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入れ子細工の夜
入れ子細工の夜
阿津川辰海/光文社
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総合評価

11件)
3.4
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5
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    作家と訪問者の行き詰まる神経戦を発端に、読者の認知を極限まで揺さぶる「騙り」の大逆転劇。 奇想に満ちた短編集。 コロナ禍を背景にしたミステリ4作が収められた短編集です。 どの話も趣向に富んでいてバラエティ豊か。 ミステリの話がそこかしこに出てきて、若干衒学趣味的な雰囲気も感じますが、作者さんのミステリに対する知識や愛もよく分かり、被害者も出てるのでちょっと不謹慎ですが、コメディ色強めで楽しいです。 作中に名前が出てきたミステリも読んでみたい。 個人的には、ミステリの「犯人当て」を入試に組み込んだ『二〇二一年度入試という題の推理小説』と、全日本学生プロレス連合の総会で事件が起こる『六人の激昂するマスクマン』が好きでした。 こちらの本の中でもとくにコメディ色強めな気がします。 『二〇二一年度入試という題の推理小説』は、受験問題にしては色々グダグダすぎてシュールな笑いがこみ上げてきます(受験生にとっては笑い事じゃない)

    23
    投稿日: 2025.10.08
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    今更まだコロナの話しかぁと思いつつ巻末を見たら 2021年に発表された作品だった それならしょうがないよね 表題作の「入れ子細工の夜」はちょっとしつこ過ぎて 胸焼けがしそうだった

    0
    投稿日: 2025.06.16
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    「透明人間は密室に潜む」が面白くて読むのを楽しみにしていた作品!それと同じというかそれ以上に奇想なミステリーでした。 帯に進化系ミステリーとありましたがまさに進化系!反転また反転で目まぐるしく続く短編は装丁のよう。 どの短編も他では読めないミステリーなので奇想天外の世界を楽しみたい方はぜひ!

    3
    投稿日: 2025.05.31
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    全編別の趣向を揃える短編集というのに、前回同様脱帽。もちろんお気に入りは、入試が謎解きになっちゃう「二〇二一年度入試という題の推理小説」。「六人の激昂するマスクマン」も阿津川辰海の上手いパターンだよね。ジャイロ面白いことやってるんだな〜。

    0
    投稿日: 2025.05.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    も~~~だいっすき!!短編集は辰海の突拍子もない大胆な話が堪能できるから最高。 「危険な賭け 〜私立探偵・若槻晴海〜」 四作の中だと一番ビミョーだったかも。またクセツヨな奴が最後に現れた。 「二〇二一年度入試という題の推理小説」 めっちゃ好き。大学教授の謝罪文(という名の言い訳)は思わず笑ってしまった。Twitterの変なやつもコイツだったのか!と思うと納得。 最後のオチがよかった。フィクションの謎は解けても、現実には飲み込まれてしまったか……。 「入れ子細工の夜」 行ったり来たりの推理が面白かった。結局どっちが犯人なんだ!?と思っていたら斜め上の展開に拍手。 「六人の激昂するマスクマン」 前回の短編集でも好きだったアイドルファンの話と似てる。これが一番好きだった。真相はすこし悲しかったけど、結論に至るまでの大学生のやりとりが小気味いい。最後のタイトル回収はお見事。 いやーおもしろかった。次はどんなクセのある話を読ませてくれるのだろう! 楽しみです。

    1
    投稿日: 2025.05.07
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    前作の透明人間より断然好みな短編集(4話)でした! ミステリ好きにはたまらない古典(クイーンなど)〜現代(有栖川など)ミステリの知見が多く非常に捗りました! 2話目の「ミステリの謎解き問題」が入試問題として出題される話が特に面白く星5でした! 阿津川先生もミステリ大好きなんだろうなと感じさせられる一作です。

    7
    投稿日: 2025.04.26
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    入れ子細工の夜 #読了 #読書好きな人と繋がりたい 作家と訪問者の息詰まる神経戦を発端に、読者の認知を極限まで揺さぶる「騙り」の大逆転劇。 斯界の話題を独占した『透明人間は密室に潜む』から、奇天烈な発想領域は更に拡大!ハードボイルド、異常入試問題、二人劇、学生覆面プロレス―4篇の短編集 ⭐︎2.6

    0
    投稿日: 2025.04.24
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    ミステリ短編集、全4編 あとがきや法月綸太郎先生の解説から引用すると、 ・多彩な形式 ・心は本格 ・一作ごとに完全燃焼 に加えて ・世相を反映しつつ堅苦しくない という、4つの基本姿勢で作られた短編集となっています さらにまた巻末からの引用になりますが、千街晶之さんは『ミステリーズ/山口雅也』『どんどん橋、落ちた/綾辻行人』を引き合いに出して評論していたそうで、そちらを読んだ事がある方ならなんとなくこの一冊の雰囲気が掴めるのではないでしょうか

    6
    投稿日: 2025.04.23
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    予測不可能なハードボイルド、「犯人当ての推理小説」を必須科目にした異常な入試問題、二転三転どころじゃない二人劇、覆面プロレスラー達による抱腹絶倒の推理劇の四編の短編集で、どの作品も阿津川先生のトリックスターぶりとミステリー愛が詰まったものばかりで面白かった。

    0
    投稿日: 2025.04.04
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    アイディア満載というか、どこかで出したいミステリーマニアの発想の塊をぶっ放しました、と言わんばかりの好き放題だった。どれもこれもミステリー軸のややこしい話ばかりで、真剣に読む重い長編疲れの合間に読むのにちょうど良さそう。作者のストレス発散にも感じられる向きがあるが、まあそれも良いんじゃないかな。すごく楽しんで書いてそうに思った。

    17
    投稿日: 2025.03.31
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    コロナ禍の話を書いた4辺の短編集 ちょっとひねりすぎていて、自分には響かなかった部分がある。 この本自体の再読はいらないかな? hk

    2
    投稿日: 2025.03.23