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うまれることば、しぬことば
うまれることば、しぬことば
酒井順子/集英社
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総合評価

19件)
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    普段から何気なく話したり、聞いたりしている言葉のちょっとした違和感を鋭く突っ込んで、掘り下げ、解説してくれる。 言葉なんて平安時代から流行り、廃りがあるものと軽く受け流していたが、言葉の影響は私達の歴史や慣習までも変えてしまうとしたら、これからは何気なく口にする言葉に敏感でありたいと思った。

    0
    投稿日: 2025.11.17
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    そうですね。「負け犬」で一世を風靡したエッセイストが「ことば」の栄枯盛衰をじっくり考察。穂村弘による解説含め、唸らされっぱなしでした。

    0
    投稿日: 2025.10.25
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    面白かったです なるほどーの連続でした それと同時に知らない単語もたくさんでてきて、自分の無知さを実感… とても勉強になりました!

    0
    投稿日: 2025.09.03
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    言葉について考えるのは好きなので、シンプルにとても面白かった❗️世代が違うので新しく知ったことも多く、勉強にもなりました。要所要所のユーモア溢れる文章がすごくよかったです♩

    10
    投稿日: 2025.08.31
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    各章の最後が酒井さんの感想で締められてて小気味良い。「Jってさ...」と人に話したくなる。実際話題にさせていただきました。 言葉を選ぶ時、相手に受け取ってもらいたい印象も選んでる。その時々のニュアンスってあるよな〜と、頷きながら読んだ。 日本語って面白い!

    0
    投稿日: 2025.08.24
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    久しぶりに読んだ酒井さんの作品、「なるほどぉ」だったり「あーそうだよねぇ」(私も本文にあった「ね」という便利な音をよく使うなあ)と「気づきをもらった」り楽しく読めました

    1
    投稿日: 2025.08.17
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     酒井さんは冷静にものごとを見つめ、分析し、読者に鋭く訴えかける。言葉に対する意識がなんと高いこと!「J」の盛衰、「活動」の功と罪、「卒業」からの卒業、「三」の魔力、など腑に落ちることばかり。知的好奇心が刺激される!

    0
    投稿日: 2025.08.06
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    日本語の醍醐味は「言葉狩り」にあり。毒のある言葉も「言い方、言い方」という突っ込みで笑いに変えてしまう。そういえば「感謝しかない」に代表される「○○しかない」というのも言い得て妙。以前はボキャブラリーのチープさに辟易してたが、考えてみれば、こういう表現も日本語だからできること。言葉ってホント楽しい。

    0
    投稿日: 2025.08.03
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    「『発達障害』や『性同一性障害』など様々な状態に名付けが行われるようになり「『私は発達障害』です」という感じで手をあげる人が次々に出てきた」 最近読んだ『わたしのいないテーブルで』(丸山正樹 著)にも同じような記述がありました。 症状や状態をひとつの言葉で定義することは、その渦中で苦しんで、ずっともやもやしてきた人々が手をあげるのに強い効力を発揮するのだとわかりました。

    1
    投稿日: 2025.08.01
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    言葉についてのエッセイ 以下、公式の説明 ------------------ 陰キャ、根暗、映え、生きづらさ、「気づき」をもらった……あの言葉と言い方はなぜ生まれ、なぜ消えていったのか。「ことば」にまつわるモヤモヤの原因に迫る、ポリコレ時代の日本語論。古典や近代の日本女性の歩みなどに精通した著者が、言葉の変遷をたどり、日本人の意識、社会的背景を掘り下げるエッセイ。以下、章題。 ・Jの盛衰・「活動」の功と罪・「卒業」からの卒業・ 「自分らしさ」に疲弊して・「『気づき』をもらいました」・ コロナとの「戦い」・「三」の魔力・「黒人の人」と「白人」と・「陰キャ」と「根暗」の違い・「はえ」たり「ばえ」たり・「OL」は進化するのか・「古っ」への戦慄・「本当」の?っぽさ・「生きづらさ」のわかりづらさ・「個人的な意見」という免罪符・「ウケ」たくて。・「You」に胸キュン・「ハラスメント」という黒船・「言葉狩り」の獲物と狩人・「寂しさ」というフラジャイル・「ご迷惑」と「ご心配」・「ね」には「ね」を・「だよ」、「のよ」、「です」 ------------------ 普段は気にせず普通に使っているけれども、言われてみれば確かに気になる言葉 「卒業」は色々と使い勝手がいいのでしょうねぇ 印象に残っている「卒業」発言と言えば、松岡修造が、「引退ではなく卒業」と言っていたのを覚えている テニスから離れるわけでななく、次のステージに行くという意味合いだったと思う そして、実際に後進の育成の道に進んで、錦織圭とかにも教えてたなぁ あと、アイドルで引退や脱退ではなく卒業と言い出したのは、おニャン子クラブが私の知る中で一番古い 多分、放課後のクラブ活動という体裁でやってたので、引退ではなく卒業と言い換えたのだろうな それが今や違う意味合いを持って使われているように思える 引退なら芸能活動自体を辞める 脱退だと事務所との関係で意見の相違があった 卒業だと円満といったところだろうか 「気づき」や「感動」をもらったり与えたり 能動か受動のの違いなのだろうけど、面倒な時代になったものですね 動詞が名詞化する事で、授受可能なものになるという発想は確かにと思った スポーツ選手のインタビューも方方に気を遣わなくてはならなくなったわけで その結果としての「与える」化 後でも言及されている「そうですね」発言にしても 何かといちゃもんを付ける人が増えたのだろうなぁ 陰キャ、根暗、陽キャ 追われてみれば、ネクラは根が暗いのであって、表面上は明るいという可能性もあるわけで 表面上は陽キャだけど根暗というのが元々の意味か でも、昔も表面上も暗い人を根暗と言ってた気がするんだけど…… 「生きづらさ」問題 自己の問題や課題を「生きづらさ」と表現する事で、社会に問題があると他責化する事ができる これも言われて初めて気付いたなぁ ただ、私としては社会に問題があるのは前提として、個人の問題もあるというような意味で認識していたわけだけれどもね 多様性を受け入れる社会へと変容しつつある現代では、個人の特性に応じて社会がそれをどう受け入れるべきかという風潮になっているのは決して悪いことではないと思う 社会構造の変化してきて、様々な方面に配慮が必要になった結果、表現が曖昧化したり、自責ではなく他責化する方向に言葉が変化している傾向がある それと、著者の言葉に対する深堀りや類型を引いてくるところとか、言葉に対する着眼点がすごいのだろうなと思える ただ、著者も現代社会で必要となった配慮を理解しつつ、まだ全時代的な価値観を持っているように見受けられる まぁ、そもそも「負け犬の遠吠え」なんてエッセイで有名になっているわけだし その辺の自虐を込めた表現なのだろうとは理解しつつ、気に障る人もいそうだなとも思う 今作でいうと、既に「彼女」「彼氏」ではなく、性別を区別しない「パートナー」という言葉が適切な風潮があるわけだし その前段階として、せめて「恋人」という言葉くらいがちょうどよいのかもしれない (などと私も曖昧な表現の感想を述べてみたり) そして解説は穂村弘 短歌で用いられている言葉遣いから、今作の類型を引っ張ってきているあたり、この方も言葉に対する知識が広いと感じる

    4
    投稿日: 2025.07.28
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    ナツイチ「よまにゃクリアしおり(←めちゃくちゃかわいいしお役立ち)」目当てで買った、前々からちょっと気になってた本その4。 言葉ウォッチャーのひとりである著者が身近で気になる表現について考察するエッセイ。初出は集英社ノンフィクション編集部サイト「よみタイ」に連載した「言葉のあとさき」(2019年12月〜2021年9月)で、単行本は2022年。ちょうどコロナ禍の只中の記憶もたっぷりつまっている。 自分自身言葉を観察しているつもりだけど、たとえばいつのまにか「OL」を使わなくなったこと(たしかに、大人の昔話にはでてきても今の子どもの未来図にこの職名はないはず)など、読むまで気がついていなかった。分析・考察に賛否はあれど、終始おもしろく読んだ。 穂村弘の解説が酒井順子の考察と俵万智らの短歌を対照していておもしろかった。

    1
    投稿日: 2025.07.25
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    時代とともに言葉の解釈や価値観が変わり淘汰されていく言葉や新たに時代のうねりとともに誕生する言葉を考えることは、社会の変化や人間の営みが見えてくると思いました。言葉の誕生が概念を生み出してそこに色々な付加価値が生まれていく過程を観察しながら、現代に適応した言葉を選びとって日々の生活で使っていきたいとこの本を読んで考えました。

    0
    投稿日: 2025.07.18
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    なんとなく使っていた言葉を掘り下げて考えていく。発見が多くて面白かった。 語彙力と知識の広さがすごいと思った。

    0
    投稿日: 2025.07.10
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    ついつい購入してしまう著者のエッセイ。本著に限らず、共感する点が多いのは、同世代ゆえか。しかし、東京育ちで東京で生活し、流行や時世に敏感な著者と、地方育ちの自身との違いも感じつつ、しかしそう感じるのは羨望か・・・と楽しみながら読んでいます。

    0
    投稿日: 2025.06.25
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    根暗、根あかが今でいう陰キャ、陽きゃになるのか。 でも黒人のことを黒人の人とは言わないなぁ。 今がアフリカ系アメリカ人とは言うけど。 さすがに外人は言わないよね。今は。 でも、なんで韓国人と朝鮮人とか言うのがダメなんだろう。 きつい感じがするのかな。 著者は韓国の人っていうらしい。 じゃあ、日本人もNGってことになるのかな。 言葉の感覚って人それぞれだから難しいよね。

    0
    投稿日: 2025.06.03
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    言葉は生まれ消えていく。改めて言葉は変化していることを実感しました。 生まれ消えていく言葉についての考察が分かりやす、「そうか」「そうなんだ」と思いながら読みました。 冒頭の「J」の盛衰 Jリーグが開幕した1993年から日本の事をJで表す者が増えた。J-WAVE、J-POP、企業の名前にもJが使われた JR、JT、JFE. 当時を振り返るとJという文字がカッコよく感じたのは確かだった。 しかし、当時選手の事をJリーガーと呼んでいたが、今はJリーガーと呼ぶ人は少ない。 平成の初期には眩しかった「J」という文字が放つ輝きが薄れつつある。一つの文字や言葉は時代の空気を変える力を持ち、またその言葉には寿命があることを、伝えてくれるのでした。 「生きづらさ」のわかりづらさ 「バファリンって、飲み込みづらい」「なんかこの小説、読みづらい」「この靴、履きづらい」 このように、「~づらい」という言い方は、その「つらさ」の原因を他者に置く傾向があって、もちろん「生きづらい」にしてもそう。生きづらさを訴える側はあくまでも被害者であり、その人の生きやすさを阻害している要因を誰からに取り除いてほしいものだ、という響きを持つ言葉です。 「生きづらさ」は周囲のせい、という響きをもたらしているのは他ならぬ「周囲」、と言うこともできます。 もちろん、本当に他者のせいでつらい目に遭っているひとはたくさんいます。そういった人々に対しては、きちんとした支援や援助が必要なのですが、しかし「生きづらい」が流行語となってからは、「それ、本当に他人のでいなの?」という事例も増えた気がしてなりません。 ほかにも沢山の言葉についての考察が書かれています。 もっと言葉は意識して使いたいと実感しました。言葉の生まれた背景や歴史も分かりやすく楽しく読みました。

    6
    投稿日: 2025.05.25
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    作者と同世代なので、毎作楽しみにしています。 とうに忘れていたこと、意識せずに身についていることを言葉で表現してもらえると、改めて思い至ることがたくさんあります。 「ハラスメントという黒船」はオモシロ過ぎて、同級生と盛り上がりたいものです。

    0
    投稿日: 2025.04.27
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    作者の文の書き方もあり堅苦しい感じが無く読み進めることができた。 読んでみて、普段は気にしていないけれど 確かにこの言葉あった、流行してたなど懐かしいと感じたり 自分たちの普段の相手に対する発言は果たしてどうだったろうか? と考えさせられる本だった。

    12
    投稿日: 2025.04.01
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    取り上げていることばに対する考察が「よくそんな発想が出てきたな」や「なるほどそう言われればそうかも」ということだらけで、知っているはずのそのことばの新しい面、思ってもいなかったところを教えてくれた。

    1
    投稿日: 2025.03.06