
もっと残念な鉄道車両たち
池口英司/イカロス出版
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総合評価
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powered by ブクログ・車両形式で説明されていることも多く、なかなか「確かに!」とはなれない。 ・近鉄あおぞら号があったら星は増えたはず。
0投稿日: 2023.08.30
powered by ブクログ高性能でありながら真価を発揮できず消えていった鉄道車両の私鉄篇。筆者の鉄道に対する強い思い入れポリシーを感じる一作。 国鉄車両も面白いが私鉄車両の傑作も面白い。画期的な車両でありながら会社、路線自体が衰退する例が非常に多い。モータリゼーション、特に地方で鉄道から車社会へ変わったことが影響している。今ならば、と思う観光列車も多い。 鉄道車両も考えようによっては単なる移動手段。マニア以外からは何が楽しいか理解不能だろう。近年問題の葬式鉄とか。 コストと利益、技術の粋である鉄道車両。筆者の強い思い入れが本書の魅力。ありがちな技術の解説本ではない鉄道のあるべきカタチへの思いが反映されている。 近年はJRも私鉄も車両の規格化が進んでいる。そんな時代だからこそ本書に登場する個性的な車両、今は乗ることができない、に魅力を感じる。
0投稿日: 2021.04.30
