「ハッピーエンドに弱いのよー」というセリフが頭の中で回った。 伊月と姉との仲の話は、瀬那と母との関係を修復するための伏線だった。この作者さんの因果の絡め方、本当に見事。 そして、四季を通しての料理がいい。彩り、五味、香り、歯触り、温度、旬の素材。食べる人の好みに合わせた料理法と、皆で過程を楽しむ焼き芋や御節供。日本の文化ここに極まれり。 楽しめました。