルシルのピンチには駆けつけてくれるし。 猫化したときは、ちょっと遅れたけれども。 もどかしい、非常にもどかしい距離の探り合いをしていた二人の行く末は。 元々魔法使いと普通の人間とでは、生きる時間の流れが全く異なる。 それを踏まえた上でフィリスの出した答えは。 悶えながら読んで、案の定燃え尽きました。 いいもの読んだ。 自覚がね、圧倒的に遅かったから、彼はね。 仕方ないけれども。 その分、その答えを決断した彼の決意は重い。 しかも、協会は素直に彼の決断を祝福はしないだろうしなあ。 一応1巻で綺麗に終わってはいるものの、続くならその辺りがネックになりそうだ。 今回もそれで色々あったので。 （それに対して言い返したルシルがかっこいいのだ。そりゃ先生もキュンとするだろう……多分、したはず）