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成功は時間が10割(新潮文庫)
成功は時間が10割(新潮文庫)
百田尚樹/新潮社
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総合評価

30件)
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    百田尚樹さんの本として、まず読みやすい。 分かりやすい言葉と具体例であり、文が理解しやすい。 時間の意義もだが、小説を書いている私としては、"文学は人々に生きる勇気を与えるもの"という言葉が印象に残っている。

    0
    投稿日: 2025.11.13
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    普段は気にしないけど確かに時間は平等だし貴重だという事を再認識させてくれる。一回だけの人生だし動けなくなった時にはもう遅い。後悔のないよう生きようと思いたくなる。

    10
    投稿日: 2025.10.26
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    ベストセラー作家・百田尚樹さんの『新・相対性理論』を文庫化したもの。改題は恐らくその方が売れると踏んだから?流行りの〇〇が9割(10割)系である。内容は「時間」についての考察で、それほど実用的な内容ではない。しかし時間に対する視点は、なるほどと思われるところもある。基本的には同じ話の繰り返しなのだが、それだけ時間は大切だ、というメッセージにもなっている。百田さん好き、あるいは時間に関して興味のある人は一度読んでみていいかもしれない。

    1
    投稿日: 2025.09.25
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    私が感じていた価値観がまさしく言語化された、そんな気持ちになる本でした。父を59歳でなくしてから私の人生も60近くで終わるかもしれない、と考えるようになり、気づけば半分を終えようとしています。それに気づいてから数年、焦燥感からかマグロのように休日問わず仕事に趣味に学問に励み動き回っていました。ですが今年になって夢だったヨーロッパ旅行を終えてからぽかんとやりたいことを見失ってしまい、自分探しとしてこうして本を読み、答えを探し回っています。時間こそがいちばんの価値、そして世の中のあらゆる「価値あるもの」は時間と交換して生まれること、すごくしっくりきました。図書館で借りて読みましたが人生本として自分の本棚に置いておきたく今度買いに行こうと思います。

    1
    投稿日: 2025.04.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新・相対性理論の改題 文庫版 時間をテーマにした話 江戸時代は 日が出てから 日没までの時間を 6等分して その一つを1刻 としていて ..夏と冬では 1刻の長さは違う..日照時間が違うから (今の時間だと 1刻は2時間 半刻が1時間) 夏と冬の1時間は 同じ長さではなかった.. 1刻のこと.. 良くわかっていなかった.. 江戸時代と今では 時間の意味も違う... 人生80年として 最初の20年は子供 最後の20年は  体も頭も万全ではない 間の40年が活動出来て そこから 眠っている時間 生活する為の お金を稼ぐ時間や 体や環境のメンテナンス分を 引いた時間が 楽しみ やりたい事 充実した事に使える時間 この時間を 多く手に入れる というのが 本当の 長生き 自分がその様に思っていたので そういう事ではないか.. という風に解釈した ウォール街の ヘティ・グリーンとか 井上靖の 時間に関する詩とか 知らない話も多く載っていて 面白かった

    1
    投稿日: 2024.12.15
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    時間の使い方が下手すぎると度々感じるため本書を購入しました。百田さんの文章から語られる時間についてのお話は興味深いものが多く楽しめました。 成功している人は時間を征服している者だという言葉を踏まえ、今優先すべきものに取り組みたいです。

    1
    投稿日: 2024.10.31
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    時間は有限であり、無駄にしてはいけないという当たり前のことを再認識させてくれる本。ただ忙しい日々を過ごしていて忘れていた「時間=寿命」ということを意識して毎日を無駄なく生きたいと思った。

    0
    投稿日: 2024.06.17
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    私達が「長生きしたい」という時、無意識に「充実した時間」「喜びにあふれた時間」を過ごすという条件がついている。精神的、肉体的苦痛を伴う長生きは誰も望まない。 例えば、10年牢獄に閉じ込められ、何もできず、誰とも会わず無意味に過ごせば、その10年は時間として、なかったようなものといえる。これは、言い換えれば10年寿命が短くなったようなもの。 そうすると「充実した時間が少なければ寿命が短い」ということは「充実した時間が多ければ寿命が長い」といえる 物理的な時間が同じでも、充実した時間を多く持てば、それはその分だけ「長生き」したのと同じこと。⇒『新・相対性理論』 時間の大切さを軸に、お金や仕事、過去や現代社会、娯楽や芸術などにわたって話が展開し、面白かった。こういう考え方もあるなぁと思いながら読みすすめた。 時間は有限であり貴重なもの。当たり前だけど、大切なことと痛感した。 先人たちの「時間の浪費」を戒める言葉が耳に痛かったので、忘れないように。 「賢い人間は時間を無駄にすることに最もいらつく」(ダンテ) 「時間の浪費ほど大きな害はない」(ミケランジェロ) 「成功者のほとんどは他人が時間を浪費している間に前へ進む。私はこれを見てきた」(フォード) 「お前がいつの日か出会う禍は、お前がおろそかにしたある時間の報いである」(ナポレオン)

    66
    投稿日: 2024.04.15
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    6割ぐらいの理解だと思われる。 わかったようなわからないような。 しかし、考え方に概ね同意、賛同。 自分で満足した時間の過ごし方をしていると思っていても、そう思わされてるのかも、行動させられてるのかも。 自分の意思だけで生きる、やりたいことだけをして生きるのは、不可能ってこと。だから自分の中での基準、幸せの定義を作る必要あり。なんとなく読みたい本を読むのじゃなく、読みたい本!これ!!と思う本をこれからたくさん読んでいきたい。

    4
    投稿日: 2024.03.23
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    時間の感覚についてはまさしくと言う感じだった。 以下に充実した時間を詰め込めるか、生き方を考えさせられる一冊だと思います。

    0
    投稿日: 2023.12.12
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    はじめに:人生の成功者は、時間の征服者⇒充実した時を得た者 時間を軸として、価値観を再構築した書です。 帯に掛かれている、本書のテーマは、「タイムリミットのある人生を、より豊かに生きよう!」です。 気になったのは、以下です。 古代では、「死」は突然やってくるものだった。人類が死の恐怖から逃れるために考え出したのが宗教です 充実した時間、こそが、長生き、の要諦 物理的な寿命を延ばさなくても、長生きできることに気が付いたのです。それは、充実な時間、を持つことです 時間には濃淡がある、はるか以前から、人類は時間というものは伸び縮みすることを知っていました 人間は人生の中で感動したり驚いたりすると、その出来事が強く心に残ります。喜んだり泣いたり怒ったりしても同様です 心を常に新鮮に保ち、驚きや感動のある日々を送りましょう また、何からのイベントをこしらえたり、経験をするように心がけましょう そうすれば、いずれ人生を振り返った時に、あなたの中で充実した時間となって残ります つまりは、長い時間を生きたことになります もう一つ大事なことは、喜怒哀楽の感情を大切にすることです 感情の鈍麻は、人生を短くします 時間の感覚で私たちが最も不思議に思っていることの1つが、楽しいことをしている時はあっという間に時間が過ぎるのに、つまらないと感じている時は、時間が過ぎるのがとても遅いということではないでしょうか。 楽しい時は、心の中に感動や驚きや喜びをたくさん残すからです。素敵な思い出を回想する時、これらの経験は長い時間の感覚として蘇るというわけです 一方、つまらない時間は感動や驚きが少なく、あれほど長く感じたのに、振り返ると記憶にも残らず、逆に短い時間となっています 人類は昔から、人は何かに夢中になると時間の動きが止まるということを知っていました。 この不思議は感覚を物語にした伝説や神話は世界中にあります 私たちが何かに夢中になったり、あることに心が奪われた時、体内時計が一時的に止まってしまうのではないかというのが私の仮説です 楽しいことをしながら、時を数える、というのは矛盾する行為だからです。 時間経過の確認は、それ(楽しい時間)が消えていくことを常に意識するものです。 つまり、私たちが人生で求めているのは単なる時間ではなく、楽しい時間、なのです。 そして長生きとは楽しい時間の長さなのです 感動と驚きの多い時を過ごせば、人生の時間は長く濃いものになるし、つまらない時は、逆に短く薄いものになります 好きなことを仕事にする、のではなく、仕事を好きになる 人間は自分の仕事が、誰かのためになった、高く評価された、そのことで今がある、と思えると、辛かった思いは忘れ、逆に楽しかった思い出に書き換えられるのです。 するとその、時間、も、楽しい時間、に置き換えられるのです。 つまり、人生において、達成感、というものは、過去の記憶、も塗り替えてしますほど大きなものである 才能とは、同じことをするのに、他人よりも短い時間でやれる能力、と定義できます。 現代の一流ピアニストやヴァイオリニストのすべては、幼い頃は神童です。逆に云えば神童でなければ一流になれないということです。 幼児期の脳の成長と深くかかわっていることは間違いないようです。 私たちの周囲でも、仕事ができる、と言われる人の多くは、仕事が早い人です つまり、才能ある人というのは、時間を短縮することに優れた人であり、努力する人というのは、時間を投入することに優れた人と言えます 天才は多作する、という言葉があります 洋の東西を問わず、偉大な作家、作曲家、画家、漫画家などは、素晴らしい作品を量産します 金、は豊かな生活を送るための手段であって、決して目的ではありません。 有限である時間を他人に売って、金に換えたにもかかわらず、それをほとんど使わなかったというのは、時間を金に交換するために使った人生と言えるでしょう 他の動物と決定的に違うのは、知識を伝達することができるということです 本来、個としてはわずか数十年の時間(寿命)しか与えられなかった人類が、有限の時間の壁を越えて、多くの知識を数万年の壮大なバトンリレーで伝えることに成功したのです まさに、時間、を打ち破ったのです 現代人が最も恐れるのは退屈である 目次 はじめに 第1章 すべては「時間」が基準 第2章 現代社会と「時間」 第3章 時間はあらゆるものに交換可能 第4章 私たちの「時間」を奪うもの 第5章 「止まれ、お前は美しい!」 ISBN:9784101201955 出版社:新潮社 判型:文庫 ページ数:224ページ 定価:520円(本体) 発売日:2022年06月01日

    12
    投稿日: 2023.11.13
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    最後の「人は与えられた時間をいっぱい使って仕事を終わらせる」というフレーズは刺さった。 時間の長さが、過ごし方によって変わるのは感覚的に理解できるが、科学的に言えば微妙な感じもする。 ただ、充実した時間を過ごすと振り返って意味のある時間と思えて、生きた時間になるのも、経験的にわかる。 休日に1日寝てた時は後から考えても思い出せないし、旅行に行った時や勉強した時ほど記憶に残っている。 今後 ・他の人が休んでいる間に先に進む ・充実した時間を過ごすようにする

    0
    投稿日: 2023.11.06
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    あらゆる価値観の尺度全てを時間で考える。 働くこと、物を買うこと、舞台を見ること、など。 それは全て自分の時間を売ったり、人の時間を買っていること。 言われなくても何となく分かる話だった。 人は退屈が怖い。 だからスケジュールが空けば何か予定を入れたがる。 それを時間を潰すとよく言うが、海外でも似たニュアンスが使われる。 時間を殺すとか。 こういう話は面白い。 時代も違い住んでる場所が違ってもその辺の価値観は変わらないんだなと。 特に何を学んだとかは無いけど、時間をひたすら無駄にしている自分に焦燥感を感じた。 お金は無く、でも時間はたくさんある。 一番最悪やん。

    0
    投稿日: 2023.09.15
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    若い人ほど肝に銘じてほしい  著者は、TwitterやYouTubeでの、その関西人特有の(?)揶揄を含めた政治的発言が気に入らないのだが、これは感心した。  金ではなく、人生における時間があらゆる物事の基本になってゐるといふ説は明快で、説得された。身につまされる。また、共産主義についても、画期的な発見だが、運営する人間が完璧な人間でなければ無理だと正論を書いてゐて、単なる右翼ではないんだなと思った。  しかし細かいところには、まやかしもある。たとへば第5章に、精神的なエネルギーをそそいだ創作物は、エネルギー保存の法則に則らないとある。だが、精神的なエネルギーは物理エネルギーではないから、こんなのは当り前ではないか。  まあ、時間の万能さゆゑの大切さを肝に銘じるうへでは、いい本だと思ふ。

    0
    投稿日: 2023.04.28
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    私たちは、金より地位、名誉より、「時間」が大切である事を分かりやすく語ってくれる一冊である。私は、セッカチだからよくわかる。是非、人糞製造機て終わらせないためにも一読を。

    0
    投稿日: 2023.04.06
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    初めて百田尚樹氏の本を読んだが、本書は当たりだった。 好き嫌いは別にしてこの内容は考えれば当たり前なのだが、日々の忙しさに追われている大人はなかなか実感しにくい中身だと思う。しかし、人生ってやっぱりそうなのだと思った。 いい内容の本だった。

    1
    投稿日: 2023.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    時間の長さは心で決まる 心理的な時間こそが真に重要な時間 物理的な長生きではなく、楽しい時間・心が動く濃淡のある時間で長生きをしたいと思った (以下、個人的に覚えておきたいこと) 好きなことを仕事にするのではなく、仕事を好きになる 達成感は過去の記憶をも塗り替える 言葉は人類が時間を越えるために作られた それによって知識は増えた ただ、心の成長は常にゼロからのスタート どれだけ金を積んでも自分の時間を買うことはできない 貴重な時間を退屈しのぎに使ってしまうことくらい虚しいことはないのかもしれない 世界の富を全て使っても20歳の1日を取り戻すことはできない 砂の落ちる速度は一生変わらない 今、この時間が最高の時である 恋愛の喜びは時間の共有にある 現状に対する馴化が早い人ほどエネルギッシュに行動する。社会の成功者と言われる人の多くはそうした人たち 成功者の共通点 時間を無駄にしない生き方をしている やることの優先順位を間違えない 今やるべきことを、今やる 仕事の量は、完成のために与えられた時間いっぱいに膨張する これは誰かが決めた時間に合わせて生きているということ 偉大な業績を残す人物たちはそんな時間に縛られない。 与えられた時間は無視して、自らの能力をいっぱいに使って仕事に取り組む 彼らにとって、与えられた時間とは「人生の時間=寿命」 時間の浪費を戒める先人たちが多い ・時間の浪費ほど大きな害はない ・賢い人間は時間を無駄にすることに最もいらつく ・成功者のほとんどは他人が時間を浪費している間に先へ進む

    0
    投稿日: 2022.10.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    物理的な時間は同じでも充実した時間を多く持てば長生きしたのと同じになる。 便利なものとは時間を短縮できるもの。浮いた時間は娯楽に回った。 過去の時間とは、感動にある。歳を取ると感動が少なくなる=時間が短くなる。感動が多いほど、中く生きたことになる。 中国の「欄柯」という話しがもとになって浦島太郎ができた。高速で移動すると時間がとまる=ウラシマ効果。 夢中になると、体内時計が止まるのではないか。 時間を求めるのではなく、楽しい時間を求めている。 好きなことだけをして生きろ、は欺瞞に満ちている。それは不可能。仕事を好きになる。仕事を好きになると楽しい時間になる。辛い時間も楽しい思い出になる。 達成感がない時間は、どぶに捨てたのと同じ。シシューポスの岩。 仕事は自分の時間を売っている。時間を売って金を得て、それで他人の時間を買う。 窃盗犯は時間を盗む。時間を消すことは罪が重い。 「永山基準」一人か二人であれば死刑にならない。 才能とは同じことを短い時間でできる能力。幼児期に一番伸びる。大器晩成はいない。天才は多作。 災害にあうと、旅行の申し込みが増える。 人類は言葉によって発展した。心は常にゼロからのスタート。感情のコントロールができず戦争が絶えない。 現代人は退屈を恐れる。 テレビのCMを考え出した人は天才。これのおかげで無料視聴が可能になった。 時間を共有することで感動が増す。映画館の例。恋愛は究極の時間の共有。しかし価値観の共有は錯覚。慣れによって、楽しさが減る。 慣れ=快楽順応。神経伝達物質の分泌が徐々に減る=時間による馴化。時間が人類に与えた試練。悲しみも同じ過程で減る。 仕事の量は与えられた時間いっぱいに膨張する(パーキンソンの法則)=締め切りを早めに設定する。 いつか出会う禍は、時間をおろそかにした報い。

    0
    投稿日: 2022.10.11
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    時間、自分の生き方について、新しい視点から見直すことが出来た。20代のうちにこの本に出会うことが出来て良かった… スマホによって、どれだけ時間をつぶしてきてしまつただろう。これからは「止まれ!お前は美しい」といえるものを沢山見つけていきたい

    1
    投稿日: 2022.09.19
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    時間という人生にとって最も大切であり、意味深いテーマ。 進化した現代の時間交換社会における個人の退屈時間の使い方を揶揄することで、筆者は時間の大切さを問うている。 究極な時間の使い方の目的は、幸せになるためであり、決して成功であることの必要はないと思う。

    0
    投稿日: 2022.09.11
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    タイトルから"成功のための時間術"といった内容を想像していたが違った。これは時間の価値をいろんな視点から見つめ直せる本だと思う。内容としては『Dai with Zero』寄りである。 一時期話題となった『LIFE SHIFT』が、人生100年時代、これから長寿化していく未来への心構えを持つための本であるとするならば。 こちらは太古に遡り、かつての人類が何を思って当時の寿命を全うしてきたか、現代との変化や、現代においても共通し重視しされるものは何かという人生の価値に向き合っている本だ。重視されるのは「限りある時間」、「今」この時間。読んだ後の人生は本質的な意味で延びることだろう。本書の最後の言葉はとても突き刺さるメッセージなのでそこは読んで欲しい。

    0
    投稿日: 2022.09.03
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    百田尚樹の時間観。 時間の大切さを切々と説いている。 時間は共有することで濃くなるという考えは面白かった。 「少年老い易く学成り難し」 「お前がいつの日か出会う禍は、お前がおろそかにしたある時間の報いである」

    0
    投稿日: 2022.08.19
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    金とモノを交換しているのではなく、実は「時間」 そのものを生みだすのにかかる時間こそが商品の価値。 ダイヤやゴールドが高価なのも、希少性ゆえではなく、それをみつけ掘り出す時間が莫大だから。 自分の時間を売って得た金で他人の時間を買っている。 「才能ある人」というのは時間を短縮することに優れた人であり、「努力する人」というのは時間を投入することに優れた人と言える。 (ウサギとカメが良い例) 現代人が最も恐れるのは「退屈」  印象に残った文章を抜粋したので、 感想というよりもほぼメモ書きに近い。

    2
    投稿日: 2022.07.31
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    世の中の全てのことは時間と結びつけることができると考えさせられた。 個人的には、なぜ殺人罪が1番重たい罪であるのかの答えが理解できた気がする。 残された自分の時間を無駄にせず、今やるべきことを今やるように意識していきたい。

    0
    投稿日: 2022.07.30
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    時間という概念を多角的に見ると、全てのことが時間と結びつくと理解出来た。 時間は黙っていても進む。置いていかれないように、いま何をすべきなのか考えていきたい。

    0
    投稿日: 2022.07.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回、この本を手にしたのは、「人生思い通りにいかないなあ」「これから先のことを考えて生きていかなきゃなあ」と三十歳を過ぎて、やっと考えるようになったからです。 わたしは、どちらかというと、やらなければならないことを先延ばしにし、人生を無駄にしてきたことが多いです。 これを読むと、気持ちを新たにがんばろうという思いになります。 特に「時間をつぶす」という言葉は、英語で言うと「kill time」であり、無駄な時間を何となく過ごすということは、「時間を殺している」ことになるんだという話を読んで、はっとしました。 自分を振り返り、これからの人生のことを考え直したい、きっかけがほしいと思っている人におすすめです。

    0
    投稿日: 2022.07.27
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    すべては時間が基準: 物理的な時間を長く生きる≠長生き 人類の発明品・楽しい時間を生み出すため 時間の長さは心で決まる 苦しい時間→楽しい時間 現代社会と時間: 金を盗む=時間を盗む 人類が戦続けてきたのは早さと重さ 時間・交換可能: 使わない金=石ころと同じ 言葉・時間を超える 時間を奪うもの: 娯楽・退屈を恐れる 時間を買わされる現代人 自殺≒究極の時間の投げ捨て 止まれ、お前は美しい!: 恋愛の喜びは時間の共有 慣れの恐ろしさ 芸術のみがエネルギー保存の法則を超える 成功→今やるべきことをやる

    0
    投稿日: 2022.07.10
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    「小学生の4年間と大人の4年間はなぜ違うのか」 大人になってから時間の経過が早過ぎて自分が追いついていない気がして悩んでいる時にこの本に出会った。 「風景が変わらないドライブは記憶に残らない」のと同じで、人生を振り返った時に感動と記憶が強く残る出来事は「長い時間」に感じて、何も残っていなければ「短い時間」に感じる。これは「時間の濃淡」に差が出ているということ。 大人になって、未知の経験もなく毎日がルーティーン作業なっているせいで、中身の薄い人生=あっという間に時間が過ぎてしまうんだと改めて思い知った。 驚きや感動の日々を送ること、イベントや経験を積むことで、人生を振り返った時に充実した時間となって「長い時間」を生きた実感が持てると、意識して残り僅かな20代を楽しみたいと思った…

    3
    投稿日: 2022.06.26
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    充実していない100歳より、充実している50歳。 好きな仕事をするのではなく、今の仕事を好きになる。

    1
    投稿日: 2022.06.24
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    百田尚樹『成功は時間が10割』新潮文庫。 『百田尚樹の新・相対性理論』を改題、文庫化。 人間には時間が最も大切であり、人生の長さはどの様に充実した時間を過ごしたかで決まり、様々な工夫により仕事に掛ける時間を短縮することが効率化につながるといったことが百田尚樹流に巧く整理されている。 また、人間の生活を時間という尺度に照らし合わせながら、論じている点が面白い。 昔、タイムマネジメントの講義を受けたことがある。仕事には個人単独で遂行する仕事と他人と共同で遂行する仕事の二種類がある。他人と共同で遂行する仕事、すなわち他人との納期の約束で成り立つ仕事を優先すれば、組織としての効率化につながるといった内容だった。それ以来、それを念頭に日々の計画を組みながら仕事をしているが、反面、納期の約束を守らない奴は駄目な奴と思うようになった。 現在は効率化や生産性を向上させる仕事を専任しているが、結局はムダな時間を如何にして省き、本当の仕事をしている時間を如何にして増やすかが重要だということが身に染みて解って来た。百田尚樹が論じているように仕事の成否は時間の使い方で決まるのである。 本体価格520円 ★★★★

    12
    投稿日: 2022.06.03