
総合評価
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powered by ブクログ圭吾はランニング友達のあやめに惹かれているけれど、恋愛に臆病になっていました。それでも告白。するとあやめは自身が「ポリアモリー」だと打ち明けます。複数の異性と同時に付き合えるというあやめの価値観に圭吾は戸惑います。 圭吾は「好き」という気持ちと「性欲」を分けて考えてしまうので、あやめに踏み込めない。性欲は「気持ちが悪い」と感じてしまう。でも頭では色々考えるけど、「好き」という気持ちは止められないわけで。 一方あやめも圭吾と付き合うことになったものの、もう一人のパートナーに別の交際相手ができたことにモヤモヤしてしまいます。人間のこころというのは合理的に枠にはまるものではないと感じました。 最後に、圭吾とあやめは少しだけ距離を置くことになりますが、またすぐ再会するんだろうなと思います。恋愛というのは、かっこよく、きれいになんかいかないものだと改めて感じました。
11投稿日: 2025.09.03
powered by ブクログいざ自由を手に入れると、本当は不自由を求めているのではと感じるもう一人の自分と出会う。さまざまな恋愛の形があるけれど、ささやかな幸せをお互いが感じることができれば、もうそれで十分なのかもしれない。
0投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログ様々な恋愛の形、相手を想っているからこそ自分と同じであってほしいが強要はしたくない気持ち、今話題になっているジェンダーやLGBT、ポリアモリーについて考える機会になります。ただ、終わり方がなんとももやもやします。
7投稿日: 2025.07.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公の圭吾はどんな人にも良い人でいようとする。好きな人がいるけど会社の女先輩の部屋でちょっといい感じになったり、圭吾のことが好きな後輩男子社員とも良くしたり。この本を読みながら並行して見ていた某アニメの人間関係とそれを、重ね合わせるところがあった。恋人がいながらも主人公の他の女性キャラクターに対する行動力や勢い、はっきりしなさい!という気持ち。でも終盤になるにつれて、そんな形もあるのかもしれないよね、と納得させられた。 ジェンダーって答えがないから難しいなと思った。 社会問題って大体そうだが。この本を読むことで多様な生き方ってあるよねって思う反面、自分の考え方とはあんまりマッチしないなと。対等になるってなんなんだろうね。 「誰だって誰かを支配したいし、支配されたほうが楽、そうでしょ?」 あまりにも共感した。安心したいんだよね。完璧な安心を求めるから支配したいんだよね。ほんとー、人間って考えすぎの防御スイッチみたいなのあればいいのにね。それでも圭吾くんは対等に向き合おうとしてとっても素敵でした。
0投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログここ最近広く知られるようになりつつあるポリアモリーを題材とした恋愛小説。割と直截的な表現もあり私にははまらなかった。大前さん気になるので何冊か読んではきたけど、私にはあまり合わないのかも……。
0投稿日: 2025.04.25
powered by ブクログ恋愛にはいろんなかたちがあって、人の数だけ種類がある。いろんな種類があるわけなんだから、それをわざわざカテゴライズしなくてもいいと思うけど、カテゴライズされることで安心するところがあるのもたしかで。人間ってややこしいな〜って思う。多様性、他人を受け入れること、って昨今当たり前になってるけど、言葉にするのは簡単でも、実際自分の身に降りかかってみるとどうしたら正解なのかわからなくなりそう。でもどうしたらいいのか考えて、悩んで、相手を思い遣って、それから自分のことも大事にすることが必要なのかも、と思いました。圭吾くんいい人すぎるよ〜と思ってたけど第三部ずいぶん人間らしくて同じ人間でも恋愛するとこんなに変わるんだって思った。視点がころころ変わるのに、不思議と読みやすかった。
1投稿日: 2025.04.09
powered by ブクログ色々な好きの形があって、考えさせられた。 このまま続けていたら…の未来図的な描写も取り上げられてて、やっぱり苦しいな…と思った。
0投稿日: 2025.03.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大前粟生さん、おもろい以外〜とぬいしゃべが良かったからこれを手に取ってみた。 セクシャリティーとかジェンダーについての表現が自然にあっていいなと思ってたけど、今回はわたし的にはあんまりだった。 ポリアモリーが出てくることを楽しみにしていた(日本語の小説でも表象されてるなんて!という感動があった)けど、ポリアモリーというより欲張りだったり貞操観念が狂っていて浮気をするたちみたいな描かれだったように感じてしまった。 こういうふうに思っちゃったのは、わたしの中でのポリアモリーの定義が、「複数人を同時に愛するし複数人で交際する」だけだと思ってたからかな?付き合っている人が他にもいる状態でその人に別の付き合ってる人の話をしないのは、浮気では?と思ってしまった。そこが強くて、圭吾がかわいそうだった。圭吾が完全に納得してるのなら共有しなくてもいいけど、圭吾が納得しきってるわけではないから浮気では?と思ったし、見ていて辛かった。 でも、最後の、「だからちょっとだけ、さようなら,」がしんどかったし嬉しくも思った。圭吾、あやめさんとのトキシックな関係から自分を切り離してみようと思えてえらいよ。簡単にできることじゃない。 改めて、ポリアモリーについて知りたくなった。とりあえず今回の描写について、今のわたしは違和感があった。知識がないだけかもしれないし、知識を入れたとてわたし個人の価値観とブレてしまってこういうふうに感じ続けてしまうものなのかもしれない。
1投稿日: 2025.01.26
powered by ブクログ「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」も途中で断念してしまった大前粟生さんの作品、今回は読了までいったけどやっぱり苦手だ…。 ジェンダーや性欲に囚われたくないという意識こそ囚われている証明で、そこに本人たちも気づいていて…みたいなことを最初から最後までずっと書かれていて、物語にオチをもとめるわけではないけれど読んでいて気持ちよくなるようなカタルシスもなく…圭吾がどっか遠くに行くらしい。ほーん…。 私には合わなかったけど、この本が誰かのお守りになることもあるでしょう。
0投稿日: 2024.12.23
powered by ブクログ普段とは違うものを読んでみたくて、図書館で借りてきました。 登場人物に共感できるかどうか。 わたくしの場合、恋愛小説はこれが肝になります。 結論から申し上げますと、どのキャラクターも今一つ共感できない。。。 多様性の時代と世間では言われていますが、恋愛にも多様性が広がっているのかもしれません。 十数年前からのLGBTの浸透。これからは性別を超えた「愛」は、もっと広い意味を持ってくるのかもしれません。 「ポリアモリー」 関係者全員の同意を得たうえで複数のパートナーと関係を結ぶ恋愛スタイルのこと。 この言葉をこの小説で初めて知りましたが、 1990年代初頭のアメリカで生まれた言葉のようです。 この博愛主義的恋愛って言ったらいいんですかね?? LGBTの次はこういった今までの常識では受け入れられなかったものが、世の中に広がっていくような気もするのです。 (私自身は性格的にできませんが。複数人に愛情を分散するのが面倒) まあ、こういう新しい恋愛形式が世の中に浸透して、受け入れることが出来なかったとしても、「けしからん!」とガミガミ怒るのではなく「そういう人もいるんだな」と思える人間でありたいと思います。 妙に主人公の男の子がモテるのだけど、何でなのかイマイチわからず。。。 登場する人物が皆、彼に好意を持っているという不思議な状況。こんな事ってある?! 彼にとってのモテ期だったということなんですかね。 また、この小説は読み方にコツがいるかもしれません。 一人称のストーリー展開ではなく、登場人物全員が語り手に切り替わります。 誰の立場の文章なのか、把握しながら読んでいかないと混乱してしまう。 作者のやりたいことを文章にすると、こういうことになるのでしょう。 映像だと表現しやすいことが、文章だと表現のレベルが上がる。 難しいことに挑戦していることが伝わってきます。 普段とは異なるものを読んだ感はありました。
24投稿日: 2024.10.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分がわからない、他人と関わるのが怖い、という殻を突き破って、あやめと付き合うことで人と密接に繋がるとはどういうことなのかを学んでいく。そして依存からの自立。思春期からの成長過程が、読む前のイメージよりも意外と爽やかに描かれていて読みやすかった。登場人物がみんないい人。 人を好きになることは、人でなくてもきっと何かを好きになることは、ものすごいパワーがあるものだなと感じた。
0投稿日: 2024.09.30
powered by ブクログ生きていてくれるだけで良くて、自分の中にきみがいるなあと自覚できればそれでいい 裏を返せばもはや諦めにも近いような 恋と性欲を混同したくない圭吾の考え どこまでが恋でその他の感情の名前はなんだろうって確かに思う。金井くんも言っていた「好きって気持ちは一方的で気持ち悪いもんでしょ」という台詞、これを私も自戒する
0投稿日: 2024.09.22
powered by ブクログ恋愛の形が違う二人。 人はそれぞれ違うからと相手の気持ちを察して行動する主人公。 生きていてくれるだけで幸せ、なんて無償の愛に近い。 優しい彼が、ぴたっとはまる相手にいつか出逢えたらいいと思う。
12投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログポリアモリーって言葉を、この本で知った。 多様性の時代。色々な恋愛観があっても良い。 嫉妬深く、独占欲の強いわたしには出来そうにない恋愛観。共感は出来そうにないが...... お片付けサークルの年配夫婦の「やらない後悔を増やすよりは、やってみて失敗だったなぁって笑う方がいいと思った」って言葉が1番惹かれた。
0投稿日: 2024.08.21
powered by ブクログ心地いい孤独があること、好きなのに苦しいこと、 片付けや優先順位のこと、捨てるのにも傷つくこと あれこれゆる〜っと
0投稿日: 2024.03.21
powered by ブクログあやめとの関係が話の主軸ではなく、圭吾の身の回りの多様な恋愛模様も厚めに描かれている。圭吾が1人キャンプにて病んでも永遠と答えが出ない感じ、リアルだなぁと思った。もう1人の彼氏が言ってた、さびしさの代わりに更に心を満たす方を選んだって言い分も妙に納得してしまうし、きみだからさびしい、って圭吾の気持ちも分かる。あやめのことも不思議と憎めない。全体的に良くも悪くも悶々とする内容。
1投稿日: 2024.03.18
powered by ブクログ大前粟生さんは読みやすくてサクサク読めました!ただ、ポリアモリーという言葉を初めて聞いて、???になってしまった。ただ、多様性って言われてる世の中だし色んな人がいるよなーと思って読み進めました。周りの人がどう思おうと本人たちが納得できていればいいのでは?と思うけど、本人たちも納得した上での葛藤があるのかなと思ってみたりしました。
0投稿日: 2023.12.31
powered by ブクログ軽いけど、それなりに重みがあったきがした。携帯小説とかよりは読み応えがある感じ。 誰かにとって誰かは魅力的なんだろうな。と思った。 部屋の整理するかあ〜。
0投稿日: 2023.11.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
たくさんの恋愛の形が出てくる。相手と自分のスタンスが違う時、どう折り合いをつけるか。。という答えのないことについて心の動きが細かく書かれている。相手にあわせればいいということでもない。作品にも出てくる通り、性別の違いなどもあり、「対等」は難しいなあと共感した。 あとは片付けもモチーフとして出てくるのだが、片付けも結局、自分の中の優先順位をつけることであり、主人公はそこにも苦しさを感じている。いっそ全部捨ててしまいそうにもなったり。 解決策や答えがあるわけじゃない。相手も自分も大事にしたいと思っても結果的には自分が傷つくことも傷つけることもある、て受け入れることなのかなあと思った。
1投稿日: 2023.10.04
powered by ブクログ思っていたのと違ったな…何だか読みづらい文体だった。 これが本当にポリアモリーなのか? 自分で確信持ててなくて、揺らいでて、 だからこそポリアモリーだと思って生きていくことで少し前向きになれているように感じた。 しかし同時並行で複数人と付き合うって、相手がそうでない場合、すごくつらい。 圭吾の嫉妬の気持ちはすごく共感できた… しかし題材にする割には出てくるのが遅すぎる?
0投稿日: 2023.09.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「多様性」ブームへのアンチテーゼとして(そんな意図ではないとは思うが)、性別とか立場とかの枠組を関係なしに、一人一人ときちんと向き合って大切にしようとするところに好感がもてた。心のあり様の一面としての恋愛の話。すとんと素直に共感して、なんだか若返った気がする。 読んでいる途中でうっかりこの本の紹介文を見てしまい、けっこうなネタバレをくらったのはショックだった。。 視点人物がシームレスに変わっていくのが新鮮だった。緩やかにそこにある愛のようだと思った。 以前読んだ『ブラザーズブラジャー』の装画と同じ方の表紙だったので、思わず手に取って読んでみた。よい出会いだった。
0投稿日: 2023.07.27
powered by ブクログ面白くて一気読みした。恋愛って難しい。ポリアモリーの人と、性欲を抑えられんくてただただ浮気する人は全然違う。だから難しいしもどかしい。
0投稿日: 2023.07.24
powered by ブクログ恋愛が分からないので恋をするって本当に大変だなあ、なんて他人事みたいに読んでたけど(この小説で言うと恋愛関係が前提となるが)大事な人と対等でありたいとか、そういう葛藤はわかる気がする。 好きという気持ちだけでは生きていけない。 分かってはいるけど。 主人公の自問自答は『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』でもあって、そこがこの作者の良さだと私は思うので今回も沢山悩んでいたところが良かった。 悩んで悩んで悩み抜いて、導き出す答えがそれで良かった。
0投稿日: 2023.07.09
powered by ブクログ好きになった彼女はポリアモリーだった―――。 繊細な若者たちの、繊細な恋愛小説だった。 価値観の違い、ってよく言われるけれど、今現在、多くの人が前提としている一対一の恋愛が合わない人も、中には存在する。 ポリアモリーとは、双方公認で複数のパートナーと関係を持つライフスタイルのこと。 はじめてこの言葉に触れたのはNHKEテレでやっていた5分くらいのドキュメンタリーでのこと。 ふたりの男性の恋人を持つポリアモリーの女性を紹介していた。 新しい風を感じるような新鮮さでその番組を見ていたのを覚えている。 大前粟生さんの小説は二冊目。 恋にあふれた小説だった。 みんな誰かに恋をしていて、こちらまでフワフワきゅんきゅんしながら読んでいた。 辛さはちょっと分からないな、と思いながら。 でも、彼らが本気なのは分かる。 文章の構成?がちょっと変わっていて、登場人物の視点が次々変わる多視点の小説なのだけど、Aくん→Bさんへの視点移行が滑らかで、繋がっているような繋がっていないような不思議な読み心地。それがけっこう愉悦だった。 『きみだからさびしい』ってタイトルも好き。
75投稿日: 2023.06.06
powered by ブクログここが良かった、このセリフが胸を打ったとか、そういうものを残しておけないくらい引き込まれて読んだ。 あやめの不自由さや孤独、そのおもてにあるような快活さが好きだし、圭吾がお化けから始まり葛藤をじっくり炙るように燃させながらひとつ結論を得るまでが好きだし、青木の「おまえが幸せにならないと私は……」とか元木の「誰だって自分の信じたい考え方に洗脳されに行っているだけ」とかは手を固く握りたい衝動を得た。 ポリアモリーという言葉が出て、それについてもじっくり扱っているが、それに限らずとにかく愛についての話。ひとがひとを愛そうとすることをとにかく言語化した物語だった。
2投稿日: 2023.04.09
powered by ブクログんー、個人的には微妙だった!ずっと気になってた作品だからちょっと残念。 いろんな恋愛観があるよね〜とは思うけど私がポリアモリーを理解できないからこそうーんってなってしまったのかも。否定はしないけど私は該当しないのでポリアモリーな方とは恋愛できないだろうなって思っちゃった。 結局嫉妬もするんだぁって感じ。私はこの作品の中で言うと私は圭吾派なのでイライラもモヤモヤもしたのに最後置いてかれてしまった気分。私考えが古いのかな。もっと柔軟になりたい。
0投稿日: 2023.02.28
powered by ブクログいまだなあ、という感想。 多様な恋愛の価値観が描かれるけど、その当事者でなくマジョリティ側の人間は、心で腑に落ちなくても、頭で理解できているかのように自分を騙すことがある。その逡巡をいったりきたり、全力疾走したりじっとしたり。ラストの選択を祝福したい。
0投稿日: 2023.02.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分が対等に恋愛したい相手と恋愛の価値観が異なった時、自分の性愛はエゴになりうるんじゃないのかっていう悶々とした葛藤を抱える圭吾に、わかる、わかるよわかるんだけどさーってなることが多くてこっちもむずむずした。誰かに対して独り占めしたいとか相手も自分のことだけ見ていてほしいと思ったことないから共感できるところは少なかったんだけど、好きな人が傷つくのは嫌なのに、ましてや自分の気持ちで傷つけるとかあってはいけないっていう感情とか、男とか女とかっていう分類じゃなくてあやめさんと僕っていう独立したものになりたいっていうのはなんとなくだけどわかるかなー、挿れる側と挿れられる側の構図が気持ち悪いみたいな場面あったけどそれはなんかめちゃくちゃわかってしまった、もう一回読み直したいけど時間を開けたい気もする いきなり別人間のターンに切り替わるのむずいよね 誰の述語だよ!ってツッコミながらなのでエネルギーがいる… わたしは1番金井くんがよかった。なんか真っ直ぐなところがいちばん眩しかった。
0投稿日: 2023.02.20
powered by ブクログ『すき』と『さびしい』が溢れてる。 主人公は京都市内の観光ホテルで働く24歳の町枝圭吾。 二条城の周囲をランニング中に出逢った窪塚あやめに恋をする。 意を決し想いを告げた圭吾だが返って来た返事は「わたし、ポリアモリーなんだけど、それでもいい?」 うーん、これは切ない。 昨今、多様性が謳われLGBTの認知度も上がって来たとはいえ、複数の人とオープンな恋愛関係を持つポリアモリーには私自身抵抗がある。 あやめと付き合い幸せを願いながらも、嫉妬や独占欲に悶える主人公の想いに共感する。 シンプルな言葉で紡がれたピュアな恋愛小説。
0投稿日: 2023.02.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分が圭吾的な立場になったことからこの本を手に取りました。 読後違和感が拭えず2回読みました。 で、思ったのは ポリ側の人の交際がとても軽く描かれてること あやめに至っては、圭吾から想われてることを知っていながら自分はポリアモリーかもと、アプリに登録して会ってみて、波長があったからと付き合って…そしてそのハスモトの彼女に妬いたり… ハスモトは、圭吾にポリアモリーの恋愛について語るけど、ハスモトも出会いは軽くて。すぐ好きになっちゃうって。 で、体の関係も結ぶまではあんなに線密に描かれてたのに、一回したらセックス漬けみたいになって… ポリ側の人が軽く描かれすぎてて誤解を招くかなと思いました
1投稿日: 2023.02.06
powered by ブクログホテルマンの圭吾。 好きになったのは、ポリアモリーのあやめさん。 対等でありたい。 でも、好きな気持ちは募るばかり。 恋愛はグラデーション。正解の形はない。 だから苦しい。 〝自分に合った恋愛をするために必要なさみしさ〟という大人な考え方が未だにできないお子様な私。しあわせ、と思えたひと時を抱きしめて生きていけたら。 ゲイの金井くんが可愛くてちょっと切ない。
0投稿日: 2023.01.19
powered by ブクログ最近自分のセクシュアリティについて考えることがあり、ポリアモリーについて知りたくてしらべてこちらを読みました。 結果的に何か分かったか、というと私自身何か明確な答えを見つけられた訳では無かったけど、 登場人物がそれぞれ感じていること、思っていること考えていることに共感したり、たまに共感できなかったり、これはあの人っぽいなと思ったり……友達の話を聞いているような感覚で読めました。楽しかったです。 ポリアモリーについてのことはもちろんですが、それらとは関係なく読んで良かったと思います。
0投稿日: 2022.12.31
powered by ブクログテーマが好き。ポリアモリーや恋愛の複雑さ、対等ってどういうこと?などについて。 掴みどころのない、共感しにくい?気持ちも多く書かれているので、人によってはもしかしたら「なんかかよくわからなかった」で終わってしまいそう。
0投稿日: 2022.12.30
powered by ブクログ素敵 なんというか、とてもよくわかると思ってしまったらこの本の意味が無いのかも知れないけど でもこういう側面あるかもな私にもって
0投稿日: 2022.11.14
powered by ブクログ「自分から告白したのに、すいません。」 「いいよいいよ。ゆっくり考えな。」 じゃあ、といって圭吾は、好きな人がいない方へと歩いていった。 最後まで方向の表現がなんだかすきだった、
0投稿日: 2022.10.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人との距離感って難しいよね。というお話。かしら。 傷ついても一歩踏み出した圭吾くんはえらいね。 そしてコロナの描写や倒産の話は、何年後かに読んだら『懐かしなぁー』って思うのかなぁなんて思ったりしました。 若者の感覚と世相が反映されてる『今』の小説に、レトロな色合いの装丁が素敵な本でした。
0投稿日: 2022.10.10
powered by ブクログ本当に思ったことをそのまま書く。 “あ、これが令和の時代の恋愛小説なのか”と。 ん??え?主語は?術語は?え?この文体、文末なに、読みにく! 離れてもう1回読みすすめたら、止まらなくなった。胸が苦しくむず痒くなって、少しふしだらな気持ちにもなって、、、 “あぁこれがエモいというやつか”と体感した。 昭和に生まれ、平成を生きた女、ようやく令和を体感しました。 あぁ、この感じ。あいみょんを聴くようなそんな感じだ。あいみょんも、楽譜は読めないらしい。この小説も、書き方のそれは私の知る小説じゃなかったけれど。 人の胸を掬う、ちゃんと悩んで向き合ってまっすぐ生きている。本質という言葉も時代遅れと感じるくらい、あぁこの令和の時代に生きるひとたちって、今生きる自分の気持ちと周りの人との関わりを、とてもとても大事に大切にしているんだと思った。 それは、建前とか世間とか、そんなことがはこびっていた昭和や平成の時代よりも、より素直により直感的に、向き合っているんだろうと思う。 だからこそ、今までこれと言葉にできていた感情を曖昧に、ふわっとさせる。 だってそれはもっとグラデーションがあって、言い切ってしまっていいものかと悩むから。それは最近の若いものは〜というものではなくて、むしろ昔の時代の人が型にはめて無理やりそう名付けようと自分を鼓舞してきたものであるから。 より、人間らしくあるのかもしれない。人間の曖昧さを深く追求して苦しむのではなく、未来永劫に当てはまる答えを探そうとするのではなく、今生きるために今日の幸せのために悩み、そのままを表現する。それは、今日という日を当たり前に食べ寝て遊んで暮らせるだけの余裕があるからかもしれないが。 この小説は還暦過ぎた父が読むことはできないんじゃないかな、それも偏見かしら。 でも彼らの“今”を生きていないものからしたら、理解するのは難しい。 わたしにも理解できない。でも、彼らは彼女らは同じように悩み苦しみながら日々生きているんだなとわかった。浅いわけではなく、より純粋に世の中をみているんだな。と思った。 どこか核心を避けがちでもあるけれど、ちゃんと向き合うときは自分で伝えている。 動画を切り取っているような本だけれど、ちゃんと細かいところの描写はつじつまを合わせている。 人物を描くうえで作られた要素は、ちゃんと意味を持たせて散りばめられている。 令和の小説家、すごいですね…! 圭吾がゴミを捨てていくときの描写も、見事だった。心良さぶられた。 う〜ん、とにかく、なんとも不思議で新しい体験だった! そして息子たちはこの時代を、この時代のさらに次の時代を生きてゆく。 わかるわきゃーない。 理解できるわきゃーない。 ただ、君を愛している、って、それは伝えていきたい。時に昭和的に、時に令和的に。 時代をまだぐ私たち世代もなにかしらの意味をもちたい。伝えてゆくとこはなんだ、捨てていくことはなんだ。追求と拡散を同時に知る世代として。何をどう生きるか、今日もわたし自身をアップデートしなきゎならぬ。
0投稿日: 2022.09.30
powered by ブクログ人が人を好きになるっていう当たり前のことを、男とか女とかの垣根をゆるやかにほどいてぜーんぶおっけーって言ってくれてる。でもその気持ちが誰かを傷つけるかもしれなくて、それって怖いよね、とも。 金井くんが、優しくって臆病で、かわいくて好きだな。
0投稿日: 2022.09.26
powered by ブクログ苦しくて苦しくて苦しい。 みんなそれぞれが痛みと幸せを持っているんだ。 それが人間。 とっても人間ぽい人たちがたくさん出てきた。
0投稿日: 2022.08.31
powered by ブクログさびしさってパズルのピースみたいなもので、かたちが似ててはまっても紙質や厚みが違ったり、かたちが違ってても同じ色だからって無理矢理はめこむこともあるし、ぴったりはまると同化してしまって境がわからなくなっちゃって、という印象を、この本にでてくる「さびしさ」に感じた。 でもさぁ、なんか、はめられるピースがあるだけ羨ましいよって思ってしまったなぁ。 他者でしか埋められないさびしさってあるものなぁ。 そこをどうにか、他者に頼らず塞いでしまう方法ってないのかなぁ。って、関係ないことをいっぱい考えてしまった。
1投稿日: 2022.08.29
powered by ブクログ他の誰でもない「きみ」が好きだからさびしい。そんな少し歪な感情を抱きながら恋愛をする男女達の物語。主人公の圭吾は自分が性的マジョリティだと自覚し過ぎているがゆえに、マイノリティに過剰なまでに配慮する。しかし、圭吾が「対等に」接しようとすればするほど逆にマジョリティ側が「普通じゃない」ように見えてしまった。むしろ、ゲイであることをさらっと告白し、圭吾に思いを伝えた金井くんや、ポリアモリーであることを最初に伝えたうえで、圭吾に最大限向き合おうとしたあやめさんの方がもっと自然に恋愛を楽しんでいるように見えた。圭吾は自分は完全なるニュートラルな生き方が出きると過信しているようだった。どんな相手とも対等に接し、相手を尊重し、自由にしたい。立派な願望だけれども、それをやろうとしてやるのは違う気がする。結果としてそういう態度になるのが正解ではないだろうか。最初からそんな綺麗な生き方を望んだからこそ、それに一度綻びが出るとどんどん自暴自棄になり堕落していく。きっと世の中にいる全ての人に平等に配慮するのは不可能で、自分が付き合っている人々の中だけでも、優先順位や向ける感情の種類はバラバラだ。でも、それが人間で、全ての人間を同じように愛そうとするのはおこがましいことだ。それに最後の最後で気付き、あやめさんのことが好きだという単純で強い気持ち1つを持って、一人立ちすることを決めた圭吾は大きく人として成長したのだろうと思った。私自身にも耳が痛い話だった。
3投稿日: 2022.08.23
powered by ブクログそうか〜、そうなのかあ。と、思った読後。 自分自身とか、常識になってしまってるおかしなこととか、それに嫌悪感を抱きながら同時に全部抱えて苦しくなる。 いま、おかしいのにスルーされてきた色々に声をあげられるようになったからこその苦しさだと思う。 差別とか一方的な思いとか男とか女とか、確かにおかしくてグロテスクだ、でもそれは自分の中にも存在していて、簡単には消せない。 恋愛面では誰にも共感できないなと思ったけど、そもそもこんなに人を好きになったことがない。 ポリアモリーでもいい?と言われていいよと言える自信もないけど、誰か一人だけを好きでいるのも難しいなと思うな〜。 人にはいろんな寂しさがあって、それを埋めてくれる存在はいろいろだったりする。 誰も傷つけたくない、イコール、誰にも傷つけられたくない。 作者の書く小説を読むたびに、優しくて弱くて苦しむことがつらいけど、この苦しみをやめたら自分を許せなくなるんだ、というループに陥っている人がいることに勝手に安心する。 安心するし、しんどいなと思う。
2投稿日: 2022.08.18
powered by ブクログー好きだから、全部受け止められると思った。 〈あらすじ〉 どうしようもなく、あやめさんが好きだ。だけどこの好きはちゃんと「好き」だけでできているのかな。好きと苦しいはとても近くにある。そしてあやめさんに好きだと伝えた時、あやめさんから自分はポリアモリーだと告白された。自分だけのあやめさんじゃない事実に困惑しつつも、やっぱりどうしてもあやめさんが好きでたまらない。 〈感想〉 私にとってはかなり読みにくくて、びっくりしました。 でも、このまとまらない考えを読んでるみたいな感覚が、最後はなんだかしっくりきて、余韻が残る形になりました。 人を好きになる時って、こんなふうになっているのかもしれない。 好きだから、相手のどんなことでも受け入れたいし、自分だけのものにしたい。だけどそれが、どれだけ叶うのか。 なんだか、読み終わった後に、意味がわからなかったー!と思うような、でもなんだかもう一度読みたいなとじわじわ思うような不思議な気持ちになりました。
1投稿日: 2022.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
話題の作家による、コロナ禍の閉塞感のある生活の中で「ポリアモリー」を扱う、ジェンダー文学作品。 主人公の圭吾が、ポリアモリーのあやめさんに対等な恋愛を求めてしまう繊細な恋愛小説。一方で、同僚の金井くん(ゲイ)からの告白、青木さんからも「さっさと好きと伝えろや!痛々しいねん。」と好意を寄せられ、あやめさんとの恋愛にはまって行く。 ~心に残るフレーズ~ ・ 自由って何なんだよ!あやめは叫びたい気持ちになった。つき合っている誰かのために別のパートナーを犠牲にするなんて、したくない。比べたりなんてしたくない。 ・ そう思うけど、私だって嫉妬の気持ちはわかってしまうんだ。最近できたっていう蓮本さんの他のパートナーに、私は嫉妬の気持ちを持ってるから。 ・ 何で対等になりたいんだろう。そんなの、わかんねえよ。ただそうなりたいんだ。 ・誰だって誰かを支配したい?支配されてた方が楽?そんなわけあるか、そんなわけあるか、と 何度も思いながらも、圭吾には身に覚えがあった。 ・ それは、俺にする話なのかな。俺にする話なんだろう。その蓮本さんて人があやめさんにとって大事な人だから、俺に話してくれようとしてるんだろう。でも、苦しいな。 青年の正直で眩しい程に切ない思い、そして、ポリアモリーの蓮本さんの言う、どうしても一人だと埋められない淋しさ…も分かる気がする。この自由なライフスタイルがナチュラルな関係として認知され制度も整った場合、将来的に少子高齢化が解消され?日本経済を上向きにする政策としては悪くない?かも等と無秩序に妄想してしまった。同じ作家のジェンダー作品があるのか興味津々だ。
10投稿日: 2022.06.26
powered by ブクログとても面白かった。 わかる、昔その道(に似たとこ)を通った事ある わかる、わかるわかるわかる と同時にわからない。あの頃には聞かなかったし聞いても理解できなかった事が確実にある 今なら知識としてわかる、そしてやっぱりわかる 年齢を重ねたことで忘れていた、あまり気にしなくなったあの感覚がこの本にはある そんなぐちゃぐちゃしたとこも含めて読んで良かった
0投稿日: 2022.06.17
powered by ブクログ表紙の絵は素敵だけど、絵から想像した内容とは少し違った。 今時の若者たちの様々な恋愛の様相が描かれている。他人に関して一歩引いたところで作る人間関係、生きにくそうだった。
0投稿日: 2022.06.14
powered by ブクログポリアモリーの小説は珍しいと思ったため手にとったが、それどころではなかった。 文章が稚拙で非常に読みにくい。主語が示されないまま急に変わる。場面転換や時間経過が不自然でわかりにくい。 登場人物の感情や言動の根拠になる描写は不十分で、さらにその感情や行動も単調で深みがない。 そしてポリアモリーについても大して描かれているわけでもない。 サンクコスト効果だな〜と序盤から自覚しながら結局最後まで読んでしまった。これだからかなしい。
0投稿日: 2022.06.13
powered by ブクログ最後の一文がじんわりと残る。 表紙に戻ってタイトルを読むとああ、そうかもなって思う。 他の誰かじゃなくて、きみだからさびしい
0投稿日: 2022.06.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ポリアモニーの話と雑誌か何かで取り上げられていて読んでみたいなぁと思ったのがきっかけ。ポリアモニーについては殆ど無知でした。 ポリアモニーを題材にした話というよりは、主人公の恋愛や仕事の話にポリアモニーの人がいたって程度でしょうか。序盤はなかなかポリアモニーの話がなく途中から出てきてしまったせいか、序盤の人間関係は後半殆ど出てこなくなってしまって割と職場の人間関係の話好きだったから少し寂しい。小説の中でもコロナ禍で会社が苦境でどんどん人と疎遠になっていくので仕方ないか。 職場の人間関係の話とポリアモニーの話、どちらも魅力的なんだけどページ数もそこまで多くないから仕方ないけどもう少し話を広げて欲しかったかなぁ。
0投稿日: 2022.06.06
powered by ブクログ王様のブランチでも紹介された、大前粟生さんによる様々な愛のカタチを描いた恋愛小説。京都のホテルで働いている恋愛不器用な町枝圭吾24歳と、複数のパートナーと関係を持つポリアモリーのあやめとの恋愛が描かれる、2019年からスタートして、2020年に入ると小説内でもコロナ禍になり、生き辛い社会情勢もうまく反映されている。主要キャラの2人以外にも、ゲイの男性などいろんな価値観を持っている人が入り乱れていて面白かった。
0投稿日: 2022.06.06
powered by ブクログううん、、小説として読み応えがあるとは思わなかった。ポリアモリーや同性愛など今の若者をとりまく恋愛というテーマをこの早いタイミングで書いたことに意義がある本だと思う。 良くも悪くも筆者の書きたい要素が多く一つ一つが薄いので、共感できるエピソードがある人はものすごく自己投影して(補完する余地がめちゃくちゃあるので)高評価するのだろうし、そうでない自分は全く乗れなかった。 読んでよかったとは思う。 (以下、メモに入ってたやつ、供養) こんな人、いますね こんな人も、いますよね みたいな本だなーっていうのが第一の感想。 ただ主人公・圭吾の感性だけがあまりにもファンタジー。要素要素としてはまあ居そうなんだけど、この性格考え方が全部盛りの成人男性はファンタジーだと思う。笑 テーマがテーマだけに、そしてキャラの深掘りが意外とされていない本であるがゆえに(読者の想像でいくらでも膨らませられるがゆえに)、人によっては読後かなり心乱されちゃうんじゃないかな。キャラの誰かしらに自己投影できた人は高評価つけそうな本。 ふわっとした気持ちを自分で言語化していくさまの書き方はリアルで上手いなと思った! さて誰にも共感できなかった読者としては、筆者や登場人物と同じ時代を生きる未婚の同世代だから(時代を見る目が近いから)読めた本って感じがすごい。 なんか色んな意味で知り合いのブログを読んでるようなクオリティの小説だと思ってしまった。 いいように言えば瑞々しいってことなのかな。 コロナとか自由恋愛の形とか同性愛とか働くことについてとかジェンダー観とか、、タイムリーな要素を惜しみなく組み込んでいて、いまの日本の空気感を表現したかったのだろうけど逆にとっ散らかっている印象がある。 要素が多い割に短い物語なので、それぞれのテーマがもつ重さに対して読み足りなさを感じてしまうのかも。
0投稿日: 2022.05.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「回転草」を探しに行ったが売っておらず、同じ作者の別の作品をと購入してみた。 ポリアモリーという言葉を初めて聞いた。浮気症の人の言い訳か、とも思ったけど、そもそも1人だけを真剣に愛するということの方が「そうあるべき」みたいな縛りかもしれない。多分どちらかが正しいというわけでもなく、どちらも存在している、ということだけかな。それを理解する必要もなく嫌悪感も否定しようがなく、自分か相手が当事者となったときに他方を受け入れたいと思うかどうかだけ。 圭吾もまだまだ悩み続けるんだろうなぁ。 どちらかと言うと、圭吾の真面目さ・一途さの方がリアリティに欠ける気がするのだけど、そうでもないのかな?
1投稿日: 2022.05.08
powered by ブクログポリアモリーの話がなかなか出てこない。もっとポリアモリーの方の恋愛模様を読みたかった。理解したいのに……理解できない……人の恋愛の仕方を完璧に理解することは難しいよね。好きで好きでその人がどこかで生きてくれてたらそれだけで幸せ、自分のなかでその人の存在があるだけで幸せ……そんな所までいきついた圭吾。尊敬だ。登場人物が結構変わった人が多くて容姿など想像出来なかった。
0投稿日: 2022.03.28
powered by ブクログ各所で話題になっているのは把握してたけれどしばらくスルーしてて、でもポリアモリーを扱う話だと知るやいなや飛び付くように読んだ。 複数愛を実行せんとするあやめさんに恋する圭吾くんのお話。 ただほかにもジェンダーやコロナ禍や、なんやかやテーマと思しきものがてんこ盛りだったので、もうちょっとどれかに絞って深掘りできていたら良かったのかなと思う。あと職場関係の人たちの視点がぶれすぎてて第三部までは読むのが大変だった。 それで肝心のポリアモリーだけど、あやめさんもまだ試行錯誤中のようで、ぴんとくる見解はみつからなかった。 浮気性とポリアモリーは何が違うのかを自分なりに区別してみると、浮気性の人は一人の本命がいながらつまみ食いしてしまうのであって、ポリアモリーはただ本命(もしくは好きの度合いがほぼ均衡してる人)が複数いるってことなのかなと。その全員と継続したオープンな関係を築いていこうとしている。不誠実ではないよね。 いや、その場合相手もポリアモリーじゃなければ本命が複数いる時点で不誠実なのか…??ん?? まあ定義とかルールなんてないから、みんな各々の主観でやってるんだろうけど。私はこの恋愛の在り方がいずれはもっと市民権を得られたらいいなと思ってる。 「別に僕は、常に複数人とつきあってたいとかでもないし、恋愛が得意な方でもないです。今の暮らしがわりと好きだったりもします。僕はひとりでそこそこ充実できる。でも、ふとさびしくなるときがある。そのさびしさは、そんなに大きなものではないんです。心が、たとえばこう、スイカくらいの大きさだとすると、今のさびしさはちょうどこのひとさし指くらい。たいしたことないんですよ。でもどうしても目に入っちゃうし、どうしても、ひとりだと埋められない。さびしさの穴はいくつも空いてるんです。別の穴は親指だったり、小指だったり、薬指だったりする。ひとりだけとつきあったら、たとえばひとさし指の穴は埋まっても、親指の穴がどんどん広がっていっちゃうかもしれない。心の大きさを超えて、僕自身を呑み込んでしまうかもしれない。僕は臆病なんです。臆病だから、それぞれの穴を埋めてくれそうな人を見つけると、つい好きになっちゃう。僕は、窪塚さんのことが好きです」
5投稿日: 2022.03.27
powered by ブクログ色々な愛の形があるけど、自分の価値観を押し付けるのはダメだし、相手の価値観に無理に合わせてもダメだと思う_φ(・_・
0投稿日: 2022.03.21
powered by ブクログポリアモリー、初めて知りました。 なんとなく優位に立っていたい人達なのでは、と感じました。 おもしろかったです。
1投稿日: 2022.03.20
powered by ブクログポリの話と聞いて手に取った。ポリが出てくる話だからといって、特別な、モノの恋愛小説とはちがうなにかを期待していた自分に気がついた。 彼らの結論(通過点?)とも通じるけど、同じであり違うのだということを、抱き合わせていつもどこかに置いておいたほうが、わたしに合っているなと思う。
0投稿日: 2022.03.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私は恋愛経験がほとんどないからこそ、この本を読んで良かったと思いました。ポリアモリー、初めて知る言葉でした。ポリアモリーが主題なのかな、と最初は思っていましたが読み進めていくと、登場人物みんなが恋愛という大きな名詞に何か決められたものが見えてしまうことに悩み苦しんだり、思い切る様子が強く伝わりました。もっと何か書きたいことがあると思うのですが、それがどのようなものか、実はそんなものないんじゃないか、いやでも何か、、、となってしまうほど、大前粟生さんの小説は読み手の感情をぐるぐるとかき混ぜていくのが本当に上手なのだと思わせられます、、、すっきりするというよりは新たな考えの紐を引っ張ったら他の糸と絡まって解けない、みたいな、、、この作品は恋愛はこれという自分の中に根付いた要素にもう一度問いかける必要があることを教えてくれます。
1投稿日: 2022.03.13
powered by ブクログポリアモリー、初めて知りました。多様性の社会において、何でもかんでも認められることに違和感を感じていましたが、自分にしっくりくる節があったので、このような恋愛スタイルの概念があることを知り、嬉しくなりました。話の内容的には、主人公の男性の想いがストレートに描かれていて、純粋な恋愛小説でした。私は人間の複雑な思考が、文章で描かれているのが好きだけど、これはさっく書いてあったので、想像を膨らましてもっとゆっくり読んだ方が良いのだろうなと思いました。 好きな人が2人いて、同じくらい好きなんだけど、それを相手が許容してくれるとは思えなくて。。複数の人を愛して愛されたらきっと満たされるんだけど、寂しさは消えるわけではない。何なら一対一の関係よりも永続的ではないから、不安定な心は常にあって寂しさとはずっと一緒にいると思う。 ドラマとかの不倫現場で、どっちも同じくらい好きなんだという言い訳はクソだと思っていたけど、ポリアモリーだと自覚して、恋愛関係を築いていたら、裏切られ•裏切るもなかったかもしれないってこと?
4投稿日: 2022.03.07
powered by ブクログ物語としての結末に100%の納得はできていないし、ポリアモリー当事者として違和もあったけれど、繊細な感情の解像度がとても高かった。あと、主語の移り変わりの境界が曖昧。 あやめの内なる猟奇性や「自由」を問いつづける姿にも物凄く共感できた。リアルに圭吾のような男性を知っているのもあり、まるで自分の物語のようにも思えた。 いまのわたしのさびしさはきっと埋まるものではないし、だからといって一対一の付き合いをまたやることには恐怖もある。だから、ずっと空いたままなんだろうなと思う。それでも時に信じられないくらい満たされる時があって、だから人生はマッチ箱なんだなと。そう思うことにする。そうしてしか自分の恋愛を肯定することができない。 すばらしい作品に出会えた。納得できていなくても、まちがいなくいまわたしはとても満たされている。 ただ好きなだけなのに好きと苦しいが近くにあるのはどうして? 体が触れ合うっていうそれだけで自分のなかにあったなにかが消えてしまった気がする。それがたとえ大事なものだったとしても、このよろこびに敵うわけない。 そのさびしさを選んだんだよ。ちょっとさびしくなったかわりに、それ以上に満たされるようになった、みたいな。
1投稿日: 2022.03.06
powered by ブクログ主人公の圭吾くんの心理描写がかわいい。恋愛の話題や自身の恋愛に対して距離をとってきているからか、控えめで控えめな前半と、あやめさんを好きな気持ちを表現してる後半のコントラストがおもしろい。複数人とオープンな恋愛関係を持つあやめさんの心理描写も描かれており、それぞれの恋愛のかたちを等身大に葛藤している表現があり良い。sexual orientationに関する極端な表現はなく、人を好きになることのピュアな話として描かれている点もリーダビリティ高めな要因だと思う。
0投稿日: 2022.03.06
powered by ブクログこの作品には同性愛や、ポリアモリー、不倫といった様々な恋の形が描かれており、主人公がその関係性について考えていくのを通し、恋愛って何だろうと読者である私自身も考えさせられました。 相手といない時に感じる「寂しさ」も、相手に価値観をわかって欲しいと思うことも、好きだから相手に価値観を合わせなきゃと思うことも、その人がそれで良いと思えるなら、全てが正しい恋愛なのかなぁと思わされました。
0投稿日: 2022.02.27
powered by ブクログ主人公の圭吾は、自分が抱く性欲にも嫉妬にも後ろめたさを感じている。 絶対的に自分が挿れる側、相手が挿れられる側である不均衡。 恋人のあやめはポリアモリーで他にもパートナーがいるが、その事実に向き合うも目を背けるも苦しい。 違う身体・恋愛スタイルをもつ相手と、どうしたら「対等な」恋愛ができるのか。 心の底から相手を尊重できないなんて、それは「本当の」恋愛ではないのでは。 いわゆる恋愛小説って二人の間のすれ違いや距離感の変化、心が重なる瞬間に重きを置いたものが大多数だと思うけど、この小説は違っていて。 ひたすら圭吾が自分自身の心と対峙してる。 こうありたい自分と、それに追いつけない自分。 何をどこまで主張あるいは我慢して、どう折り合いをつけたらいいのか。検討もつかず途方にくれて、だんだんと消耗していく自分。 こう書くと独りよがりな人みたいだけど、決してそうではない。 自分にも相手にも誠実だからこそ、恋愛してる自分をここまでじっと見つめられるんだと思う。 流れ、勢い、フィーリング、そんなものに身を任せてしまう雑さがない。 とはいえ二人のときはひたすらフニャフニャ甘えてて、こちらが気恥ずかしくなるほど。 「あやめさんといると俺はいくらでも気を許して子どものようになってしまう」 変な踊りもふざけ合うノリも、二人きりだととびきり輝いて、特別になる。 大前さんの小説、やっぱり大好きだ。 対社会用に身綺麗にする前の、ねぐせ頭とスウェットのままみたいな人間をそのまま描ききれるところ本当にすごい。 このご時世、先の楽しみなんて奪われ果てたけど、次回作にワクワクする気持ちで一日を繋いでいけるかもしれない。
5投稿日: 2022.02.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
恋愛というのは自分の気持ちを相手に押し付けてしまうことでもあり、あるいは相手の気持ちを求め続けることでもあり。いずれにしてもそこには相手を、そして自分を傷つける要素がつまっている。 大前粟生小説の主人公はいつもそれを恐れている。 相手のことを好きで好きで好きで好きでどうしようもない気持ちを持て余す感じ。それなのに自分へと向けられた他の誰かからの好きには無防備で無頓着。そんなアンバランスさに心をぎゅっとつかまれる。 恋なんて簡単にできる、と思えるのはもしかするとものすごく贅沢なことなのかも。 自分の好きと、誰かの好きが正面から行き来していたら楽なのに、ね。 同じようなカテゴリの中で同じような恋愛に収まっていれば当たり前に成り立つ関係も、同性愛だったり複数愛だったり、そういう「普通」じゃない愛が目の前に差し出されたら戸惑うこともある。 曲がったりゆがんだり、そして一瞬だけ交差したり。誰かのことを丸ごと好きになることって、自分じゃないどこかに向かう好きさえも好きになるって、ほんとうにしんどいよね。 そんなしんどさのなかにある、いくつもの気持ちよさのカケラたち。 全力疾走して転んでケガして痛くて泣いて、でもその痛みさえも愛おしく感じる。 最初から一人だったらさびしさなんて感じない。誰かがそばにいて、そのぬくもりを知ってしまったからさびしくなるんだ。 いろんなものを切って捨ててどんどん小さくなっていく自分を、それでもぎゅっと抱きしめるとき、さびしさからはじまる愛しさが見えるのかもしれない。
8投稿日: 2022.02.18
powered by ブクログ【僕の愛する恋人には、もう一人恋人がいる――新世代の恋愛小説!】“恋がしづらい”この世の中で、きっちり100%、きみのことを好きでいたい――。20代から圧倒的支持を集める俊英、初の長編!
0投稿日: 2022.01.21
powered by ブクログこんなにも異色な恋愛小説は初めてです。圭吾の恋愛相手のあやめさんがポリアモリーだと言う設定にびっくり!ポリアモリー初めて知りました。圭吾のあやめさんに対する恋心が切なすぎます。もう初めての体験あなたもこのすごい恋愛小説を堪能して下さい。
0投稿日: 2022.01.13
