全体的にふわっとしてる。 設定面白い。 魔素という概念とか、それを使ったいろんな設定とかは、作品世界に深みを出すのに一役買ってて、前半はにその面白さでどんどん読んでた感じ。 ただ、副詞の使い方違和感感じるところがいっぱいあって、これはどうしようもない。 ひっかかりながら読み進めたけど、どうも最後まで至るところに散見して駄目だった。 それでも、登場人物に心掴まれるような魅力があれば、良かったんだろうけど、ヒロインちゃんもヒーローも、悪くはないんだけど、決定打に欠ける。 ストーリーも、何もなくはないんだけど、大きな山がなくて、ハラハラもドキドキもしない。 という、ふわっとした感じ。 悪くはない。 でも、最後は読み飛ばし。

無自覚でヒロインとアルマンドの出会いフラグを折っていたオフィーリア。アルマンドに必要とされていることは理解しているけれど、自分はヒロインではない。だから愛される訳がない。と思い込んでいるのが悲しい。アルマンドの想いは、周りから見れば一目瞭然なのに。オフィーリアはアルマンドをコントロールできない魔力から、アルマンドはオフィーリアを周りの悪意から、それぞれ守っている２人を見るのは楽しかった。オフィーリアが、自分はアルマンドに相応しくないと思うことがあっても、アルマンドがオフィーリアを手放すことはなさそう。