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企業と経済を読み解く小説50
企業と経済を読み解く小説50
佐高信/岩波書店
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総合評価

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     いつも利用している図書館の岩波新書の書架をつらつらと眺めていたら目につきました。  本書は佐高信さんによるブックガイド。タイトルそのままの内容で、今後の本選びの参考に手に取ってみたのですが、本書で取り上げられている各作品が描くエピソードや佐高さんのコメントは、どうも1,2世代前の時代観を引き摺っている印象です。紹介されている著作は「企業歴史小説」といった色合いですね。

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    投稿日: 2025.05.02
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    知らない作品がいっぱい。 およそ手に取る機会の少ないジャンルが紹介されている。 なかで『紙の城』をさっそく読んでみた。他の作品も読んでみなくちゃね。

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    投稿日: 2022.03.19
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    読んでいて気分が悪くなる。まるで犯罪事例集のようである。「企業と経済を読み解く」となっているが、これらの小説だけを読んでいると、企業も経済も、ある一面的なとらえ方しかできなくなっていくだろう。大多数のもっと平凡でよい会社、それを支える良い人たちが社会を支えている。私が最も気に入らないのは、「ひどいでしょ。残酷でしょ。どうだ。どうだ」というばかりで、「どうすべきかは皆さん考えてください」、「私(たち)は正しいんですよ」といった態度である。

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    投稿日: 2022.02.14
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    氏のブックガイドということで入手。通読してみた第一の感想として、小説でまで経済関係のものは読みたくない、っていうこと。実際に手に取ることも圧倒的に少ないジャンルなんだけど、こうして代表作・作家を並べられると、いかに馴染みのないものかってのが痛感される。既読作品は”火車”だけだし、既読作家も数えるほど。モデルとなった事件や会社をイメージできればこそ、っていう紹介がなされているし、選者も経済の勉強のために読み漁ったとも書かれているし、本作の恩恵に与れる層は限られるのかも。前作のノンフガイドとは対照的に、本作からはピックアップゼロでした。

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    投稿日: 2022.01.12