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百万のマルコ
百万のマルコ
柳広司/集英社
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総合評価

8件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    〇初版の方で読みました。新版は新しいお話しが追加されているのか!読みたい。 〇二度目です。当時の世界情勢を知りたいし、『東方見聞録』も読まなくちゃ 〇マルコはフビライのもとにたどり着けたかな? 新入りの囚人、マルコ・ポーロは退屈しきっている囚人ちをその話で外に連れ出してくれる マルコの話の結末をあてることが出来るか 「百万のマルコ」  “黄金を他国のものに与えてはいけない”“黄金を他国のものと交換してはいけない”ジパングから、マルコが黄金を持ち出した方法は? 「賭博に負けなし」  大ハーンとの競馬三番勝負、大ハーンの国内最高の馬たちになぜマルコは勝てたのか 「色は匂へど」  開けてはいけない〈闇の間〉を異国の男はなぜ開けてしまったのか 「能弁な猿」  3人の王子はなぜマルコが猿と話せるかを尋ねたのか 「山の老人」  正しい言葉を話せばひと思いに斬り殺される、間違った言葉ならばなぶり殺される。マルコはなぜ生きることが出来たのか   「半分の半分」  大ハーン以外に跪拝してはいけない。しかし 訪れた国の王に跪拝しなくてはいけない。   「掟」  持つものは持たざるものに、酒を飲んではいけない。砂漠の道行きで酒しか持っていなかったマルコは…。 「真を告げるものは」  世界一の絵描きとの勝負。賭けるのは命。画伯マルコは? 「輝く月の王女」 月よりも美しく強い姫に大ハーンの孫が勝負を挑んで負けた。ギャフンと言わせたいという孫王子に、マルコは請け負う。 「雲の南」  その国に派遣された使者は、誰一人として戻らなかった。マルコが「答えられなかった」問いとは?   「ナヤンの乱」  叔父ナヤンが立て籠もった難攻不落の城を、タタール人の偉大な王となる若きフビライは、糸やお椀や板を使って、どのようにして一夜で陥落させたのか。 「一番遠くの景色」  タタール人の星見の者たちが見た「この世で一番遠くの景色は何か?」父と叔父が問い、マルコが二年間かけて準備した答えは? 「騙りは牢を破る」  かくて、マルコは牢の中の私たちを外に連れ出した。

    1
    投稿日: 2023.02.09
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    普通に読んでも何がおかしいのかピンとこなくて、正解を読んでから戻って読み返し、そのうち途中の賑やかしパートは飛ばす始末…。

    1
    投稿日: 2022.10.01
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    えー、マルコポーロって こんな人だったの? すっごい頭脳の人じゃない そりゃあもう マルコポーロか一休さんかって感じ 毎度毎度の難題を ちょっと角度を変えることで なんなくクリアしていくところがすごいね ただ… 短編小説の総集ということで 毎回同じ説明があるのが鬱陶しい 半分くらい読んだあたりから その部分は飛ばし読みしてしまった

    0
    投稿日: 2022.06.15
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    何が『百万』と思い、蓋を開けると面白い話が次々と出てきます。 イタリア好きの私には、登場人物の設定から興味津々で(名前・出身) 、毎回の話に笑いを抑えながら楽しめました。

    1
    投稿日: 2022.06.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一気読みするより、少しずつ読んでいくのが向いている小説だった 一気読み用に買ってしまったのでやや後悔、時間をおいて読めばよかった… それぞれの章の冒頭にルスティケロがなぜこの場所にいるのか、これから話すのはこの間やってきた襤褸を纏った謎の男〜の紹介が入るのでややくどいが、話はどれも面白い 東方見聞録の実際の編纂者の名前がルスティケロ 小説の中で年長者の物書きの名前もルスティケロ 妙な親近感を感じながら各章を読んだ ミステリというよりかは旅人の話を聞くスタンスで読み進めたので謎解きはせずにそのまま解決編へ 恥ずかしながら東方見聞録を読んだことがないので、今年中に読んで再度この小説も読みたいな〜

    4
    投稿日: 2022.05.21
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    「百万の」とはホラ吹きのこと。ジェノヴァの牢に囚われたヴェネチアのマルコ・ポーロと、物語作者ルスティケロとの出会いにより邦題『東方見聞録』が著された史実を基にした物語。ホラ吹きマルコという別名を持つことを知って本書を入手した。各話は、事実と虚構が入り混じった世界で、持ち前の機知、頓智によって切り抜けるもの。それは世界各地に伝わる落とし噺の集大成と言えなくもない。「四面楚歌」や大岡裁きのように、中国の故事に出典を求められるものも多そうだが、マルコの創作力とルスティケロの編集力が抜群だったのだと思えた。

    2
    投稿日: 2022.05.19
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    マルコが牢で語る不思議な国の奇想天外な謎の短編集。 1つ1つの話は長くないので、サクサク読めるのだが、続けて1冊読むのはちょっと飽きる。 たまにこの1話という感じで読むのに適している気がする。

    0
    投稿日: 2022.04.29
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    形式のきちんと決まったミステリー。なるほど、矛盾する要素を確立させて結果を出すというトンチになるほどと感心すること然り。ズルと言われればそうかもしれないけど、そういう機転が利かないと諸外国と渡り合うとかは難しいのだろうなぁと思ったり。 最後、牢から出てしまった後マルコは王のもとに戻れたのだろうか?なんて少し考えてしまいました。

    0
    投稿日: 2022.04.21