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火星の人〔新版〕 上
火星の人〔新版〕 上
アンディ・ウィアー、小野田和子/早川書房
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総合評価

121件)
4.4
52
43
12
1
0
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    プロジェクトヘイルメアリーに続いて2冊目。面白いのは前作でも映画でもわかっていたが、予想を裏切らず。最初のうちはゆっくりと読み進めていたが真ん中あたりから止まらなくなった。話的にはあり得そうだしそれほど難しくもなく。まさにおすすめのスペースオペラという感じです。下巻もこの調子で読めるんじゃないかな。

    0
    投稿日: 2025.10.01
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    主人公のガッツがすごい でも全然暑苦しくない 宇宙飛行士になるような人はこういうメンタルなんだろうなというリアリティもあり、ずんずん読める   最悪だ。もう死ぬ!   よし、おちつこう。絶対なんとかなる。  (p.62) ここが好きすぎる このメンタル見習いたい しかしこれ、どうなるんだ… 下巻に進みます よし、おちつこう 絶対なんとかなる

    0
    投稿日: 2025.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大大大ピンチなのに、マークめっちゃいいヤツだし文体が軽妙だしで全く悲観的じゃない。 置いて行かれて絶望的なのに、時に悪態をつきながらもこんなに前向き。この状況をこんなにワクワク読めるなんて! 「火星の人」はさらに地球側の大健闘もアツい。思ったより早く地球側もマークの生存に気づくのですが、私もミンディと一緒に「あああ…」(行きてるじゃん!!)の気分を味わえた。ここ最高。 一気に下巻へ!

    1
    投稿日: 2025.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    軽口を叩くが堅実的なワトニー ストーリーを読んでいくだけで、ワトニーの説く教訓を実感できるような自己啓発味もあるSF ・一つずつやっていく ・計測と計算が大切 ・要所を真面目にする事で得られる信頼 要所をうまく扱える点において処世力があると個人的いは嫌味ったらしくも感じてしまった だがアクシデントに次ぐアクシデントで、本人の日記という形式もあって臨場感は抜群だ

    0
    投稿日: 2025.09.15
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    主人公ワトニーの底抜けのポジティブさ! そしてクリエイティブに問題を解決するスキルには圧巻です。 すごっ!そこまで出来ちゃうの?それで良いの?みたいな。彼が生きてると分かって地球の人達が沸いてるのも面白い。 大部分がワトニーの日記形式だけど、地球パートは普通の第三者目線。

    1
    投稿日: 2025.09.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公のキャラがすごい好き。常に前向きだから 言葉遣いとかほんとに楽しい人だなって思う。 あと一人残された状態でも希望を捨てないのはすごいなと思う。じゃがいも育てることできてこれ行けるか??って思った時にエアロックが破裂、、絶望感凄かった にしても打ち上げ失敗しちゃったな〜これからどうなるんだろ

    1
    投稿日: 2025.08.20
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    冒頭の一文から、世界に惹き込まれる。主人公の発想力、大胆さ、そして明るさ。フィクションと分かっていても、尊敬する人にマーク・ワトニーを挙げたくなるほど、強い憧れを持った。

    12
    投稿日: 2025.08.17
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    映画オデッセイの原作と言うことで読んだ本作だが爽快なスポ根SFサスペンス。根底には科学に対する愛が流れている。主人公が知識とガッツと根性でいくたびも来る困難を乗り越える姿がかっこいい。

    0
    投稿日: 2025.08.11
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    映画オデッセイの原作がプロジェクトヘイルメアリーと同じアンディ・ウィアーと知り読みたくなり 手に取りました。映画よりも心情描写が手に取るように解るので全く違った作品に感じます。 レポートのような書き方になっていて読み易く、過酷な環境下なので絶望する事が多いですが、冗談も多いので読んでいて気持ちは重くなりません.Y. プロジェクトヘイルメアリーの時も感じましたが、小野田和子さんの翻訳も上手だから惹き込まれるんでしょうね✒️ 下巻へ行ってきます✈︎

    6
    投稿日: 2025.08.07
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    火星にたった一人で生き延びるという設定が、SFやサバイバルとしてわかりやすくて面白い。火星での行動が日誌形式で綴られるが、比喩やジョークのアメリカ独特の言い回しに惹かれた。孤独に苛まれそうな日々でも、ワトニーは持てる力を総動員して生き延びる術を模索していく。ハブやEVA、ローバーなどの宇宙機器や装置の詳しい記述が現実味や臨場感を与えてくれる。また、植物学者とエンジニアとしての知識をもってジャガイモを栽培するパートがとても興味深かった。ヒドラジンを用いた水の生成やバクテリア入りの土壌作りなど、試行錯誤し適切なリスクを取り、科学の可能性を最大限に広げる試みに夢中になった。 地球のNASAの人々が、持てる全てを動員してブラック気味に働く姿もとても良かった。 まだまだ想定外の困難が待ち受けているのだろうが、下巻が楽しみで堪らない。

    15
    投稿日: 2025.06.22
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    地球から2億2530万キロ離れた火星にひとりぼっち。 そんな主人公の孤独と苦労がひしひしと伝わる。 しかし、それ以上に「問題は一つ一つ解決しよう」と自らの技術・知識を駆使して生き延びていく主人公の前向きさや、絶望に負けないユーモアに救われる。 映画『オデッセイ』の原作。 マット・デイモン主演の映画も必見です。

    0
    投稿日: 2025.06.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白い。 プロジェクトヘイルメアリーが面白かったので、楽しみにしていた本。 一人だけ火星に残され、いつ命を失ってもおかしくない状況なのに、希望を捨てず、チャレンジ続けるところはすごい。 明るく前向きなのも私の好み。 地球と通信でき、涙を流すシーンは印象深かった。

    2
    投稿日: 2025.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    マークの機略縦横な火星生活だけでも非常に面白いが、地球上のNASAの不安や慌ただしさ、各人物の立場が組み合わさって奥行きもあり、とてつもなくワクワクする。 光明が見えてきたと思ったら、上巻の最後でアイリス打上げ失敗……。これからどうなっちゃうの〜〜??

    0
    投稿日: 2025.04.27
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    ワトニーがポジティブで安心して読んでられる。明るいプライベートライアン。基本は日記形式で進められるんだけど、ログに書いてない時間で落ち込んだりしてたんだろうか。でも後世の事を思って明るく書いてて偉い

    2
    投稿日: 2025.04.13
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    ヘイルメアリーで期待が高まり過ぎた。面白かったけど。火星に一人残された男が残された限りある資材でなんとか生き残る話。最後は展開早めだったからかイマイチ乗り切れず読み終わってしまった。

    0
    投稿日: 2025.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    著者:アンディ・ウィアー 原題:The Martian 発売日:アメリカ:2011年(日本:2014年) ジャンル:SF 2011年アメリカ(2014年日本)発売のアンディ・ウィアーによるSF小説。 2015年にはリドリー・スコット監督、マット・デイモン主演『オデッセイ』として映画化され世界中で大ヒットしています。 火星探査ミッションに参加した植物学者のマーク・ワトニーは、嵐によってチームとはぐれ、火星に一人取り残されてしまいます。彼は限られた資源と自身の知識を駆使して、地球との交信を試みながら、次の探査隊が到着するまで生き延びようとします。 一方、NASAは彼の生存を確認し、救出作戦を開始します。 刻々と変化する状況、予期せぬトラブル、そして地球との交信など、緊張感あふれる展開が続く中、物理学、化学、工学などの知識を総動員し、創意工夫しながら現実的に火星で生き残ろうとする彼の姿にハラハラし感動しました。そして絶望的な状況下でもマーク・ワトニーの決してユーモアを忘れない姿勢はとても魅力的で、世界の人たちが一丸となって見守るなか、僕もそのひとりとして応援しました。

    0
    投稿日: 2025.03.23
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    絶望的な状況の中、圧倒的ポジティブさと創意工夫で難局を乗り越えていく主人公。人類が宇宙で生活する上での苦労しそうな点も分かりやすいし、何よりイベントが多くて全然飽きない。宇宙飛行士に憧れた少年時代もあったが、確かにこのような強烈な個性や強さがなければやっていけないのだろうなと思う。 NASAを全知全能の組織ではなく、どこの大企業でもありそうなフラストレーションを含めて描いているのも素人的には良かった。

    0
    投稿日: 2025.03.20
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    プロジェクトヘイルメアリーが面白かったのと、宙わたる教室で背中押され。 面白かったけど、私理系でないからか具体的なサバイバル手段で脳内落ちてしまって没入しきれず。これきっとちゃんとわかる人には面白いんだろうなあ。 ヘイルメアリーん時も同じ感覚。私には素養がない

    11
    投稿日: 2024.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2024年12月18日、グラビティで、「図書カードをもらったのでおすすめの小説を教えてください」という女性がいて、この本をすすめてる人がいた。 「紹介だけしとくと、「火星の人」です!主人公は宇宙飛行士で火星に行くんですけど、突然きた嵐に巻き込まれ、仲間には死んだと思われて火星に置き去りにされてしまいます。しかし主人公は生きていて、植物学の知識を駆使して食糧などを確保していき(主人公は植物学者)、助けが来るまで頑張り生き延びる!みたいな話です。 すごく面白いのでもし興味があればおすすめです!ほんわり暖かい系ではないですけど、結構感動するし、仲間たちの友情など、素敵な場面たくさんあります!」

    0
    投稿日: 2024.12.18
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    上巻読了。 めっちゃ気になるところで終了。 急いで下巻を求めて本屋へ。 ない!? ふざけんな!紀伊〇屋!わしもネットで本を買うぞ!

    0
    投稿日: 2024.12.18
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    めちゃくちゃ面白かった…!これぞエンタメ小説…! あまり難しいことを考えずに、頭を空っぽにしてワクワクしながら楽しめる感じが好き。 私が前述した「難しいこと」が何を指しているのかというと、人の繊細で複雑な感情の機微を感じること、行間を読みとって言葉の残り香を感じ取ること、著者が提示する新たな価値観に対して自らの考えを問うこと、、等である。 この本には物理的な意味での「難しいこと」がたくさん描かれているので、それを読みにくい、と感じる人はいるかもしれない。 ただ、複雑な数学や化学、物語に出てくる部材の構造など、そこまで細かな内容を完璧に理解できなくても、「つまり今主人公のワトニーはこういう困難にぶち当たっているのね」、と大まかにでも理解できれば、この小説はとても楽しく読めると思う。 主人公のワトニーは、火星に一人取り残されて数年生き抜けなければ死ぬ、というかなり危機的な状況に追い込まれているのだが、終始ポジティブで、ユーモアに富んでいて、機転も利くし頭も良いけど、どこか抜けている。彼の状況は常に死と隣合わせなのだが、彼の言動と行動はセンスにあふれていて、何故かすごく笑える。 危機的状況の中で、グチグチ言いながらも、常に前向きに冷静さを忘れず(時にアホみたいなミスを犯しながらも)、一つずつ問題を解決していくワトニーはすごく魅力的な人柄だと思う。火星に取り残されるという大きなスケールの物語なのに、ジャガイモを栽培するとか酸素と水素から水をつくるとか、その中で起こるハプニング含め、やってることが物凄く地味なのも笑える。 彼が次はどんな困難にぶち当たって、それを彼なりの方法で解決していくのだろうかと、読んでいてワクワクする。何より笑える。 全世界が彼を助け出そうと、一つの目標に向かって一致団結している様子も平和で好き。 総じてめちゃくちゃ面白くて好きな小説だと思った。

    10
    投稿日: 2024.12.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    先にプロジェクトヘイルメアリーを読んでしまったのでどうしても比べちゃう。 こっちもめちゃくちゃ面白いんだけど、理科よくわからない人間としてはプロジェクトヘイルメアリー以上に状況が想像しにくい。でも主人公のジョーク言うところとか、フフッと笑えるところは好きなのでとりあえず上巻はすらすら読めた! 次下巻!てかなんてところで終わらせるんだ!

    0
    投稿日: 2024.12.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    8年以上積読してようやく読んだ。 自分以外のクルーは火星から先に帰還して、一人だけ取りされた宇宙飛行士が火星で生き延びられるのか、地球には帰れるのかという話。(どうせ生き延びられるし、帰れるに決まっている) マークだけがなぜ帰れなかったのか、帰還船の船長はなぜマークを残して帰還するという決断をしたのかといったあたりの細かい部分まで不自然な点がないようにシナリオが練り込まれているのはすごいと思った。科学的な考証も綿密になされているようである(たぶん)。 文章だけでは状況がイメージしきれない場面が結構あるのと、マークのセリフにジョークが多すぎるのがマイナス点。どちらもアルテミスやヘイル・メアリーでも同じなので著者の個性としてあきらめるしかない。図解があったりもっとハードな内容だったりしたらなおよいのになと思ったりはする。 火星に取り残された以上、計画よりもはるかに長く滞在しなければならないので、酸素、水、食料の確保が問題になる。そこは持ち前の楽天主義、植物学者としての能力、創意工夫によってなんとか解決していく。困難を乗り越える必要があったり、たびたびトラブルに見舞われたりするが、なんとか解決する。どうせ解決するのだろう思って読んでいるので、残念ながらハラハラしたりはしない。どのように解決するのかは一応興味深く見守る。 上巻の前半はマークが火星での生活を確立し、地球との交信を復旧させるまでで、マークの日記のようなもので構成される。地球との交信ができるようになってからは、NASAの人々によるマーク救出計画が主体となりマークはあまり出てこなくなる。一足先に地球に向かう他のクルーは途中までマークは死んだものと思っていてほとんど登場しない。 一時はあとは救出船が来るのを待つだけという状態にまでなったが、再びトラブルが起こり、地球からの食料補給も失敗し、このままでは飢え死には免れない、となったところで上巻が終わる。

    0
    投稿日: 2024.12.04
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    今、話題となっている「宙わたる教室」の原作本を読了したのですが、その中で出てきた、「火星の人」という翻訳本がすごく気になったので、普段はSF小説は全く読まない私ですが、今回購入して読んでみることにしました。 上下巻ともに読了しての感想ですが、ハラハラドキドキの連続で、本当に面白かったです。 火星での有人探査時のアクシデントにより、主人公のマーク・ワトニーが、たった1人で火星に取り残されるというところから物語は始まります。 食料も限られており、地球との交信も全くできない状況下で、マークは植物学者及びメカニカル・エンジニアとしての豊富な知識と柔軟な発想で、幾多の困難を乗り越えていきます。 本書は、マークの日々の日記形式の文章と、地球でバックアップするNASAの職員等の会話を描写したシーンが織り交ざっているのですが、断然、マークの日記形式の方が楽しめました。 なぜなら、マークはユーモアセンスが抜群で、絶望的な状況に陥っても、決して諦めなかったからです。ある意味、楽観主義者なのかもしれませんが。 そのあたりの描写表現がとてもうまいと感じました。 ただひとつ、私にとっては火星での探査設備等の用語自体を見るのが初めてだったので、うまくイメージできないものが多数あり、やや読みこなしに時間がかかってしまいました。 ここの部分は、私だけでなく他の方も同様なケースが多いと思いますので、冒頭に簡単なイラスト程度でも添えてもらってたらな~とは思いました。 まあ、些細なことですが。 この本を読んで、今後、映画化されている「オデッセイ」も観てみようと思っています。 あと、この本を読んだ後に、「宙わたる教室」の第3話「オポチュニティの轍」を原作本で読むか、NHKドラマ「宙わたる教室」第3話を観られることを強くお勧めします(既に観られている方は、本書を読んだ後に、再度観られるといいと思います。)。 私は、特にNHKドラマを観て、第3話の最後の方で涙が出てきました。 本書の感想とは全くの別にはなりますが、「宙わたる教室」の原作本もすごく感動しますが、NHKドラマの方も本当に良質なドラマで感動すると思いますので、皆さんも是非、読むなり、観ていただけたらと思います。 絶対に損はしないと思います。

    1
    投稿日: 2024.12.04
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    とっつきにくい! いきなり意味のわからない言葉が説明なしでドンドン出てくる。 「ソル6」ってなに? 「アレス2」?「ヘルメス」?「ハブ」、「MDV」、「MAV」? 「通信アレイ」に「EVA」 分からないままに読み進めたり、ググって(古い表現?)見たり。 とにかく手がかかる。 けれども「面白い」のだ。 火星に1人残されて生きる道を探り出す。 孤独なはずなのに前向きで明るい。 以前観た映画「オデッセイ」の原作であるということを本書を購入してから帯で知った。 今Amazonプライム・ビデオで映画と並行して読み続けている。

    1
    投稿日: 2024.11.18
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    感想は下巻で! ハッピーで楽天的な性格は全てを好転させる。そして勿論、広範囲な知識も。 何度も出てくる「生きてるから勝ちだ」の台詞いいなぁ。

    1
    投稿日: 2024.10.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    著者アンディウィアーの『プロジェクト・ヘイルメアリー』では、地球との交信はなかったと記憶しており、本作『火星の人』でもワトニーが1人で日記を書き続けるのだろうと思っていた。 だからこそ、NASAがワトニーが生きていることを発見し、通信できたことが衝撃だった。あぁ、そのパターンもあるのかと、驚いた。 下巻への繋げ方も上手い。ワトニー救出のためのロケットは失敗に終わってしまい、落胆しているところにワトニーからこんな連絡が入ってくる。 「ワトニー:打ち上げはどうでした?」

    2
    投稿日: 2024.07.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公ワトニーの日記形式で話が進み、ちょっと飽きてきたころにNASAが衛星画像でワトニーの生存を知り、公表されて世界中が大騒ぎになるところから一気に面白くなった。 ヘイル・メアリー同様、トラブルに対応する知識、情報量が多く、組織のなかで個性的なメンバーがそれぞれの役割を果たしながら、大きな計画を動かして行く流れが上手いと思う。下っ端のミンディの呼び出しにヴェンカトが応じて話を聞くところと、計画途中のプロジェクトから部品を横取りしてロケットを急造して打ち上げる話が良かった。 世界中が注目するなか、威信をかけてワトニー救出計画を進めるNASAの緊迫した様子と、脳天気なワトニーとの温度差が面白いものの、ワトニーの寒いジョークがノイズになって主人公がイマイチ好きになれなかった。寒いだけならまだしも、お前らの母親は娼婦だは主人公の言葉とは思えないし、出版社はよく許したなと思う。 「あらすじ覚え書き」※ネタバレあり 火星に人間を送り込んで調査、実験を行うアレス計画。その3回目のミッションで火星探査に訪れたアレス3のクルー達だが、突然の砂嵐でMAV(火星上昇機)転倒のおそれが出てきたため、ルイス船長は地球への帰還を決定する。MAVへ向かう途中、折れたアンテナにスーツを貫かれた植物学者ワトニーが行方不明となる。 運良く生き延びたワトニーだが、他のクルーはすでに火星を去ったあとだった。アレス4のクルーがやってくる4年後まで生存できれば救助の可能性があるが、ハブ(居住施設)にはクルーが50日過ごすための食料しか残されていない。ワトニーは残されたもので土や水を作り、ハブの内部でジャガイモを育て始める。 ローバー(探査車)で旅に出たワトニーは、1997年の火星探査計画で通信途絶した着陸機パスファインダーを掘り起こして修理する。NASAとの通信を回復させ、衛星画像によって自分の生存が世界中に知られていること、自分の救出プロジェクトが進んでいることなどを知る。火星の食料はアレス4の到着までもたない。ワトニーの元にある食料は462日分。物資を乗せたMDV(火星降下機)が火星に到着するには414日かかる。NASAは計画途中のブースターを転用してMDVを打ち上げるが、予期せぬトラブルによりロケットは墜落してしまう。

    1
    投稿日: 2024.07.27
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    火星に一人取り残された宇宙飛行士のサバイバル。 結構 前に読んでいた。最近、やっと映画を鑑賞。豆栽培と記憶していたが芋だった。

    0
    投稿日: 2024.07.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻まで読了。 火星に取り残された宇宙飛行士が、生存のために奮闘する様を描くSF長編。 専門的な知識に関する描写は理解が難しいけれど、主人公のユーモラスな語り口でどんどん読ませられてしまった。

    1
    投稿日: 2024.07.03
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    科学的な話はあまり理解できず話半分で読み進めていたがそれでも面白い。主人公のキャラクターが良くて、緊張と緩和が心地良い。下巻の展開が読めるけど、それでも読みたくなる魅力がある。

    0
    投稿日: 2024.06.23
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    頭脳派ポジティブなワトニーのキャラクターが良い。登場人物みんな頭がよく、悪人が出てこないのも良い。 お気に入りの表現は「ジャガたち」。原文ではどう書かれているのか気になる。

    1
    投稿日: 2024.06.17
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     予期せぬ展開に対し、予期せぬ手法で問題解決する。主人公が持つ、臨機応変さがストーリーのポイントです。

    13
    投稿日: 2024.06.06
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    ワトニーがとにかく前向きでポジティブなのが良い。かと言って能天気でもやけっぱちなわけでもなく、持てる知識を総動員して立ち向かうところがまた良い(とは言え火星の制限された環境では限界もあるので、“ヘイルメアリー”的なプレーもあるけど) しかしいいところで下巻に続きますねえ

    1
    投稿日: 2024.06.04
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    アンディ・ウィアー(1972年~)氏は、米カリフォルニア州生まれ、幼少期よりSF好きで、15歳の頃からプログラマーとして働き、その後カリフォルニア大学サンディエゴ校でコンピュータ・サイエンスを学んで、様々なソフトウェア会社で働く。 ウィアーはもともと作家志望で、2009年から「火星の人」を自身のウェブサイトで1章ずつ無償で公開していたが、読者からまとめて読みたいとの声が寄せられるようになり、2011年にkindle版で最低価格の99セントで出版したところ、発売3ヶ月で35,000ダウンロードを記録し、SF部門のトップ5となった。その後、大手出版社と契約を結び、2014年に刊行されたハードカバーは、新人のデビュー作では異例のニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー12位に入り、2015年には『オデッセイ』(原題は小説と同じ『The Martian』)として映画化もされた。 私はSFファンということではないが(以前に読んだのは『2001年宇宙の旅』くらいか。。。)、先日手にした『星を継ぐもの』がなかなか面白く、同じ宇宙物のハードSFで、評判も高い本書を読んでみた。 ストーリーはシンプルで、有人火星探査中の不慮の事故で火星に一人置き去りにされた主人公マーク・ワトニーの18ヶ月に及ぶサバイバルと生還を描いており、その内容から、SF評論家・中村融氏の解説によれば、「火星のロビンソン・クルーソー」或いは「『アポロ13号』+『キャスト・アウェイ』」と呼ばれているという。また、火星にとり残された人間のサバイバルを描いた作品は、これまでにも多数あったものの、本作品が大ヒットした理由は、シンプルに(ミッションを妨害しようとする陰謀やら火星の生命の発見やらのサブ・ストーリーを加えずに)、火星で生き延びるための苦闘と、救出作戦の立案実行に焦点を絞り、科学的かつ緻密に描いたことにあるという。 確かに、どのようにして、長期に亘り食物を確保するか、地球との通信手段を回復するか、救出のために火星に戻ってきた探査船にコンタクトするか等々、難題には事欠かず、それらを、植物学者とメカニカル・エンジニアとしての知見を総動員して、一つずつ乗り越えていくプロセスは究極のハードSFで、ノンフィクション好みの私も、十分に楽しむことができた。また、絶体絶命とも言えそうな環境でも、マークが常にポジティブで、ほどよいユーモアを持って対処していく点も、アメリカ的・ハリウッド好みと言えるかも知れない。(その点は、アポロ13号の事故と生還を描いたものとは異なる) 機会があれば、映画『オデッセイ』も見てみたいものである。 (2024年5月了)

    6
    投稿日: 2024.05.08
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    SF文学賞の星雲賞受賞作 予期せぬ事故で火星に取り残された一人の宇宙飛行士。当然ながら、既に死んだと思われています。 火星に残された宇宙飛行士は、植物学者でもありました。食料確保の為、涙ぐましい創意工夫でじゃがいもを育てます。 そして、彼はメカニカルエンジニアでもありました。火星に残されている機材を創意工夫で地球との通信確保に奔走します。 明るく前向きの好人物な宇宙遭難者。 あるものでなんでも作る器用さは、火星の小野田少尉。 さて、下巻。

    67
    投稿日: 2024.04.03
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    愛すべき主人公、という言葉がぴったりだと思う。 かわいそうに、事故で火星に取り残されて極限サバイバルをする羽目になったマーク・ワトニーくんのことである。 彼のサバイバル日記のようなもので大筋が進んでいくのだが。 やけにポジティブかつ非常にユーモアに溢れている。 その筆跡は、とても火星で黄金伝説している人とは思えない。 マジで笑える。笑っちゃいけないんだろうが、ワトニーくんなら許してくれそうなところも、彼の人望のなせる業なのであろう。

    12
    投稿日: 2024.04.01
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    映画も見たけど原作は原作で面白い。主人公のウェットに富んだジョークや、問題解決に向かう地球の人たちの努力。海外ものは苦手だけど、これは読みやすい翻訳だったのでスラスラ読めた。下巻も楽しみ

    0
    投稿日: 2024.03.16
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    トラブルによって火星に一人取り残された植物学者のサバイバルストーリー。とてもおもしろかったです。 詳しい物理などは全くわからない前提ですが、火星の上で生命維持に必要とされる水・食料・酸素等を確保することが重要である点はよく理解できました。絶望の極みのような状況においても、主人公がユーモアを交えつつ創意工夫を凝らす姿に、読みながらもつい応援してしまいます。 上巻のラストシーンでは、予想と反する結末が待ち構えています。ドキドキ・ワクワクしながら、すぐに下巻を手に取りました。

    1
    投稿日: 2024.03.03
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    24/1/21〜 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』がとても良かったので、こちらも読んでみる 宇宙用語、科学用語が続き、以前なら諦めてたかも 難しくても読み飛ばせばいいやで頑張る p.222まで

    1
    投稿日: 2024.01.21
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     まず言っておきたいこと、アンディ•ウィアーはドクター•フーを全部みてます。  さて、本書ですが、めちゃめちゃ面白いです。  昔、映画で見たときは、植物と宇宙でのランデブーが印象的でした。本で読んだら、周辺機器のプログラムについての記述カッコいいです、そして、まさかプロテインバーが○○○とは!!  上巻はこんなところかな、下巻とっても楽しみです。あと、バクテリアちゃんも頑張ってました。

    32
    投稿日: 2024.01.07
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    読みやすいし、面白い。 時々、科学の専門用語に躓いたりしても物語を進めるのに支障なし。 映画のオデッセイ、観たっけな〜という曖昧な記憶で読み始めたが、ジャガイモを育てるところで、場面の映像が頭の中に蘇って、あ、観たわ〜と思い出した。 しかし結末は忘れていたので、最後までドキドキしながら読めてよかった。映画よりもドキドキワクワク感あったと思う。 ワトニーのユーモアと、あるもので何とかする、というDIY精神が素晴らしい。

    0
    投稿日: 2023.11.25
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    火星でのサバイバル生活。次から次へとくるトラブルに対応していく主人公がすげえの一言。とにかく現場で、目の前で起こっていることに対して信じるのは自分の判断。 小野田和子さんの訳もテンポ良くユーモアあって、絶対絶命がずっと続くんだけど暗くならずに面白い。 最後は生きるための物資の補給が!ああっ!ってなって上巻終了。下巻へ!

    4
    投稿日: 2023.08.13
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    英語の雑誌で紹介されていて、図書館で借りて読んだ。 普段、SF系はあまり読まないのだけれど、ものすごくおもしろかった。 主人公の楽観的な性格とユーモアと、 漫画ドクターストーンを思い出させるような「じゃがいも作り」。 久しぶりに一気に読み終えた。

    0
    投稿日: 2023.08.07
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    最高に面白い作品でした。映画を先に拝見しています。ほぼ原作に近い流れだったことが確認できました。宇宙飛行士は、本作品の主人公マーク・ワトニーさんのように科学の知識と常に物事の良い面と悪い面を冷静に判断しつつ、楽天的で前向きな人でないといけないのですね。火星に一人取り残された宇宙飛行士のサバイバル生活は、手に汗握る出来事の連続です。下巻を用意して読み始めた方が良いです。

    2
    投稿日: 2023.07.23
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    プロジェクト・ヘイルメアリーを読んで、あまりの面白さに別のも読みたいとなり手に取った作品。 映画オデッセイの原作と聞いて納得。映画もまた観てみたい。ヘイルメアリーと似てる感じ。絶望的な状況に置かれた主人公が己の知識とか能力を駆使して立ち向かう姿が最高。ユーモアありすぎて読みやすい。

    2
    投稿日: 2023.06.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・5月19日に読み始めて、22日に読み終えました。 ・おもれ~~。一つ前に読んだ『プロジェクト・ヘイル・メアリー』が非常におもしろく、続けて同じ作者さんのに手を出した。SFづいている。そしてこれまたおもしろいなあ。 ・ヘイルメアリーのグレースと似て(?)マークがまた陽気で愛らしい。翻訳ものなのに文体めちゃめちゃ似てるのすごいな!と思ったら、訳者さんがそもそも同じでした(ちゃんと見て。)。 ・やっぱり主人公がプロだし、頭もめちゃくちゃいいし、試行錯誤しながら解決策をどんどん見つけていくのがきもちいいな。嬉しそうなときはすごく嬉しそうだし、がっかりしたときはしっかり落ち込んでて良い。作中でも言われていたけど、明るいムードメーカーだったんだろうなあ。 ・あと、マークが生きてることが思ったより早くわかってて驚く。なんなら4度目のミッションまで気づかれないんじゃないかと思った。1/3でもう発見されてる! わかったらわかったで大変だなあ。 ・パスファインダーの意図を察して通信に成功するところ、よかったな~。テキストで通信ができるようになってからやりたい放題(とは言い過ぎだけど)してるマーク、いいね。( . Y . )。これ原文でもこうなのかな。 ・じゃがいも栽培もうまいこといって、生きてることも伝えられて、食料が足りなくなるまでに配給も来ることになって、超いいじゃん。あと下巻なにすんの?って思ったら、なんか不穏なハブの素材工場見学みたいのが始まって冷や汗。 ・そして案の定大変なことになった!じゃがも死んじゃったし…… 食料の打ち上げも失敗しちゃったし…… ほんとにどうすんの!? ・ヘイルメアリーでも、食糧問題で地球に戻ることを断念してたし…… どうなるのか全然予想がつかない。 ・マークがじゃがいものことを「ジャガたち」と呼ぶのが好きだったのにもう読めないのかな。

    0
    投稿日: 2023.05.25
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    詳しい感想は下巻のほうで。とにかくマークのキャラクター造形が素晴らしく、ワクワクしながら読めました!あと、学生時代は勉強嫌いだったんですが、この本を読むと無性に勉強したくなりますね。

    5
    投稿日: 2023.05.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こんなに明るいサバイバルがあるだろうか。 火星に1人取り残されるという究極の状況なのに、 諦めずに豊富な知識と持ち前の楽天的性格で立ち向かって行く主人公ワトニー。 笑わされるジョークや破天荒アイデアが満載だが、時々はさみ込まれる死へのカウントダウンにハッとさせられる。 本作を読んでいる間、私自身の現実生活の中でアクシデントに直面しても「火星の人」よりはマシ!(笑)と励まされた。 NASAの対応にはイライラさせられるが、これが国や組織の考え方なのだ。 上巻は絶望状態で終了。下巻はどうなるのか、楽しみだ。

    3
    投稿日: 2023.04.01
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    SFの素養がないのでどこまでがフィクションなのかがよく分からず、理論立てて説明される仕組みがピンとこない。それでも主人公のユーモアや困難に立ち向かう屈強な精神は冒険小説として読んでいてワクワクした。個人的にベストシーンは会議。とても味方とは思えないゴツい面々が同じ目的で集まるのがアツい。

    0
    投稿日: 2023.03.12
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    H3ロケットの打ち上げが失敗に終わってしまった。次がいつになるのかわからないが、必ず成功してくれると信じている。 本書は、宇宙開発が進み、火星への有人探査が行われるようになる近未来の話。探査はすでに2回行われていて、今回が3回目。着陸は無事成功し、活動を開始して6日目(火星での6日、火星の1日は約24時間40分)のこと。猛烈な嵐がクルーを襲い、運悪くマーク・ワトニーはアクシデントに巻き込まれてしまう。ワトニーが命を落としてしまったと判断した他のクルーは彼を置いて火星を脱出してしまう。しかしワトニーは生きていた!1人取り残された彼は、持ち前の明るさと植物学者としての知識を用いて地球への生還を目指す。 「ひとりぼっちで、みんな自分のことはあきらめてしまっただろうと思っている。そういう状況は人間の心理にどんな影響をおよぼすのか?」 宇宙飛行士はみんな生き残ろうとできるのだろうか?子供の頃の夢が宇宙飛行士だった自分だが、そもそも無理な職業だったんだと痛感した。 下巻へつづく

    32
    投稿日: 2023.03.07
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    読書記録 2023.02 #火星の人 上 #アンディ・ウィアー マークと一緒に笑って、泣いて、ハラハラした。本当に彼のログを見ているかのようで、拳を握って応援しつつ、逆に彼の明るさに救われている。 上巻でこれだけの危機があって、下巻はさらに何が起こるのか。 #読書好きな人と繋がりたい #読了

    3
    投稿日: 2023.02.18
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    サバイバル術がすごい。ワトニーのどんなときも絶望せずユーモアを忘れず生きる術をひねり出す姿勢は見習いたい。

    0
    投稿日: 2023.02.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    積読になっていた本書、最近読み終えられた多くの読者の方と同じく、私も「プロジェクト・ヘイル・メアリー」からの続け読みとなりました。 319Pの文庫本、読み終えるのに平日5日を要しまだまだ仕事が多忙な状態が続いている事を再認識させられました。 上巻の評価☆4つはどうしても比べちゃうんです、プロジェクト・ヘイル・メアリーと。 映画「オデッセイ」の原作です、決して本書が面白くない訳ではありません。 本作の主人公はたった1人で火星に取り残されてしまったワトニー。 彼の陽気なキャラクター、そういう設定だってわかっていてもniceだと思います。 だって考えてみて下さい、たった1人で火星に取り残されるんですよ。 そんなの......絶望しかない...... でもワトニーは違うんです。 自ら生きる為、火星で食料を自給し、設備を修理し、生き延びるための策を講じていくんです。 次々とワトニーを襲う試練、しかし彼は読者にとってのユーモアを交えながら立ち向かっていきます。 上巻の最後ではワトニーを救うべく、救援物資として当座の食料を乗せたロケットが地球から打ち上げられるも失敗に終わったさらなるピンチで終わりました。 どうなる?ワトニーは無事に地球へ戻れるのか? (映画にて結末は知っているのですが) さて、下巻も楽しみに読み進めていきます。 説明 内容紹介 映画「オデッセイ」原作。 有人火星探査が開始されて3度目のミッションは、猛烈な砂嵐によりわずか6日目にして中止を余儀なくされた。だが、不運はそれだけで終わらない。火星を離脱する寸前、折れたアンテナがクルーのマーク・ワトニーを直撃、彼は砂嵐のなかへと姿を消した。ところが――。奇跡的にマークは生きていた!? 不毛の惑星に一人残された彼は限られた食料・物資、自らの技術・知識を駆使して生き延びていく。 内容(「BOOK」データベースより) 有人火星探査が開始されて3度目のミッションは、猛烈な砂嵐によりわずか6日目にして中止を余儀なくされた。だが、不運はそれだけで終わらない。火星を離脱する寸前、折れたアンテナがクルーのマーク・ワトニーを直撃、彼は砂嵐のなかへと姿を消した。ところが―。奇跡的にマークは生きていた!?不毛の惑星に一人残された彼は限られた食料・物資、自らの技術・知識を駆使して生き延びていく。映画「オデッセイ」原作。 著者について アンディ・ウィアーは1972年6月16日、カリフォルニアに素粒子物理学者でエンジニアの息子として生まれた。15歳で国の研究所に雇われ、現在までプログラマーとして働いている。科学、とくに宇宙開発に強い関心を寄せ、作家志望だったウィアーが初めて発表した小説が本書『火星の人』である。『火星の人』は、まず自らのウェブサイトに公開され、その後キンドル版を発売。発売後3カ月で、35000ダウンロードを記録した。その後、2014年に紙書籍版を発売され、世界的なベストセラーとなった。20世紀フォックスによって映画化され、世界中で大ヒットを記録している(映画化名「オデッセイ」)。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) ウィアー,アンディ 1972年6月16日、カリフォルニアに素粒子物理学者でエンジニアの息子として生まれた。15歳で国の研究所に雇われ、現在までプログラマーとして働いている。科学、とくに宇宙開発に強い関心を寄せ、作家志望だったウィアーが初めて発表した小説が『火星の人』である。『火星の人』は、まず自らのウェブサイトに公開され、その後キンドル版を発売。発売後3カ月で、35000ダウンロードを記録した。その後、2014年に紙書籍版が発売され、世界的なベストセラーとなった 小野田/和子 青山学院大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    35
    投稿日: 2023.01.20
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    読書備忘録709号(上巻)。 ★★★★★。 年末年始、神戸帰宅用に借りた図書館本6冊を読み切ってしまったので、神戸BOOK-OFF購入本。 主人公、マーク・ワトニー。 有人火星探査プロジェクト、アレス3のクルー。 とんでもない火星の嵐でプロジェクトは中止。軌道上の母船に戻る過程で事故に遭い火星に一人取り残される。 生きる望みを失わずに次のプロジェクト、アレス4の事前物資搬送ロケットの到着を待つ。しかし、そのロケットの打ち上げが失敗した・・・。というところで上巻完了。面白過ぎる。 しかし、図書館予約本が4冊届いてしまったので、下巻は置いとく。笑

    7
    投稿日: 2023.01.12
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    感想は下巻に。 ……なんで上下巻ともに同じ表紙なんだろ。 おそらく映画「オデッセイ」の場面なんだろうが、同じにする必要ある?

    27
    投稿日: 2023.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画よりダンゼン本!と言えるなと思った。 もし自分が火星に一人取り残された、同じ状況ならと思うと絶望的なのに、主人公(ワトニー)のソル日記がやたら軽快な文体なのでサクサク読める。私もこういうメンタルでいたい。 1番可笑しかったのは、地球がワトニーの心情を想像する中、当人はディスコミュージックや古い映画に悪態をついていたところ。 上巻はワトニーと地球が連絡を取れるようになって、サプライ用の船が打ち上げ失敗するまで。 絶対映画より面白い!

    0
    投稿日: 2022.12.23
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    映画はすでに視聴済みなので映像をクリアに浮かばせながら軽快に読み進めることができます。「火星に一人取り残される」という過酷な状況ながら悲壮感を感じさせないワトニーのキャラ。そしてさまざまな創意工夫で困難な状況を切り開いていく様子も魅力的で読んでいて素直に楽しい。

    0
    投稿日: 2022.12.04
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    1行目:ボロボロの最悪。 「プロジェクトへイルメアリー」以来、苦手だと思っていたSFに挑戦してみたいという気持ちがわいてきた。 こちらは処女作だそう。 そうすると、初心者には少し専門用語が難しい… 苦手意識のある人には、プロジェクト~がおすすめ。 もちろん十分面白いけども。

    0
    投稿日: 2022.12.02
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    とても良かった。最初からクライマックスみたいな感じで、どうなるんだ!?と思ったけれど、主人公が明るくてユーモアセンスにあふれているのでとても楽しく読み進めることができた。ソルを一緒に過ごしているような感覚だ。突然逆境に襲われるときの表現や不穏感の表現もまた素晴らしく、まさに忍び寄るかのように、そして突然に起こる感覚を味わうことができた。

    0
    投稿日: 2022.11.28
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    「プロジェクト・ヘイル・メアリー」が面白く、著者に興味を持ったので1作目から読んでみようと手に取った。 絶望的な状況から物語は始まるが、そんな中でも主人公は限りある資源をフル活用して「いかに生き長らえるか」を考え、実行に移していく。その過程は中学、高校の化学で学んだことの応用であり、非常に面白い。 逆に学び始める前に読んだとしても、授業の中で「あぁ、あの小説に書かれてたのはこういうことか」という体験ができるのでそれはそれで記憶に定着し易くなるので良いのではないかと思う。

    0
    投稿日: 2022.11.20
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    プロジェクト・ヘイル・メアリーの次に読むSFとして、ひまわりめろんさんにオススメ頂いた一冊。 ようやく手元に本が届いたのでワクワクしながらページを捲り… 気づけば上巻ほぼ一気読みです。ほんっとにめちゃくちゃ面白かった。 ひまわりめろんさん、ありがとうございます! ストーリーはいたってシンプル、トラブルによって火星に一人取り残された主人公・ワトニーがなんとか生き延びて地球に生還しようといろいろ頑張るお話。ほんとそれだけ。 それだけ、なんですが… 生き延びるためには当然のように問題がてんこもり。その問題をひとつひとつ解決していこうとしても、またすぐに新たな問題が発生する。上巻はとりあえずそれの連続。 しかも、たったひとつ何かをミスすると、すぐに死に直結するような過酷な状況下で。 こう書くとすごい絶望的でどんよりとした展開になってもおかしくないのに、本書はちっとも暗くない。というか、むしろ明るい(笑) もうこの主人公、ネアカすぎん?なんでこの状況で化学のこと語りながらウキウキ楽しく過ごせるの!イェイ!って何!とツッコまざるを得ず、読んでるこちらまで強制的に楽しい気分にさせてくれるのです。 もちろんワトニーは単なるネアカではなく、ひとつのミスも許されない状況下で冷静に状況を分析し、判断し、処理をして…めちゃくちゃ有能でかっこいい。 またその一方では〈火星の人〉を生還させるために奮闘する〈地球の人たち〉。こちらでもアツい闘いが繰り広げられます。ワトニーとのやり取りがこれまた面白いんですよね〜。 そしてラスト。ものすごい引きを見せる展開で下巻へ。どうなるのー!

    34
    投稿日: 2022.11.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    科学者のこころ 旅立つ前 「もうだれかに話したかね?」 「だれに話すんです?」 「さあ、友だちとか?」 「そんなの、ひとりもいません」 ● 「そういう表現のしかたがあるんだ」 「マジで?アホみたいな表現だな」 「リッチ、きみはほんとうに厄介なやつだ」

    1
    投稿日: 2022.10.31
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    SF小説だけど、難しい用語があまりなく、登場人物も入り組んでいないので、読みやすい。 読みやすいだけでなく、内容も面白くて、どんどん引き込まれる。 下巻も読み始めました。

    0
    投稿日: 2022.10.28
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    きわめて月並みな感想ですが、子供のころに『ロビンソン・クルーソー』や『神秘の島』を読んだときのワクワクが甦ってきました。

    1
    投稿日: 2022.10.01
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    三谷さんの「戦略読書」で紹介されていて、 前々から気になっていたSF小説。 ディック・フランシスはまぁ普通って感じでしたが、 こちらは、まさに自分好み。面白過ぎました。。 ※戦略読書 増補版 https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4532199778#comment ストーリーとしては、 宇宙飛行士の主人公が一人だけ火星に取り残されて、 生き延びていくというお話。 生き延びるのは、食料・水・空気(酸素)・電気が必要ってことで、 これらを確保してNASAが救出してくれるのを待ちます。 著者の考えるサイエンスが火星で通用するのかどうかは厳密には分かりませんが、 素人なら十分楽しめるレベルのクオリティに仕上がっていて、 著者の宇宙に対する博識を存分に楽しめます。 また、ちょうどよいペースで、どんどんトラブルが発生するので、 エンターテイナーとしての著者の才能も感じることができます。 一言で言うと、映画のように楽しめるということでしょうか。 専門用語をイメージするのが難しいシーンもありますが、 それでも十分面白いし、先に映画(オデッセイ)を見たら、 よりイメージがついて楽しめるのではないかと思います。 下巻も楽しみで仕方ありません。 ※火星の人〔新版〕(下) https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4150120447#comment

    14
    投稿日: 2022.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文句のない面白さ。 何より書き手が楽しんで書いてるのがありありとわかる。 映画を見ていても細かい部分を含め十分楽しめるし読んでいるうちに、ちょっとオタクっぽい語り口に引き込まれていく。 いい意味でアメリカ版プロジェクトXみたいな雰囲気が味わえる。下巻も楽しみ。

    0
    投稿日: 2022.08.31
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    いやぁ火星に1人で残されたってのにここまで明るく楽しく化学のことを話しながら生きようとする主人公が大好きになる。原作のほうがマーク・ワトニーが明るくて映画より好感もてる

    0
    投稿日: 2022.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    少し間違えれば死という状況下での綱渡感のあるひりつきもあり、また状況解説の中で専門的な用語も頻出するが、ワトニーのユーモラスさを表現するような内容も出てきて、話として重くなりすぎない感じが良かった。

    0
    投稿日: 2022.08.27
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    火星に取り残された宇宙飛行士の奮戦記。 拠無い事情で火星にただ1人とり残されたマーク・ワトニーは持てる知識を駆使して冷静にかつジョークを交えながらサバイバルをしていく。 前半はやることなすこと当たってこのまま無事ご帰還と思わせといて、一筋縄ではいかないというところまで。火星でじゃがいもを作る、そのための水を作る件はとても面白い。あるもので工夫すれば、そんなことができるんだ。と関心しきりでした。 後半はどうなるのだろう?楽しみ。

    0
    投稿日: 2022.08.21
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    遂にやりやがった!という感想しか出てこない... 不慮の事故で一人火星に取り残されてしまった植物学者兼メカニカル・エンジニアのマーク・ワトニー。通信機も壊れ、物資も有限...。どう考えても絶望的な状況なのだがマークには生来の明るさを持っていた。 「決してあきらめない」 時としてふざけた文体になりながらも生き残るすべをログに残していくマーク。これは理系の人が読んでるとより楽しめるんだろうな...僕は中高の浅ーい知識でなんとなく把握。これちゃんと理解できる人にはめっちゃ面白いと思う。僕からするとマークが行うのは起死回生の魔法みたいだった。 しかし火星に一人取り残されるのってどれほどの気持ちか...。引きこもり体質の僕が言うけど、現代社会の中で引きこもるのとは訳が違う!トラブルが起これば「死」に直結。お腹空いても近くにコンビニはない。あるのは己の知力と天性の明るさのみ。 シーンとしては火星、地球、宇宙船の中と3つしかなく単調なのだが、それを感じさせない内容の濃さ。逆に言うとシーンの単調さは物語の濃さを出すために一役買っているとも言える。次はどうなる?と先が知りたくてしょうがない。不屈の精神を燃やし続けるマークの活躍を是非楽しんでほしいです。

    9
    投稿日: 2022.07.14
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    もしあなたが今何か本を読んでいるとしたらその本は一旦閉じて(しおりは忘れずに)本棚にしまってください そしてできる限り早く『火星の人』を読み始めることをお勧めします もしあなたが今昨日まで友達だった人と仲違いをしていたらその争いは一旦やめてロケット砲は武器庫にしまってください そしてできる限り早く『火星の人』を相手に贈ることをお勧めします すでに世界的な大ベストセラーになっていることは知っていますが まだまだもっとたくさんの人に読まれるべき作品です まず手始めにアフリカ大陸に100km毎に学校を作るところから始めましょう 脳が泡立つほど面白い(意味不明)

    45
    投稿日: 2022.06.07
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    主人公のユーモアたっぷりに生き抜く様子がとても読んでいて楽しかった。 そのユーモアに助けられて読みやすかった。 危機的状況にも柔軟に対応していくところがかっこいい…… 地球にいる大きな組織では身動きが取れないところと、火星でひとりぼっちだから柔軟に対応できるところの対比も面白い。 大きな組織の中で、下っ端と言える人でも出来る仕事はあるのだというところもちょっと勇気をもらえた。 もちろんトップの人の活躍もかっこいい。 科学的なところもシステムのアレコレも、私には難しすぎたので、映画で補完できたらいいなと思う。 その上でまた読み返したい。 内容のクリエイティブさに良い刺激をうけた作品でした。

    5
    投稿日: 2022.05.14
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    70年代に書かれたものだと思ってたら割と最近書かれたものだった。 主人公のキャラクターが軽いのも読む前の思ってたのと違った。 上巻終わりでは彼生きて帰れるか不明。どうなるか。

    0
    投稿日: 2022.03.30
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    火星に取り残された男性のサバイバル どんな難局にも絶対に諦めない主人公によるSF版「ロビンソン・クルーソー」 また、主人公のユーモア感覚が秀逸 実際に火星に取り残されてマーズパスファインダーを利用して、初めて地球と交信した際の通信内容 JPL:「発言には気をつけてほしい。きみが打ちこんだ内容は全世界に生中継されている」 ワトニー「見て見て!おっぱい!->(・Y・)」 シューッという音がするのに対して、「エアロックから空気がもれているか、ヘビがいるかのどっちかだ。どっちにしろまずい状況だ」

    0
    投稿日: 2022.03.20
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    火星にひとり取り残されてしまった宇宙飛行士がサバイブする日々(ソルソル)を描いたSF。 火星、という異環境、限られた物質の中、特別な事件などなくても次々に問題は巻き起こり、それらを創意工夫で乗り越えていく様子は読んでいて楽しい。主人公ワトニーがどんなときも希望とユーモアを忘れない性格であることも安心して読み進められる要素になってる。 途中から、ワトニーが生きていることに気づいた地球の面々の活躍ややり取りにも胸躍る。 自然と読んでしまってるけど、まだ誰も行ったことのない火星での生活がこんなに想像できることにも感動。(後書きで著者は自分のことをオタクと呼んでいるけど、ほんもののオタクってのはこういうことなんだな) 全体的に希望に満ちた小説で、火星の殺伐とした雰囲気に我に返らなくていいのは、今どきの読者向けといった感じなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2022.03.06
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    映画が面白かったので。原作を購入。 映画も良かったが、小説版も良い!映画では割愛されていた、技術的な細かいやり取り、問題を一つ一つ片付けていく主人公の描写がカッコいいです!! 主人公の軽い性格も映画の1.5倍です(笑)

    1
    投稿日: 2022.02.27
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    初めてのSF小説への挑戦本として購入。主人公の底抜けの明るさ、前向きさと芸人顔負けのユーモア精神に心を射抜かれた。下巻も楽しみ。

    0
    投稿日: 2021.11.21
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    映画「オデッセイ」原作。火星に取り残された宇宙飛行士のサバイバル。危機一髪の連続と、科学知識を駆使した生き延びるための創意工夫、ユーモアあふれる主人公の軽妙な語り口が独特のリズム感を生み出している。理系の知識がないとわかりづらいところもあるが、それを吹き飛ばすほどの面白さ。とにかく先が気になるので一気に読めます。

    1
    投稿日: 2021.11.12
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    たった一人の”火星の人”はヤバいくらいに忙しい。 名もなき家事、どころか”姿無き酸素と水の確保”に奔走。 読み進めるごとに息苦しさが増していき 眠ったら火星に置き去りにされる妄想が喧しい。 出来れば、夏の終わりに読むのがいいかも。 そんな1冊。

    1
    投稿日: 2021.07.04
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    上下一括感想 下巻にて woo… どうしても… カバーのマット・デイモンが… 読書中の脳裏に襲ってくる… …でも、嫌じゃないけど。

    0
    投稿日: 2021.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画観賞後に読んだ 映画では省略された部分や選択されなかった方法があった 原作では事故の原因について詳細が描かれていた 危機も多かった 船員は全員2つの専門性を持つ 植物学者でエンジニアのマークワトニー、砂嵐による事故のせいで火星に取り残される 火星でジャガイモを育てる(植民地化だ) RTGをローバーの暖房にする パスファインダーを掘り起こしてNASAと通信する (目標:アレス4がくるまで生きのびる) ハブ爆発 サプライを送るも、打ち上げ失敗 中国、ブースター太陽神を提供 プロジェクト エルロンド ヘルメスの反乱 (目標:MAVで打ち上げられ、ヘルメスで拾われる) アレス4へ移動する ◯パスファインダーがショート、NASAと通信不能に ◯砂嵐 太陽光発電ができない ◯交通事故 太陽神ドッキング成功 -かれらのプラン ワトニーin MAV 高度不足 ボルト外れ、空気抵抗 ヘルメス 距離調整but相対速度大 船 爆破 スラスターとして使用 再会 ×アイアンマン ×ルイス船長 1.ハブ爆発 キャンバス地の与圧減圧の疲労 2.砂嵐 3.交通事故 4.サプライ打ち上げ失敗 圧縮されたプロテインバー (油) 液化 横振動 傷ボルト はずした 5.パスファインダー死亡 改造に使用していたドリル 外殻 パネルA 作業台 伝導性 ショートした 6.MAVの打ち上げの高度不足 ボルトが外れた 空気抵抗大 太陽神ドッキング失敗時(ヘルメスは加速後なので、失敗したからといって地球には戻れない、食糧不足となる) ぐっときた かれらにらプランがある かれらは、あたしを選んだ 若い 生還スキル 小柄→食料少 サプライだけが食料になるわけじゃない ヘルメスの仕組み 重力の作り方 回転による遠心力 中心は無重力 映画で船長が迎えにいくシーン、 船長は全員を生きて還す責任があるから、 船長が迎えに行くのには違和感があった 原作は納得感が増した 映画もすごいおもしろかったし、映像や演出としてはよかったと思う 和訳が微妙だった 主人公のマークもすごいんだけど、 遠い地球から救おうと頑張るメンバーがかっこいい 広報のトップや火星の監視 マーク・ワトニー 植物学者。エンジニア。 メリッサ・ルイル 船長。地質学者。軍人。 ベス・ヨハンセン シスオペ。原子。 アレックス・フォーゲル 化学者。 リック・マルティネス 操縦士。軍人。 クリス・ベック ドクター。生物学者。 ヴィンセント・カプーア 統括責任者。 テディ・サンダース NASA長官。 ブルース・ゴ JPL所長。 ミッチ・ヘンダーソン フライトディレクター。 アニー・モントローズ NASA広報統括 ミンディ・パーク サッとコンエンジニア

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    投稿日: 2021.02.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画「オデッセイ」の原作。 映画が面白かったので、かなり期待して読み始めたのですが、今のところちょっと期待外れ。 というのも、火星に一人取り残されたマーク・ワトニーの状況が、文章だけで読み取れるかというとかなり厳しい。 映画を観たので、その時の映像で脳内補完をしながらの読書は、結構しんどい。 SFは好きで、結構読んでいるのにこの体たらく。 なんということだ。 もう一つ。 マークの言葉遣いが科学者らしくないことに違和感。 これは訳者が問題ではないかと思いながら読んでいたが、どうもマークという人が世界中の人が見守るオフィシャルな通信にもおふざけが平気でできる、人物設定に忠実な訳だということがだんだんわかってくる。 ということは、私が考える科学者のイメージっていうのは日本科学者のものにすぎないのかもしれない。 そう言えばノーベル物理学賞を受賞したファインマン氏も、ああそうそうアインシュタインも、しゃちほこ張ってはいないもんなあ。 でもやっぱり、真面目に問題に取り組んでいるからこそ生まれるパニックの可笑しみとか、改善の努力をすればするほど状況が悪化していくシチュエーションコメディみたいなのが好きなので、登場人物がチャラくて笑わせるっていうのは好みじゃないんだなあ。 とはいえ、映画を観ているので結末を知っていながら、下巻ももちろん読むことにする。

    0
    投稿日: 2020.12.26
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    火星でのミッション中、事故により一人取り残されたマーク・ワトニーの生命維持活動を描くSF小説。文庫上巻。 映画『オデッセイ』の原作である。映画を見ていないのでおもしろければ併せて楽しもうと思う。 主人公であるワトニーの生死を分ける決断と行動力、持てる知識を活かして奮闘する姿に、読んでいるこちらもついつい力が入る。 しかし、これは翻訳者の成す技であろうか。一喜一憂するワトニーに、どこかクスっと笑ってしまうのだ。シリアスな展開を、ここぞとばかりにコミカルに描いている。ワトニー自身の言葉もウィットに富み、とても魅力的で活力溢れる人物だ。 下巻の展開が楽しみ。 以下、ネタバレ有り。 火星ミッションはソル6(火星での一日をソルと言う)に起こった。火星に吹き荒れる嵐に攫われたワトニー。懸命の捜索も空しく、ワトニーは死亡したと判断し、他のクルーは火星から脱出。ミッションは中止され、ワトニーを残し地球への帰路に就く。 しかしワトニーは生きていた。彼はたった一人、火星に残された。まさに火星人となったのだ。 絶望的な状況の中でも、生きることを諦めなかったワトニーは、次の火星ミッションまでの地球時間で4年(900ソル)を生きる計画を立てる。 植物学者であるワトニーは、ミッションの為に使っていたハブと呼ばれるユニットの中で、地球から持ち込んだジャガイモの栽培や水の生成に着手した。 ローバーを使い、過去にNASAが火星に送ったパスファインダー(無人探索機)を回収し、修理して地球とのコンタクトを図る。 一方、人工衛星による撮影で、ワトニーの生存を知ったNASAは、ワトニーを救出するプロジェクトを発足。アメリカだけに留まらず、世界中が注目するニュースとなった。彼の生存は、どんな研究よりも価値があるものとして位置づけられている。火星で長期間の自給自足をするワトニーが地球に持ち帰るもの。そこから得るものは計り知れないのだ。そして何よりも、彼が生きて帰ることが宇宙開発に大きな意味をもたらすのである。 まずは食料等を先行して送る作戦に出るが、巻末に失敗する様子が描かれている。大きな落胆、絶望が一気に押し寄せて上巻は終わる。 上巻読了。 下巻へ。

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    投稿日: 2020.11.25
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    2020年10月14日読了。火星探査ミッションの中、事故により死んだと思われ一人火星に取り残されたマーク・ワトニーは生き残りのため知恵を絞るが…。映画『オデッセイ』も面白かったがその原作。まさに「人間讃歌」、知識も技術も資源も、生き残るためには重要だがまずなにより大事なことが「楽天性」決してあきらめないこと、だな…。自分だったら・まあ即死しなかったとしても「まず今を生き残ること」にフォーカスしそうな所、「4年後の火星ミッションまでいかに食料をつなぐか」について計画を巡らすところはさすが宇宙旅行のため訓練を受けた優秀な人材だわ…と感心する。映画だと「じゃがいもだけで生きられるものか?」「意外とこの環境って快適じゃないの?」などと感じていた所、文章でのフォローでだいぶ理解が深まった。下巻も読む。

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    投稿日: 2020.10.14
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    火星に取り残された一人の宇宙飛行士。科学的知識とどんなハプニングにもめげないユーモアセンスに、魅了された。宇宙人が出てくるようなものでなく、車輪が壊れたみたいなリアル感のあるトラブルなのも良い。勇気がもらえる、サイコーな本

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    投稿日: 2020.10.02
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    映画「オデッセイ」原作のSF小説。 火星探査中に発生した事故で、火星に置き去りにされた主人公が、救助されるまでにたった一人で生き延びる姿を描いている。 火星という不毛の惑星に置き去りにされながらも、持ち前のユーモアと様々な知識を総動員してたくましくサバイバルする主人公の独り言(ログ)が面白い。 一方で彼を救おうとする地球側の苦悩や、彼を(仕方なかったとは言え)置き去りにせざるを得なかった仲間の葛藤もうまく描かれている。 SFにありがちな難しい固有名詞も少なくて読みやすい。おすすめ。

    0
    投稿日: 2020.07.15
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    火星脱出シミュレーションとしては面白いところもあるが、それぞれの過程、特に機器機材関係が殆ど想像できず文章を追うだけになってしまう。 人物はといえば、主人公は完全なポジティブ労働マシーンで、シミュレーションを円滑に行う以上の役割とは見えず、彼のジョークも機材関係同様、私には理解が及ばなかった。 映画を先にした方が楽しめたかも。

    0
    投稿日: 2020.07.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なかなか面白い。日本語訳がかなり軽快なことによるところが大きい。 何はともあれ、”いろいろやってみよう!”精神は楽しいね。時に、失敗して死にそうになってたりもするけど。

    0
    投稿日: 2020.02.11
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    映画化されるだけのことはある面白い作 表紙   6点映画写真   小野田 和子訳 展開   6点2011年2014年著作 文章   7点 内容 700点 合計 719点

    0
    投稿日: 2019.03.06
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    今風の翻訳が面白い。宇宙に一人ぼっちで取り残されてこの能天気な明るさはすごい。宇宙飛行士の訓練を受けるとメンタルが強くなるのだろうか。

    0
    投稿日: 2019.01.20
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    こちらも見てね。 あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート  → https://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-2167.html     ♪ -- ♪ -- ♪ -- ♪ 2016年2月公開の映画「オデッセイ」リドリー・スコット監督&マット・デイモン主演、すごく面白かった。 ⇒ URLはこちら http://sea.ap.teacup.com/pasobo/2068.html 『映画「オデッセイ」を見る 』 :  〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」 原作も読みたい! というわけで、人気のこの本の上巻を 2ヶ月待って、読んでいます。 この後 下巻も待たされそう・・・。 映画も面白かったけれど、本は更に面白いです。 火星に取り残された主人公が、アイデアを実現するため、必要な物資を獲得するためなどに 様々な計算をします。 映画では追いつかなかったことも、本なら読み返して納得できます。 それと、会話に挟まれるトレビア的なこと、知ってる時は嬉しい(世界共通)し、 ナンノコッチャラ ポカーンとするのは、文化の違い? 私の無知?(^o^ゞ; 奇抜だけど実際にありそうな内容は、近未来には絶対に役に立つと思う。 それにしても、著者アンディ・ウィアーって一体どんな人?  → URLはこちら https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%BC 『アンディ・ウィアー - Wikipedia 』 :  今日(2016/05/17)は、「π字型」の人材という言葉を知りました。  縦棒2つは深い専門分野を2つ、それをつなげた横棒は、幅広い分野についてある程度のことが分かっていることを指す。 主人公 マーク・ワトニーはまさにそうですね。ワトニーにはさらに いいところがたくさんあります。 柔軟性が有り、楽観的で行動的、あと体力です! 映画は マット・デイモン主演だから つい 『ボーン・アイデンティティー』シリーズなんかと結びつけちゃうしね。 体力ないと生き延びれない。!!(>д<)ノ (*^_^*)♪ 『何かひとつの専門領域を掘り下げるのが「I字型」で、幅広い知識とひとつの専門領域を持つのが「T字型」。そのT字型に、もうひとつ異なる専門分野を別に持っているのが「π字型」の人材』  2016/02/13  予約 4/26 借りる。4/29 読み始める。5/17 読み終わる。 内容と目次・著者は 火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF) 内容 : 原タイトル:The Martian 有人火星探査のクルーであるマークは、予期せぬ事故で一人、火星に取り残された。 だが希望を捨てず、限られた食料・物資、自らの技術・知識を駆使して生き延びていく。 2016年2月公開映画「オデッセイ」の原作。 受賞情報 星雲賞海外長編部門 第46回 著者 : アンディ・ウィアー Weir,Andy  

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    投稿日: 2019.01.12
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    マーク・ワトニーは植物学者でかつメカニカル・エンジニアだ。宇宙飛行士になるには、二つの専門分野を持たないといけない。すさまじい砂嵐がやってきて、彼はみんなから遠くに飛ばされてしまった。この火星の表面で。彼が死んでしまったと判断した残りのクルーは命からがら火星から離脱した。そしてマークはたった一人で火星に取り残されてしまった。

    0
    投稿日: 2018.10.11
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    ほとんどの部分をログの形式にする事で、嘘っぽさを感じにくくしている。主人公の機転と、根性に思い入れしてしまった。

    1
    投稿日: 2018.09.09
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    いや面白い。 どうしても続きを読みたくて、仕事をサボりたくなったのは久しぶりの感覚だ。 主人公は火星に一人取り残され、連絡手段も脱出手段は無し。 当然食料や物資は有限という絶望的な状況から、なんとか生き残ろうと足掻く話。 何よりこの話の魅力を引き立てるのは、主人公の存在だろう。全然めげない諦めない。 次から次へと起こる困難に対し、機転をきかして華麗な技術(誇張あり)を駆使し、ユーモアを交えながら突き進む。 この話で一番リアリティが無いのは、こんなに良い男なのに彼女が居ないことかもしれない(笑)。

    2
    投稿日: 2018.05.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『火星の人』上/下 映画『オデッセイ』は公開された時に映画館で観ていました。その時から原作も読んでみたいなと思っていて、漸く読むことができました。 細かいところを除き、基本的には映画は原作に忠実に創られていますね。 予期せぬ事故で、たった一人火星に残された宇宙飛行士が残りの食料と機材で救助されるまで、必死のサバイバルに挑むお話し。 たった一人で光でも何分も掛かる遠い惑星、しかも水も空気も食料も外にはない、に取り残されて、それで知力と体力の限りを尽くして生き抜く。その様を宇宙飛行士が書いた日々の日誌形式で表現しています。 あんな状況におかれて、希望を捨てずにあのユーモア溢れる日誌を書けるのか?まあ、自分には無理だろうなと思います。宇宙飛行士って、そんなに精神力が強くないといかんのかという気がします。 ところで、、、 映画を観た時から、ちょっと気になるのは通信のところです。 基地のパラボラアンテナが壊れたなら、通信装置自体が壊れた訳ではないのだから、代わりのアンテナを工夫すれば、地球もしくは火星を回る衛星と通信を回復できるだろうという気がします。 地球と直接の交信は距離があって難しい?でも火星は地球から見える訳だし、地球には電波望遠鏡みたいな大きなアンテナもあります。それに火星を回る衛星との交信は携帯電話程度の小電力と小さいアンテナでできるはずですよね。 あと、パスファインダーで初めて通信する時も、カメラ回して意思疎通より、初めからモールスだろうと、アマチュア無線が趣味でモールスやってる私は思いました。 元がウェブ小説だったとのことですが、この日誌形式での物語はウェブに連載するには非常に有効な方法だなと感じました。

    1
    投稿日: 2018.02.04
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    文庫1冊1296円に手をこまねいていたら、映画化と同時期に出版された新版は上下巻に分冊されてもっと高くなってしまった(涙)しかし、購入を後悔させない面白さ。火星に残されたワトニーを衛星で発見した直後、互いに意思疎通ができない間は映画トゥルーマン・ショーを彷彿とさせた。ワトニーの明るさが、絶望的とも思える状況を楽しませるSFに仕上がっている。上巻ラストのアクシデントは、明るい火星活動の裏で進むハブの損傷を同時進行で描くことで読者の不安感をあおる小憎らしい演出だ。

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    投稿日: 2017.08.21
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    映画を先に見た。マットデイモンはまあまあ好きなので。まだ上巻終わるとこまでだけど映画は原作に忠実だったんだとわかった。 日本だと原作を改悪する映画が多いけど。

    1
    投稿日: 2017.06.13
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    タイトルなんとかならんのかと思った一冊。でも買っちゃう☆ よく言われていた「火星でひとりDASH村」 その通りの内容でした。 なによりも主人公が一人っきりでもユーモアを忘れず、前向きに生きている姿が輝いて見える。すごいや。 こりゃ生き残るな、地球帰るんだろうなって読者を希望へ導いてくれるのがうれしい。

    2
    投稿日: 2017.05.10
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    上下巻あわせてのレビューです。2016年2月に公開された映画『オデッセイ』。昨年から頻繁に予告編が流れ、一度は『ブリッジ・オブ・スパイ』と混線した予告編を観るという貴重な体験もしました(http://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/4c49e9eaad922298b51704d8929f116a)。IMAX3D版で観た1回目が楽しすぎ、2回目は4DX3Dで。何度でも観たいほど好きでした。 さてその原作は、そもそもはSFオタクを自称する米国人アンディ・ウィアーが、国立研究所にプログラマーとして勤務する傍ら、自身のウェブサイトにて発表していた連載小説。当初は無料で読めるように公開していましたが、まとめて読みたいという要望に応えてkindle版にて激安価格で売り出したところ、ものすごい数のダウンロードを記録。紙媒体でも発売されることになったという、売れない小説家が聞いたら嫉妬してしまうような話。 火星に着陸したクルーを猛烈な砂嵐が襲い、ミッション中止を余儀なくされる。撤収作業中にクルーのひとり、マーク・ワトニーが吹き飛ばされて行方不明に。リーダーをはじめとするクルーは、仲間を置き去りにすることに苦しみつつ火星を脱出する。ところが、死んだとばかり思われていたワトニーが生きていた。植物学者のワトニーは生き抜く策に頭を巡らしはじめる。 ……という物語。いや〜、賢い人の考えることは凄い。映画化に際し、これらの内容は理論的には実際に火星でおこなうことが可能であるとNASAのお墨付きがあったと聞きました。そんなややこしい話に私がついていけるわけはなく、もしも映画を先に観ていなかったら理解不能だったと思われます。しかしリドリー・スコット御大が楽しくわかりやすい映画にしてくれたおかげで、専門的な話はわからずとも、マット・デイモンが演じていた主人公の姿がよみがえり、楽しいのなんのって。こんなふうに超ポジティブでいられたら、何でも乗り越えられそうに思えます。理系の頭でない人は映画をご覧になってからどうぞ。 ちなみに映画は2回観ました。そのときの感想はこちら→http://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/e3ade5eba1531fa3ba92fc3a9963c800

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    投稿日: 2017.04.26