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黄金の人工太陽 巨大宇宙SF傑作選
黄金の人工太陽 巨大宇宙SF傑作選
J・J・アダムズ、チャーリー・ジェーン・アンダーズ、トバイアス・S・バッケル、ベッキー・チェンバーズ、ヴィラル・カフタン、ジョゼフ・アレン・ヒル、アダム=トロイ・カストロ&ジュディ・B・カストロ、キャロリン・M・ヨークム、アラン・ディーン・フォスター、カール・シュレイダー、A・マーク・ラスタッド、ショーニン・マグワイア、アリエット・ド・ボダール、リンダ・ナガタ、ユーン・ハ・リー、カット・ハワード、ジャック・キャンベル、カメロン・ハーレイ、ダン・アブネット、赤尾秀子、新井なゆり、市田泉、大島豊、小野田和子、金子浩、小路真木子、中原尚哉、原島文世、細美遙子/東京創元社
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総合評価

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    スペースオペラな短編集 時空の一時的困惑  禅と宇宙船修理技術  甲板員、ノヴァ・ブレード、大いに歌われた経典 晴眼の時計職人 無限の愛 見知らぬ神々 悠久の世界の七不思議 俺たちは宇宙地質学者、なのに 黄金の人工太陽 明日、太陽を見て 子どもたちを連れて過去を再訪し、レトロな移動遊園地へ行ってみよう! 竜が太陽から飛び出す時 ダイヤモンドとワールドブレイカー カメレオンのグローブ ポケットのなかの宇宙儀 目覚めるウロボロス 迷宮航路 霜の巨人 大分じっくり読んだけど、忘れた頃にもう一度読みたい。

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    投稿日: 2023.12.09
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    2023-06-17 絢爛豪華。ポストヒューマンものからミリタリーもの、銀河帝国ものからジェンダーものまで幅広い。昔懐かしのテーマもちゃんとアプデされていて読み応え抜群。

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    投稿日: 2023.06.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん、看板に偽りあり。 まず、邦題では「傑作選」と銘打っていますが、編者の序文を読むと、収録作品全てが編者の「『センス・オブ・ワンダー』を書いて欲しい」というリクエストに当代のSF作家が応えた描き下ろしであることがわかります。「傑作選」って、普通のイメージでは既存の発表作からレベルの高いものを選抜して編纂する、ってイメージじゃないの? それに加えて、収録作品中、「巨大」でも「宇宙」でもない作品が多いです。もっと往年のスペオペ的な、「どーん!ガーン!ババーン!!!」なスケール極大な作品を期待してたんだけどなぁ、加藤直之氏のカバーアートばりに。なぜこのアンソロジーに「巨大宇宙SF傑作選」という肩書をつけたのか?担当者を捕まえて、小一時間問い詰めたいです(笑)。 ただ、最近一部で流行の「ネオ・スペース・オペラ」ってこういう感じなのかな、という感触を得ることはできました。 往年の20世紀中盤あたりの、バカみたいに世界観のスケールが大きくて、笑っちゃうぐらい強いヒーローが登場して、とんでもなく強い悪漢をバッタバッタとなぎ倒す、あの爽快感はないです。どの作品もこじんまりとして優等生的で、良くも悪くも「今風」。詩情すら感じさせる作品もあり、何よりも表題作「黄金の人工太陽」が、AI搭載の人工太陽が自ら滅ぼした惑星の住民に詫びるために人型の擬体に自らを転送して世界を経巡るという、リリカルさ極まりない作品( ̄▽ ̄)まぁでも、これが時代の空気なのかもしれませんね。 看板に偽りあり、と評したのは、古いSF者である鴨の思い込みも多分にあると思われ、ゼロ年代以降の若きSF者には面白く読めるアンソロジーかもしれません。

    1
    投稿日: 2022.11.14
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    巨大宇宙SFってなんだ? と思っていたら、スペオペでした。あとがきではスペース・オペラを連呼しているんで、禁句と言うことはないと思うが、背表紙や帯の惹句には、どこにもスペオペとは書いてない。なんとなく不思議。 で、中身の方はニュー・スペース・オペラ以降の、アクションSFが主軸。一昔前のスペオペ・アンソロジーなら、もう少しB級感というか、やさぐれた感じを出してきたような気がするが、これはこれでいい。ただ、これはお約束なのか、どれほどとんがったSFガジェットをてんこ盛りにしていても、人情とか、家族関係なんかは今と変わっていない設定のお話がほとんど。多少の違和感はある。

    0
    投稿日: 2022.06.20