
病み、肥え、貧す~有害化学物質があなたの体と未来をむしばむ~
レオナルド・トラサンデ、中山祥嗣、斉藤隆央/光文社
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総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うーん、難しい…。 まず、基本スタンスとして不安を煽るような内容の本はだいぶ警戒して読むべきと思ってる。ただ、本としてはしっかりしているので、誠実として受け止める必要はあるかな、という感じ。 内分泌撹乱物質(EDC)がもたらす危険と、それをどのように避けるかという指南書。 IQ低下や精子減少は総合的な目で見るしかなく(例えば晩婚化)、一概には言えないけど少なくとも「良い影響を与えることはない」ってことなんだろう。 本書の中で度々挙げられているレイチェル・カーソンの『沈黙の春』は「感性に訴えるものの、科学書としては…」という認識だったけど、ちょっとここらへんは精査が必要かな。
0投稿日: 2024.08.11
