
総合評価
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powered by ブクログMCU(マーベルシネマテックユニバース)ならぬ「明智探偵小説世界」の怪作!いや快作!江戸川乱歩の生み出した名探偵明智小五郎が生みの親を凌駕して動き出し、第一次世界大戦と第二次世界大戦の間の時代の事件を、史実も創作も併せてまるごと呑み込み、もうひとつの昭和史を描き出しています。それは、推理小説と呼ばれる前の探偵小説の黄金時代でもあります。世界的なスーパーヒーローも惜しげもなく投入され、しかもマニアックな歴史の裏方や、その時代を描いた映画やアニメや小説の登場人物もチラチラ、物語に絡んでニヤリとします。たぶん自分では半分もキャッチ出来てないと思います。人名全部書き出して調べると日本の資本主義が完成し最後の帝国主義として崩壊する時代のロマンチックでダークでミステリアスな物語がもっと見えてくるような。読んでてもメチャ楽しいですが、実はこの作品で一番楽しんでいるのは作者かも。二次創作物の鑑です。ただある種のお祭り小説なのでディズニーのスターウォーズに感じる大味な感じが気になりました。それも味のうちですよね。
0投稿日: 2018.03.25
powered by ブクログ明智小五郎が自らの半生を語った回顧談。めちゃめちゃ楽しい一冊です。ただし惜しむらくは、乱歩の作品もいくつか読んでないのある……読んだけど覚えてないのもある……ので、ネタがわからずに素通りしちゃってる部分もあるんだろうなあ。乱歩作品、読み返したくなりました。 乱歩作品だけではなく、実在虚構取り混ぜた登場人物があまりに豪華すぎます。あの人とあの人がそんな関係!? とか。あの人とあの人が同一人物! とか。そもそも明智小五郎の出自がそれって!!! 凄い。あまりに凄すぎる。なんなんだこの超絶豪華キャストてんこ盛りは。夢のような世界かも。 でも確かに、明智小五郎よりもむしろ怪人二十面相のほうが主役かもなあ、ってのは思いました。やはり彼あってこそのあのシリーズなのかもしれません。
0投稿日: 2018.02.12
