
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
セラフィム 2億6661万3336の翼 急逝した今 敏氏作画、押井 守氏原作と聞いて急ぎ購入しました。1984年から1985年にかけて「アニメージュ」誌上にて大型企画として連載されていたもののようです。 羽が生え死に至る奇病のため、封鎖されたユーラシア大陸。そこに、奇病のキャリアでありながら発病しない少女と三賢人になぞらえた二人と一匹の犬が、奇病の発生源とおぼしきタクラマカンを目指す。 そんな緊迫感あふれる近未来SFの物語です。 史実を元にした、様々な衒学が語られ、中国の秘密結社の争乱に巻き込まれながらも、物語はユーラシア大陸内陸部を目指す・・・ところで未完で終わってしまいました。 ちゃんとチェックしていなかった竹蔵も悪いですが、”あらら・・・”という感じは否めません。最後まで読みたかった。押井さん、映像化して下さいませ。 竹蔵
2投稿日: 2025.04.23
powered by ブクログ「ナウシカ」の連載が終わった「アニメージュン」が押井守を原作に招聘、作画に今敏を据えて初めて大型企画であったにも関わらず、押井守と今敏の関係悪化により未完で終わったしまったSF大作。 謎の疫病「天使病」の蔓延と、それにより大量に発生した難民のよる世界秩序の混乱により、ユーラシア大陸全域が封鎖された近未来の世界を舞台に、WHOより派遣された謎の少女と東方の三博士の名で呼ばれる二人の男と一匹の犬が「天使病」の震源であるタクラマカンを目指すという話。 天使に犬、ポリティカルフィクション要素やミリタリーと押井守の好きそうな要素を全部突っ込んだ内容。面白くない訳がない。 巻末に押井守のインタビューが掲載されてるが、まぁ喧嘩別れもし仕方がないかなという感じ。
0投稿日: 2023.09.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
巻末の押井守の回想が面白い 今ちゃん(と呼ぶ)の死後の一方的な物言いだが 「あなたが一晩で考えたシナリオで俺は2週間も苦労するのか!」あたりの発言には、ある種納得 ディテールが細すぎる、物語が動かない、客(読者)に失礼 など色々ありコンビは空中分解 絵は達者、ストーリーは押井守風で(構想は20巻) 1巻のみで終了。相変わらず犬 天使病、
0投稿日: 2022.10.13
powered by ブクログ(未完の作品なので、万人におすすめできないのが前提です) 押井監督の『天使のたまご』見たときに友人におすすめしてもらって読みました。実際大正解だったので、天使のたまご→本書の順で楽しむのがおすすめです。押井守最大の大風呂敷を展開した本書では、他の映画作品などでも描かれたモチーフやアイデアがちらつくものがあり、同氏の理解が深まります。
0投稿日: 2021.08.15
