
祝祭の陰で 2020―2021 コロナ禍と五輪の列島を歩く
雨宮処凛/岩波書店
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総合評価
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powered by ブクログ大マスコミ(インターネット拡散の今、死語に近い言葉?)では 先ず 報じることのない「日本の今」、帯の言葉を もらえば「取りこぼされた人々の声」の聞き書き。 改めて 何も考えずに ぼーっとしていれば 垂れ流される 日本の今の報道は 強烈な作為が働いているのだなぁ と いまさらながら 思ってしまう かの「アンダーコントロール」は 日本の大マスコミにこそ 使われているのだ と 実感!
1投稿日: 2022.06.10
powered by ブクログオリンピックとコロナ。その陰で続く市井二元人のあきらめない生きる営み。不均衡なこの日本の歪みが見え出す。 オリンピックとコロナ政策の総括を待つ
0投稿日: 2022.05.25
powered by ブクログ「可視化」という言葉は見逃せないキーワードだなと思った。これほどまでにすべてが露出/露呈した世界でさえも、探れば語られていない(あるいは、私たちが心のどこかで聞くのを拒む)ニュースはわんさとある。この本に収められた真実の数々を読み、どこかで私は「コロナ禍」や「貧困化」を諦めとともに是認していたのかもしれないなと思った。雨宮処凛は(例えば取材対象の元ミュージシャンのファンを公言して)なあなあの是認を拒み、彼らとともに立ち上がろうとする。急ごしらえの感が否めない本だが、侮れない強度を感じる。私に何が出来るのか
0投稿日: 2022.05.11
